オーバーホール・改造編
SURLYも日本上陸から早10年目を向かえ、当時のお客様からのオーバーホールの依頼なども目立ってきました。
当店ではSURLYをはじめ、長く愛用して頂ける丈夫な自転車のオーバーホールを承ります。
安全に乗って頂けるためだけの限定作業から気分一新の再塗装・パーツ・仕様交換など何なりとご相談下さい。
(作業はSURLYに限らず、また他店で購入の自転車も喜んで承ります。)

2019オーバーホールキャンペーン
長年使用してきたバイクのイメージ一新を目論むバイクまで幅広く対応致します。
代表的コースは下記のとおり、その他のリクエストも歓迎。

                                 1)毎年の点検・調整・消耗品の交換コース(長くお乗り頂く為、毎年行ってほしい定期メンテナンス)

                                           ブレーキ&シフトケーブルの調整、及び注油(場合によっては交換)

                                           ホイールバランスの点検・修正

                                           チェーン交換・または洗浄・注油



                                 2)通勤バイクの1年メンテナンス

                                   通勤に使用されているバイクは通常より酷使していますので上記1)より入念に・・・

                                           ブレーキ&シフトケーブルの交換

                                           タイヤ・チューブの交換

                                           バーテープ及びグリップの交換

                                           ブレーキシュー(パッド)の交換に

                                           ヘッドパーツ、bb、ハブなどベアリングを要する部分のオーバーホール

                                           ホイールバランスの調整、前後ハブのクリスアップ



                                 3)リニューアルプラン

                                           上記2)の作業の他、フレーム塗装を施し新車のようにリメイク

                                           長年乗ってきたバイクをリニューアルし更に長くお乗りになりたい方におススメ



その他何なりとご相談下さい。


下記は当店にて承ったオーバーホールやリニューアルです。

  






2015年3月の作業は

毎日の通勤に酷使したOGRE。
いい感じになってきましたが、汚れが気になります。

先ずはドンドンバラシて行きます。
フレームバッグを取ってから分解開始!

クランク周りも汚れやサビが見受けられます。
バラシながらウエスで荒拭き。

SURLYをイタリア高級ブランド”チ@リ”のTシャツでお掃除開始。

BB周りも汚れが・・・

でも、バラシて見ると問題はありませんでした。組上げ時の防錆対策をすると鉄でも大丈夫です。

さすがに鉄板のフロントメカプレートにはサビが・・・

ワイヤーブラシとサビ取りで出来るだけ綺麗に・・・

BB同様、ヘッド部もわずかなサビだけでガンバっておりました。防錆対策は重要です。

チ@リのTシャツウエスで汚れを落とすとこんなに綺麗です。再び防錆すればOK!

ハブもバラシでグリス交換。シマノなどのカップ&コーン仕様では特に重要な作業です。

綺麗なグリスで再びの酷使に備えます。
通勤バイクこそメンテナンスはしっかりと・・・

スプロケットもバラシて分解掃除。妥協無く綺麗にして行きます。  このよな作業を経て・・・・・

ケーブル・ブレーキパッド・タイヤを新調し完成。綺麗になった愛車と対面したオーナー様に喜んで頂きました。


2015年2月に承った1台は・・・

オーナー様が独身時代から乗るpanasonic road.

今回はこのPanaステッカーも復元。

先ずは塗装に向かうフレーム単体までバラシ、
再使用パーツはこれから汚れを落とします。

こちらは残念ながら使用不可のパーツ。
ハンドルがかなり曲がっている事が確認できます。

ばらせる所は出来るだけやります。
6.7年間の汚れが落ちて行きます。

汚れが落ちたスプロケット。
ウエスは偶然にもPanaタオルでした。

ハブもオーバーホールをして、1つ1つボールベアリングを洗浄して・・・

たっぷりとグリスを塗ったハブにセッティングします。
これで当分また安心して乗って頂けます。

ヘッドパーツも洗浄。シールドベアリングもグリスアップをします

これから塗装工場へ・・・
出来上がりは1か月後です。






オーバーホール事例

今回は長年使い込んだKARATEMONKEYをフルオーバ
ーホール。心機一転フレームも再塗装のご依頼を頂き
ました。

先ずは各部をバラシテ・・・

BB部は見事にこの状態。防錆が届かないシートチューブから落ちてきたサビ。

ヘッド部もサビが・・・
やはりオーバーホールの重要性が感じられます。

全てバラシ終わり画像の部分は塗装屋さんへ・・
今回は新たな塗装屋さんが営業に見えたのでそちらの業者に依頼しました。

残ったパーツ群。外でダンボールの上に置いた理由は・・・

オーナー様が自ら磨くため・・・
愛車と言う言葉が相応しい光景です。
今まで酷使した罪滅ぼし??

ホイールはバランスを調整中に発覚したベアリング不調。新品に交換し再調整し塗装の上がりを待ちます。

オーバーホール以外にも痛んだ部分の交換。
綺麗に帰ってくるフレームを鑑み磨り減ったGRIPも交換しました。

こんな所にもオーナー様の個性が・・・
今までのバイクはケーブルで個性を主張しておりましたが今回はGRIPで継承?

惜しまれながら生産終了したSALSA CR-MOステムは今回も使用するので・・・

フレームと同色に再塗装。
フロント部分はSALSAマークもある事から塗装なしで

再塗装されたフレーム。
デカールは旧PACERのフェラーリ調に・・・

完成した旧タイプのKARATEMONKEY
今回はかなり大掛かりな作業でしたが、プチオーバーホールから幅広く承ります。





20数年前のDIAMONDBACKを・・

今回のお客様は90年代のDIAMONDBACKにフレームを
メッキ加工し新たに散歩バイクを組上げるご依頼

当店ではフレームから組上げる場合、各部のフェイスカット・タップ修正を行っております。

現行パーツで出来るだけ当時の雰囲気を醸し出せるようパーツ構成をご相談させて頂きました。

クランク周りはsuginoをチョイス。シルバーアーム条件で探しました。

リヤエンド幅が130mmでしたのでsurly hub130mmを使いました。ハブのエンドへ納まりもいい感じです!

以上の経過を経ておよそ1週間にてこだわりの有るお散歩バイクの完成です。(納車時にグリップが決定!)


20年くらい前の・・・

確か1993年製。いつの時代も一足早いHARO BIKEが
世に出したチタン&エレベテッドチェーンステイフレー
ム。同時代にはYETI,YOSEMITEなどもありました。

20年近く立ちますがチタンなので目で確認できる表面の痛みもありません。DECALが剥がれかけていますがそのままにと提案させて頂きバラシの作業開始

慎重にBBタップを修正し組み付けを進めました。リヤブレーキは990台座タイプ。今回はPRIMO E-BRAKEをチョイス。

コストを抑え、当時の雰囲気に近づけるパーツカラーにし、オーナー様リクエストの細身の街乗りタイヤを履かせ完成しました。

I様の場合
おそらく日本一走っているPUG乗りのI様。
雑誌やイベント等でもご存知の方もいらっしゃると思いま
す。そんな彼の愛車PUGSLEYをナントinter8からFIXギ
ヤに変更するとのご注文を頂きました。
日々活動範囲を広げているI様は通勤・街乗りの他、耐久レースや里山ライドまで全てこの1台で走っています。
今回はFIX・フリーともにDINGLE化を目論み、更にOFF用ギヤとしてフロント2枚を別に持つ4パターン仕様に・・・
更に最近人気上昇中のマウンテンドロップに武装。
広範囲に行動するI様にはウッテツケ!
当店の代表PUGは進化を続けております。

H様の場合〜
お客様の1X1でもご紹介のH様の限定PINKの1X1を
今回奥様にも乗って頂けるようご依頼を頂きました。
勿論ご主人も乗るとの事で、ご主人希望のINTER-8を新たに搭載。
ピンクも奥様の趣味では・・?と再塗装も承りました。
カラーは悩んだ末に当店在庫分のある箱のカラーに・・・

初期の1X1を・・・
SURLY日本上陸後、直ぐに取扱を始めた当店ですが、
こちらのバイクは確か当店SURLY販売3号車と記憶して
いる1X1です。
通勤にて活躍しまくりで、その間ご結婚など忙しい毎日のせいか整備も皆無・・・
左画像は数年後1回限りのメンテナンス時。
お持ち頂いた時点ではこれよりかなり可愛そうなバイクとなっていました。
もう一度大事に乗るとのお気持ちから再塗装を含んだオ
ーバーホールに着手。綺麗になったフレームの他、クラ
ンク・タイヤ・ワイヤー類を交換しオーナー様オリジナル
の1X1が再度完成しました。

番外編
オーバーホールではありませんが、今までお乗りになっ
ていたバイクから新しいフレームに載せ代える方も・・・
左画像のバイクをフレームだけSURLY LONGHAUL
TRUCKERに変更。
長年愛用したバイク(パーツ)を大事に使い続ける・・・
素敵な事です。今までのパーツで組上げたLHTです。
マッドガード・キャリアを新たに組込みCITYコミューターとなったSURLYは丈夫なのできっと末永く乗り続けて頂けると思います。


OLD PAGEより〜
長年ガレージに置放しになっていたARAYA MUDDYFOX。当初タイヤ交換程度のご依頼でお持ち頂きましたがお話を聞くと”父のプレゼントだったため今後も大事に
乗りたい”との事。それならこの際しっかり直しましょうとご提案の末、ご予算内でのオーバーホールを承りました
とりあえず、ばらして行きます。
作業中も予算内での作業の振分けを考えましたが、
やはり愛着あるバイクをお預かりしオーナー様の立場に
なってバイクを見るとあれもやりたい、これもやりたいと
工賃に目を瞑っての作業も出てきました。

お預かり時に着いていたハブステップは取り外し。
また、怪しいスポークガードはバラシテ磨いてみるとナントここまでSUNTOUR製しかもMADE IN JAPAN!この頃日本のマスプロメーカーが元気だった事が思い出されます。
チェーンホイール結局バラシ掃除しました。
オーナー様の喜ばれる顔が見たい・・それだけです。
スポークは錆びが進行していたので取あえずワイヤー
ブラシで落としました。
ホイールの調整もまずはハブのオーバーホールから
予定通り?グリスの役目を果たしていない状態です。
洗浄後、耐水性に優れたグリスを入れ、ホイール調整を
行えば車輪関係は終了

ヘッドセットも上記のホイール同様、洗浄後
グリスアップを行いました。
このようなB/Bもカートリッジ全盛の今では
あまり見かけなくなりました。洗浄・グリスアップの後
ハンガーのタップを立て直し組み込みました。


その他各パーツの脱油(汚れ落とし)・注油を行い、パーツを組上げればほぼ終了。
今回の作業での新品パーツはタイヤ・チューブ・各種ワイヤー関係・グリップ・チェーンにペダルを用いました。
今回の作業、交換部品のほとんどが消耗品でしたので外観上もオリジナルに近い状態に仕上げる事ができました。

貴方の思い入れの有るバイクレストア致します。
お気軽にご相談下さい。
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