ずいぶんご無沙汰いたしました。公私ともに多忙をきわめた次第で、いまだに7月の原稿がこのページに掲載されているのを見て「なんとかせねばっ!!」とキーをたたいております。
さて、その7月の原稿で「“スーパージェッター”というアニメヒーローをご存じだろうか? ……」と書いたところ、なんと11月からスーパージェッターを加えたいくつかのアニメヒーローをフィーチャーした携帯電話のCFがオンエアされ、こちらの方でも、そのCFをネタに書いたと思われないよう「なんとかせねばっ!!」と慌てて更新しているわけで……。
それはともかく、公私の“私”の方では6年近くやってきた広告会社から企画制作会社へ移ることになり、目下新たな分野の知識を得るべく猛勉強中。同時に今年このHPで宣言した『UP!』へ向けても、もう後がない崖っぷちに置かれた状態となり焦りまくっています。オマケに契約しているプロバイダの自分のメールボックスがパンクし、ただいま受信不能に陥っています(他者への送信は可能)。こんなに精神的に追い込まれた年の瀬はかつてないこと。そういえば今年は僕にとって厄年(しかも本厄)に当たることを思い出ました。疫病神に「そう簡単には問屋は卸さぬ」とささやかれているような気分です。まぁトニカクやるだけやるっきゃないと開き直って、20世紀にさよならしようと思ってます。
広告つくってると最近やたらと「21世紀」っていう言葉がでてきて、いささか食傷気味でもあるのですが、それでもやはり1000年の節目というのは“スゴイこと”だと思うのです。1000年前というと藤原氏の摂関政治全盛の時代。あの「枕草子」が書かれた時期だから、清少納言もいまの自分と同じように感慨深く新世紀を迎えたのだろうか、と一瞬当時の人々の気持ちを想像したりもしたのですが。よくよく考えてみると、当時の人は西暦で年月をカウントしてたわけじゃない。ということは、西暦を意識しながら新世紀を迎えられる僕らは“選ばれた人”なのかもしれないですね。
今回はしばらくこのページに穴をあけた後ろめたさもあってか、21世紀を襟を正して迎えようとしているせいなのか、…もひとつついでに、テツのたわごと20回目の記念すべき??原稿でもあるせいか…、ついつい柄にもなく「ですます調」になってしまいました。
最後に、このページを見てくださった皆様、このサイトのウェブマスターとBrilliant Cutに参画しているメンバーの皆様がよい年(世紀)を迎えられることを願って、20世紀を締めくくりたいと思います。
来年もよろしくお願いします。