「夢」を大人買い

-今月のホビー日記・2007年12月-




12月31日(月)

大晦日。いよいよ今年も今日限り。1、2まで書いてちょっと間が空いてしまった、2007年 ぼくの模型ニュースBest3の、第三位。これまた「帯に短し襷に長し」なのだが、「念願の車輌、レアな車輌を連続入手」といたしましょうか。手に入れたいなと思っていたPEMPのEF5863号機、C623号機にはじまり、C57135号機、C56109号機といった特製品など、この一年に増備した車輌は、輌数こそ38輌、月3輌ペースと例年並だったが、内容は相当に濃かった。おまけに、蒸気の製品については、一通り揃ってしまった勘定になり、この面ではラッキーな年だったといえましょうか。来年もよろしくお願いします。

12月30日(日)

今日もまた忘年会。某模型店の常連さんの会。またもや大掃除をしてから、夜に参上。米国型、欧州型、日本型と芸風も様々なら、OからHOから、スケールも様々。しかし、鉄道模型が好きという点においては皆さん共通しているだけに、初対面でもけっこう話は会う。JAMに来ていただいた方や、このWebを愛読していらっしゃる方もおられて、恐縮の限り。それにしても、二日連荘と言うのは、なんとも濃い年末でした。

12月29日(土)

昼のうち大掃除をやってから、夜はHOMPの忘年会。今回の主役は、なんといっても「Zゲージ」。けっきょく、マルイのEF65と20系、E231系、プラスアップのEF81と、スケールものは全部揃ってしまい、卓上運転会。006Pつかった特製電源だが、ホント良く走る。工夫して、EF81のナックルカプラーとEF65のアーノルドを連結させたら、ちゃんと協調して走るし、まあ、よくできてること。それにしても皆さん、「走る模型」は何でも大好きというのを図らずも証明したような感じ。あんたも好きねぇ、って、ぼくもEF81持っていった張本人だったりするんだけど。

12月28日(金)

仕事納め。で、2007年 ぼくの模型ニュースBest3は、第二位。何を二位にしようか、けっこう迷ってしまうのだが、このあとどうなるか本人にもわからないというリスクも含めて、「禁断のOJに手を出す」に決定。蒸気機関車2輌と貨車2輌。全部出物で、かなり安かった、というか、安かったからつい手を出してしまった、という方が正解なのだが、一旦手を出してしまえば、アリの一穴になるのは歴史の必然。当分は、「16番より安いモノに限る」というキャップを嵌めているんだけど。それにしても、これまたC57と9600。懲りないというか、進歩がないというか、病気ですね。それも30年来(笑)。

12月27日(木)

クリスマスも過ぎて、世間も年末年始モードに移行。ということで、そろそろ今年の総決算でもしてみましょうか。題して、2007年 ぼくの模型ニュースBest3。第一位は、文句なしにHOMPでのJAMへの参加でしょう。出展側での参加ははじめてだけれど、いろいろ気がついたことも多いし、いろいろなヒトにも出会えたし、なかなか充実したイベントでした。この手のモノは、最初に参加するまでの敷居が高いけれど、一旦やってしまうとそこから一気に拡がるので、いい経験だったといえるでしょう。まあ、いい仲間に恵まれたというのが、成功の最大のカギだったともいえますが。12mmの拡がり、モジュールレイアウトの拡がりにも、それなりに貢献できたのではないかと思っています。

12月26日(水)

で、ここのところフィニッシュに入っていた、モデルワーゲン製オハ47仕掛品の仕上げ作業を一気に。主眼は、椅子と人形で、あとは昔でいう「塗装済キット」の組み立てと同じ。人形は、この前買ってきたアクラス製の「日本人乗客」を使ってみる。が、デカいぞ、こいつは。1/80ドコロじゃない。OOスケールか。いや、元が日本人で背が欧米人より低いことを考えれば、1/72のミリタリースケールのほうが近いのでは。フルサイズ客車なら、なんとか座らせられるが、HOeとかだと、そもそも乗らないんじゃないかな。で、台車には余っていたエリエイ・ナカセイ製のヤツを装着したので、ボルスタの選定には気を使ったのだが、まだ、0.5mmぐらい高いみたい。とはいえ、もとがワーゲンなので、屋根のカーブがそもそも違うからねえ(爆)。

12月25日(火)

C57117号機の「形式写真」を撮りなおして、未塗装時の仮版と差し替え。形式写真なので、公式側だが、実はこと九州のC57についていうなら、非公式側の方がディティーリングのやりがいがある。たとえば117号機だと、公式側の特徴となると、第三動輪からの検出に改装されたスピードメーターと、ランボード下のパイピングに付けられたコックぐらい。あとは至って標準的。空気作用管も、実物は妙にねじ曲がっているところがあるが、これは模型ではマネしないのが普通。その点、非公式側、特に給水ポンプからキャブまでは、プロトタイプごとにみな違うので、実はこっちが通好みかも。ということで、非公式側の形式写真を。

12月24日(月)

ガキとクリスマスイブ。の間を縫って、客車の続きをこちょこちょと。上廻りは、Hゴムの色差しと、窓枠、窓ガラスの取り付け。これだけで、けっこう出来上がってきた感じがするところが、ハコモノの特徴か。外出して帰ってきてから、夕食までの間で、下回りの作成。下回りは、全く手つかずで、部品もないのだが、手持ちのパーツでほぼ出来る、というか、台車をはじめ手持ちのパーツを活用できるので、これを購入したという方が正解だろう。床下機器はホワイトメタルだが、取り付け用のボスが出ているので、接着剤ではなく半田付けで装着。これまた昔とった杵柄だが、ボスを溶かし潰すタイプなら、フラックスをたっぷり塗るとともに取り付け部分の真鍮を半田メッキし、濡れ雑巾でパーツ本体を包んでおけば、ホワイトメタル自体を半田化してワリと簡単に取りつけ可能。で、食事前に悠々完成。これが、今年のコテ納めか。

12月23日(日・祝)

天皇誕生日で、連休二日目。まあ、どちらにしろ日曜なのだが。午後から晴れてきたので、先日仕入れた仕掛品の客車の塗装。上廻りはほぼできていたので、ちょこっといじれば、即塗装可能だった。実は、昨日の夜塗ろうと思ったのだが、すでに湿度が高く、プライマーがカブってしまうという失態で、シンナープール行きになっていたのだ。客車なので、調色スプレーでサクサクと吹いて、屋根もスエード調スプレー。塗装は、なんか焼き物と似ていて、あるところまではワザでコントロールできるが、最後のワンマイルは神のみぞ知る、というのが、面白くもあるし、難しくもあるところ。まあ今回は、ひとまず許容範囲というところか。この車輌が完成したら、今年最後の出庫車輌という感じかな。

12月22日(土)

C57117の走行チェックということで、FABに行き、レイアウトを借りて走らせる。珊瑚のC57は、従台車の構造が凝りすぎで、クビを充分に振らないので、調整が難しい。従台車が半分固定になってしまう分、先台車がより首を振ってくれなくてはいけないのだが、これまた、実物のようなリンクで吊っていて、左右動が小さい。700Rを割ると、作りの良し悪しもあるが、けっこうクリティカル。やはり、脱線かショートかという感じ。何とか軽いショートまでは持ち込んだので、後はタイヤの裏側をエポキシで絶縁してお茶を濁すか。帰りの時間には、首都高速中央環状線山手トンネルが開通していたので、早速トライ。首都高の開通日通行は、学生時代の湾岸線以来か。まあ、並んで0001の切符、というほどの熱意はないが、開通日に乗ったり通ったりしたいというのは、素直な鉄分の反応では。

12月21日(金)

しかし、今月は雑誌やムックがでまくり。国鉄時代/蒸気の時代がでる巡りなので、ただでさえ買うものが多いのだが、年末ということで、単行本や別冊もかなり出ている。こうなると、焦って買うことはない。まずは、国鉄時代を買ってきたが、このDVD見るのも、来年になってしまうのでは。ところで、最近食玩屋での「街角コレクション」の相場が上がってきた。それだけ売れるということなのだろうか。「ぽち」とか、Nの中古模型店のほうが。かえって安いぐらいになっている。といいつつ、きょうも80周年記念号。いったいどうなってるの(笑)。

12月20日(木)

またもや、朝日を利用したフォトセッション。今の時期だと、出勤前の10分間がちょどいい日射しなので、そこを狙う。3分でセッティング、5分で撮影、2分で撤収。構図を考えている時間はないが、前もって決めていたアングルなら、何とか撮影可能。サッと撮って、一撃離脱で出社。全盛期の筑豊本線とか、室蘭本線とか複線で次々蒸気がやってくるところだと、実物の撮影でも、そのぐらいのインターバルで撮影して、次の撮影ポイントに即移動、というのもあったなあ。前の135号機が冬の午後3時過ぎの日射しなら、夜行で日豊本線の撮影地に降り立ち、まず最初の一列車を撮る、午前8時前、という感じの日射しでしょうか。

12月19日(水)

朗報は続くモノ。が、今度は出物ではなくて、小菅さんのところに頼んでいた、C57117号機の塗装が仕上がった、という連絡。ちょうど出先で受けたのだが、青山も近かったので、そのまま立ち寄る。例によって、スペシャル九州フィニッシュの鉄色っぽい仕上げ。今回が3弾目となることもあり、段々仕様も固まってきた感じ。実はこの117号機、九州のパシらしく、非公式側のランボードに沿った前部暖房管が特徴なのだが、珊瑚のC57はランボードの幅がスケールより広めなので、実物通りランボード端から浮かしてつけると、キャブからハミ出してしまう。ということで、ランボードに密着させてしまったため、縁しか白線が入れられない。そのあたりも、バッチリ作業していただけたのは流石。ということで、お立ち台の上に乗せて眺めながら一杯。南北の人気カマが、一気に揃った感じ。

12月18日(火)

ということで、早速朝日を利用して、C57135号機の形式写真の撮影。冬の東京の朝の日射しは、北海道の冬だと、晴れた日にちょっと日が傾きはじめた感じに似ている。そういう意味では、北海道タイプにはいいかもしれない。といいつつもこの135号機、よく見ると現役仕様ではなく、交通博物館仕様(まあ、鉄道博物館でも同じだけど)。博物館に展示されてからの整備で変更された部分も反映されているので、展示されている現物をじっくり取材して、それを再現して製作したものと思われる。そういえば、鉄道博物館のターンテーブルは、通路がついていて妙にドイツ製のターンテーブルの模型を思わせるところがあるし、「鉄道博物館のジオラマ」というお立ち台を作ってもいいかな。ところで、今日も銀座線は「80周年記念号」。これって、なんでしょね。

12月17日(月)

それにしても、来るときは来る。またも大物、それも個人的にはとても希有な大物と出会ってしまった。ブツは、ムサシノモデル・まごころ工房特製品のC57135。90年代半ばの作品と思われるが、当時の12mm関連パーツの少なさを反映し、少なからぬパーツがスクラッチで作られている上、わざわざ原画を起こしたエッチングまで作成している手のかけものかは、スグに見てとれる出来。で、この現品を、5年ほど前に某模型店に出ているのを見ている。その時も「まあ手掛けた作品だなあ」と思ったが、プレミア付きのお値段にもびっくり。で、その時は見送った次第。その後、鉄道博物館ができ、ターンテーブルの上のC57135号機の写真を見るにつけ、「そういえば、あのモデルどうなったんだろう」と妙に気になっていたところだった。おまけに、その時の数分の一の値段。ある種の運命を感じて、即GET。それにしても、店員さんの手が空くまでの1分弱の長く感じたこと。まあ、こういう出会いもあるんでしょうね。

12月16日(日)

昨晩の打ち上げで二日酔い。午後になってから、散歩がてら、模型店めぐり。千代田線に乗ると、またもや小田急4000系。2回乗ったが、2度ともそう。それも別の編成。銀座線の80周年記念号にしろ、今月はこういう巡り合わせが多い。で、獲物は12mmの貨車一輌と、仕掛品の客車。まあまあの収穫か。まだ、ツキはあるようだ。

12月15日(土)

本日は、バンドのライブ&パーティーにつき、鉄分なし。で、昨日の続き。8日の鉄橋の件は、その後、ウォルサーズのカタログを、端から端まで調べたのだが、なかなか適当なのがない。というか、日本的感覚からすれば鉄橋は「鉄路の華」なのだ、当然「Bridges」という項目があるだろうと思うのだが、それがない。「Structures」の中に、各社ごとにオマケ的に載っているだけ。それも、ほとんどがヨーロッパ製。確かに、コロラドナローとか山岳路線を除けば、アメリカの鉄道は砂漠とか突っ切っているのが多く、橋は少ないのだが、ちょっとびっくり。ということで、仕方がないので、キットバッシングで作ることにして、それに向いていそうなトラス橋を発注することに。思わぬ発見。

12月14日(金)

今週は、巡り合わせがいいらしい。今度は、持っていなかったタンク車2タイプを発見。ちょうど、その店のポイントが溜っていもいたので、ワリとリーズナブルにGET。もともと年末はセール期間でもあり、下取り品というか、タマの動きが多い時期ではあるが、なかなか調子良し。この時期なら、こっちのキャッシュフローも好転しているだけに、「来るなら来い」というところか。

12月13日(木)

何気なく、ブックオフを覗くと、なんと「SL No.9」が、一冊だけポツンと鉄道雑誌のコーナーに。腰巻付きで、ヤケもなく、かなりきれいな状態だが、なんと500円。実は「SL」、「ゆうづる」特集のこの9号だけ持っていなかったりする。相場からすると、一桁安い価格も含めて、まさに天の恵み。これで、「SL」も全揃い。発売当時は、定価自体が高くて、どうしても必要な記事(No.7の九州の9600など)がある号しか買えなかった恨みが、これでやっと晴れる(笑)。もしかして、今週はついているのかも。と思ったら、銀座線は3度目の80周年記念号。毎日運用についていることは確かだが、全部乗った時間が違うので、決まった運用というワケではないよう。それで、3度目というのか、けっこうな確率かも。

12月12日(水)

これまた、虫の知らせというか、ふと心に思うところがあり、移動中にちょっと足を延ばし、あまり行かない模型店を覗く。12mmの出物なんて、年に一度出てくるかどうか、というくらいのところなのだが、なんと、IMON製のEF65PF国鉄色の出物があるではないの。高くもないが安くもないという感じの値付けだが、新品が早々に売り切れになってしまった絶版製品ということを考えると、まあリーズナブルかも知れない。PFは、前に鉄分があった時期には最新鋭で、それなりにキマっていたイメージがあり、直流機の中では好きなモノの一つ。少なくともEF58よりは好きなのだから、あってもいいかな、ということでちょっと迷ったがGET。あとから調べると、キットももう売り切れだし、なかなかアタりだったのでは。でも、マジマジと見ると、やっぱりよくできているわい。ちゃんとEF65に見えるからね。16番だと、こうはいかない。ところで、このカット。酔った勢いで、そんなに明るくない居間のテーブルの上、30" f32というとんでもない露出なんだけど、ちゃんと撮れてるね。流石、ニコンのデジタル一眼(笑)。

12月11日(火)

銀座線に乗ろうと待っていると、今日もまたやってきたのは80周年記念号。いかに朝晩乗っているとはいえ、実質一週間で2回は、けっこう高打率。だからどうこうというワケではないのだが、まあ運がいいのかな。中身はなくても、基本的に気分がいいのは確か。テレビのワイドショーの占いで、けっこう高いポイントが出ると、なんか気分的にはうれしいのと同じか。車内の中吊り、額面(最近は窓上ということが多い)に掲示されている「地下鉄風景」は、昭和30年代、40年代が中心で、個人的にはジャストフィット。このへんが、レトロの最大公約数ということなのだろうか。

12月10日(月)

ネコ・パブリッシングのサイトの鉄道系コンテンツを集めて、本日より「鉄道ホビダス」としてリニューアル・オープン。もともと戦略的というよりは、雑誌展開の中から創発的に出てきたコンテンツが多かっただけに、寄せ集めても、なんか雑多な印象はぬぐえない。編集長のBlogや最新情報の提供など、付加価値の高いコンテンツがある一方、通販系コンテンツと読者投稿系(読者Blogも含む)コンテンツは、それぞれ別の塊という感じも強い。多分、トップページをポータルとして入ってくるような使われ方ではなく、個別のページに関心のあるヒトが、直接やってくるというイメージなのだろうか。実はそれだと、一つに集めた意味はなくなってしまうのだが。

12月9日(日)

冬場の朝は、天気さえよければ、例の出窓から直射日光がふんだんに入ってくるので、ジオラマ撮影には絶好の日和。ということで、今日も小手慣らし。古墳の公園のモジュールの線路部分のみを、複線モードで使用。すれちがいのシーンを、メイン被写体にのみ光がきているイメージで撮ってみる。日陰になったキハの窓への写りこみがいい感じ。ところでキハ82とC57、未電化複線区間というと、筑豊本線の「かもめ」かなあ(笑)。すると、C57は若松のC55が置き換えられてから、というイメージでしょうか。

12月8日(土)

これから年末までで、何か軽いモノを、と思い立ち、ジャンクジオラマの再生を兼ねて、ちょっと改造してみようか、というアイディアが浮かぶ。ポイントは橋梁ということで、輸入品のプラキットとかで、在庫のありそうなところを午後から数軒回る。が、こういう場合の常で、いざ探してみると、文字通り「帯に短し、襷に長し」で、ジャストなサイズの製品がない。すでにスパンが決まっているので、サイズが合わなくては仕方ない。涙をのんで、今回は断念。適当な鉄橋が手に入ったら、その時点で再開ということにしよう。

12月7日(金)

クマタ貿易のセール。Webとかでしか告知していないと思うが、あそこのセールは、部品とか、半製品とか、いろいろ出てくるので、行ってみる価値は大いにある。ということで、移動の途中で寄ってみる。さすがに、結構人出が多く、クマタにしては混雑。獲物は、少々難あり現状渡しのOJの貨車、1輌。とはいえ、ちょっと修理してタッチアップすれば、他は問題ないので、かなり割安。こういう出物しか買ってはいないのだが、OJも確実に増殖しつつある。危険だ(笑)。

12月6日(木)

朝、仕事先に移動すべく千代田線に乗ると、やってきたのは、またもや小田急4000系。ここんとこ連続して、千代田線に乗ると4000系がやってくる。で、一駅乗ったら、抑止がかかる。明治神宮前で人身事故。乗っているのは北千住方向。グモったのは代々木上原方向。ヒマなら、カブりつきの位置で列車無線とか聞いて面白がるところだが、なんせ仕事中。駅で止まったのが幸いだが、なんの乗換えもない駅。仕方がないので、下車してタクシーで用務先まで移動。スグにタクシーが拾えたのが不幸中の幸いだが、気がついたら値上げしてるんじゃない。うむ、迷惑な。

12月5日(水)

ちょいと用事があったので、臨海副都心まで久々にゆりかもめに乗る。毎日見ていることは見ているが、乗るのは夏のJAM以来。年末年始のイベントか、タイアップで、CXの女子アナが車内放送のアナウンスをやる企画を実施中。しかし、こうやって「読み」の声だけ聴き比べると、わかるヒトには、ナレーションの良し悪しがはっきりわかってしまう。もしかして、けっこう危険な企画かも(笑)。それにしても、ゆりかもめは第三セクターのはずなのに、駅の通路やホームが、いまだにけっこうきちんとしていて汚くない。「大江戸線」が、もはや蜘蛛の巣が目立つ「都営らしい駅」になってしまったのと比べると、公営よりは、まだ第三セクターほうがマシということなのだろうか。

12月4日(火)

朝、駅までゆくと、田園都市線のダイヤがメチャクチャになり、客が駅からあふれるほどのズル混み。午前6時台に起った、市ヶ尾駅での飛び込み自殺が原因という。年に何回かは起るが、全くもって迷惑千万(報道によると8万5千人が迷惑をこうむった、とのこと)。で、どうしようか考えたが、開き直って、ゆっくり朝飯を食って、東横線でいくことに。が、東横線も振り替えで、極端な遅延発生。特に、優等列車と各停との連絡で、遅延が拡大している模様(特急・急行の後がダンゴになる)。これなら、東横線側も全部各停で運行すべきだったのでは。

12月3日(月)

昨日より、東急田園都市線/メトロ半蔵門線の渋谷駅が、東急に移管。昨日もおとといも通ったけど、昔みたいに制服の色が全然違う系統というワケではないので、比較的静かな変化。とはいうものの、マニュアルの違いからか、ホーム上での駅員の立ち位置が全然違うのが新鮮。で、2日めにして、急病人続出で大幅な遅延発生。その内三軒茶屋では、目の前で病人が救出され、駅員により車椅子で搬送されるところに出くわしてしまった。で、銀座線に乗換えると、これがなんと「地下鉄80周年記念号」の01-17F。あっさり出くわしてしまったが、降りぎわに携帯でワンカット撮るのがやっと。ヒトの流れが切れたときには、既に動き出しているし、駅のホームの明りでは、携帯のカメラではちょっとブレていますがお許しを。

12月2日(日)


ということで、夕張鉄道11型の形式写真を撮影するついでに、お立ち台でのショットも撮影。さらについでに、8620形式との比較ショットも撮影。ファインスケールだと、なるほどボイラやキャブ廻りの主要ディメンションが共通していることが、歴然と見えてくる。ところで、夕張鉄道11型を入手したことで、12mmを始める前に、製品として発売されていた蒸気機関車については、特定番号とかバリエーションはさておき、どれも最低一輌は揃った勘定。都合6年かかったものの、人間、やると決めたらなんとかなるもの。12mm始めたときから、あわよくば、と、狙っていたりしたんだよね。

12月1日(土)

今日から、師走。今年も終わりが近い。模型的には、けっこう盛り上がりがあり、バラエティーに富んだ一年だったが、まだまだ何かありそう。で、今日は家の中のメンテナンスが入っているので、地下室に篭らざるを得ない。何年か前に、そういう状況になったときは、ふと思い立ってターレットを製作したりしたが、今回は、カプラーの製作取り付けと、パーツ類の整理。特に、レイアウト関係の材料とか、製作時のまま大きな手提げ紙袋に入れっぱなしなので、こういう機会でもないと整理がつかない。中古やジャンクで出るたびに買っていた津川のトラックやバスが、けっこういっぱいあることを発見。なんか忘れていたものが出てくると、ちょっとうれしかったり。


(c)2007 FUJII Yoshihiko


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