「夢」を大人買い

-今月のホビー日記・2005年1月-




1月31日(月)

ということで、この「日記」もこれにて一年。明日からは2ラウンド目。ご愛読ありがとうございます。で、一年前はと思いだすと、なんといっても「東急東横線の横浜-桜木町間廃止」がホットな話題でした。ということで、ワンカット。2004年1月27日、高島町-桜木町間(というより、高島町駅に進入するところ)の8000系。このところ、いろんなWebでこの区間のなごりの写真を見ますが、ぼくも便乗して。手抜きでプリントからスキャンしたので、透過光ではなく、反射光表現になってますがお許しを。日記では、初の実物写真になりますが、一周年記念ということで。

1月30日(日)

今日は、製作したプラットフォームを利用したフォトセッションから。なのだが、諸般の事情というか、企画上の理由により、写真そのものは後程公開。で、午後からは、買い物ついでに銀座まで出たので、珍しく一人で週末のマル天に行く。週末や休日だと、ガキと一緒のことがほとんどで、一人で行くのは珍しいのだ。で、ザクセンモデレの、東独政府専用特別列車セットを入手。なんか、虫の知らせがあったのだが(笑)、欲しかったモノだけになかなか満足。おまけに安い。夕方は、ひたすらわらぶき屋根の「目立て」に終始。

1月29日(土)

今日も、昼は看病の続きなので、またまたストラクチャ工作。プラットフォームは、上面をどういう仕上げにしようかとおもったが、昔の「サンドペーパーを貼って土盛りの感じを出す」手法を思い出し、得意の「土色ラッカーを塗ったところに、ウッドランドシーニックスの土の粉末を撒く」方法でまとめる。で組み立てると、意図通りというか、N用のストラクチャを、そのままHOスケールにしたような感じ。まあ、お手軽ストラクチャとしては、これで充分では。で、余った時間で、これまた買いだめしてあった、モデルワークス製の「農家」に着手する。これは、一にも二にも屋根に尽きるキットだなあ。しげしげと見て、「わらぶき屋根は、3D構造物である」とあらためて実感。4枚のバルサ材を張り合わせ、ワイヤーブラシ等で「目」をつけて作る技法なのだが、いいカタチにしようと思うと、4枚の平面を張り合わせたのではらしくならない。木工用ボンドが固まるまで、手で押さえているわけにもいかないので、枠に太い輪ゴムで押さえるカンタンなジグを工夫し、それを利用して、ちょっとふくらみを持った曲線で固定できるようにする。ただ板を張り合わせただけのこの状態で、ガキが起きてきて「昔の家の草の屋根だ」と、見事に当てる。けっこう苦労したが、ジグ作戦は成功したようだ。で、壁関係を塗装して終わり。

1月28日(金)

ガキがカゼで熱を出したので、午後は看病の当番。手持ちぶさただし、まとまった時間もあるので何か作りたいが、なんかあったときスグに動けないといけないので、半田付けものはNG。プラ車輌かストラクチャか、ということになるのだが、今日はストラクチャ。先週アイディアだけ考えて材料を用意した、プラットフォームを作ることにする。いさみやで購入した擁壁を基本に作る。N的な発想ではあるが、基本的にストラクチャは、IMONシステムトラックに合わせて使えることを前提としているので、幅は、複線二本分から道床を除いた75mmとする。Nのシステムトラックのプラットフォームのように、任意に延長して使えるように、元の擁壁のつなぎ目を利用して、連結部分を工夫する。とはいうものの、今回は末端部を一つ作るだけだが。材料とか、構造とかいろいろ考えたり、試したりしているうちに、けっこう時間は経つもの。結局、1.0と1.2のプラ板で躯体を構成するようにし、そこに擁壁を貼り付けるような構造にした。で、材料を切り出し、塗装し、ある程度まで接着したところまでで本日は終わり。

1月27日(木)

ミニ古本市みたいな、古書店が何軒かブースというか、屋台を出しているイベントを、とあるところでやっていたので、覗いてみる、ある店で、ラッキーにも今年のテーマになってしまった「レイル」の、それも月刊の頃のが何冊か見つける。おまけに安い。鉄道関係に力を入れているところだと、その価値がわかる分かなり高めのところも多いのだが、そうでないところだと、無名の泡沫雑誌扱いなので安いのだ。とはいっても、そこにあったない号は3冊。これなら、札をつかわなくても、コインで充分買えた。着々と進んでいるなあ(笑)。

1月26日(水)

個人的にパソコンを使う作業の8割方がテキストベースなので、けっこう旧型のマシンもだましだまし使っていたりする。で、ちょっと調子が悪くなったので、パーツを入換るべく、裏秋葉のジャンク屋を漁る。必要がないとこないところなので、2年ぶりぐらいか。それにしても、オタク関係のショップの増えているコト。面白いので、ハヤリの「レンタルケース」のショップを覗いてみる。すると、そっち関係のアイテムばっかりかと思ったが、Nばかりではあるものの、けっこう鉄道模型関係も出ている。値付けをみると、中古店の相場を考えるとかなり独善的なのが多いが、利用料を払っても使うヒトがいる以上、それで廻っている世界もあるということか。こうやってみると、どうもNについては、鉄道趣味者の一部としての「鉄道模型市場」とは別に、量販店やホビー店を中心に、模型・ホビーマニアの一部を中心とした市場があるような気がしてきた。そう考えると、けっこういろいろな謎がとけたりするのが。

1月25日(火)

基本的には、ぼくも模型店の前を通りががれば、覗かずには通れない。それが、鉄道模型専業でなくてもそうなのだから、N専門でも鉄道中心なら必ず入って漁る。で、とある店にフラりと入ったら、京浜急行2100型のBトレインショーティーが。う、かわいい。久々の「くぅ〜ちゃん」状態。在庫は二箱。ということでお買い上げ。台車は、軸バネのある「急行用」が合いそうだ。パンタはシングルアームで、舟の端が一本になっているタイプだったな、とか、けっきょくパーツもヒト揃え。しまった、ボディーは安いけど、全部まとめるとNの動力車、新品一台分ぐらいするじゃん。ということで、けっこうな散財に。ちょっと気分転換したいときにでも組み立てましょうか。で、隣にあった「旧1000型」を気にしつつ退散。

1月24日(月)

4Fを覗くと、半ジャンクの古い欧州型HO車輌が山積み。基本的にフランス型とかスイス型とか多いのだが、これは何かあるかな、とワクワクして漁る。やっと見つけた、東独時代のPIKOの箱が一つ。二軸タイプの箱なので、貨車かなと思って手に取ると、なんと二軸客車。それもMAV仕様。これは珍品。この時代のモノとしては状態がよく、ひび割れや欠品パーツもない。おまけに格安。なんか、こういうのがあるとうれしくなっちゃうな。しかし、東独時代のAC三線仕様のがでてきたらどうするんだろう(恐)。

1月23日(日)

ということで、久々のフォトセッション。こんな風に、アメリカの田舎の駅が、日本の田舎のバスの待合室になってしまいました。季節がら、ちょっと陽射しの角度が悪いので、ライティングがイマイチですいません。しかしこれだと、加工も多いけど、アメリカ製のバスウッドだか、ヒルマのペーパー製だか、なんだかわからないなあ。それだけ、大きさを除けば違和感がないということなのかもしれないけど。プレハブ物置の方も、ちょっとだけ写ってます。おまけ。それにしても、鉄道関係がなにも入ってないジャン。もっというと、N、16番、バスと、今年はまだHOスケールの車輌が登場していないなあ。

1月22日(土)

ひとまずストラクチャづいているというか、いろいろアイディアが湧いてきたので、材料を買いに「いさみや」に行く。車輌工作の材料も豊富なのだが、ストラクチャ、シナリーといったレイアウト関係の材料も、鉄道模型用として出されているものについては、相当に在庫が充実しているので、そちら方面でも助かっている。店主と話をすると、鉄道以外でも、ドールハウスとか、船舶模型とか、居住空間を模型化するニーズのあるお客さんは、鉄道以外でもけっこう来るとのコト。で、あればいいな、と思ったものはちゃんとあって所期の目的は達したのだが、思わず学生時代の「鉄」クラブの後輩と会ってしまう。天賞堂で知り合いと会うことは多いのだが、いさみやで会うというのは、それとは違って、なんとも濃ゆくて気恥ずかしい感じだなあ(笑)。

1月21日(金)

本日は、今週のストラクチャ細工のシメ。バス停の標識は、ジャンクをあさってフィニッシュワーク。標準予定時刻表は、Nゲージのプラットホーム付属のあまりを見つけ、そこから一部分を切り出して貼り付け。標識のところは、なんかのデカルの切れ端を切り刻んで、ちょいと貼り付け。まあ、大事なのは気分なので、費用対効果は充分(笑)。屋根も、スチロールの帯板を使うので、気楽そのもの。サクサク作って、サクサク塗って、これにて一件落着。この帯材は、レモン画翠で見つけたのだが、輸入モノの、スチロールの帯材や棒材、各種成型材については、ここはどの模型屋よりも圧倒的に品揃えが豊富。その充実ぶりは、細かい材料をプラ板から切り出すのがアホらしくなってしまうぐらい。一度行くべし。

1月20日(木)

所用があって、横浜に寄る。そういうえば、去年のいまごろ、東急東横線の横浜・桜木町間の廃止直前で、横浜、高島町、桜木町と撮影にきた記憶がよみがえる。ちょうど、陽射しの感じが、その時を思い起こさせる。そういう意味では一年経つのだが、いまだに横浜駅は工事でザワザワしているし、東横線の高架の躯体も、ローカルの廃線跡よろしく、そのままに残っている。と思うと、実物の撮影というのも、実はそれ以来やっていないことに気づく。確かに、2月からはこの日記をはじめたので、そのせいで鉄分が極端に模型に寄ってきたのかもしれない。

1月19日(水)

門を閉ざして以来「音沙汰なし」だった、「三軒茶屋れーる」の前を通ってみると、「都合により閉店しました」のはり紙が。まあ、諸般の要素からそうだろうとは思っていたのだが、ついに公式見解が。けっきょく、8月に開店して、9月下旬には「長期休暇」に入ってしまっていたので、店がオープンしていたのは、わずか50日あまり。2ヶ月持たなかったというのは、模型店では最短記録ではないだろうか。一応、貸しレイアウトも借りたし、買い物もしたので、数少ない客の一人にはなってしまったようだ。しかしある意味では、新規出店に極めて積極的な問屋さんというのも、罪作りだよね。

1月18日(火)

昨日の「バスの待合小屋」の続き。最終的に整形して、色を塗る。まあ、欲をいえばキリはないが、一応それらしく見える格好にはなった。バス停の標識っぽいものを作り、お客さんを座らせてみると、なかなか感じは出ている。それでも、まだ大きいこと大きいのだが。で、時間がまだあったので、これまた一緒に買ってきた、グラントライン社製の倉庫のプラキットを組む。側板このままでも、屋根を作り直せば、充分日本型になる。波板は使い過ぎたし、ちょっと建坪も大きめなので、色トタンの板金拭きの屋根にすることにした。プレハブっぽく。屋根の土台は完成。あとは上にリブを貼り、色を塗るだけ。

1月17日(月)

久々にFABで買ってきた、ノースイースタン・スケールモデル社製のレーザーカットのバスウッド製ストラクチャキットを組み立てる。元々は、日本的に言えば「マイナーな駅の旅客待合上屋」ということになるのだろうが、パッと見たところ、国道沿いとかにあるバスの待合小屋みたいなので、その線で日本化してまとめようと購入したモノ。しかし、出してみてビックリ。日本のその手のより、優に3割方大きい。これは大手術が必要ではないか。主要部材は使うものの、どれも切り刻むので、けっきょくスクラッチとほとんど変わらない手間がかかってしまった。夕食後のひとときで、一応建物のカタチまでまとめて本日は終了。まだ、変といえば変なところもあるが、日本型に溶け込む姿・形にはなったようだ。

1月16日(日)


ひょんなことから手元に、16番のC55 3次型門デフ仕様の異なるメーカー製のヤツが二台。並べてみると、ずいぶん大きさが違う感じ。もちろん、1/80と1/87という違いではないのだが、「貴婦人」ゆえ女性の身長にたとえれば、158cmと162cmぐらいの違いを感じる。特に他意はないのだが、ふとサイズを比べたくなってきた。ということで、並べた写真と、測定結果。単位はmm。なお、このデータは製作上の個体差を含む、今回測定した現物サンプルの実測値であり、各社の製品一般に共通するデータであることを担保するものではありません。さて、これをどう判断するかは、皆様にお任せしますが(笑)。
測定箇所 F社製C55 T社製C55
煙突先端高さ 47.5 49.5
ランボード高さ 25.5 26.5
ランボード幅(前先端) 33.4 34.7
ランボード幅(中央部) 33.5 35.1
キャブ幅 35.0 36.0
キャブ屋根長(センター) 32.5 32.5
テンダー上廻り幅 35.4 36.0
テンダー台枠長 83.3 83.2
給水加熱器幅 19.1 20.2

1月15日(土)

雪という予報だが、降り始めは雨。ということで、ちょっと宝捜しに出歩く。で、とある店でGゲージの線路の出物を発見。安い!!。中古相場に対しても7ガケぐらいの大奉仕。直線、曲線、カートンで数箱あったけど、なんせカサが張るのもの。泣く泣く直線を一箱だけ買ってくる。それでも、これがあればエンドレス内の直線は倍増以上なので、今度走らすときは、大いに楽しめそう。それより、こうなると客貨車の出物がないかな。できればDR仕様がいいのだが。

1月14日(金)

古本屋にて、The Railおよび蒸気の時代を数冊発見。案の定、買うことに。鉄道専門古書店でも、なかなかないんだよね。もともと発行部数が極少なんだろうし。とはいうものの、基本的には再版して今でも在庫があるムックなので、一部の写真集などとは違い、値段的にはこなれているのがうれしいところ。しかしこの手のモノを読むと、出戻り前の知識で、1960年代以前のことについてはかなり知っているつもりだったが、古代の考古学と同じで、その後に「発掘」された情報がかなりあるのにはびっくり。今年の書籍のテーマはこれだな。

1月13日(木)

夕刻、仕事関係のパーティーがあったが、19時台に終わったので、今からでも間に合うと、原宿のIMONへ。どうせ買う必要があるものなら、ポイントセールの間に買ってしまったほうがいいので、行ける時間があれば、行きたいとおもっていたのだ。原宿のIMONは、会社の帰りがけに寄れるので、どちらかというと夜の時間に余裕があるとき、比較的早い時間によって、家に帰ってからそれでひと楽しみ、ということが多い。今回のように、閉店30分前というのは珍しいのだが、セールということもあるのか、カウンターはものスゴく混雑していて、店員さんはてんてこ舞い。結局順番を待つのに、閉店近くまでかかってしまったが、このご時世、忙しいというのはいいことじゃないの。ご同慶の至りです。

1月12日(水)

けっこう古いシロモノだが、座姿の乗客人形の出物が多数。40体近くあるだろうか。この手のモノは「即買い」なので、まよわずGET。その過半がアンデコというのも、ぼくとしてはうれしいところ。けっきょく、日本人に帰化(笑)させなくてはいけないので、着色してあっても、シェイプ修正と塗り替えは必須なので、別にアンデコでも充分。人形だけ見ると、大勢いるように見えるのだが、実際にのっけると、座席車だと、一輌に全員のっけても、ほどほどの入りにしか見えないのが辛いところ。何に使うにしろ、「思い立ったが吉日」なので、当分はストックにしておこう。

1月11日(火)

昨日は、確かに工具を握ったものの、工作というまではいかなかったが、今日は意を決して作業始め。とはいっても、まずは気楽にリハビリを兼ねて(笑)、年末期に入手した中古品の修理から。取れたパーツのつけ直しや、欠品パーツの再取り付けが必要なモノ。汚れ落としが必要なモノ。タッチアップが必要なモノ。いろいろまとめて再生工事。気楽にとりかかれる範囲で、ひとまず滞貨を一掃。我ながら遅いスタートですが、やっと今年も平常運行へ。

1月10日(月)

さて、帰ってきてから入手したシングルアームパンタを、Bトレインショーティーの東急5000系に取りつける。基本的に想定されていたパーツではなく、取りつけ穴がジャストで合うわけではないが、中央部の穴の一つは、パンタの方の突起と位置があっているので、ここを支点にして、力づくで接着する。Bトレインショーティーシリーズは、上廻りでも、ことパンタについてはカトーのN用パーツの利用が考慮されているが、さすがにこれを取り替えると、「模型感」が増してくる。ましてや、この小さい屋根にダブルパンタとかなると、なかなかニギヤカで、リアルさが増す一方で、ファニーなポップ感も出てくる感じ。ま、可愛いモンです。

1月9日(日)

旅先で偶然見かけた「HARD OFF」に、思うところあってちょっと入ってみる。ローカルの店舗は、超大型電気量販店のようで、大井町の「HARD OFF」にこそ行ったことはあるものの、それとは別物のスケール感。ホビーコーナーには、N中心(まあ、そりゃそうだろうが)だがそこそこ在庫がある。秋葉原のリバティーの食玩館の、鉄道模型の在庫ぐらいあるだろうか。値段は、都心相場よりは高めだが、電車代を考えれば「そんな線」というぐらいか。で、なぜか、カトーのシングルアームパンタのパーツが中古扱いでそこに。Bトレインショーティーの東急5000系用に欲しかったものだけに、これだけGET。ここにあったパーツはこれだけなのだが、なぜあったかは、それにしてもナゾだ。

1月8日(土)

今日から3連休。この連休中も、ちょっと鉄分から遠ざからざるを得ない予定がある。今年の本格スタートも、またもやちょっと遅れそうな感じ。で「昭和30年代鉄道原風景」の路面電車編には、これは全く偶然なのだが、義理の母の生家のごく近くのカットが載っていたのだ。その停留所から、脇の道をちょこっと入ったところという感じ。女房も、生まれたときをはじめ、小さいときはしばしば義母の実家に帰っていただけに、まさに女房が生まれたのと同時期の写真に、両名で大いに懐かしがる。白黒写真はあっても、カラーというのは新鮮なようで、「こんな色だったのね、忘れちゃってたわよ」とは義母の声。

1月7日(金)

そろそろ廻りだしたというのか、今日は欧州モノHO。DRでもけっこう好きな車輌の一つである65-10型の出物。これ、BRAWA製しかない上、そんなにタマ数も入っていない。確かに中古で出てきたのを見たのも初めて。値段もほどほどなので(元がROCO製とかに比べるとかなり張る)、納得してGET。BRAWAらしい多量の別付けパーツも、未取り付けのままだし。最近は東欧型もROCOとかからかなりニューモデルとして出ているが、かえって70年代とかの「共産圏時代」のモデルでないとあんまり惹かれなくなっていたのだが(危険かも(笑))、65-10型はこだわりがあるので別格。

1月6日(木)

さて、すでに今年になってから模型店は何度か覗いているのだが、ここまでは「無音」。平和といえば平和なのだが、そろそろ、とおもっていたら初獲物。12mmの貨車だけど。まあ、この当たりから入るのが穏当といえば穏当かも。いきなり大物を見つけてGETというのも、これまたなんだか。まあ、ぼちぼちいきましょう。

1月5日(水)

冬休みは、けっこうネタが綱渡りだったが、仕事始め過ぎても状況は似たようなモノ。内容が散漫ですいませんです。で今日は、京急新1000系の「青電」、3度目の出会いにしてついに乗車。1025F。毎日使っているわけじゃないので、2編成というコトななら、ワリといい確率かも。しかし、近くで見ると、いい仕事してますね。ドアや窓の面取りとか、塗り分けのマスキングテープよろしく、狭く、短く切ったシートで、ウマく貼り合わせてある。貼り残しもないし、地色が残っている靴ずりと幌枠も、キレイに塗り分けたような感じ。まあ、ポケモンジェットと同じで、乗ってしまえば同じなんだけど。

1月4日(火)

ということで、毒を喰らわば皿まで。「昭和30年代鉄道原風景」は、ついに路面電車編も購入して全部買うことに。まあ、こうなるだろうな、とは思っていたので、折り込み済みといえばそうなのだが。で、蛇足はこっち。「蒸気の時代」のvol.18。鹿児島本線、熊本-西鹿児島間の特集には、ちょっとキてしまった。45/8の八代だって。行ったじゃん。端っコとはいえ、新幹線が走るような幹線区間で、蒸気が活躍していたのを撮影にいったというのは、なんといってもここだけなので、思い入れが深いのよ。ということで、ついに手を出す。これ、危険なので今までこらえてたのに、と思っても後の祭。今年は、ひとまずこれを全部揃えることになるのか(笑)。

1月3日(月)

鉄ネタではないのだが、12月30日のリベンジで、上野の科学博物館にガキと行く。新館がフルオープンということで、久しく見れなかった工学系というか、科学技術関連の展示も復活しているというので、個人的にもちょっと楽しみ。ゼロ戦や、NE式写真電送装置、真空管式コンピュータなど、昔の新館でおなじみの展示品も懐かしい。これでやっと、正面脇のD51も展示品らしくなった。となると、交通博物館が鉄道博物館になったときの「差分」も、科博でひきとるのだろうか。で、帰りがてら模型店まわり。これが鉄始め。

1月2日(日)

正月ということで、女房と義理の母とで「昭和30年代鉄道原風景」を見て楽しむ。ぼくも女房も昭和30年代生まれなので、この時にはもう生まれていたとかいないとか、たわいもなく盛り上がる。しかしこの写真集、なんといってもカラーというのがポイントのようで、鉄道と何も縁のないヒトにも、昔を懐かしむ材料として充分楽しめるようだ。車輌のカタチとなると、これはかなりマニアックになってしまうが、昔の電車の色というのは、普通の人にとっても充分懐かしいし、なかなか見れないモノだけにインパクトもある。エリエイやネコといったホビー系の出版社ではなく、JTBから出たというのも、故なきことではないようだ。

1月1日(土)

ということで、新年、明けましておめでとうございます。これで日記も12カ月目突入。自分の中では、定着してしまいました。適当に始めたワリには、けっこうよく続くモンだなあ、と他人事のように。それでも、ある種の公約みたいなモノで、書く分、自分で自分の背中を押すような機能もあるのは確か。昨年は、日記があるおかげで、けっこう物事が進んだし。てなワケで、今年もよろしくお願いします。


(c)2005 FUJII Yoshihiko


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