「夢」を大人買い

-今月のホビー日記・2006年08月-




8月31日(木)

今月は、塗装したり、出物があったりとかで、けっこう車輌が増えた一月だった。まあ、出費も多かったのだが。それも、比較的今までと違ったジャンルの車輌に手を出してしまったモノも多い感じ。まあ、12mmについては、芸風にあったモノは、ある程度揃ってきたということもあるのだが。そこで打ち止めにならず、違うモノに手を出してしまう、というところが、この趣味の性なのだろうが。

8月30日(水)

で、「蒸気機関車たち」の続き。実は、ここに選ばれたカットの多くは、6×6のブローニーで、雑誌取材を前提に撮られたモノである。もともと、広田氏の写真には、「退き」で周囲の景色や空気、生活感などを広く取り込んだモノが多いが、トリミング前提のブローニーだと、この周辺的環境が、誌上で発表された作品以上に、フィルムに取り込まれている。それを、ノーカットで見せてくれるカットが多いのだ。ということは、当時、蒸気機関車がどういう環境の中で、どういう風に活躍していたのか、という情報量が極めて豊富な写真になる、ということである。この点において、この写真集は、実は鉄道模型ファン、それもSL時代のレイアウトやジオラマにコダわりを持つヒトにとっては、実にかけがえのない資料という面も持っている。たとえば、ローカル駅の本屋の反対側が、どんなカタチで廻りの田んぼとつながっていたか。その情景が、尖鋭なカラーでよみがえるというのだから、これはたまらない。少なくとも車輌模型でなく、鉄道模型派にとっては、この上なく安い「1万円」といえる。

8月29日(火)

やっとまとまった時間がとれたので、「蒸気機関車たち」をじっくり鑑賞。その時代にリアルタイムで発表され、記憶に焼きついている懐かしいカットもけっこうあるが、その時の「小版形で網版」とはうってかわった迫力にビックリ。SLブーム期の広田氏の作品というと、「ヒトより退く」か、「ヒトより寄る」かどちらかで、多くのカメラマンが撮っていたような視点とは一味も二味も違っているのが特徴だったが、この写真集の編集方針は、まさに「広く浅くは、やらない」という感じで、思いっきりターゲットを絞る反面、ターゲットとしたテーマについては広く深く見せてくれるところは、まさに広田写真的な味わいがする。

8月28日(月)

またまたプレイザーのHO人形が、大量に出品。同種のがたくさんあるので、明らかに個人ではなく業者からだと思うのだが、このところひっきりなしに補充されている感じ。それも、サーカスとか、アルプスの民族衣装とか、けっこうマイナーなものが多い。そんな中で、あまり見たことない乗客人形が何タイプかあったので、GET。まあ、この手のモノは、松謙さんのムックではないが、見つけたときに手に入れておく、のが基本だからね。

8月27日(日)

本日も、午後家で待機していなくてはいけない時間帯が合ったのだが、新聞のテレビ欄をみると、BSでC571号機の修理のドキュメントをやっているではないか。丁度いいので見ながら過ごすことに。去年から今年にかけての大修理のドキュメントで、まあ、NHKのドキュメントらしい仰々しいところはあるものの、間違いや誇張もなく、リアルタイムの蒸気ファンが見ても、ちゃんと楽しめる作品になっていたので、概ねよくできていた、といえるのではないだろうか。

8月26日(土)

この週末は、もともとけっこうモノ入りが多かった上に、臨時の予定も入ってきて、家にいなくてはいけない時間が長い。そういえば、今月は車輌がずいぶん増えたんだっけ、ということで、新しい車輌をまとめて走らせて調整しながら、用事をすることに。まあ、とはいっても、拭いたり磨いたり以外、それほど問題のある車輌はなかったので、こういう日にはうってつけかも。

8月25日(金)

いろいろな方のWebやBlog、BBS等での速報に加え、林さんのmailマガジンもとどき、大阪でのJAMの様子も、かなり分かってきた。例年の東京でのイベントと同じようなブースもある反面、関西ならではというものも、個人やサークルを中心に、けっこうあったようだ。関西は、昔から独自の鉄道模型の世界があり、メーカーが多く、メーカーが主導的な関東と違い、「クラフツマンシップと特製品」とでもいえるような、趣味人、ショップ中心の流れがあっただけに、けっこうJAMのコンセプトは、ハマリがよかったのかも。

8月24日(木)

なかなか評判がいいので、広田尚敬氏の写真集「蒸気機関車たち」を購入する。そこそこ値が張る写真集だが、比較的数が出ることを考えると、逆に値段ぶんのクォリティーというのも期待も。しかし3000円超の本となると、ポイントの付く店で買ったほうが、電車代を払っても御利益があるが、このぐらいの値段だと、絶対そういう店で買いたくなるというもの。ということで、帰りがけに原宿で購入。これなら電車代もいらず、まるまるお得。

8月23日(水)

天4に行くべく、3階を通過していると、何やら怪しいサウンドが響いている。試走線路を見ると、例のダイカスト製サウンド付きD51半流が、デモ走行中。ショーケースには、大阪のJAMで出品したヤツか、三タイプが揃って飾ってある。まあ、いろいろ言い出すとキリはないが、所詮は16番の「安達サイズ」を引きずっているので、これはこれでいいんではないですか。惜しむらくは、20年前にこのレベルの製品が出ていてくれたら、ということだと思うが。

8月22日(火)

「記憶の中の鉄道風景」の、今月分のコンテンツ作成。まあ、このところはシリーズもので来てるので、気楽に考えていたら、あっさり月末に近づいてしまいましたとさ。このネタを思いつくヒントになったkondouraさんにも、会ったとき直接仁義を切っておいたし。しかし、残りの車輌をてんこ盛りにしたら、なんかスゴいボリューム感。次回、並盛りじゃ満足できなくなっちゃいそうで危険かも。

8月21日(月)

で、酔った勢いもあって、なんか調子に乗って「参戦宣言」をしてしまったみたい。こっちは基本が「なんちゃって系」なんで、それが通じる範囲でしかやれないのだが、正攻法でやってもなんちゃってでやっても、でてくるモノがそう変わらないネタを思いついてしまったからなあ。資料もかなりあるし。カギは、アレとアレだろうな、というのも大体見えてるし。まあ、何とかなるでしょう(笑)。地元だし。

8月20日(日)

本日は、夕刻から友人のコンサートでギターを奏くので、鉄分はなし。とはいうものの、昨日の夜は、下板橋のFABにて「地鉄モジュール」の例会。最初の例会からその傾向はあったのだが、2回目ともなると、ほとんど「FAB常連さんの飲み会」状態(笑)。皆さん、もともとそういう趣旨も高かったので、必然の結果ともいえますが。え、ぼくが酒を持っていき過ぎたのがいけないって(爆)? こりゃまた失礼いたしました。

8月19日(土)

久々の、晴れて暑い週末。ここんとこ、新しいネタも多いし、なんか撮影しようと思うのだが、あまりの暑さにアイディアが湧かない。安易だが、順当な発想として、塗装が上がってきた9600を、おなじみのジオラマで撮ることに。下り勾配を、絶気で空車をころがす姿、というイメージでしょうか。やはり、九州の96は夏ですね。

8月18日(金)

今週は、なんか収穫多し。安い出物がいくつか。やはり「安い」となると、芸風外のものでも、つい手を出したくなる。それも、日本型HOスケールのメーカー完成品とか模型店特製品とかが、キット並みの値段で出てたりすると(専門外の店では、時々ある)、これはコレクションとしても抑えておきたいところ。ということで、2輌ばかり購入。でも、こういうところから、芸風外の車輌もコレクションとして集めたくなっちゃうきっかけになったりするんだよね。蟻の一穴。

8月17日(木)

春頃に、マスターピースのmailマガジンで、EF81特製品の案内があったので、発注しておいたのだが、それが上がったきたとの知らせがきた。昭和40年代の蒸気・貨客車・ディーゼルはモロ芸風なので、こだわりと下手のヨコズキがあわさって、自分で組んだり加工したりという意欲も湧くし、根気も続くが、電機とか電車とかだと、欲しくてもそこまでの根性はないので、組もうという気さえ起きにくい。その分パンタものは、リーズナブルな特注品なら(いろいろ組む上でワザが必要になるものほど)、手を出したくなるというもの。時間があったので、国分寺まで取りに行く。機関車となると、けっこう重量もあるので、やはりハンドキャリーのほうが安心というもの。電機マニアだと、いろいろこだわりがあるのかもしれないが、ぼく的にはなかなか満足。

8月16日(水)

未塗装仕掛り一掃キャンペーンの手始めに、プロペインターの方にお願いしていた9600の塗装がやっと上がってくる。店舗の移転とか、天候の関係とか、いろいろ事情が重なってけっこう時間がかかってしまったが、出来上がりは、さすがにいい感じ。アメリカ型方式の塗り方で、軽くウェザリングもかけてあるので、ちょっと乗工社のシンガーフィニッシュっぽい感じもするが、こういう仕上げの日本型というのは、けっこう新鮮だし、経験したことのないリアルさもある。パイピングも、ベースの黒の上に、白のドライブラシを掛けた仕上げで、これはけっこう立体的で引き立つ。空気作用管も、磨き出すより太さが目立たず、96とかみたいにウネウネと引き回してある機種ではいいかも。

8月15日(火)

テレビの取材モノを見たらしく、ガキが「江ノ島」に行きたい、と言っていたので、約束を果たすべく、家族で江ノ島まで。行き方としては、田園都市線で中央林間、乗換えて小田急で片瀬江ノ島というのが、まあ妥当な線。しかし、この経路は来る電車のタイミングで、かかる時間がメチャクチャ違うというのが、難点といえば難点。行きと帰りで、30分近いほど所要時間が違ってた。でもいつの間にか、小田急はほとんど3000系じゃないの。帰りは8000系だったし、5200も一度すれちがったけど、「白に青帯」はそれだけ。ホントに少なくなったのネ。考えてみると、この一週間で、ほぼ東急線・メトロ線・東武線を直通乗車したことになるんだけど、あらためてスゴい距離を直通しているコトに感激。毎日、お疲れさんです>電車。

8月14日(月)

一般の書店(とはいっても、「レイル」が配本されるぐらいだから鉄分はある)で、世界文化社刊の「復刻版『忘れ得ぬ満鐵』」なる本を発見。もとは昭和63年に発行された本を、満鐵創立100周年記念ということで復刊したモノ。それにしても、これが「歴史」や「昭和特集」のコーナーではなく、鉄道本のコーナーに置かれていたというのが、微妙に何とも。まあ、その後により詳しい書物も発行されているので、データ的なモノはさておき、(幹部ではなく)機関士などの一般職員として、満鐵に従事していた人々の生の声が聴ける(まだこの頃は、ギリギリで生きていた)のが面白い。

8月13日(日)

珊瑚のパーツとしては発売していない「部品」が必要になったので、久々に方南町まで出かける。珊瑚は店頭なら、キットの部品は在庫がある限り全て分販してくれるのでありがたい。まあ、これで部品が加工せずにピタリと嵌まり合ってくれれば、この上なくすばらしいのだが(笑)。店頭は16番用の転車台で持ち切りだが、1/87のコーナーも、やけに部品が充実している。まだキットの出ていない機種用のロストパーツなんかもあり、これは今後けっこう期待できるかも。

8月12日(土)

今週もまた、週末の天気は崩れて、朝から曇り。午後からは予報でも雨とのことで、東京湾の花火は中止。ワンカット撮ろうかなと思ったが、この曇天では、と思っていたところでヒラメキ。前から、やろうと思っていた「自己パロディー」ならできるのではないかな、と、さっそくベランダに机と線路を出してセッティング。梅小路の写真が元なのだが、カメラのレンズの大きさと、最短接写距離の問題があって、多少「引き」の構図しか取れませんでした(笑)。まあ、元のノリが「なんちゃって」なんで、こんなモンでしょうか。やはり模型は、デフの厚みのみならず、スワローの厚みが目立ちますね。でもこれ16番だと、ボイラーの太さとランボード幅の関係で、こんなふうな構図は撮れないんですよ。

8月11日(金)

さて、千葉で調べたデータを活用して、DD51の所属区名票と製造銘板のとりつけ。24号機は、70年ごろは鳥栖配属だろう、とは思っていたのだが、それはきっちり確認。製造所は、てっきり日立だろうと思っていたのだが、23、24号のみ飛び番で川崎製。流石にディーゼル機用のHOスケールの銘板はないので、16番用でお茶を濁すのだが、なぜか、エッチングで枠だけ表現されている銘板とサイズがピタリ。まあ、端数のマルメかたみたいな問題ではあるのだが。

8月10日(木)

子供との約束だったので、休みを取って「東武動物公園」まで一緒に行く。乗ってしまえば一本なのだが、子供づれには、けっこう長い時間。朝、まだラッシュの残る時間に乗車するのだが、地下鉄を抜け、東京都を抜け、と、だんだん人が減り、車窓に田んぼが見えるころには、一輌に他のお客さんは2〜3人という状態。こりゃエラく遠くまで来たワイ、という実感もひとしお。それにしても、台風一過、すっきりと晴れたのはよかったが、こりゃ暑すぎる。帰りは逆パターンで、居眠りしてたらラッシュだよ(笑)。片道は何度か踏破したが、直通往復は楽だが、時間的にはけっこうハードかも。

8月9日(水)

近所のBOOK OFFの雑誌のコーナーで、1981年刊の「消えゆくローカル線」なる写真集を発見。東日本編、西日本編で、それぞれ105円。こういうタマに出てくる古いものは、安くていい。国鉄再建特別措置法で、82年度末までに廃止が決定した、40線区を半分づつ取り上げている。種村直樹氏の編というのがちとナニだが、写真は東日本が諸河久氏、西日本が荒川好夫氏と、こちらは申し分ない。蒸気廃止以降、特に国鉄末期のローカル線なんていうのは、ぼくからすると一番縁遠い存在だったので、そんなに思い入れはないが、景色や風物は70年代とそれほど変わらないので、資料としてもけっこう使えそう。しかし、この40線区のその後が、けっこう数奇ではある。どれも侘しさいっぱいの書きっぷりのワリには、今でも第三セクタで健在のところや、中には電化して路線延長を果たしたところもあるし。

8月8日(火)

広田尚敬氏・広田泉氏親子の写真展、「鉄道写真 〜二本のレールが語ること〜」を見に行く。何とかいって、プロのワザをマスターするには、間近で見て感じ取るのが一番早いワケで、弟子よりもなによりも、親子の一子相伝というのは一番強いと、改めて実感。実子なら、弟子スジとかと違い、仕事以外の部分とか、明らかに失敗しちゃった部分とかも見れるし、その程度は人によってまちまちでも、そもそもある部分は、他人よりは似ているワケだし。世襲というのは、マニュアル化できないことについては、基本的に合理的な制度だと、改めて感心。

8月7日(月)

例のプレイザー製ミリタリー人形は、ライダー人形の数より、バイクの方が3台多い。これをどうしようかと思っていたのだが、どうせ乗り手がいないのなら、白バイにしてしまおうと思いつく。白バイといっても、交通のヤツでなく、駐在さんが乗っている、125とか250とかのヤツ。ローカルには、結構つきものだし。付属品のガソリン缶や角型の背嚢から、サイドやリアのもの入れを製作して取りつける。赤ランプ等は、パーツとしてあったのでそれを利用。なんとかいっても、白く塗ってしまえば、厳密には変なのだが、一般の人が見れば「お巡りさんのバイク」という感じにはなったので、まあいいか。

8月6日(日)

今回のもう一つのテーマが、書庫での資料漁り。機関車の配置表とか、番号別の製造所のリストとか、いろいろ調べておきたかったデータがあるのだが、なんせアナログなので、当たりをつけて現物を見なくては、あるかないかがわからない。おいおい、検索に時間がかかってしまうので、こういうときしかできない。一応、欲しかったモノはおよそ見つけられたのだが、ここで威力を発揮したのが、デジタル一眼レフ。図表をページごと接写しても、充分細かいところまで読み取れるので、コピー感覚で使える。そう考えると、なかなか機動性が高い。昔、コピーがなかった頃は、古文書とか印面を写真にとって保存したようだが、そのノリがデジタルで復活というところか。

8月5日(土)

昨日に続いて、朝のうちに塗装の仕上げ。今日は、細かいところに気配りする必要があるので、室内で吹く。風は涼しいので、基本的に窓という窓は開け放してあるので、室内で塗装してもさほど問題なし。この面でも田舎は塗装向き。黒の仕上げと、オハの上廻り。貨車は、ワフが2輌あるので、けっこうでっぱりへっこみが多く、何度にも分けてきめ細かく塗らないと、地膚が残ってしまう。とはいえ、乾燥が速いので、さほど苦にならない。やはり、塗装は環境次第というコトか。オハは、求めるものが最晩年の感じなので、ワザと、ちょっと粗めにしてみる。好みの問題もあるが、自分としては「らしく」仕上がった。ということで、組み上げて記念撮影。なんせ、こっちには12mmの線路がないので……。

8月4日(金)

本日より、3日間夏休み。千葉の家の近くで、この週末花火大会があるので、それに合わせてのんびりと。で、今回のもう一つのテーマが、今年の課題である「塗装仕掛り品一掃」にスパートをかけること。ということで、先週ブラスクリーンで下準備をしておいた、貨車5輌に加え、仕掛り中古で購入した珊瑚のオハ31が、今回のネタ。ドライブに行く前に、朝のうちにプライマーを、と思ったが、勢いで黒のベースも吹いてしまう。それにしても、屋外で下敷きとかもなしで自在に吹きまくれるというのは、実に気分がいいし、生産性もいい。

8月3日(木)

中古ジャンク箱に、KATO製の1/87ミニカー、トヨタスープラを発見してしまったので、チョコエッグのスープラとの比較をしたくなり、思わずGET。ノギスを当てて、いろいろと比較してみる。赤がKATO製、黒がチョコエッグ。実車のスペックと比較すると、幅ではKATOが1/87.9、チョコエッグが1/90。長さではKATOが1/87.6、チョコエッグが1/92.4。まあ多少ショーティー気味ではあるものの、チョコエッグのミニカーは、およそ1/90というのが、ここでも確認された感じ。実際に並べてみると、顔つきとかのとらえかたの差のほうが目立って、大きさの差はあんまり気にならないんだけどね。おまけで、バイク軍団もちょっとお出まし。
測定箇所 KATO製 チョコエッグ 実車
フェンダー最大値 20.4(1775) 19.6(1705) (-)
全幅最大値 20.6(1792) 20.1(1750) (1810)
全長 51.6(4490) 48.9(4255) (4520)

8月2日(水)

久々に、LGBの機関車の安い出物を発見。オープンキャブタイプの、Bタンク。最近はGゲージもなんか大型化した上、DCCとかもついて、価格もかつての数倍というものがおおいだけに、昔の値段で出てたものが、さらに中古価格というのはありがたい。2'6"というより、2'という感じもする、かなり小さめなカマだが、その分、味噌汁軽便的な味も。プレイモビルの「おとぎ客車」には、こっちの方が合いそう。まあ、メルヘン系ナローは、実はGで押えている、ということがばれてしまいそう。というより、昔はナローブームに乗って、TMSにナローの記事が出たことがあるし(爆)。Egger Bahnとかけっこう好きで、ヨーロッパ行ったときに買って帰ってきたりもしたし。カミングアウトしておきます(笑)。

8月1日(火)

やっとのことで、オートバイの人形をフィニッシュ。なんせ、細かいところを入れると、バイクで5〜6色、人形で4〜5色使うので、塗っては乾かし、塗っては乾かし、という気長なプロセスが必要なので、詰めて作れないのだ。おいおい、毎朝、ちょっとづつ塗ったり、くっつけたり、ということになってしまう。もともとミリタリー出身の「なんちゃって」なのだが、こうやって色をつけると、それなりに一般のおっさんライダーにみえるから楽しいモノ。昭和40年代のローカル風景には、2輪は欠かせないだけに、まあ重宝しそう。





(c)2006 FUJII Yoshihiko


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