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言葉置場〈管理者用〉

浮遊する言葉をつなぎ止める場所


  テクノロジー
Date: 2004-08-20 (Fri)
たとえば

ドラッグ&ドロップすると、
デスクトップでとけて消えてしまう画像・・・。

コピー&ペーストで、
まったく違う言葉に変わってしまうテキスト・・・。

しかし、そういう方向にテクノロジーは進まない。
テクノロジーはまじめで、
おかしさがない。

テクノロジーは慣れてしまう。
そしていつの間にか不便になってしまう。

もっと
ぐにゃぐにゃなテクノロジーはないか。

  ピッピ
Date: 2004-08-15 (Sun)
マペットのような巧みな動きのうしろ姿。
3.5頭身、大きな頭と足、引いた腰。

  ビルト・アンビルト
Date: 2004-08-06 (Fri)
ノーテーションという発想。
ニース・ディナーリのブロックのような街。
プラスチックの手触り。

建築の前後に、
あるいは表裏に、
人は本当にいるのか。

  夢見
Date: 2004-07-01 (Thu)
ステファン・ステッチ=フィールドという少年が
体育館の最上階で軟禁されている。
白いマスクをはめられ、憂鬱そうな瞳。
他の少年たちが見舞にゆく。

体育館で組み立てられたビニル製のキューブ。

  ーーー
Date: 2004-06-28 (Mon)
「魚(いを)は、水に飽かず。魚にあらざれば、その心を知らず。
 鳥は、林を願ふ。鳥にあらざれば、その心を知らず」

by Kamono,c.

  ーーー
Date: 2004-06-24 (Thu)
「虚空よく物を容る。我等が心に念々の欲しきままに来り浮ぶも、
心といふもののなきにあらん。心に主あらましかば、胸の中に、
若干(そこばく)の事は入り来らざまし。」

by Yoshida,K.

  解題
Date: 2004-02-12 (Thu)
「柔らかい石」
という物語。
呪文のような言葉の連なり。
地下の製本所で印刷されているという。

  記憶
Date: 2004-02-05 (Thu)
「人差し指がうずくんですよ。
それはもう記憶っていうか、
欠けた部分を意識が先回りして
うめようとしちゃうっていうか
・・・」

  小箱
Date: 2004-02-04 (Wed)
マッチ箱のような小箱につめる、
自分の命。
小箱は棺、ふたは墓標。

  鳥男
Date: 2004-01-26 (Mon)
鳥男には羽がない。
ただ、
夜空に向かって、
すうっと飛び上がり、
そのままふわっと中空に
とまって落ちてこない。

夜な夜な現れるという、鳥男の、うわさ。

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