「核酸」の基礎知識

1.老化は何故起こるの?
2.DNAの働き
3.DNAのコピーミスは何故おこるのか?
4.悪玉酸素からDNAを守ってくれるもの。
5.傷ついたDNAを修復します。
6.核酸を身体にふんだんにいきわたらせる。
7.DNA・RNAの六つの働き
8.核酸サプリメントQ&A

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1.老化は何故おこるの?

あなたには、はっきり自覚できる老化現象がありますか?
もし、あなたの身体に1ヶ所でも老化現象が(それが肌か、頭髪か、生活習慣病かを問わずに)あるならば、それがいずれ他の部分に広がっていくのも時間の問題かもしれません。 また既にいろいろな現象が一緒に身体のあちらこちらに現われている人もあるでしょう。

身体に現われるいくつもの老化現象はひとつにつながっているのかも知れません。その根本の部分の活性を保っておけば、老化現象は現われてこないのかも知れないのです。その根本を支配しているものの一つが核酸なのです。

1953年に20世紀最大の発見と言ってもいいほどの重大な発見がされました。それはワトソンとクリックという二人の学者が、細胞の中の核酸(DNA)の分子構造を明らかにしたのです。 二人はこの功績で論文発表後わずか9年という驚くべき早さで1963年にノーベル賞を受賞しています。 最近の遺伝子工学や遺伝子治療の素晴らしい発展は全てこの素晴らしい発見が基になっているのです。

核酸は、あらゆる生物の細胞の中にあって、遺伝子の本体として、細胞の分裂、成長、エネルギー生産のいっさいをコントロールし、生命の誕生から老化、死滅までを支配しているのです。核酸は私たちの生命の根源物質と言えるかもしれません。

核酸(DNA/RNA)ってな〜に?

私たちの身体が沢山の細胞(60兆個以上といわれています)で出来ていることはあなたもご存知でしょう? 皮膚、筋肉、内臓、脳、髪、歯、爪、これらはすべて細胞の集まりです。皮膚は柔らかく、爪は固い、というように細胞の性質は組織に応じていろいろなものがありますが、細胞である事は同じです。ですから、私たちが老化するというのは、実は細胞が老化するから、ということはご存知だと思いますがでは細胞の老化とはどういうことなのでしょうか???

それを理解してもらうまえに、私たちの身体の成り立ちを見てみましょう。

私たちの生命の始まりは、たったひとつの細胞(受精卵)です。生物学的に身体の成長が終わる20歳頃までに、ひとつだった細胞が60兆をこえる数の細胞に分裂増殖するわけですが、生命の営みはものすごいものだと思いませんか?

DNA(核酸)がこのような細胞の分裂 ,分化をコントロールしています。具体的にはDNA(デオキシリボ核酸)の設計図に基づいてRNA(リボ核酸)がアミノ酸(タンパク質)を生成している、というわけです。これらの核酸が私たちの身体の誕生から成長、老化、死までを支配しているのです。
このDNAは人間ばかりでなく、牛やネズミ、魚、昆虫、微生物にいたるまで、つまり地球上に住む135万種のすべての細胞に含まれているもっとも重要なものなのです。

2.DNAの働き

老化現象とDNAの重要な関連は、DNAの果たす役割をお話しすれば誰にも容易に理解いただけると思います。

@あなたのDNAは遺伝子情報を正しくコピーしていますか?

すべての生物は、成長過程において細胞を次から次ぎに分裂させて身体をつくります。 身体が完成すると今度は、古くなった細胞を新しいものと交換する作業(新陳代謝です)を続けて行きます。DNAは、細胞分裂するにあたって、自分のコピーDNAを新しい細胞の中につくり、その指示によって新しい細胞も古い細胞とまったく同じ細胞になるのです。 では、コピーエラーが起きたらどうなるのでしょうか?

不完全なDNAを持った細胞は、不幸にして悪性腫瘍のように目立ったかたちであらわれることもありますが、それよりも漠然とした機能低下、皮膚や毛髪の老化、肝臓、心臓の衰えという形で現われる事の方がずっと多いのです。

AあなたのDNA・RNAはタンパク質(身体)を正しくつくっていますか?

心臓、血液、皮膚をはじめとして、身体の主成分はタンパク質です。また、生体内でおこるいろいろな化学反応に関与している酵素もタンパク質で出来ています。 これらのタンパク質は、すべての遺伝子情報がインプットされているDNAの設計図によって、RNAがアミノ酸を組合わせることによってつくられます。 ところが、そのアミノ酸の組合わせがひとつでも違ったものになると、不完全なタンパク質となって本来の機能が働くなったり、正常な生体内での化学反応ができなくなってしまいます。その結果、血液や皮膚、毛髪、内臓、などの細胞が正しくつくられず、老化現象や生活習慣病の原因となってしまうのです。

3.コピーミスは何故起きるのでしょうか?

普通のコピーを例にとって考えて見ましょう。コピーが奇麗に出来ないのは、

  1. 原稿が奇麗でない、つまり元になるDNAが完全ではない
  2. コピー機の中のインクや紙が足りない、つまり細胞の中の核酸原料が充分に無い 場合です。

あなたのDNAはいつも汚され傷つけられている。

老化現象や生活習慣病などの病気はすべて、遺伝子の「情報ミス」から生まれることがわかってきています。現在、最も恐ろしい病気であるガンも遺伝子の狂いから生じます。 がん遺伝子(これが傷つくとガンが発生する遺伝子)は1976年にアメリカのパーマスとビショップによって初めて発見され、やはりノーベル賞を受賞しています。ガン遺伝子はこのあと次々に発見され、現在では150以上も発見されています。また、高血圧や糖尿病などを発症させる遺伝子なども続々と発見されています。 細胞が常に正常な細胞を生み出していれば、私たちはほとんど病気にならない(感染症は別ですが)と言っても良いのでしょう。では、どのようなものが遺伝子を傷つけるのでしょうか?これには実に沢山の原因があります。 私たちは普通に生きているだけでも、常に遺伝子損傷の危険にさらされていると言っても過言ではないのです。

この遺伝子を損傷させる原因のひとつに「ウィルス」があります。「ウィルス」は自分では増殖できないので他の生物の細胞に入り込んでその細胞のDNAを利用して増殖します。つまり他の生物のDNAを都合の良いように勝手に書き換えて(傷つけて)しまうのです。たとえば肝臓に入り込めば肝炎が起きますし、エイズをおこすウィルスは免疫細胞に入り込んで免疫機能を破壊してしまうのです。

ところがこの「ウィルス」よりもさらに遺伝子を損傷させるものがあるのです。それは「酸素」なのです。
人は酸素なしで生きていく事はできません。私達の身体は、食べ物をエネルギーに変えるために酸素を使っています。 ところがこの過程で、どうしても酸化力の非常に強い「活性酸素」を生み出してしまうのです。

この活性酸素、別名「悪玉酸素」とも呼ばれ、これこそが遺伝子を傷つける主な犯人なのです。活性酸素は、遺伝子DNAを傷つけるのはもとより、生体内の重要物質にも悪影響を与えます。特に脂質を酸化させ、これが動脈硬化をはじめとする生活習慣病を引き起こす元ともなるのです。また、老化を引き起こすのも活性酸素の影響です。

4.悪玉酸素からDNAを守ってくれるもの

ふつうに生活しているだけで活性酸素が発生してしまうのですから、私たちはみんな病気になってしまいそうなものですが、実際にはそう簡単に病気にはなりません。
それは、私達の身体には、これらの活性酸素から自分を守る仕組みも備わっているからです。それが抗酸化酵素抗酸化物質です。
抗酸化酵素の中で最も重要な酵素が「スーパーオキサイドディムスターゼ」、略してSODと呼ばれるものです。最近よくマスコミに取り上げられていますので、一度は読んだり聞いたりしたことがあると思いますが如何でしょうか? SODは私たちの60兆個の細胞すべてに存在しています。 「長寿の人ほど体内のSOD量が多い」という事が最近の研究でわかってきて、栄養補助食品としても販売されています。

ところが、活性酸素を解毒するために、SODが万能というわけではありません。活性酸素にはSODでは処理できない強力なものがあるからです。こうしたものからDNAを守るのが抗酸化物質です。

ビタミンE、ベータカロチン、ビタミンCなどがそれです。
最近注目されているものに核酸
(及びその関連物質の尿酸)があります。尿酸は、唾液や胃腸などの消化器官の中に多く存在しています。

「核酸」関連物質の抗酸化力
アデニン:0.366
グアノシン:0.216
キサンチン:0.204
ヒポキサンチン:0.240
ウラシル:0.243
オロチン酸:0.350
ビタミンE 0.325
尿酸:0.200、RNA:0.278
(値が小さいほど抗酸化力は大きいので、抗酸化栄養素としておなじみのビタミンE よりも抗酸化力が強いことがおわかりいただけると思います。)

5.傷ついたDNAを修復します。

健康を保つためには、@悪玉酸素を発生させないようにして、A悪玉酸素からDNAを守ってくれる物質を多くとる、ことが大切ということになります。

しかしこれだけでも完璧ではないのです。

DNAはそれでも傷つきます。活性酸素は強力なのです。例えば、夏の紫外線の強い浜辺で数時間、日光浴をするだけでも細胞1個あたり約1000万個の遺伝子が傷つくと言われています。しかし、人間の体は素晴らしいもので、傷ついたDNAを修復する能力をもっているのです。DNAが傷ついても、すぐ修復してしまえば、我々は病気にならないということになります。

DNAの修復機能はつい最近(1994)にそのメカニズムが明らかにされたばかりですが、ノーべル賞が有力といわれています。

ところが、この遺伝子(DNA)を修理する力は年と共に衰えていきます。ボケ(認知症)などもそのせいで起こると言われてもいます。また逆に、年をとってもいつまでも若々しい人は、遺伝子(DNA)の修復能力が高いということになります。では、どうしたら遺伝子の修復能力が高まるのでしょうか?そのカギを握るものが「核酸」なのです。

6.核酸を身体にふんだんにいきわたらせる。

「核酸」は肝臓でアミノ酸などから合成する方法(デノボ合成といいます) と、食物からとった「核酸」を各細胞で再利用する方法(サルベージ合成といいます)があります。

従来の栄養学はこのデノボ合成による「核酸」の体内生産に注目して、「核酸」は体内で生産されるのであえて摂取する必要は無い、と位置づけてきました。 ところが、肝機能は年齢とともに衰えていきます。特に20歳を過ぎる頃から、デノボ合成力は急激に低下するので、体内に蓄えられている「核酸」の量は慢性的に不足する状態になります。

細胞も老化していますから新陳代謝も悪くなり、遺伝子(DNA)の修復能力も弱くなります。一般的にいえば、一日に必要な核酸量は2g〜といわれています。通常の食事から1gの「核酸」が摂取できるといわれていますので、単純にいえばその差を補給してあげればいいわけです。従って、高核酸食の人や若年者は0.5低核酸食の人や高齢者は15程度が補給量の目安になります。


7.DNA・RNAの六つの働き

新陳代謝を活発にし、遺伝子(DNA)を修復する「核酸」は、様々な改善をもたらすことが研究で明らかにされています。(働きには個人差があります。)
@新陳代謝の促進に

成人してからは増殖しないといわれている脳神経細胞などを除いて、ほとんどの細胞は平均120〜200日で入れ替わります(新陳代謝です)。 ところが場所によってはもっと早いサイクルで新陳代謝がおこなわれています。

皮膚は20日間、精子は3〜10日間で生まれ変わりますし、毛髪は毎日50〜60本が生え変わり、小腸では毎日30gの細胞が新たに生まれ変わります。 ということは、「核酸」を補給し始めると、効果が早く現われるのもこうした場所ということになります。事実、「核酸」を補給した人の間からは「肌にハリとツヤが戻った」「白髪が少なくなった」「青春が甦った」といった体験談が多く寄せられます。

A血流を良くし、冷え性・血流に。

これらの症状は血流障害と非常に密接な関係にあると言えます。DNAやRNAの「核酸」を構成する成分のひとつアデノシンには、強力な末梢血管拡張作用があるので血流が増加する のです。またアデノシンの働きで胃腸の血流量も増加するので、消化力もアップも期待できます。

B抗酸化作用で加齢や生活習慣病に。

「核酸」には、活性酸素による酸化を防ぐ働きがあるのです。

C脂質の吸収を遅くしてダイエットに。

「核酸」は新陳代謝を促進します。これは体内のエネルギー代謝(カロリー消費)を促し、必然的にダイエットにつながります。また、これは細胞レベルのことなので、「核酸」をとる以外にダイエットのために何かを行なう必要もないわけです。さらに、Aでも触れたアデノシンには糖の分解を遅らせる働きが、プロタミンというタンパク質(サケの白子エキスを原料とする核酸食品に含まれています)には脂肪の吸収を遅らせる働きがそれぞれありますので、これらの相乗効果でダイエットに好都合なのです。

D認知症に。

RNAはDNAと協力してタンパク質を合成していますが、実は脳細胞の働きを活発にする働きをもっているのです。脳細胞は他の細胞と違って細胞分裂はしません。(最近の研究では一部分裂する脳細胞もあるといわれています。) 従ってDNAを必要としないわけですが、その代わりにRNAが脳細胞の活性を高めているのです。

「核酸」の持つ抗酸化作用と末梢血管拡張作用は認知症の防止に役立ちます。認知症にはアルツハイマー型と脳血管性のものがあります。アルツハイマー型は活性酸素が関与していることがわかってきました。脳内の脂質が異常に酸化結果できるリボフスチンいう物質が脳内に蓄積されることが原因とみられています。リボフスチンが溜まると記憶力が弱まることが研究で確認されています。

いっぽう脳血管性の痴呆症は脳の血流が悪くなる文字通り「血の巡りが悪くなった」状態です。「核酸」成分のアデノシンは末梢血管を拡張して血流を良くしますから、このタイプの痴呆症にも効果的なのです。

E感染症に。
世界保健機構(WHO)の年次報告によれば感染症による死亡者は世界中で2000万人に達し、アメリカではがんを抜いて死亡率第2位(1位:心臓病、3位:がん)に達しています。 感染症は抗生物質で治るはずですが、耐性菌の出現と最近のO−157のように菌が死ぬ時に「毒素」をだすために安易に薬を使えない状況になっています。

つまり、感染症から自分と家族を守る最大で最後の武器は、抗生物質や化学物質の過剰使用を避け、免疫力の強い身体を作ることにあります。

「核酸」は免疫抗体やT細胞の増殖活性を高め、さらに「核酸」補助食品のサケの白子エキスに含まれるプロタミンが免疫力を高めるアルギニンを多量に含むため、感染症予防として効果的なのです。



「核酸」サプリメントQ&A 
(働きには個人差があります。)

Q1 「核酸」は薬ではないのですか?

 「核酸」は薬ではありません。栄養補助食品(サプリメント)です。

「核酸」は薬ではありません。海外では「核酸」が医薬品として認可されている国もあります。フランスでは経口薬として貧血、神経症、代謝異常など様々な症状の治療に使われています。中国でもサケの白子をから精製したDNA−Naという物質を経口薬や注射薬として使用しています。日本でも手術後の免疫力の低下を防ぎ、治療を早めるための薬として、DNAやRNAの分解物を医薬品として実用化しようとする動きがあります。

なお、RNAの原料であるビール酵母自体は日本でも昔から医薬品として認可されています。ビール酵母には、RNAだけではなく、蛋白質、ビタミン、ミネラル、多糖体ホップ成分などの各種の体に良い成分が含まれています。

Q2 「核酸」は薬や他の健康食品(サプリメント)と一緒にとっていいのですか?

 薬や他の健康食品(サプリメント)と併用しても問題はありません。

「核酸」は一般食品中に含まれる成分であり、「核酸」と併用してはいけない薬などは、これまでのところありません。ただし、病気にかかっている人で、薬と「核酸」を併用したいという場合には、慎重に摂取したほうが良いこともありますので、お医者さんや「核酸」サプリメントの販売元に問い合わせてください。

Q3 「核酸」で若やぐのですか?

「あの人は老けてみえるね〜」「お若いですね〜、とても60才にはみえませんね。」などとよくいいます。こうした印象はどこからくるのでしょうか? 行動の機敏さと外見の印象から来るのだと思いますが如何でしょか? 特に肌は人の年齢を推定する決め手となる事が多いものです。肌に張りがあって美しければ若く見えます。女優さんなどいつまでも若々しく見える人は、この肌が美しいからでしょう。

肌は新陳代謝が非常に早いですから、「核酸」が不足すると肌の新陳代謝が遅れてしまうのです。また、肌を美しく保つ物質としてお馴染みのコラーゲン(コラーゲンの基礎知識へ)やエラスチンなどの合成にもDNAやRNAが深く関っているわけです。「核酸」と肌の密接な関係をおわかりいただけると思います。この特性を生かして、「核酸」を配合した化粧品も販売されています。

Q4 「核酸」をとると記憶力がよくなる聞きましたが?

 人間の脳にはRNAが深く関与しており、脳内のRNAが不足すると記憶が正常に働かないことが確認されています。

ネズミに、脳内でのRNA合成を阻害する薬剤を与えたところ、一見何の異常も無いようなのですが、その5時間後にはその時の学習内容を忘れてしまったという実験が報告されています。脳内でRNAが不足すると、短期間の記憶は大丈夫なのですが、長時間、記憶を維持する事が出来なくなるのです。さらに記憶だけではなく、RNAは思い出すということにも深くかかわっています。

Q5 「核酸」には副作用がないのですか?

 心配はありませんが好転反応が出ることがあります。

「核酸」はもともと体内で合成され、食物の中にも含まれているものですから、基本的には安心してとっていい栄養素です。しかも、現代人である私達は、「核酸」の摂取不足の状態にあってさまざまな健康面での障害を起こしていますので、積極的に取るべきものであると言ってもよろしいかと思います。

ただし、「好転反応」が出ることがあります。体内で「核酸」が不足していた人が、急に「核酸」を補給したことにより、一時的にさまざまな症状がでるものです。「核酸」の不足の度合がひどかった人や、解毒・排泄能力が低下して体内に老廃物をため込んでいた人に起きやすいようです。通常であれば、「核酸」をとりつづけることによって症状が消え、健康になっていきますから心配はいりません。心配であれば核酸を摂る量をしばらく半分にして様子を見て、症状が無くなるようであれば「好転反応」と考えられますので徐々に量を増やしていってください。症状が無くならないようであれば残念ながら身体に合わないとも考えられますので、核酸をとるのをおやめになった方が良いと考えられます。

好転反応の例

@おなかがはる、おならがでる。

A下痢:「核酸」をとって腸の運動が活発になったことによる反応です。

B眠気:自然治癒力が徐々に改善されてきたことによる反応です。

C血圧が上がる:動脈硬化と貧血の両方の症状があるとこういう反応が出ることがあり ます。 「核酸」によって増えた血液の量が、動脈硬化など血管が細いとうまく流れずこういう反応となって出ることがあります。「核酸」による動脈硬化の改善に伴って症状はなくなりますが、血圧が上がっているのは事実ですからその期間中は健康管理にお気をつけください。。

D乳房や睾丸が張る: 「核酸」によって組織の活力が上がったことによる反応です。

E湿疹や肌のかさかさ

Fアレルギー:アレルギー体質の人の中に、まれに「核酸」をとると一時症状の悪化する人がいます。「核酸」ははじめヒスタミンの分泌を促しますが、体が慣れるにしたがってヒスタミンが分泌しにくくなる為です。ウソのように症状が軽快しますが、それまでは様子を見ながら量をコントロールしていけばいいのです。いずれにしても核酸に限らず、新しい健康食品などをとるときには、アレルギー体質の方は勿論ですが普通の方でも、メーカーの言う所要量の半分程度から摂り始め、様子を見ながら徐々に量を増やしていくことをお勧めします。

Q6 「核酸」をとると痛風になると聞きましたが心配ありませんか?

 心配はありません。

痛風研究の第一人者である、聖マリアンナ医科大学難病治療研究センターの西岡教授が「食肉フォーラム」で発表した「痛風、リウマチ性疾患と栄養」の関連部分を転載しています。 「高尿酸血症の原因としては、以前は肉類、卵類、トロ、イクラなどの魚介類が疑われて、これらプリン体含有食品の摂取制限、野菜類の推奨という食事指導が最近まで無反省に行われていた。しかし高尿酸血症の原因に食事は一切関係ないというのが、われわれ痛風研究者の最近の結論である。痛風の食事指導で指摘されていた食肉や魚介類(トロ、イクラ)の摂取は、関節炎という病気の形成には殆ど関与していないことが明らかになっている。現在、高尿酸血症及び痛風の原因として挙げられているのは、アルコール(飲酒)、激しい筋肉運動、メンタルなストレスの3つである。これらの3要素が重なれば、生体内で尿酸の合成も倍加される。」
つまり核酸(プリン体)は高尿酸血症に関係がないとの結論で、ここを広く皆さんに知って頂きたいと思います。

「核酸」は、体内で必要一定量に保たれているのです。「核酸」が食事からとられなければ肝臓で合成しまし、「核酸」をとれば肝臓で合成する量が減ります。余った分は体外に排泄されます。体内の「核酸」の量が一定に保たれているのですから、その代謝物である尿酸が増えたり減ったりすることはありません。従って「核酸」食によって痛風になったり、悪化することはありません。科学技術庁の勧告(昭和49年)でも「痛風は内因性のプリン体の生合成過剰による」、つまり「核酸」を体外からとっても通風の原因にはならない、と明記されています。

Q7 とても疲れやすいのですが「核酸」をとると疲れにくくなりますか?

これは極めて複合的ですがいくつか要因をあげてみましょう。

@貧血 :貧血の人が「核酸」をとると骨髄の赤血球の生産が活発になり、疲れにくくなると期待されます。

A血流 :「核酸」に含まれるアデノシンに末梢血管を拡張させる働きがあります。血流がよくなれば、疲れはとれやすくなり、冷え性、肩こり、腰痛などにも効果が期待されます。

B肝機能 :肝機能が低下するとやはり疲れ易くなります。「核酸」を十分に補給することで 肝機能に効果が期待されます。

CATP,ADP : ATP、ADPは体の運動、代謝、合成など全ての活動にかかわる物質でエネルギーの元ですが、ともに「核酸」の成分からできています。つまり、「核酸」が増えればATP、ADPも増えるわけで、身体のあらゆる活動がスムーズに進むということが期待されます。

D活性酸素 :活性酸素は、それが増加することによって、身体のあちらこちらに障害が起こってきます。「核酸」には活性酸素を中和する作用がありますので、活性酸素による疲労が少なくなることが期待されます。 

Q8 「核酸」をとるとどのくらいで変化がでるのでしょうか?

そのひとがどのくらい「核酸」が不足しているかなどの個人差がありますので、いちがいに何日でとはいいにくいのですが、とりあえず1ヶ月程度続けて様子をみて下さい。

「核酸」は体内への吸収がきわめて早く、動物実験によればとってから4時間から8時間で吸収されています。特に細胞分裂の早い肌や胃腸は変化があらわれやすいようです。なかには「変化が感じられない」とすぐ止めてしまう人もいますが、最低2ヶ月は続けて様子を見ることをおすすめします。逆に3ヶ月以上摂っても変化が感じられないのであれば、核酸は充分足りていたということが考えられますので、続ける必要はあまりありません。

Q9 「核酸」をとっても変化が感じられない人はいますか?

ほとんどの人が「核酸」が不足していますので、「核酸」をとれば何等かの変化を感じ取れるでしょうが、「核酸」をとっても変化が感じられない人もおられます。

@もともと「核酸」の不足していなかった人
肝臓で「核酸」が十分に合成されている人や、食生活でしっかり「核酸」がとれている人は、「核酸」サプリメントをとっても当然目にみえた変化はあらわれにくいのです。一般的に若い人、あるいは実際の年よりも若々しくみえる人は、比較的「核酸」が足りており、こ ういうケースが少なくありません。

A「核酸」以外の栄養素が不足している人
私達の身体は、炭水化物、脂肪、蛋白質、ビタミン、ミネラルなど、各種の栄養素をバランス良くとってはじめて健康的に維持できるわけです。これらのどれかが著しく不足している場合は、「核酸」をとっても目立った変化は期待できません。栄養バランスの良い食事+「核酸」補給がポイントです。

B「核酸」のとり方が不適切な人
「核酸」をとる量が不足していたり、真面目にキチンととっていなかったり、一定期間続けていない場合などは、当然、変化は感じられません。

C自覚がない人。
こういう人も実は少なからずいるのです。「核酸」は今日とって明日にはたちまち元気になるといった類のものではなく、徐々に薄皮をはぐように変化が出てきます。「以前は疲れ易くてしかたがないとおっしゃってましたが最近はどうですか?」ときかれて、「そういえば、いつの間にか感じないなあ〜」と答える人は少なくありません。

10 「核酸」は遺伝子であり、たとえば魚の遺伝子(核酸)を食べても身体が魚になる訳ではないから何の効果もない、という人がいますが?

 私達は「核酸」を日常的に食事で摂取していますが、これがそのまま吸収されるわけではありません。「核酸」は高分子(分子が沢山集まったもの)であって、その中に遺伝情報も入っていますが、消化酵素によってA・T・G・Cの小さな分子に分解されて吸収されます。 積み木の部品みたいなものとお考え下さい。 これらのA・T・G・Cは単独では何の遺伝情報も持っていません。私達は吸収したA・T・G・Cを使って自分たちの遺伝子を作っているのです。

タンパク質は消化酵素によって分解されアミノ酸として吸収されたのち、自らのタンパク質の原料として利用されます。「核酸」も全く同じメカニズムで吸収、利用されます。タンパク質の原料のアミノ酸にあたるのが、「核酸」の原料のA・T・G・Cです。

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