「夢」を大人買い
-今月のホビー日記・2026年3月-
3月27日(金)
東京都が廃止された上野動物園モノレールに代わる「新たな乗りもの」の概要を発表した。3輌編成で長さ約21mの車輌が、旧来のモノレールの路線に沿う形で動物園の「東園」と「西園」を結んで敷設される全長340mの路線を走るもの。予想図を見ると新交通システムのような車輌が描かれているが、走行部分はコンクリート路面とゴムタイヤではなく、テーマパークのライド・アトラクションのようなパイプ型の線路の上を各車二軸の車輪で走るもの。ということは、TDRのアトラクションを作った三精テクノロジーズが作るのかな。まあ、ハウステンボスのアトラクションは三菱重工製なので、新交通システムは得意な三菱重工製ということも考えられるが。来年度から工事を開始し、2029年度から運行する予定。
3月26日(木)
JR東日本と日本郵便は、鉄道を利用した郵便物の輸送を実施すると発表。2024年に両社が締結した「社会課題の解決に向けた連携強化」に関する協定に基づくもので、JR東日本の列車荷物輸送サービス「はこビュン」で郵便物の輸送を行う。第一弾として、羽越本線の普通列車を利用し鶴岡-あつみ温泉間での輸送を行う。現在鶴岡郵便局から温海あつみ郵便局へトラックで輸送している郵便物等一日3便のうち1便を置き換える。郵便輸送って、なんか国鉄時代に戻ったみたい。
3月25日(水)
東急電鉄は4月19日に動態保存車8500系8637Fの有料乗車・撮影イベントを長津田検車区で開催すると発表。8500系最後の同編成は4輌化して動態保存し、本線上の運転も可能だが、今回はまず検車区構内限定での乗車・撮影イベントからの登場となった。2時間のメニューで当日は3回にわけて実施。各車輌ごとにプランが異なり分かれており、「8637号車(1号車)乗車プラン」は1万5,000円で「8697号車(2号車)乗車プラン」は1万2,000円。これらはM車なのでモーター音を楽しむ。8980号車(3号車)乗車プラン」は8,500円でT車なので純粋に乗車を楽しむ。「8537号車(4号車)乗車プラン」はオリジナルNゲージ車輌と限定撮影会・運転台乗車がついた特別プランで4万5,000円とのこと。それぞれ各部あたり25〜30名の募集なので、これ相当にいい儲けだな。
3月24日(火)
本日JR東日本は、2022年の豪雨被害により運休していた津軽線の三厩-新中小国信号場間の鉄道事業廃止を国土交通大臣に届出した。これによりこの区間は2027年4月を以て正式に廃止となる。また蟹田-新中小国信号場間は貨物線となり、定期旅客列車の通らなくなる中小国駅も廃止される。休止中の現在は、JRの代行バスと今別町および外ヶ浜町の町営バスが運行されているが、正式に代替手段の担い手を設立する運びになっている。鉄道事業廃止の届出は3月9日に久留里線の久留里-上総亀山間に続くもの。山手線に乗っていると、新大久保のあたりで西武新宿線の「茶車」とすれ違う。こいつも結構良く出会うな。備忘録として。
3月23日(月)
本日よりJR東日本の「荷物専用新幹線」が、盛岡12時8分発の上り「やまびこ56号」に連結され運行開始。山形新幹線「つばさ」などで活躍したE3系3000番台を改造した7輌編成で、先頭車がE371-1というように全て70番台の新形式となった。積載量は最大17.4トンで、荷物は専用のコンテナ台車に積載して搭載する。積み下ろしは車両センターの専用ホームで行い、無人搬送車を利用してトラックに積替える。この日運んだ荷物は約800箱分。車内電源を活用した冷蔵機器もあり、生鮮食品の輸送が可能なため、初日も岩手県産の生きたホタテが運ばれた。当面、荷役ののち、「荷物専用新幹線」は那須塩原行きの下り「なすの273号」で仙台の新幹線総合車両センターに回送された。盛岡-東京間での平日の運行を行うが、今後は、下り列車での荷物営業や、仙台や新潟からの輸送も視野に入れているという。
3月22日(日)
第10回池袋鉄道模型芸術祭も本日は2日目。本日も春らしいいい天気。朝方はいつもの日曜よりも少しまばらな感じもあったが、午後からは客足も伸びて盛況。両日で1652人と、新記録だった前回には及ばないもののまずますの動員だった。午後後半からは事務局作業も一段落したので、参加している「HOJC」と「我らが愛しき日本の蒸機」のブースに参加し、会員やお客さんと会話もできた。写真はぼくが持って行った、ガラスケース内の乗工社ベースのD51北海道型と、金子さんの製品化する扇形庫のところの16番C623号機。来年も3月第三週末に第11回を実施する予定です。ご期待ください。
3月21日(土)
いよいよ第10回池袋鉄道模型芸術祭の開幕。昨日の雨はすっかり上がり晴れ渡った青空。10回と回を重ねレギュラー出展者も多くなると、準備や対応も手際良く特にトラブルもなくお客様を迎えられる。天気のせいか、土曜日の午前中から出足がいい。昭和鉄道高校が出展を辞めて以来、ギャラリー1の顔とも言える大型展示が無くなってしまったのを、ノーブルジョーカーの藤井さんの軽井沢レイアウトが見事に埋めてくれた感じで会場も引き締まっている。ロワー広場も、雪奈会の16番とJ-TRAKのNとのダブル運転会となり、通りすがりの人々にもアピール力は充分。いつも会場運営を手伝ってもらっている昭和鉄道高校ボランティア部の皆さんも、ちょっと応募状況が良くなかったが、会員ボランティアにも頑張ってもらってなんとか滞りなく運営できた。まあ、いい感じで1日目を終われたかな。
3月20日(金)
「第10回池袋鉄道模型芸術祭」の設営日。本日は雨で寒いが、明日からの本番は晴れて暖かくなるというので、これは動員も期待できる。さすがに皆さん出展にも慣れてきたようで、準備も滞りなく順調に進んだ。まあ、些細なトラブルは起こったが、これはイベントにはつきもの。明日からの皆様のご来場を出展者一同、心よりお待ちしています。
3月19日(木)
本日よりJR東海がインバウンド専用特別列車の運行を開始し、記念セレモニーが開催された。これは訪日外国人観光客向けのJR東海とJTBグローバルマーケティング&トラベルの共同ツアー企画で、東海道本線の三島から身延線の富士宮まで直通する富士山をテーマとした観光列車。富士宮から三島まで白糸の滝などの観光地を巡るバスと組み合わせ、周遊観光ツアーを構成する。車内は葛飾北斎の富嶽三十六景の世界を表現した美術館列車とし、英語でのガイドや富士山の名勝地での徐行運転なども行う。ツアーは今年12月22日まで毎週火・木・土曜日に実施される。
3月18日(水)
JR東日本は、羽越線の新潟-酒田間で2019年から運行しているHB-E300系ハイブリッド観光列車「海里」を使用した臨時夜行列車「ムーンライト海里」を5月に運行する。これは、7月からの「山形庄内夏の観光キャンペーン」の一環として観光列車「海里」の展示を上野駅13番ホームで開催するための送り込み列車と返却列車を、回送ではなく旅行商品として販売する営業列車として運行するもの。「海里」編成が首都圏への乗入れは初めて。上りは5月15~16日に上りの新潟発、5月16~17日に下りの上野発が運行される。料金は夜食付きで29000円〜40000円。5月16日の「海里」展示イベントは、1時間毎の3部制で行われ、各車輌毎にキッズイベントやグルメイベントが実施される。しかし、稼ぎまくりだわなあ。
3月17日(火)
ということでひとまず完成なので、カタログ用の形式写真を撮影。形式写真は彩光の関係でジオラマを撮る部屋とは違う部屋で行っている。全体に光が広がるように、窓が透明なガラスではない部屋を使って撮影する。ということでこれにて一丁上がり。今年の芸術祭はこれで行きます。名もなき労働者という感じで北海道型のD51標準型は、9600形式とならんでほんとに道内どこにいってもウジャウジャいたんで、たくさんいて欲しいのだが、これで2輌目。もう一つジャンクをキープしてあるのでそれも再生すれば3輌。北海道型は一次型が2輌、戦時型が2輌、標準型はあとギースル付きがいるので、バランスとしてはいい感じになるかな。
3月16日(月)
昨日買ってきた「架線注意」や「ゼブラ板」など最後に飾りパーツを取り付け、下回りにネオリューブを塗って、北海道型D51はこれでひとまず完成としよう。芸術祭の前の日とかまで焦っていた回もあったが、今年はそもそも1月2月が忙しかったので、計画的にこなすべく余裕を持って手がつけられたのが良かったといえようか。芸術祭は出展者よりも運営側の方が忙しいので、直前に時間が持てるというのは非常に助かるところだ。
3月15日(日)
ModelsIMONのWebをチェックすると、「架線注意(大)」の在庫が復活。これは蒸機の正面を締める上では欠かせないパーツなのだが、このところ欠品になっていた。このタイミングは天恵なので、早速買いに行く。まあ、完成品の製品を作っている限り必要なパーツなので再生産はしてくれるとは思っていたが、このタイミングは鉄芸祭には助かる。良かった、ホっと。
3月14日(土)
本日は下板橋FABの最終営業日ということで、閉店後なじみのお客さんが集まってさよならパーティー。開店以来23年ということで、ちょうど開店時がぼくが12mmを始めた少し後ぐらいということもあり、開店時からの長い付き合いになっている。最初の頃は固定レイアウトを建設中で、ひとまずエンドレスは走るようになったので、車輌を持って行って走らせたりしたのも懐かしい思い出だ。2005年7月には走行中に震度5の地震があり、意外にも脱線せず安定していた(もちろん停止はさせたけど)なんて経験もあった。ということで、最後まで残ったのはやはりこういう面子ですな。オープン時期は未定だが、新店舗は中野の鍋屋横丁になるという。ぼく的には少し行きやすいかな。で、往きは副都心線だったけど、またまた「白車」。引きが強い。備忘録として。
3月13日(金)
13日の金曜日。JR東日本の値上げ前夜。国鉄時代末期は値上げに次ぐ値上げで、関連する料金表などの書き換えでてんやわんや。そのコストがさらに赤字を増やすんじゃないかという感じさえしたが、今は基本的には圧倒的にICカード乗車の人が多いので、コンピュータの中のデータを書き換えればかなりの部分が澄んでしまう。まあ券売機も料金表もあるにはあるが、駅に小さいのが一箇所みたいになっているので、それほど大掛かりではない。そもそもICカードで乗っている人の多くは、今いくら引き去られたのかも意識してないだろうし。
3月12日(木)
西武鉄道が昨年実施した東村山駅付近の新宿線下り線の高架化の効果に関するデータを発表した。これによると高架化直前の2025年6月と高架化後の2025年9月の1日当たり踏切遮断時間は8時間18分から5時間43分へと、約3割減少した。また府中街道における平日1日の最大渋滞長も、南行きが700mから250mに、北行きが530mから200mに、それぞれ大幅に短縮された。これにより東村山駅を通過する通行の所要時間も3割程度短縮されたとのこと。長時間の踏切閉鎖は、上下線の列車が交互にやってくるために引き起こされることがおおいだけに、下り線だけの立体化でも充分に効果が発揮されるということだ。
3月11日(水)
京成から芝山鉄道にリース中の3500形4連の3540Fはリースバックして廃車になるということで、すでにさよなら表示を掲出して走行している。その後釜が何になるか話題になっていたが、3600形最後の4連であるターボ君こと3668Fの帯が緑に変更されたのが目撃されている。どうやら3600形がリースになるようだ。しかし3600形自体も風前の灯であり、芝山鉄道も一旦送り込まれたら生きては帰れない姥捨山状態だな。国鉄時代の吉松機関区みたい。
3月10日(火)
2014年12月に発行され、1万5千枚限定の予定が結果的に427万枚発行と空前のブームを巻き起こした「東京駅開業100周年記念Suica」が、未使用の場合この3月31日をもって失効するためパブリシティーキャンペンを展開している。発行された約427万枚のうち、約6割にあたる約250万枚近くが未利用のままという。そもそも記念Suicaでコレクションのために購入されたものだけに未使用率が高いのは当然だが、その実数が公表されるのは珍しい。発行時の販売価格は1枚2,000円だったため、JR東日本の手元には50億円の預かり金があるわけだが、これを利益に算入できてしまう。まあこれは例外的な大ヒットとしても、記念切符がやめられないわけだな。
3月9日(月)
相模鉄道が新型車輌13000系を報道関係に記者発表。JR乗入れ用の12000系、東急乗入れ用の20000系に続く、ネイビーブルーに身を包んだ総合車両製サステナ車輌の第三弾。走行系等は共通だが、乗入れ用の保安装置がない関係か12000系に比べると運転台が小さく、先頭車の定員が若干多いのが特徴。乗入れ車の方が製造コストがかかるので所定本数にとどめ、老朽化した車輌を置き換える相鉄線内専用車輌をわざわざ作ったという感じだな。このあたりは相互乗入れ経験の浅い相鉄らしい対応ともいえる。
3月8日(日)
この週末は各地で鉄道車輌の有料撮影会が開かれていた。天気にも恵まれご同慶の至りだが、なんか最近では鉄道車輌の写真は有料の撮影会で形式写真的な構図で撮るもの、というのが基本になってしまったような感じ。まあ、東京パフォーマンスドールズがビジネスモデルを作って以来、アイドル業界では「有料の推し交流イベント」が稼ぎの基本となり、それが進化してデカくなったのはAKS系だし、縮小均衡を図ったのが地下アイドルだしというように、「推しには金を払って会いに行く」というのが今世紀の常識になっているからなあ。それにしても、小田急3000形EXE未更新車の撮影会とか、秩父鉄道の5000系都営風撮影会とか、大物というより地下アイドルイベントっぽいのが多かったなあ。まあそれでも喜んで金払ってくれるんなら、それはそれでコンテンツビジネスとしてはアリではあるんだが。蒸機時代の昭和の鉄道ファンとしてはちょっと複雑な思いもあるが。
3月7日(土)
今日は先週に続き松・謙さんのD&GRNクレメンタイン支線の整備工事。今回もポイントマシンの取付が中心だが、本日は若手の濱田氏が助っ人で来てくれるので心強い。一箇所、梁の構造上マシンをオフセットして付けなくてはいけないところがあり、そこの処理にはかなり難儀した(結局、トータスのオフセット用のテコが必要という結論)。とはいえ手数が多いと作業が進む。ひとまず、仮配線ながら2列車を中間駅で交換しながら運転できるようにはなったので、タイムスケジュール的には予定をこなせた感じ。本来、トータスって取り付けやすいのも魅力だったけど、そもそもトータスがなかった50年前に作ったレイアウトにレトロフィットというのは、それなりに悩ましいところも出てくるなあ。
3月6日(金)
JR東日本の喜勢社長はメディアのインタビューの中で、昨年3月に導入した中央線快速・青梅線のグリーン車の利用状況に言及。年間80億円の営業収入目標は、導入から1年で達成する見通しを示した。導入直後は利用が伸び悩んだが、半年以上が経過した秋口からは利便性が浸透して利用が伸び出し、平日のラッシュ時にはグリーン車が満席になることが多くなってきているとのこと。3月からの値上げ対策としては、利便性を高めることと、より割安な「オフピーク定期券」の導入を検討しているという。
3月5日(木)
というわけで、ウェザリングやメイキャップはまだ残っているものの、ひとまずカタチになったので記念撮影。公式の形式写真は完全にもう一手間・二手間掛けてからまたじっくり撮るとして、まずは速報で。芸術祭まで約3週間を残してある程度のところまでまとまったのは、ここ数回の中では早い方だな。塗装で予定と天気がピタりとはまったのが助かった。雨と強風の間の穏やかな晴れだったもんな。石炭はちょっとデフォルメし過ぎかもしれないけど、どうせ載っけてあるだけなのでもうちょっと低いのにも変えられるし、まあネタということで。そういえば「無限」プレートのハチロクも、鬼滅ブームの時に出したし。
3月4日(水)
ちょっと時間ができたので、ひとまず北海道形D51を組み立ててみる。乗工社のD51はけっこうギリギリのところが多いので、ジャンク再生時の修正のための曲げ方とか次第でかなり組みにくくなったりすることもある。多少難儀したところもあるが、ひとまずは組めて動いたのでワンステップ終了でいいか。あとはウェザリングやメイクアップの部分で、製作部分は今回はこれまで。まあ、あとは時間の余裕もあるし、楽しみながらやりましょうか。
3月3日(火)
学芸大学に用事があり、晴れなら歩くところだがあいにく寒い雨なので、渋谷経由で電車で行く。往きに東横線に乗ると「白車」がやってきた。用事を済ませて帰りは今度は「緑車」に出会う。これはラッキーで引きが強い。月初めからダブルで出くわすというのはなかなか強運。なんか気分いいな。備忘録として。
3月2日(月)
今月分の「記憶の中の鉄道風景」のコンテンツの作成。今回もまたPhotoshopのAIカラー化のニューロフィルターのプラグインを利用した「蒸気機関車時代の昭和の鉄道写真をカラー化してみた」シリーズの続き。ネタもここのところ半年以上も続いている苗穂機関区で撮影したカットで、これで7回目。まあその日は午前中~昼で旭川機関区と宗谷本線の列車を撮り、午後になってから移動して苗穂入り。夜は札幌の親戚に寿司を驕ってもらったので、いたのはせいぜい2時間程度。それでこれだけカット数を撮れるというのは、それだけ出入りが激しく、いろいろなカマがやってきたということだろう。AI君もかなり安定してきたので、出来上がってきた絵を充分に楽しめるようになった。まあ進歩がスゴいからなあ。
3月1日(日)
今日から3月。昨日今日と春めいた日が続く。さて、北海道の国鉄蒸機といえば、車両限界に抵触してしまうのではないかというくらいうず高く積まれたテンダの石炭。いままでは、かなり消費した後の状態ということで極端な盛り上げはしていなかったのだが、苗穂機関区で撮影した写真のAIカラー化をやっているうちにその状態のも欲しくなった。しかし通常のように模型用石炭を積んでいったのではあそこまで盛り上げられず、その前に平板に崩れてしまう。ということで、発泡スチロールで「そのカタチ」の芯を作り、そこに石炭を貼り付けることにした。それにしても一気には貼り付けられないので、少しづつ乾いては貼り乾いては貼りの繰り返し。多分この方法が結果的には一番手堅く容易いのだろう。
(c)2026 FUJII Yoshihiko よろず表現屋
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