hobby diary

「夢」を大人買い

-今月のホビー日記・2011年6月-




6月30日(木)

中国といえばパクり、ということで、中国の新幹線車輌が、和諧号に使われている車輌のベースとなった、日本のE2系、ドイツのICE3系そっくりというのが、例の「偽ガンダム」のように取り上げられている。しかしそれを言うなら、中国の蒸気機関車の基本は、満鉄が1918年に発注したアメリカのアルコ社製の機関車を、自社工場および、日本の車輌製造メーカーでフルコピーして増産した、「ミカィ」型に行き着く。これは新中国になってからも、「解放型」と呼ばれて、全国の車輌工場で生産された。さらにはその改良型の「建設型」が、1956年から1988年まで生産されたという、とんでもない歴史がある。それを考えれば、今回の件など、けっこうオリジナリティーがあるともいえるのだが。

6月29日(水)

昨日、田園都市線で帰りに乗った電車が8614Fだったが、今年も「伊豆のなつ」号のラッピングがされているじゃないの。帯の色こそ年間通して伊豆急風だが、キャンペーンをやる夏になると、ラッピングをするということらしい。乗ってみると、まだ中の広告は、一般車輌と同じ。いろいろ調べると、本格稼動は7月1日からのようだ。ちょっとフライングということで。

6月28日(火)

今月は、ワンクールに一回の「物入り月」で、ムック関係がまとめて出る。最近は、どうせ読む時間がとれないので、ゆっくり構えて買ってくることにしている。で、やっと「国鉄時代」を購入。しかし、のっけが「復活C6120撮影地ガイド」だと。このページを見ているだけでは、版型といい、レイアウトといい、RMと特別がつかないぞ。せめて、現役時代とのディティールの違いとか、かつての活躍を思わせる撮影地とか、オヤジ向けの一ひねりのこだわりが欲しかったと思うのだが。

6月27日(月)

まあ、「上」を買ったときから予定だったわけだが、RMライブラリ143の「銚子電気鉄道(下)」も買ってくる。いろいろな意味で、話題が豊富で、人気もある路線だけど、あの路線距離、あの車輌数なのだから、RMライブラリといえども、上下2巻にびっしり濃い内容となれば、地元の人しか知らないような話を含めて、中身は相当に濃くなる。このシリーズは、どちらかというと、コンパクトにまとまっているけど、まだちょっと食べたい、という程度の内容の巻が多いが、これは充分満腹できます。

6月26日(日)

HOMPの、夏のコンベンション向けの接合会。今回は、今までの分割式レイアウトをやめて、純然たるモジュール式に変更したので、それなりに新作モジュールも多いし、いままでのブロックをモジュールに改造したものもあるので、一度やってみないとどうなるかわからない面もある。とはいえ、皆さん手馴れたモノなので、多少の問題はあっても、一応、繋がって走るところはクリア。シーナリーを作ってないヒト、ちょっとトラブルのあったヒトは、本番までにちゃんとしておいてくださいな。ところで、奥に見える別のモジュール式レイアウトは、一体何か?答えは、本番をお楽しみに。

 

6月25日(土)

朝は、このところ数日続いた異常な暑さで夜が明けたものの、昼過ぎに前線が通過してから、急に気温が下がり、にわか雨も降ってきたという、異常気象な一日。暑さの中、いろいろ用事をこなしていた一日。そんな中で、前の「国鉄時代」のDVDをまだ見ていなかったことに気付き、作業をしながら掛けて見る。そういえば、震災以降、妙にざわざわと忙しく、前もって予定しておかないと、まとまった時間が取れないんだよね。これで心置きなく、今出ている号が買えるというもの。

6月24日(金)

山手線に乗って東京駅に差し掛かると、丸の内側になにやら見慣れぬ塔が。もしや、と思って注視すると、復元駅舎のドーム屋根ができているではないの。偶然カメラを持っていたし、多少時間もあったので、早速途中下車。ひとまず、ドーム屋根が見えるところを探して、シャッターを押す。どうやら外観はかなりできているようで、工事は、内外装の細かいところに入っている模様。クレムリン宮殿みたいに馬鹿でかいのかと思っていたら、それほどでもないのね。

 

6月23日(木)

北京-上海間の「中国新幹線」が、中国共産党創立70周年の7月1日に正式開業とのニュース。ポイントは、時速350km/hと喧伝されていた最高速度が、300km/hでの営業に「正常化」されたところ。技術供与をしていた川崎重工をはじめとする日独メーカーが、350km/hでの営業には、安全の保証ができないと主張していたのをのんだカタチ。とはいえ、出ることは出るので(国内でも最高速度テストでは、もっと出している)、最高速度は運転士次第ということかも。鉄道ではないが、東阪間の飛行機は、空港のすいていた昭和40年代は、パイロットが速度を競い合い、軒並み30分を割って飛んでいたというのは、有名な話。727は、音速が出せるんだよね。

6月22日(水)

小寺康正氏の写真集、「蒸気機関車の視角 タンク機関車 上巻」が、満を持して発行になったので、買ってくる。決して安い本ではない(本とは思えないぐらい、ポイントが付くし)のだが、資料という意味では、ほかに並ぶモノがないだけに、その価値は充分。知っていることを再確認できることもおおいが、新たな発見もたくさんある。もっと早く発行されていれば、と思った人も多いのでは。「下巻」意向の展開にも期待したいところ。

6月21日(火)

駅のポスター掲示板を見ると、妙な自社広が。題して、「新しくなる「総合検測車」の愛称を募集します」だと。2012年3月に、検測車が新車に変わるので、その愛称を募集している。イラストを見ると、どうやら18m級の2輌のようが、1000系の改造とかではないようだ。しかし、台車は発生品のような感じもする。そうか、「派手車」も廃車になっちゃうのか。まあ、このイラストも充分「派手」だけど。

 

6月20日(月)

書店で、NEKO MOOK 1637 江頭剛の建物模型工作2をペラペラとめくってみる。もともと、RMM誌に連載されていた、Nゲージストラクチャ工作の記事をまとめたムックだが、これがなかなか侮れない。連載中から、けっこう資料写真が充実しているのはチェックしていたのだが、こうやってまとまると、実物の民家に関する資料としてもかなり役立つ。特に、いろいろな地方の事例を取り上げているのは、自分で実際に取材できるエリアが限られているだけに、なかなか魅力的。他のスケールをやっている人でも、持っていて損はないと思う。

6月19日(日)

またもやJR北海道でお騒がせ、今度はスーパー北斗の発煙騒ぎ。石勝線の列車火災以来、発煙騒ぎや故障、乗務員の居眠りなど、それにしてもトラブルの連発。まあ、大きい事故があると、それまでとは違ってみんなが注目するようになるので、過去においては人知れずローカルニュース程度で済んでいたトラブルも、全国区に広がってしまうという事情はあるとは思うが、基本的に貧すれば鈍する。キャッシュフローの悪い鉄道会社というのは、トラブルがそもそも多いんだよね。

6月18日(土)

クルマで外出していて、新青梅街道を走行中に、土曜日なので新額堂が営業していることを思い出し、久々に立ち寄る。内装がちょっと変わっていて、ちょっと新鮮な感じ。畑の土の掘り起しではないが、なんか掘り出し物が出てきそう。それはそれとして、HOスケールのダイキャスト製ミニカーがいろいろ入っている。これが6〜700円ぐらいと、安い。まあ、HOスケールのトミカというところか。その中に、初代ホンダシビックなんてのもあったので買ってくる。ということで、食玩のシビックと並べてワンカット。こうやって見ると、チョコエッグのシビックはけっこう良いプロポーションしてるじゃないの。車輪を他車種と共用しているのか、ダイキャストのヤツはちょっと大きめ。この辺は、食玩のほうがバランスいいかも。

 

6月17日(金)

今月は、今日が趣味誌の店頭販売日かな、と思って行くと、半分当たりで、半分外れ。ネコ、エリエイ関係とファン誌は出ていたが、その他は明日とのこと。対応が割れるのも、ご時世かなという感じ。それにしても、いつもは早めになるTMSが、かたくなに18日店頭発売を守ってきたというのは、らしいといえばらしいのだが。

6月16日(木)

JR九州豊肥線朝地駅で、昨夜、運転士が居眠りをして、停車駅を通過するという珍事件が発生。車掌が気付き、3キロ走って緊急停車させたということだが、なんともお粗末。過去には、居眠りが原因で発生した事故もあるので、稲売り自体は今に始まった問題ではない。しかしちょっと前には、JR北海道で乗客に運転士の居眠りを撮影されるという出来事もあったし、なんか微妙に緩んでいる感じがなきにしも。

6月15日(水)

レモン社にて、ついにNikonS-μ3/4のマウントアダプタを見つける。もちろん購入。あるのは知っていたが、なかなか現物に出会えなかった。μ3/4の「マニア向けアダプタ」は、中国製の少量生産というか、ほとんど手工生産のようで、見つけたときに即GETしとかないと、いつ手にはいるかわからない。さすがに、外爪バヨネットのみ対応のタイプ。標準レンズ用のヘリコイド付きのタイプもあるようだが、それは流石に冗談とはいえない値段なので、これはこれで充分。やっと、欲しかったマウントアダプタは、一通り手に入った勘定。もっとも、まだレンズの種類としてはあるんだけどね。

6月14日(火)

さて、週末のネタで引っ張るが、千葉では仕掛り品再生プロジェクト(その1)のために、書庫から参考になりそうな資料を漁る。実は、蒸気の仕掛品が3輌になってしまったので、ちょっとでもプレッシャーを掛けるべく、「(その1)」としてみた。その1は珊瑚の96なのだが、さすがに九州型だと、次に作るのは「中高」か「前上」でないとバランスが取れない。ということで、芸風外のタイプにしようと思っているのだが、芸風外だと、資料も少ないということに、改めて気付く。まあ、あんまり難しいことを言わずに、気分でまとめる感じなら、なんとかなる程度の材料は集まったので、気楽にいきましょうか。

6月13日(月)

昨日は、京葉間の市街地の一般道を走ったのをいいことに、「記憶の中の鉄道風景 総武線緩行の車窓から」で、撮影地が判別できなかったカットの考証も行った。カギになるのは、バックに写っている高圧線。高圧線の経路は、鉄道や道路と同様、時間が経っても変わらない。そこで、総武本線を横切る高圧線をチェックすると、千葉駅以西の千葉県内区間では、稲毛-西千葉間、津田沼-幕張本郷間、西船橋-船橋間の3ヶ所。このうち、稲毛なら千葉気動車区が写っているはずだし、津田沼なら並行する京成線が写っているはずだ。となると西船橋-船橋間ということになるが、よくチェックすると、はるか彼方に、まだ開業前の東西線の高架橋が見えている。ということで、撮影地は西船橋-船橋間で決まり。内容も、それに合わせて修正しておきました。

6月12日(日)

千葉の庭整備も、5月中にもう一度やっておかなくてはいけないペースだったのだが、目白押しのスケジュールや、不順な天候の関係で押せ押せになってしまい、6月も第2週。本日も予報はそんなによくないが、日中はなんとか雨は降らなさそう。ちょうど、ガキが朝から夕方まで、船橋方面で用事があるので、それを送って行きがてら、一撃離脱作戦を展開。さて、写真はこのところ「記憶の中の鉄道風景」で展開している、1968年夏の千葉のカットから、開業前の地下鉄東西線原木中山駅の様子。開業が1969年3月なので、開業の半年ほど前、すでに架線も張られ、準備万端という様子。しかし、当時はね、周りは全部田んぼだったんですね。本日は用事の関係で、珍しく京葉道路経由で行ったので、今の様子を車窓から確かめてきましたよ。この一帯はマンションが立ち並んでいるものの、建築資材置き場とか、運送会社のトラック車庫とかもあり、古くからの市街地ではないことはわかるものの、こんな田んぼの真ん中だったなんてことは、痕跡すらない感じ。たかだか40年前ぐらいの話なんだけどね。せっかくの記録だけど、ハメどころがないので、こちらに割り込ませます。

 

6月11日(土)

今年は、5月から梅雨入りということで、天気が読めない状態が続いて、週末の予定がうまく立たない。とはいうものの、今週はどう転んでも雨ということだったので、やらなくてはならない、今年の夏の国際鉄道模型コンベンションに向けた、HOMP Hawaiian Pacific Railroadモジュールの改修を行う。今年からは、会員も増えたので、初代の分割式レイアウトの部分を廃止し、完全にモジュールレイアウトに移行する。これに伴って、ぼくが担当していた部分など、旧分割式とモジュール部分を接合するために、線路の位置が特殊サイズになっていたモジュールは、標準規格に合わせるように改造しなくてはならない。まあ、実はそんなこともあろうかと、比較的改修が容易なように考えて作っておいたので、そんなに地面は傷めずに改造できる。ズレの分を戻すレールを作るのが一番手間なぐらいで、半日仕事。Sカーブの部分も、一部ハンドスパイクでスラックを入れるなど、それなりにケアしたので、走行的にも問題はないものと思われる。シーナリーを復元するのは、一応接合会を終わってからにしよう。

6月10日(金)

NEKOの鉄道車輌ガイトvol.4は、D52・D62の特集。このシリーズも、まったく次に何が飛び出してくるかわからないのだが、こんどはD52だと。となると、やっぱり主役はMr.D52肥沼さん。ここまでのこだわりには、本当に脱帽です。常に新しい資料を求めてやまないだけに、ちゃんと新しいネタが出てくるからスゴい。個人的にもD52は好きな機関車なのだが、一般的にはそれほど情報が多い機種でもないので、きちんと未公開ネタが載っているというのは、けっこうウレしい。

6月9日(木)

今月の「記憶の中の鉄道風景」コンテンツ作成。今月も、先月に続いて昭和40年代のネガから新シリーズ「先史遺跡発掘」。1968年8月の、房総東線八積駅付近で撮影した鉄道風景の数々。偶然撮れたカットには違いないが、先月のよりは、多少狙って写す余裕があった分、12歳の頃の「気分」がわかるような感じも。実は、このシリーズはまとめてスキャンしてしまっているので、ネタがあることも含め、当分コンテンツ作成はお気楽ですね。

6月8日(水)

トミーテックの鉄道コレクションには、鉄道会社や流通とのタイアップで製作した限定品もいろいろある。Nをメインでやっているわけではないが、編成モノの電車はけっこうNで買ったりするので、雑誌の記事や広告、模型店店頭での告知は一応チェックしているが、この「限定品」は、全然情報のないものも多い。で、中古店の店頭で、突如「こんなのがあったのか」というヤツに出くわすことになる。また、値段もこなれているので、気になるとつい買っちゃう。今日もまた見つけちゃったりしたんだが、それはそれでけっこう溜まっているなあ。

6月7日(火)

なんか、数ヶ月ぶりに京急に乗車。久しぶりなので、蒲田付近の工事が進んでいるかな、と思って期待していたら、見かけ上はそれほど変化なし。まあ、柱が立ち並ぶ段階ではなく、建設の方は下り線の接続部だけで、どちらかというと、上り線地上部分の事後処理見たいのが中心だったようなので、仕方ないところか。しかし、新1000系のステンレス車って、改めて見ると、台車は京急伝統のウィングばね式のヤツかついてるのね。なんか、スゴい違和感。まあ、ここが京急らしさといえばそうなのだが。

6月6日(月)

ということで、背中を押されるようにして、仕掛品の製作・改造に着手。最初の一台は、あまり芸風でない感じに仕上げようかと思いついたが、なんせ芸風外は資料を集めないとよくわからないことも多いので、詳細はもうちょっと待った。しかし、一部の欠品パーツと、加工に必要なパーツをそろえ出したが、芸風外だと、手持ちのパーツでは手に追えないところも多く、まだ買い足さなくてはならないものもいろいろ。といいつつ、一部パーツ取付用の穴開けまではじめたので、後戻りはできない。まあ、これから梅雨なので、ちょこちょこやるチャンスは多く取れるから、ワリと何とかなるとは思うが。

6月5日(日)

出てくる時は続けて出てくるようで、またもや仕掛品をGET。個人的には、仕掛品は、動力部分の筋がいいことと、欠品があってもフォロー可能なことが評価のポイントだが、ここんとこ出あったタマは、このアタりはきちんとクリアしていたので、まあお買い得。しかし、春以来、諸般の事情で生活のテンポが変わり、模型工作をやっていなかったのだが、これはなんかやらなくちゃいかんということなんだろうな。

6月4日(土)

学生時代の鉄研のOB会に行く。基本的に年代が近い人たちの集まりなので、40代末から60代アタマまでの、モロ「SLブーム」世代ばかり。皆さん、そのハマり方は違えど、それなりに「撮り鉄」していただけに、蓄積されたコンテンツはそれなりにあるのではないか、と話についでに尋ねてみた。基本的に保存状態も千差万別なのだが、当然のことながら、当時のハマり方が濃いほど、きちんと保存されている確率が高い。また、文系より理系の方が、またアカデミックな方面に進んだ人のほうが、体系的に整理し、データもきちんと管理している確率が高いことも見えてきた。まあ、これも「なるほど」という感じだが、人間の性格というか、「性」は出るモンですなあ。ちなみにぼくの場合は、ネガアルバムにコンタクトと対応させて整理し、撮影の日付までは管理しているが、ダイヤを調べりゃわかる列車番号とか、TTL測光なので最初から認識していない露出データ(シャッタースピードはわかるが、絞りは出た目)なんてのは記録していないが。

6月3日(金)

東京の模型店でも、ショーケースに並べた商品が震災の被害を受けたところもけっこうあり、在庫を箱のまま展示する店も増えてきた。新品はさておき、中古ショップでは、一旦とり出してもらって、内容を確認しないといけない。一見さんのお客さんなど、買わずに戻すのがはばかられたりする雰囲気があると、ちょっと声を掛けづらかったりするんじゃないかと心配してしまう。常連さんなら、いわゆる「ビニ本効果」で、一体どんな状態のタマか、箱を開ける楽しみもあったりするのだが。さて、妙に安い出物には、このところ被災した模型が目立つ。かなり悲惨な状態のヤツとかだと、蓋を開けると気分が重くなったりする。模型「再生」でおなじみの林さんとかなら、そういうタマに出会うと、いとおしくなって腕が鳴ってしまうのかもしれないが。

6月2日(木)

新宿西口方面に行く用事があり、多少時間もあったので、4月にオープンしたというレモン社新宿店を覗いてみる。ヨドバシカメラとかから甲州街道寄りの、もとソフマップとかあったせいか、中古・ジャンクショップが多いあたりの雑居ビルの3階。まあ、基本的にはカメラ中心で、鉄道模型とかホビー関係は、全部あわせてショーケース一つぶん。まあ、片手間という感じでしょうか。しかし、レモンといえば、中古カメラショップの中では、ハイブローな路線だったのだが、場所柄、普通の中古屋みたいに見えてしまうのは逆効果では。同じブロックには、ぽちの新宿店もある。しかし、ぽちも引っ越すたびにレベルダウンしている感じ。最初の新宿店と場所は近いものの、規模感は雲泥の差。消防法を通らないんじゃないかと思うような階段をのぼって3階というのはねえ。スペースも狭いし。

6月1日(水)

久々の出物をGET。乗工社のD51の仕掛品。ワリと筋がよく、既制作部分の修正も数箇所で済みそう。あとは、気の向くまま特定番号のプロトタイプを決め、ディティール加工をすれば良いので、こういうタマは大歓迎。基本のしっかりしているジャンクも同様で、気軽に再生・加工ができるものは、けっこうお得感が強い。でも、塗装を剥したり、一部部品を外したりといった手間がいらない分、作りさえしっかりいていれば(とくに動力部分)、仕掛りのほうがオイシイのは言うまでもない。でも、乗工社キットの仕掛りって、けっこう珍しいよね。



(c)2011 FUJII Yoshihiko


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