hobby diary

「夢」を大人買い

-今月のホビー日記・2012年1月-




1月31日(火)

秋葉原の路上で、「アキバホビーマップ」なるチラシを配っていた。いわゆるオタク系のショップを、連合広告で集めてきたチラシのようだが、アニメ系、アイドル系、キャラクタ系やメイドカフェなんかは載っているが、鉄道趣味系は全くアンタッチャブル。ご存知のように、けっこう店数は多いし、明らかにオタク系といえるショップもあるのに。まあ、ボークスは載っているが、これはフィギュア屋さんという扱いだろう。はてさて、もはや鉄道趣味はオタク系でさえなくなってしまったのか。

1月30日(月)

講談社からでている、高井薫平氏著の「小型蒸気機関車全記録 東日本編」を買ってくる。1950年代の、蒸気機関車がいた中小私鉄や専用線を網羅したガイドブック形式の本。昔は、こういうガイドブック形式の本は、鉄道趣味関係では、実物・模型を問わず、書籍でもムックでも多かったが、なんか久々という感じ。鉄研三田会関係の人脈を駆使して、貴重な資料写真を集めたという感じであるが、そういえば60年代の名著、誠文堂新光社の「ガイドブック・シリーズ」も、慶應鉄研編だったよなあ。

1月29日(日)

ということで、今日はゆっくり散歩など、ということでまたまた世田谷線沿線へ。世田谷線沿線では、唯一踏破していなかった下高井戸-松原間を含んで、山下まで歩く。下高井戸-松原間は、世田谷線では最長の直線区間があるが、その分、構図になるアングルが取れず、写真は非常に撮りにくい。ひとまず、下高井戸駅を出たところのカット。世田谷線沿線は、冬場は線路に陽が当らないところも多く、月曜日に降った雪がまだ残っているところも多い。その面でも、なかなか撮りづらいともいえる。ところで、散歩の途中で、長年どこで売っているか探していた、世田谷銘菓「世田谷ももこ」をついに発見。なかなかラッキーかも。

1月28日(土)

久々に、自分のバンドでライブをやるので、今日は一日鉄分なし。それも、ぼくがメンバーになっているバンド二つのステージなので、なんとも忙しい。三軒茶屋駅のポスターによると、世田谷線の「せたまる回数券・定期券」が、3月16日で販売を終了、9月30日をもって使用を終了とのこと。PASMOに一本化し、ポイントもバスとの共通ポイント化する。まあ、せたまるカードは、鉄道用非接触ICカードとしては極初期のものなので、独自システムにならざるを得なかったが、PASMO/SUICAがこれだけ普及すれば、その役割も果たしたということだろう。利用者からすれば、そのほうが便利なのは言うまでもないが。

1月27日(金)

話題の講談社「週刊SL鉄道模型」が、ついに書店店頭に並び出す。3匹目のドジョウという感じではあるが、それなりに勝算があるから出すわけで、このマーケットもなかなか侮りがたいモノがある。なんとこのシリーズ、テレビスポットまでやっているし。どちらかというと、すでに前のヤツでチャレンジして、完成させた層、あるいは、購入していつか作ろうと溜め込んでいる層がターゲットになるのだろうが、ホントに「隣の芝は青い」という感じ。

1月26日(木)

上野東京連絡線の定点観測も、一通り橋脚が立ってしまうと、目に見えた変化が少なくなってしまうし、最近では、趣味誌のみならず一般のメディアでも経過が伝えられるようになったので、ちょっとヒキ気味。そんな中で、東京駅よりの線路改良工事は着々と進んでいる。北行線側の路盤建設も、段々佳境に入っている。東京駅北側のシザースクロスも、いつも間にか完成しているが、狭軌の60Nのシザースというのは、メチャクチャごっつい。ポイントというより、鉄鋼構造物のメカという感じで、これはこれでマニア向けという感じもする。線路ばかり目だって、狭軌感は抜群。#100とか使って、12mmで作ったら面白そう。

1月25日(水)

喉元過ぎれば熱さを忘れるではないが、またぞろ、ウィンドウに車輛を並べる模型店が増えてきた。天賞堂の3階も、この前の模様替えで、今までの3〜4割増の密度で、並べるようになった。まあ、お店的には陳列していないと、売り上げに影響するのだろうが、やっぱり危険は危険だよな。比較的平面的なジオラマに載せるの以外、ガラス棚の上に陳列するのは、とても危険だと思うのだが。個人なら、箱にしまっておくのが一番安全なんだよね。固定式レイアウトがあれば、その上は、なんか落ちてくることさえ防げば、かなり安心だとは思うけど。

1月24日(火)

昨晩から今朝にかけて、またまた雪が降る。東京都心では初積雪。90年代ぐらいまでは、毎年とはいわないが、都心部でもけっこうな積雪があり、交通が大混乱する日があったが、00年代に入ってからは、降って積もっても、そんなに大混乱にはならないことが多い。今日は晴れになったので、午前中に溶けてしまうかと思ったが、日陰とか、意外としぶとく残っている。そんな中で、通りかかった四ッ谷駅でのカット。E233の正面のステップにも、ちゃんと雪が残っていたりするのが、さすがに中央快速線というとことろか。

1月23日(月)

買ってきてあった、Rail No.81を読む。特集は、1970年代の上野駅発着の夜行客車列車と機関車。我々の世代にとっては、リアルタイムの世界である。撮影地ガイドや、最新動向というスタイルでは、当時の趣味誌に紹介されていたが、体系的に歴史としてまとめられると、いろいろな意味で感慨がある。確かに、それから3〜40年。SLブームの頃からすると、昭和初期の列車と機関車の話に相当するワケで、こりゃ確かに歴史だわな。特に、ぼくの場合は、もうちょっと年が下の世代とは違い、無煙化とともに文字通り燃え尽きて、「撮り」はやめてしまい、旧型電機とか、旧国とか追っかけていないので、改めて資料としてみると、けっこう新鮮な発見もあったりする。まあ、それだけ歳を取ったということなんだけど。

1月22日(日)

今日は雨だが、寒さは雪並み。体調もよろしくなく、鉄分なし。ふと思って、今月の写真を見たら、新幹線以外、全部北海道ネタじゃん。確かに、このところそっち方面のネタが多くなっているなあ、とは思っていたけど。フロンティアが少なくなってきたこともあるし。まあ、冬だからそれらしくていいか。

1月21日(土)

昨日は東京で初雪、今日も雪が降り出しそうな冬空。となれば、毎年この時期恒例の「冬のなんちゃって」に絶好の日和。早速、白いシーツを取り出してきて、なんちゃってセットを設営。実は、今回は天4のジャンク籠で見つけた、ウッドランドシーニックス製の「枯木」という強い味方がある。こんなの、製品であったのね。それをフィーチャーして、D51241号機を取り出してきて、サクッと撮影。このポイントは、本当に雪空のときの光線を活かすこと。梅雨の時期の雨空でも代替出来ないことはないが、けっこう色温度が高いのが雪空の特徴なんで、これはモノホンの陽射しに代わるものはないんだよね。手前と後ろを、ちょっとだけアウトフォーカスになるような被写界深度にしただけなんだけど、なんだか、雪の降っている中で、シャッター速度が確保できず、1/30とかでちょっとだけ流したように見えるところがミソでしょうかね。

1月20日(金)

18日に店を覗く時間がなかったので、きちんとチェックしたわけではないのだが、今月の趣味誌の店頭発売日は、Models IMONのwebによれば、どうやら19日だったよう。天賞堂では、昔のように、店頭発売日は木曜日でも、中二階の廊下で雑誌のみ販売、なんてことはやらないので、多分、本日売りということだったのではないかな。ある意味、これって最遅記録じゃないのかな。もともと納入がギリギリになる1月で、19日が木曜にならないと起こらないワケで。ところで、また天の3階がちょっと模様替えしてましたね。なんか、ウィンドウも、ウィンドウに並んでいる車輛の数も増えたような。

1月19日(木)

バービー人形の世界的コレクターとして知られる、関口泰宏氏のコレクションを見学。実は、関口氏はぼくの小学校時代の同級生で、これまたぼくの友達でドールマニアの女性が、ぜひ見たいということだったので、お願いした次第。ある意味、あるレベルを超えたコレクションというのは、対象が何であれ、それを維持することの方が、集めること以上に大変になってくる。文化としてのバービーシリーズを後世に伝えようという、強い意志をベースにした氏のコレクションは、そういう意味でも見ごたえがある。それだけでなく、ドールの楽しみ方は、けっこうジオラマと近いのだ。セットを組んで、シチュエーションを設定して写真を撮影するなどどいうのは、ほとんど同じようなノリ。また、ドールハウスで、部屋のインテリアや小物をスクラッチで作る人も多く、これはけっこう技法そのものも共通している。人形スケール(1/6ということだった)のテーブルやチェアなら、スグにも作れそう。ただ、人形は直射日光厳禁とのことで、この点は直射日光様様の鉄道ジオラマ写真とはちょっと違うところ。

1月18日(水)

日経の夕刊のコラム「広角鋭角」で、月曜日から「鉄路に夢のせ」なる特集が始まっている。基本的に、最近の「鉄道ブーム」の主役となっている、「軽鉄」な人たちにスポットライトを当てたもの。月曜日が「ママ鉄」、火曜日が「乗って楽しむ列車」と展開している。確かに、マーケティング的にはこの層が重要だし、鉄道趣味界が鉄道ブームの恩恵に余り預かっていない(鉄道模型関係いい思いをしているのは、トミーテックとDDFだけか)のも、この層にアピールする商品を開発していないからでもある。そういう意味では、日経としては、極めて正攻法ではあるのだが。

1月17日(火)

パナソニック 汐留ミュージアムで開催中の、「今 和次郎 採集講義 展 - 時代のスケッチ。人のコレクション。-」を見に行く。いろいろな意味で興味のある展覧会だが、モデラーとしても見逃せない。それは、かれが「考現学」で「採集」した資料が、あたかもジオラマをドキュメント化したもののように見えるからだ。実際、あるレベルの地面系モデラーなら、彼の資料をもとに、再現ジオラマを製作することは可能だし、それは1920年代、1930年代の日本の姿を復元している。実際会場には、彼自身が1930年代に製作した、農家のジオラマも展示されている。もちろん今氏は建築家としても活躍したので、彼の設計した建築物の図面なども展示されているが、それを見ていて気がついた。我々の言う「車輛模型」ファンは、車輛の図面しか見ていない。しかし「鉄道模型」ファンは、その車輛が人々にどう使われ、人々が生活している地域の中でどういう役割を果たしているかまで含めて見ている。当時の奥羽本線の客車車内の乗客観察(窓の具合からして、ナハ22000と思われる)も、鉄道模型ファンとしてはスゴい資料である。ぜひ、一見をお勧めする。

1月16日(月)

あの昭和40年代末の日本を席巻した、SLブーム。あの頃の撮影された膨大な写真はどうなっただろうか、という話題に、仲間内で雑談をしていてなった。いろいろ識者の意見を集めた結果、次のような結論に。そもそも、SLブームではブームらしく「にわかファン」も多かった。この人たちは基本的には鉄道趣味には門外漢なので、一般の記念写真と同様に、良くてプリントはアルバムに貼って残っているが、ネガは散逸。多くの場合は、ブームの終焉とともに、プリントもネガもどこかに行ってしまっただろう。鉄道趣味のあった人間の場合、それなりにネガやプリントは残っているだろうが、その8割方のヒトは、有名お立ち台の定番カットを押えた写真だろう。それでも中には変わった運用を押えていたり、偶然絶妙なライティングになったりしたものもあるだろうが、ほとんどは同じ場所を写して撮影地ガイドに掲載されたカットのサブセットでしかないだろう。残りの人たちの撮ったものだけが、それなりのオリジナリティーや情報性を持った写真ということになる。しかし、そんな人たちは1000人いないし、そのほとんどの人たちが、情報化が進んだ今となっては、それなりに趣味界では把握されているのではないだろうか。ということで、費用対効果はさておき、技術的には、現存しているカットは、ほぼその全てを捕捉可能であろう。

1月15日(日)

今日は一日中JAM関係の打ち合わせなので、鉄分は濃いのだが、趣味分は薄いという日。ひとまず、MP出展の「出展面積 事前調査」の中間集計では、皆さん、ここ数年の流れを受けてスペース拡大傾向にあるようで、昨年よりも大きい面積で提出された方も多く、また新規出展の方もそこそこの大スペースで申請している方が目立つ。とはいえ、全体のスペースが拡大しているので、大スペースも大歓迎。以下、告知になりますが、今年は個人出展、小グループ出展の方への支援も厚くする予定です。今後2月11日の「初出展者様説明会」、2月26日の総会併催イベントで行われる「クリニック」等、初めて出展を考えておられる方に役立つ情報を提供して参ります。A、Bブースの出展もまだまだ余裕がありますので、これらをご参考に、3月1日からの出展受付に望んでいただければと存じます。

1月14日(土)

新春の模型店めぐり、第二段。といっても、早くも新春という感じではなくなってしまった。で、立ち寄ったのが、特別な曜日のみ開店というお店の草分けとも言える新額堂。年に数回しか行けないのだが、入ってみてびっくり。模様替えされて、棚が整理されている。ウィンドウには、話題のコロラドものがキレイに並んでいたりとか、けっこう感じが違う。文字通り、掘り出し物も出てきたようで、特売価格で並んでいた。シーナリー関係も安い出物がたくさんあったが、今回はクルマではないので、買い占めるわけにはいかなかったが、早い者勝ちですよ。

1月13日(金)

13日の金曜日(笑)。東京駅に差し掛かると、昔ステーションホテルがあった新橋よりの部分は、養生シートがかなり外されており、ほとんど露出している状況。さすがに、出来たてのレンガ建築はキレイだ。しかし、銅葺きの屋根は、銅色にピカピカ光っており、なんか不思議な気分。緑色に落ち着けば雰囲気が出るのだろうが、これではでっかい「火鍋」みたいじゃないの。なるほど、これで全部完成すれば、相当に立派になるなあ。

1月12日(木)

偶然にしてもおもしろいコトはあるもので、去年の年末に、ひょんなことからオークションで乗工社が製作し、鉄研三田会で配布した「東横モハ510」を入手したと思ったら、こんどは同じものを中古店の店頭で発見。一台より二台のほうが楽しいし、値段もリーズナブルだったので購入。結果的に、去年最後に買った車輛と、今年最初に買った車輛が同じという椿事に相成った次第。これ、キットの状態では出物を見たことがあるが、組んだヤツは見たことがなかった。それが相次いで登場というのも、何かの縁か。ちなみに仕上げを見ると、去年のはプロ組立、今年のはユーザさん自ら組立という感じで、出所は全く違う模様。

1月11日(水)

N用のレイアウトアクセサリは、スケールで作ると小さすぎて判じモンになってしまう分、かなりオーバースケールに作って、「見立て」楽しむモノがけっこうある。その中には、プロトタイプのほうにいろいろな大きさがあるので、充分HOスケールでも使えるモノが多い。トミーテックの「ビニールハウス」とか、松・謙さんもお勧めの「灯篭」なんてのがおなじみだが、津川洋行製のアクセサリにも、知る人ぞ知る「名品(迷品)」が多い。かつてぼくもジオラマで利用した、ガーダー橋(なんちゃって北の立体交差のやつ)とか、電柱(街路脇の電柱にぴったり)とかをはじめ、入換信号機なんてどうみてもHOスケール。そんな中で新シリーズの「構内アクセサリ」というのが出てきた。ジャッキとかボンベとか石油計量機とか、いろいろ着色済みなのだが、これまたけっこういけそう。もともとこういうツールには、いろいろなサイズがあるし、室内に入れるときには、小さめのほうがバランスが取れるし、という感じでなかなか使える。特に、ナローの機関庫とか、絶対スペースが小さいときには、輸入品や1/80のアクセサリを流用するよりいいかも。

1月10日(火)

イカロス出版の「蒸気機関車EX」vol.7、特集は末期の室蘭本線。なかなか面白そうなので買ってきた。確かに、大木茂氏の写真や、当時の機関士・機関助士へのインタビューなど、コンテンツのネタについては、非常にクォリティーが高い。手法は他誌の人気企画の二番煎じ的なところもあるが、こういうタイプの記事はネタの質次第なので、さよなら列車の機関助士だった方の談話など、そこはそこ、良くやったといえるだろう。しかし、編集がちょっと残念。ぼくが記憶だけでも突っ込めるような、未消化な記述が散見された。一次情報を大事にする気持ちもわかるのだが、昔のピクトリアル誌じゃないんだから、趣味誌なら記事として練り上げて欲しい。もう少し当時の蒸気機関車のコトをよく知っているか、考証・調査力のあるヒトがまとめれば、せっかくの記事がもっと深くなったのにと思ってしまうのは、オジさんだからでしょうか。昔のファンは、何度も通って、現地の職員の人と話したりしているので、けっこうインサイダーな情報も知ってるんですよ。

1月9日(祝・月)

千葉から戻ってきたので、小細工で北海道風にした駅舎でワンカット。久々の「なんちゃってお立ち台」の登場。まあ、北海道風なら、廻りの景色がワリと殺伐とした感じでもなんとかなるので、その辺は見立てやすいかな。駅名は、これまた高校時代から北海道風用に使っていたもの。高校時代といえば、D51とかは、16番でも九州だけじゃなく、北海道仕様のをけっこう仕立てたんだよなあ。54号機なんてのまで作ったし。54号機を作ったというのは、あれが本邦初じゃないのかな。72年か73年ぐらいだと思うけど。タタキ出しでナメクジドーム作ろうと思って、後ろ半分は出来たけど、前の方、特に煙突周辺が作れず(3次曲面があるので、単なる「曲げ」では作れない)、投げ出したパーツがあったので、苦肉の策でそれを活用して54号機にした、という面もあるんだけど。

1月8日(日)

今回の目的の一つが、これ。ニセコをフル編成にして走らせる。航送車輛を、上り用・下り用と両方セットにしてしまうというのは、なんか苦肉の策という感じもするなあ。でも、まあいいか。と、ひとまず、皆さんおなじみの上りの編成にして走らす。下りも、重連が夜間になって撮影に向かないというだけで、大沼とか函館口で快走しているところは、けっこう時間帯も良いんだけどね。この方が、急客機としての風格があると思うんだけど。それはさておき、調子いいのが重連だと、これは快調に走る。編成も、まだ余裕をもって直線区間に入ってくれるので、見栄えもいい。下り編成だと、入るけどギリギリという感じになってしまう。ところで、これ、買って走らせている人多いんだろうなあ、きっと。

1月7日(土)

新春恒例の三連休。かつての「Xデイ」ではないが、新春最初の週末というのは、基本的に世の中の人出が一番少ない時期だったのだが、連休になってもその傾向はあり、けっこう道路など、渋滞もなく空いているところが多い。ガキも中学生になると、自分達でスキーに行ったりしてくれるので、この連休はのんびり過ごせる。ということで、千葉へ行く。恒例のバックナンバー読みも、出戻ってからのところまで来てしまった。とはいえ、あらためて今の視点で10年前を振り返ると、変化があまりないようでも、それなりに変わっているところは変わっていることに気付く。それが、いい方向かどうかはさておき。

1月6日(金)

今年初天4だが、なんかめぼしいものなし。冬休み期間中も、ほんとにタマ薄な模様。その代わりといっては何だが、16番のジオラマというかお立ち台というか、地面モノが3台も出ている。ウィンドウは、それで埋まっている状況。ということで、ひとまずは静かな出だしでありました。

1月5日(木)

田町-品川間に山手線40年ぶりの新駅というJR東の記者発表に、一般紙やワイドショーも含め持ちきり。東京機関区、田町電車区跡地の再開発のためには、まあ、あそこに駅がなくては仕方ないので、出てくるだろうとは思ったが、海側の方に山手線、京浜東北線、東海道本線を敷きなおして、空いた山側の土地を再開発するというところがちょっと斬新かも。まあ、線路の真中じゃ、開発のしようがないからね。

1月4日(水)

本日より始動。とはいえ、4、5、6は今ひとつ中途半端な感じも。で、けっきょくNのニセコの客車も購入。勢いで、基本セットも増結セットも。まあ、こんな感じで買っちゃってる人も多いんだろうな。N関係は、全く手を出していないわけではなく、年に2〜3編成は買っているので、そんなに異例というワケではない。するとやはりマニ34だが、ワールドからキットが出ているらしい。しかし、ついているのは下りなんだよね。製品化されたのは、サボからすると上りということになるのだが。

1月3日(火)

昨日から今日にかけては、妻の実家に行くので鉄分なしなのだが、そこはそこ。近くに新幹線が走っているので、前から試してみたかった、「ミラーレス一眼で、新幹線は写せるか」に挑戦。とにかく、絵になるギリギリまで先頭を引っ張っておいて、それを見切ってシャッターを切る。それで、ちゃんとフレームに入っているか。当然、一眼性(って何だよ)の高いLUMIXで挑戦。30分ほどいて、5列車ほど撮ったが、大体狙ったところに鼻先が来ているので、結果として「撮れる」と判定。実はこれ、全て画面だけ見て撮っている。ここが「一眼性」のポイント。この実験でわかったのだが、オリンパスとLUMIXの違いは、表示画面のリアルタイム性なのね。オリンパスは、地デジじゃないけど、ちょっと表示タイミングにズレがあるのね。その分、生で見ていないとシャッタータイミングが見切れないが、LUMIXの表示は充分許せる範囲。この辺は、ムービー・カムコーダーのハード・ソフトに関するノウハウ蓄積の違いなのでしょうか。

1月2日(月)

言ったからにはやろう、ということで、新春早々ストラクチャーの軽工作。去年入手しておいた、モデルワークス製のキットを組んだものと思われる駅舎。模型店買取扱いの中古品だったのでとても安かったのだが、ウェザリングの具合ともあいまって、なんとなく北海道的な香りがする出来。それなら北海道風にしてしまおうということで、出入口の扉と、屋根の雪止めをサクサク作って取り付ける。それだけでも、けっこう「なんちゃって」な雰囲気は出てくる。まあ、そういうトリック写真用なら、これはこれで充分いけそう。

1月1日(祝・日)

あけましておめでとうございます。おかげさまで、今年も新しい年を迎えることができました。2月でこの日記も丸8年、9年目に突入します。それからだけでも、けっこうな模型歴になってしまいました。まあ、正月は例年鉄分なしなので、ネタには困るのだが、今年はどういう展開になるのでしょうかね。気分的には、久々に、ジオラマ・レイアウト方面に力を入れたい感じかな。初詣で珍しくおみくじをひいたら、大吉。まあ、このところ余り運気のよくない年が続いていたので、今年は気分よく行きたいところですね。。



(c)2012 FUJII Yoshihiko


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