「夢」を大人買い

-今月のホビー日記・2018年3月-




3月31日(土)

仕事の打ち合わせの予定の間にちょっと時間があったので、模型店に時間潰しに行く。と中古の「美流渡の客車」があるではないの。モデルワーゲンが昔製品化していたのは知っていたが、現物を見たのは初めて。ちょっとデフォルメが妙だが、もともと「ゲテもの」車輌なのでまあ愛嬌ともいえる。それにしても2700に合わせてそれっぽいのを作ろうかと思っていただけに、絶妙のタイミング。ということで、安く入手。これで2719にも仲間ができた。

3月30日(金)

3月の最後になって、東急線がダイヤ改正。今日も乗ったけど、大井町線からの乗り入れがある部分はさておき、渋谷はあんまりかわらないな。2020型式とかやってくれば別なのだろうが。しかし、いつ出会うのだろうね。それにしても、1970年代の車輌である(製造は80年代まで続いていたが)8500型式がまだまだ直流モーターの轟音を上げながら活躍してるんだからなあ。あの手の直流モーターの音って、昔でいうと釣掛の音みたいな感じだよね。

3月29日(木)

この3月はダイヤ改正に伴う車輌の交代が結構あり、運行開始やラストランが多かった。昨日は京急2000系の最終運行があった。80年代の車輌も車歴は30年を越えているので、引退するタイミング。そういう意味では、国鉄時代の車輌をいまだに使っているJR西日本って、本当にフトコロが苦しいんだなあ。

3月28日(水)


臨戦状態だった先週の帳尻合わせもやっと一段落、昨日の午後ぐらいからは仕事も復活。本日は平常運行に戻った。とはいえいつの間にか桜は満開。ということで、毎年恒例の桜を絡めた写真を撮りたいのだが、ゆっくり花見というわけにもいかない。そこで、仕事に行きがてら中目黒まで歩き、毎年のいつもの場所で撮影。毎度おなじみのカットだが、メトロ13000系がいるので今年のということがわかるからいいか。

3月26日(火)

東急電鉄が、今年冬から大井町線で有料座席指定車輌の運行開始を発表。6020系の一輌をクロスシート転換可能車輌とし、平日の19:30から23時台の間に大井町-長津田間で5本程度運行するとのこと。大井町線の急行を田園都市線のバイパスとするのは混雑緩和のための大方針なので、大井町線の方にプレミアムとしてある種の「エサ」を撒く必要があるのは確かだが、有料指定車輌を出してくるとは思わなかった。多分、どちらかの先頭車のシートは最初から転換可能になっているのだろうが、なかなか情報が漏れなかったのは大したものかも。

3月26日(月)

東京メトロが丸ノ内線用の新車2000系を導入と発表。1000系に続いて全身を赤のラッピングで包み、肩のところにサインウェーブの入った白帯。おまけに妻よりの窓は円形だと。そういうところで差を付けてもなあ。結局はアルミダブルスキンのヤツでしょ。総合車輌・川崎系のステンレスか、日立・日車系のアルミか、どっちかの標準車しかなくなっちゃったから、正面とフィニッシュだけで違いを出すようになっちゃうんだろうけど。

3月25日(日)


第三回池袋鉄道模型芸術祭も二日目で最終日(笑)。二日連続で好天に恵まれ、本日も中々の入り。やはり去年の不入りは、天候のせいということが立証されたかたち。二日目の方が、マニアよりファミリーが多かった感じ。それも「母と子」の親子連れが目立った。第一回もファミリーが多かったが、あの時は「父と子」の親子連れが多く、年末商戦真っ盛りの週末ということもあって、母親が買い物をしている間の「厄介払い」の避難所となっていたということか。入場者数も売上も、予想を上回る実績を残すことができ、この形ならば、今後も池袋鉄道模型芸術祭は持続的に開催可能ということを立証できたこともよかった。こちらは「我等が愛しき日本の蒸機」のジオラマ展示。金子さんの旭川機関区風景と、ぼくの雪景色のジオラマが並んで、北海道ムード爆発中。

3月24日(土)


いよいよ第三回池袋鉄道模型芸術祭が開幕。午前中からけっこうな人出。こちらはプレス対応等の事務局作業をしながら、一人でブースをやりくりしなくてはならないので大変。まあ、隣がぼくも参加している「我等が愛しき日本の蒸機」ブースなので、ちょっと店番を頼めるし、知り合いも次々顔を出してくれたので、特にトラブルや問題はなかった。単に行ったり来たりシャトルで動かすだけでも、これを一日やっているとけっこう疲れるものだ。そういう意味では、テーブル展示というのはけっこうツボを突いているかも。てなわけで、「HOMP 昭和の鉄道風景」のブース全景。

3月23日(金)

本日から第三回池袋鉄道模型芸術祭で池袋に詰める3日間がスタート。午前中は事務局として、いろいろな準備作業がきちんとできているか、出展者関係の問題はないかなど気を遣う。今回は非常識な出展者はいなかったので、順調にことが進む。午後からは、出展者としての搬入とセッティング。近藤さんと接続作業をしてから走るかどうかテストしてみたが、トータスの接点がイカれてしまって、DCCでは動かない。最後の綱として接点を使用せず、ポイント固定でアナログ運転を試みると、これは何とか走った。では明日、アナログの車輌をもってこよう。

3月22日(木)

第三回池袋鉄道模型芸術祭の「HOMP 昭和の鉄道風景」ブースで展示するモジュールの内、近藤さんの製作分を青葉区のご自宅まで取りにゆく。いつも通過しているものの、横浜青葉インターで降りるというのは実は初めて。首都高の横浜線と繋がる工事がまだ続いていて、なんだか妙なインター。とはいえ高速一本なのでかなり近い。30分ぐらいで着いてしまった。久しぶりに開けてみたら、けっこう地面部分はきちんと残っていたが、木は全部ダメになっていたとのこと。結局木は嵌め込み式になっていたのをいいことに、上の部分は全部新製したとのこと。いずれにしろ、木がいちばんクリティカルなようだ。

3月21日(水)

偶然今日配信された松・謙さんの「週刊汽車道楽」でそれに近いアイディアに言及されてしまったので、ここでネタばらししてしまおう。実は、この2〜3年九州や北海道のかつての撮影地を再訪する機会があった。そこで気付いたのは、人の手が入らなくなると、自然がそのプレゼンスを発揮し出すということ。田畑は、森林や草原に戻ってしまうのだ。そこで10年経ったジオラマの再生時に気を使ったのが、「10年経ったらどのくらい木が伸びて鬱蒼とするのか」ということ。「髪の伸びる人形」ではないが、草木が成長するジオラマを目指したのだ。昔の情景は「とれいん」誌にも載ったし、かつての姿が記憶にある方も多いと思うので、是非「木が伸びた」ジオラマの姿を「池袋鉄道模型芸術祭」でご覧になって下さい。

3月20日(火)

ここで一気に最後の砦である、10年前に作ったHOMP規格の「駅のモジュール」のリファインに取り掛かる。ポイントは3つ。ストラクチャの壊れたり傷んだりした部分の修理、地面や草地の補修と仕上げ、植生の変更、である。この中で植生の変更が一番大変。ダメになってしまった木が結構あるので、これを撤去すると共に、全体として木の本数を3割から5割増しに変更して植え替えるという、まさに公園の改修工事の植木屋さんのような作業。10年経って茂ってきたかのように、神社の杜を鬱蒼とさせるのが最大の変更点。ところが、杉のストックが一本しかない。それから買い出しに行って、天賞堂・さかつうギャラリー・ホビーセンターカトーとこの手の材料があるところを全部回ってなんとか入手。その甲斐もあって、ジオラマ展示の方も準備作業はフィニッシュ。よし、これで何とかなりそうだ。

3月19日(月)

4輌の蒸気機関車については、ひとまずある程度のところまでフィニッシュワークができたので、ひとまず完成ということで車輌一覧用の型式写真を撮影。なんとか予定通り間に合ったような感じ。北海道型はリアルに汚すとホントに汚くなっちゃうんで、ModelsIMONのシンガーフィニッシュみたいな程度に収める。2700は妙に宙に浮いた配管が特徴なので、シンガーフィニッシュっぽくすると、パイピングが目立っていい感じ。どれも今回のはかなりディテールは省略気味にしたのだが、塗装してみるとこれはこれでらしい感じも。

3月18日(日)

池袋鉄道模型芸術祭の本番まで一週間。明日からは運営業務も忙しくなる。ということで、突貫作業で車輌を仕上げる。いろいろ見切り発車の部分はあるが、ひとまず本日で4輌とも人前に出せる形にはなった。「愛する会」の方用のお立ち台もまあ、イメージ通りに出来たし。HOMPの方のモジュールの整備にも着手できた。ひとまず、最低限のラインはクリアできて、出すモノに事欠く心配だけはなくなった。ここから先は、時間のある限り手を加えられるところは加える感じかな。

3月17日(土)

既に車輌は電装とフィニッシュワークの段階に来ているが、ここに至っても意外なものが足りないことに気付く。特に1台なら手持ちパーツのやりくりでなんとかなっても、3台並行となると買ってこなくては対応できない。おいおい毎日模型店通いになる。で今日行ったら驚いたのは、エリエイ以外本日が趣味誌の店頭発売日になっていること。まだ届いていないが、夕方に届くらしい。ネコの雑誌・ムックに至っては、昨日発売だったそうだ。ネコは本社の引っ越しがらみの進行とも思うが、今月の展開はちょっと例外的。

3月16日(金)

出展作品に使う天賞堂製のパーツで必要なものがあったので、銀座で仕事の打ち合わせがあるついでに天賞堂に行く。けっこう久々。まずは4階を覗こうと思うと、なんと行列。今日は蔵出し大会のようだ。面白いからちょっと並んで入ってみたけど、16番ハコモノ中心だったよう。フジモデルの客車とか結構安くいっぱいあって何度も入って買ってる方もいらしたが、こちらはひやかしなので。0系新幹線の中間車とか安いのがあったら買ってたかもしれないけど。

3月15日(木)

そろそろ三正面作戦が佳境になってきて、エラく忙しくなってきた。車輌のメドが立ったので、久々のHOMPの12oジオラマモジュール展示の方も作業開始。こうなってくると、まだ足りないものを買いに行く時間がけっこうもったいなかったりして。まあ出展者としては、ここから先はフィニッシュワーク、ブラッシュアップの作業なので、どこまで詰められるかの問題だけで「間に合わない」リスクは回避できたが、イベント運営側としてはこれからが正念場。まあ仕事もそういう仕事なんで、こういうのはワリと好きだし、妙にアドレナリンも出て、これぞイベントという感じになるんだけど。

3月14日(水)


エラく暖かい、ホワイト・デイ。今日は夜は用事があるが、昼が時間が空いた。天気も、今年最高気温の晴天。というわけで、一気に3輌まとめて塗装に着手。午前中の方が空気が乾燥していて塗装にはいいので、朝食後、即、作業開始。別の作業をしながら、塗っては乾かし、塗っては乾かし。3輌まとめてやると、基本的に手間は1輌とそれほど変わらない。まあ、3輌で1.5輌分というところか。塗料は消費が多いが、それでも3輌でバラで塗る2輌分ぐらいか。いろいろエコ。やっぱりまとめてやった方が能率がいいんだなあ。ということで、塗装後の仮組状態で記念撮影。それから夜の用事に出かけるんで副都心線に乗ったら、また来たよ「ヒカリエ号」。今月は初めてね。これは備忘録。

3月13日(火)


どうしようか悩んでいたのだが、重い腰を上げて北海道型の9600型式を3輌、一気に残りを仕上げて塗装することを決意。今日中に付け残しや仮止めだった部品を取付けて、洗浄とブラスクリンまで一気に進める。この3輌、例によって仕掛ジャンクを再生したものだが、1年ぐらい手を触れていなかった。実はまだ再生途中のヤツが1輌あり、そいつが出来てから、まとめて仕上げようかと思っていたのだが、これ以上仕掛りにしておくのもマズいし、今なら鉄道模型芸術祭のHOMPの方の出し物に使えるので、ここしかないという感じで気合を入れた。明日・明後日までは天気が良いようなので、その間に塗るべく頑張ろう。で、その後出かけたら、今日も2020系の試運転に出会う。今度は駅に停まっているところだったので、一応証拠写真は撮れたぞ。

3月12日(月)

今日は午前中と午後二から夜が外で仕事。途中ちょっと時間が空いたので、家に戻っている間に、またちょこっと2700のメイキャップ。まあ、こんな感じで少しづつ手を入れていけば、当日までにはなんとかカタチになるだろう。で後半戦に出かけると、なんと試運転中の2020系についに出会う。とはいえ地下区間でのすれ違いなので、目視で確認はできたが撮影はできず。もうすぐ運用につくので、いつ最初に乗るかだな。

3月11日(日)

今日は天気が良くて晴れて風も弱い予報。これはもう、ここで塗装するしかない。本当は何輌か塗りたい車輌があるのだが、フライングでも2700型式だけは塗っておきたい。ということで昨日すでに洗浄とブラスクリンを済ませ、乾燥させておいたのだ。案の定、天気はいい感じ。こうなると、塗装はどちらかというと苦手なのだがやるしかない。午前中にプライマーを吹いて、昼飯後から塗装開始。二種類の黒を組み合わせてベースになる色を出すのだが、15時過ぎにはひとまず完了。やはり小さい機関車は塗るのが早いわ。今回は失敗もなかったし。オーバースケールなので目立つパーツも、黒くなるとちょっと落ち着いて、意外とバランスがいいかも。これから本番に向けて、ぼちぼちとメイクアップしていこう。

3月10日(土)

「第三回池袋鉄道模型芸術祭」に向けた最後の詰めの理事会。その後は担当する制作物等のディレクション作業。と、ほぼ一日芸術祭関係の仕事で終始。今回は公園が使えないので派手さは欠けるが、リアルな3Dの趣味誌というコンセプトで各室がレイアウトされている。その分同好の士がより長時間滞在し、趣味誌のページをめくるように、各出展者のブースを廻りながら、ゆっくり模型談義などができる場になることを目指したので、いらした方は楽しんでいただけるのではないかと思う。

3月9日(金)

JR東日本が、鉄道博物館のED40と青梅鉄道公園のED16が重要文化財に指定されたと記者発表。このところ、毎年のように近代の歴史的建築物と並んで、国産化初期の鉄道車輌が、産業遺産という文脈で重要文化財指定されているので驚くことではないが、その順番が大正・昭和まで回ってきたという意味では、意外と早かったかも。しかしED16なら、その前にこっちじゃないの、という御贔屓を持っている方は多いと思うのだが。

3月8日(木)

富山ライトレールの富山市内の併用軌道区間で複線化の工事が完成、八田橋の東詰から奥田中学校前電停までの間での供用が開始された。ある意味併用軌道で複線化というのは、かなりのやる気を感じさせる。富山のコンパクトシティー構想には路面電車がカギとなっているという応援もあり、LRTが中堅都市ならではの課題に関するソリューションになるのかどうか、日本の地方都市のありかたの将来に一石を投じるトライアルであることは間違いないだろう。

3月7日(水)


久々に用事で溝の口まで行ったので、大井町線の状況の確認。6101Fも7輌化されて運用に着いていた。これで6000系全編成が7輌化されたことになる。それに対応して駅ホームの乗車位置表示からも6輌編成の号車表示が消え、5輌編成と7輌編成だけになっていた。とそこで下りホームの田園都市線側を通過してゆくのが、6020系の試運転。ついに目撃したぞ。しかし、あまりにとっさだったので(回送表示だったので、時間帯から鷺沼に戻るメトロ車輌かと思っていた)あわててカメラを取り出し、後追いながら急いで撮影。ホームドア越しだし、かなり通過してしまった状態だが、なんとか証拠写真だけは押さえた感じ。まあ、定期運用も間もなくだけど。

3月6日(火)

池袋鉄道模型芸術祭にむけた「我等が愛しき日本の蒸機」日本の蒸機を愛する会の顔合わせ。今回から新たに2人のメンバーが加わり、16人態勢での参加となった。細かい打ち合わせというより、参加の意志と今回の進め方の確認という感じ。年代層も広いので話題もいろいろ。本番が楽しみ。

3月5日(月)

昨日兵庫県三木市の神鉄三木駅隣で発生した火災が三木駅の駅舎に類焼し、全焼してしまうという事件が発生。三木駅の駅舎側のホームが使えなくなったため、本日からは三木駅での交換を行わないような臨時ダイヤで仮復旧。複線区間ではこうは行かないが、神戸近郊路線とはいえ、粟生線は過疎地帯を通る赤字線なので単線区間だったのが最低限の不幸中の幸いだったということか。

3月4日(日)


製作中の2719タイプは、ひとまず当初構想したレベルまでは完成。あとは塗装して組み立てるところまできた。2月中に生地完というプランだったので、まあ順調にきているというところか。一緒に塗りたいものがあるので、この勢いでそっちを仕上げた上で、来週ぐらいには塗装まで持ち込みたいところだ。で、午後からは外出したので、そのついでに一日遅れで小田急線の代々木上原-梅ヶ丘間の緩行線と登戸駅1番線という新開通区間の視察と試乗に行ってくる。現状は旧ダイヤのまま新線使用ということで、かなり余裕のあるダイヤというか、緩行線がかなりキャパ余り。梅ヶ丘と登戸の旧線合流部分は、分岐がそのまま残っている状況。世田谷代田駅は、仮駅の構造がそのまま残っているが、あの部分はこれから工事するのだろうか。なんか博物館動物園や旧線初台みたいな廃駅になっちゃうのもいいけど。

3月3日(土)

ひなまつり。今日は朝から晩まで用事があり鉄分なし。本日より旧ダイヤのまま小田急の代々木上原-梅ヶ丘間の複々線運行が開始したが、見にいけない。最近の首都圏の新線開通は、大体開通日に乗りに行っているのだが、ちょっと残念。

3月2日(金)

叡山電鉄の叡山本線用観光列車「ひえい」が姿を現した。デオ732を川崎重工で改造したものだが、これはちょっとトンデモないデザイン。フランス流デザインというか、デザイン上も機能上も意味のない「取って付けた」要素が多すぎ。最近、こういう意匠の車輌が増えているがいかがなものか。機能や安全上、デザイナーにとっては触れにくい部分が多い以上、「取って付けた」部分で差別化するしかない事情はわかるのだが、もっと本質的な部分で独創的なデザインの車輌が出て来てほしいものだ。本当に鉄道が好きで鉄道を理解しているデザイナーとそれを受け入れる鉄道会社の登場を期待したいところである。

3月1日(木)

JR西日本が昨年まで「やまぐち号」に使用していた12系レトロ客車が、大井川鉄道に譲渡されて海路経由で到着したとのニュースが突如入ってきた。大井川鉄道もすでに14系客車を入手しているし、蒸気機関車牽引列車の本格的なてこ入れを検討している様子が伝わってくる。まあ観光鉄道として生かすのが、結果としての地元の足にもなり鉄道を維持するための最適解となるわけなので、そこにリソースを投入してレベルアップしたいろいろなサービスメニューを組み立ててゆく戦略なのだろう。しかし旧型客車も、貴重な産業遺産としてしっかり残してもらいたいものだが。



(c)2018 FUJII Yoshihiko よろず表現屋


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