「夢」を大人買い

-今月のホビー日記・2021年7月-




7月31日(土)

JR川越線荒川橋梁が、「一級河川荒川改修事業」に伴う堤防のかさ上げに伴い、調節池事業の一環として架け替えられることになり、関東地方整備局とJR東日本大宮支社が「JR川越線荒川橋りょう改築工事に係る基本協定」を締結した。この工事は指扇-南古谷間の線路自体を上流側に付け替え、橋面を現状より約4~5メートル上げて設置するもの。ダム工事に伴う補償などと同じ扱いなので、現状と同様の単線橋梁を設置する。ある意味あの橋は9600形式が活躍していた頃から全く変わっておらず、昭和レトロな思い出が消えてしまうというのはある意味寂しい気持ちもする。

7月30日(金)

本日は不安定な天気で、朝から雷鳴が鳴り響く。昼過ぎまではウマい具合に雨に会わずに済んだが、午後の後半はゲリラ豪雨が来てしまった。こうなると事務所から出られない。ちょうどいいチャンスなんで、先週火災報知器の点検のために一旦撤収した16.5㎜の常設線路を再び敷設することにした。こういうチャンスならではの、一本づつきれいに踏面を磨くのもできるし、シムを嵌めてのカントも調整し直せる。16番は「何も考えず気持ちよく走る」のが至上の存在意義なので、このあたりはキチンと整備。ひとまず復活した。昼飯時は雨にも祟られず、外出できた。田園都市線一往復。往きは8500系8637Fの「Bunkamura号」備忘録として。

7月29日(木)


ショーティーじゃないプラレール。天プラのキューロクの出物があったので、思うところがあって手を出す。これ、見ていると相当な急曲線をクリアできるんじゃないかという気がしてきたからだ。天プラ16番の蒸機が総じて490Rをクリアできるのはすでに確認しているので、もっとキツいカーブも行けるのではないかという期待が。早速家で最急のユニトラック370Rでテスト。走行抵抗はかなりあるものの、問題なく通過した。3軸テンダなので、リアオーバーハングも問題なし。これはスゴい発見かも。もう一回り小さい、定尺べニアに乗る「阿寒鉄道」ができるわ。まあ、ここまでカーブがキツくなるとほとんどプラレールの世界だよね。それが60年代の16番レイアウトの世界を思わせて、中高年の趣味人にとっては少年の頃にTMS特集シリーズを食い入るように読んだ時の特別な気持ちが蘇ってくるんだが。

7月28日(水)

東急電鉄が全踏切135か所に踏切障害物検知装置(3D式もしくはレーザー式)を設置し、障害検知装置設置率を達成。のみならず全踏切の3D式への置き換えを進めると発表。田園都市線とかはもともと踏切がない路線だが、東横線を含め平面区間が多く存在するだけに、大手民鉄の中でも都市部だけの路線で、全路線延長が短いとはいえ、かなり安全投資に積極的といえることができるだろう。というより、高架化や地下化の投資ができない線区が多いだけに、ハイテクで対応するというのが戦略ということなのだろうが。

7月27日(火)

台風は東の海上を通過したようで、風と波は強いものの、雨とかはそれほどでもなかった。釣ヶ崎のオリンピックサーフィン会場では本日が決勝戦。同じ県道に面していて、クルマで15分から20分ぐらいの距離なので、ここは帰りがけに会場を覗いてみる一手。会場前の県道は観客がいたら大渋滞だろうが、無観客に加えて雨が降っているので何の規制もなくあっさり通れた。とは言うものの、会場エリアは駐停車・徐行禁止で写真は撮れない。その分流れは非常にいい。ここは普段は何もない砂浜が、一気に華やかな会場になっていてビックリ。道路の方がかなり高いところを通っているので、確かに試合の模様は県道から見えてしまう。関係者輸送用のバスや、警察・自衛隊の車輛がひっきりなしに走っているのも、このあたりの普段ののどかな感じとは一変。ちょっとだけ雰囲気を味わって、今回のオリンピックの経験はこれが全てだな、きっと。

7月26日(月)

7月中に千葉の家のガス配管の点検をしなくてはならないのだが、6月からとある理由で泊で東京を離れられない状況が続いていてここまで来てしまった。もう最終週なので行かざるを得ないが、火曜には太平洋岸に台風が上陸するという。もう切羽詰まって今日しかないということで点検と、6月以来やれなかった庭の草刈りを行いに千葉に行く。流石に開会式前後とは違い、VIPの移動はないので通行止めはしかれず、開いている入口さえあれば、高速自体はワリと空いていた。渋谷が開いていたので助かった。心配された雨も昼間は降らなかったので、草刈りもできたし、久々に夜はゆっくりと常設お座敷で走らせながら一杯やることができた。なんか、こういうの一年ぶりぐらいだな。

7月25日(日)

本日は日本鉄道模型の会の月例理事会の日。2022年の「池袋鉄道模型芸術祭」のタイムスケジュールについては、例年通りの日程で告知や募集を行うことを確認。本番も3月19日(土)が設営日、20日(日)・21日(祝)が公開日と、祝日の関係で会期中二日とも休日、設営日も土曜と、出展者にも来場者にもやさしい日程となっている。詳しくは順次発表してゆくので、しばしお待ちいただきたい。ところで、今日も副都心線内では「ヒカリエ号」と出会う。今月3回目。「緑車」3回以上は何度かあったが、「ヒカリエ号」にこんなに会うのははじめてかも。備忘録として。

7月24日(土)

今年も8月13日から運転が開始される「THE ROYAL EXPRESS ~HOKKAIDO CRUISE TRAIN~」のために、伊豆急の2100系ロイヤルエクスプレスが甲種輸送された。7月20日に伊東を出発し、3日かけて無事札幌運転所に到着。途中の様子は、多くの「撮り鉄」により記録され、ぼちぼちSNS等にアップロードされている。EH500やDF200との組み合わせなどもあり、ある意味実際の営業列車より甲種回送の方が人気が高いともいえる。今年も完売のようでなにより。JR北海道はマジ経営破綻の危機があるから、乗れるときに乗っといたほうがいいともいえるのだが。

7月23日(金)


東京オリンピックが開幕。そのテープカットよろしく、再びブルーインパルスが東京上空を飛び、五輪とオリンピックカラーの航跡を披露。飛行予定経路を見ると、去年と同様目黒通りを下って等々力付近でターンする模様。これだと家のベランダから良く見えるので撮影することに。ちょうどターンするところがバッチリ撮れた。まあ空気がモヤっているので今一つ鮮明ではないが。五輪マークも一応は見えたが、予想より低い高度に描いたので、ほぼ真横からみるような感じだった。鉄道じゃないけど、まあこれもホビーの話題ではあるので。

7月22日(木)

本日は所用で東上線に乗ったが、東上線内で「ヒカリエ号」に出会うという椿事が。とはいっても、実は2回目。やはり引きが強いんだなあ。西武池袋線内だともっとあるし「緑車」とも会ってるのだが。「緑車」は西武アプリの位置情報でも、ちゃんと緑色で出てくる(「ヒカリエ号」も黄色で出てくる)という念の入れようなので、乗り入れていれば居場所はわかったりする。で、帰りがけには西武新宿線で「DORAEMON-GO!」に久々にご対面。と書くと用事でどこに行ったのかあっさりわかってしまうなあ。

7月21日(水)

19日から21日にかけて、土崎から京葉臨海の京葉市原まで、キハ403輌が甲種輸送された。土崎から新潟貨物ターミナルまでが19日でEF510の牽引。新潟貨物ターミナルから高崎操車場までが20日でEH200の牽引。高崎操車場から蘇我までがEF65の牽引。京葉臨海鉄道内はKD60の牽引と、いずれも日中で多くの「撮り」のカメラに収められた模様。しかし、小湊さんも本気でキハ40集めているな。ある意味買い替えの最後のチャンスだし、これでまた観光資源としても生きてくるわけだし。ところで、キハ40にはJR東方式のATS-SNが載っているので、そのままいすみ鉄道に入れるのでは。

7月20日(火)

東武鉄道は7月22日から8月31日までの間、東武線の「PASMO定期券」を利用者に定期区間外利用の運賃を東武グループ共通ポイント「TOBU POINT(トブポ)」で全額還元する「定期区間外おでかけ社会実証」を実施すると発表。もちろん上限はあり、3,000ポイントとされているが、定期券のメリットを増やす試みとしては意欲的。このところ、東武鉄道は既存の鉄道料金体系を変える試みに対し、中々積極的なのが面白い。極めて輸送密度が高い都市近郊線区と、長大な閑散線区を抱えるという旧国鉄のようなビジネスモデルなので、積み上げ型でない収益構造を創り出したいという努力は評価できるだろう。回数券廃止もそうだが、これが安定した収益に繋がるのであれば大きな一歩となるだろう。

7月19日(月)

JR東日本が、渋谷駅の山手線内回りの線路移設工事を10月22日(金)の終電から10月25日(月)の初電までの間で実施すると発表。仮設線路の枕木部分がかなり完成してきたのでそろそろかなと思ってはいたが、意外と早く実施になる。内回りは大崎-池袋間が丸2日運休という、かなりの長期日程。その間、外回りは間引き、埼京線は増発という対応。同時に南口と中央口の構造も変わるとのこと。この後は外回りの移設というこれまた手間のかかりそうな工事が待っている。さて本日は田園都市線一往復。往きが8500系8619F。今月はワリと良く来るなあ。

7月18日(日)

京浜急行のシーメンス社製の歌うインバータ(最近では「ドレミファインバータ」というらしい)を搭載した最後の編成である1000形1033Fが機材更新されることになり、本日がそのラストランとのこと。昨日の最後の定期運用にはかなりファンが集まったし、けっこういろいろなイベントも行われるらしい。1998年に2100形に搭載されて以来親しまれてきたが、機材更新とともに段々数を減らしていたからなあ。歌うインバータの思い出といえば、京急と京成の運転法の違いが懐かしい。京急は路面の伝統というか、まず1ノッチに入れ、動き出してから手動進段するのに対し、京成は一気にフルノッチに入れ自動進段で加速する。これで聞こえてくる音が全く異なるから面白かったなあ。ところで、本日は東横線乗車で、「ヒカリエ号」に出会う。今月も両方会えたぞ。備忘録として。

7月17日(土)


ちょっと前の話だが、生まれてはじめて伊豆箱根鉄道大雄山線に乗ってきた。去年から関東近郊の「乗ったことのない線区」に乗車するという企画をやっていて、行きやすいところはかなり潰したので、次の一手が回ってきた次第。もっと地鉄っぽい路線かと思ったら、小田原から大雄山までほとんど家並みが続いていて、その軒先を掠めるように走るけっこう街中っぽい路線だったのにはびっくり。日中も全交換可能駅で列車交換があるという列車密度で、地方都市といえどもそれなりに需要があるようだ。感じとしては流山電鉄の路線を長くしたようなイメージかな。大雄山駅には、主のごとく「コデ」が鎮座していた。やはりぶどう色2号のほうが落ち着くな。

7月16日(金)

東武鉄道は鉄道乗車で貯まる「トブポマイル」を10月1日から開始すると発表。基本的にはすでにある東武グループ共通ポイント「TOBU POINT」サービスの拡大版で、すでにJRや東京メトロなど各鉄道会社が開始しているポイントサービスの導入といえる。しかしユニークなのは、トブポマイルの開始と同時に回数券を廃止する点。普通回数乗車券、時差回数乗車券、土・休日割引回数乗車券ともども9月30日限りで廃止とのこと。バス会社等ではすでにICカード導入とともに回数券を廃止する事例は見られたが、鉄道会社で古くからある乗車券の種別を一気に廃止してしまうというのも、なかなかドラスティックではある。

7月15日(木)

JR東日本は宮城スタジアム行われるオリンピック男女サッカー競技に合わせて運行予定だった、仙台発着の東北新幹線深夜臨時列車の運行中止を発表。形式としては運行を要請していた大会組織委の方針転換を受けたためだが、実はマニアが集まるのを懸念したためというのが真相のようだ。この決定については、宮城県の当局に一切連絡・打診がなく、大会組織委員会と県当局との対立を生み出したという尾鰭までついている。それにしてもコロナ騒動は拙速で泥縄対応するものが多く、こういう時間切れでのごたごたは今後も続出するものと思われる。

7月14日(水)


このところ不安定な天気が続いているが、基本的にもう夏といってよい感じ。昔と気候が変わって、一気に大陸の寒気と太平洋の暖気が入れ替わるわけではなくなったんだから、いい加減「梅雨」と呼ぶのはヤメにしたほうがいいのでは。ということで、夏になれば毎年つきものの「渓流とカヌーのモジュール」の登場。陽射しが出ている瞬間を狙ってのフォトセッション。カヌーの表情を撮ろうとすると、毎年ほとんど同じ構図になってしまうが、季節恒例ということで。

7月13日(火)

北条鉄道がJR東日本からキハ40形式を購入し、営業運転を行うというニュースが入ってきた。小湊鉄道が2輌購入してすでに運用に付いているが、それに続く国鉄形の譲渡。法華口に交換設備を設置し増発が可能になったため、車輌の増備を検討していたところ、JR東日本で廃車になるキハ40に白羽の矢が立ったもの。今年中に受け入れるという。北条鉄道の立地は神戸からそこそこ近く、京阪神エリアからは充分日帰りで楽しめるエリアなので、まさに首都圏での小湊鉄道やいすみ鉄道のように、国鉄形を観光資源として活用し地域振興につなげることも可能だろう。どういう展開になるのか、興味を惹くところだ。

7月12日(月)


湘南方面に行く用事があったので、どうせならキャンセルの二次被害に会っている熱海の経済を少しでも支援しようと昼飯を食べに熱海まで足を延ばす。当然伊豆山の土石流の現場を通るので、山側に陣取って被害状況を見学する。ここはまだ二次災害の可能性があるというので、徐行運転の区間となっている。東海道本線と新幹線はかなり下流の海に近いところを通っているのだが、それでこのレベルの川幅。新幹線は橋ではなく、盛り土の間のカルバートという構造で川を越えている。このため新幹線の築堤が堤防のようになり、津波の時と同じように濁流を受け止める役割を果たしたものと思われる。そのせいかここより下流では、流れの向きが変わるところの家が一軒土石流で破壊されていただけで、家は多いが比較的被害は少ない。このあたりの土砂は撤去され、奥には復旧作業の作業員と思しき人影も見える。それにしてもこの急斜面。開けた土地がないエリアだが、どうみても危険な土地とわかるところに人が住んでしまったところに不幸があることが、ここでも強く感じられた。ところで、横浜までは東横線に乗ってたが、またまた「緑車」に出会う。すでに今月2度目。今月もなかなか引きが強いぞ。

7月11日(日)

セブン・イレブンの日。昨日の南九州の豪雨は、昨年の水害の復旧もまだの状態ゆえ被害が懸念されたが、床上浸水等は起こったものの、鉄道関係には障害は起こらなかった模様。先週末の中国地方の水害の影響は、いまだに山陽本線の松永-三原駅間山陰本線の倉吉-浦安駅間が不通の状態。ということは、またぞろ岡山以西の貨物が寸断されていることになる。そろそろ物流の影響とかも出てくるのでは。高速道路は通行止めはない状態なのだが、そちらの方が心配だ。

7月10日(土)

面白半分でめったやたらと応札した16番のジャンク、結果的に全部落札してしまった。酒に酔ってオークションを覗くモンじゃない。役人の面子だけを保つためのバカな緊急事態宣言のせいで、この週末からビアホールでウマい生ジョッキーが当分飲めなくなるんで、昼から飲みまくったのが効いたなあ。とはいえ安めで入れておいたものだし、そもそもかなり価格が低いものだから、全部合わせてもそう大きな負担にはならないからまあいいか。まあ、ラッキーといえばそれはそうなのだが。こういうのがきっかけになって、また変なものに手を出してしまうことの方が危険だな。いいんだかヤバいんだか。ある程度値が張れば慎重になるんだけどね。

7月9日(金)

またも緊急事態宣言なるバカなモノを出したおかげで、対面授業は残り二回を残して今回が最終。あとはまたリモートで実施。期末試験も中止にしろということで、こちらはレポート中心の配点なので影響は限られるが、暗記物系の科目の講義をやっている先生は困るんじゃないかな。本日は田園都市線は往きの片道のみ。8500系、8619F。今となっては一番の古株。帰りは東横線経由だが「緑車」がやってきた。今月も来るなあ。やっぱり引きが強い。備忘録として。

7月8日(木)

JR西日本が福山通運と組み、新大阪-博多間で山陽新幹線を利用した荷物輸送を行うべく、実証実験を実施すると発表。使われなくなった車販用のバックヤードスペースを利用し、専用ミニコンテナに混載した宅配の荷物を輸送する。大阪エリア、福岡エリアでの集配は福山運輸が行う。どうせ場所は空いているのだし、ただでさえトラック運転手は人手不足だし、こういう状況だからこそ、新しい試みがやりやすい環境が揃っているともいえる。JR西も稼ぐ力が弱いのだから、競争力のあるリソースは少しでも積極的に活用するべきだし。

7月7日(水)

先週末の大雨での熱海の土石流は、あまりの急勾配が幸いして、東海道新幹線も、在来線も鉄橋のクリアランスが大きく、下を抜けていって被害がないというラッキーな結果に。その一方で、今朝の山陰の豪雨は一畑電鉄をはじめ、松江周辺で大きな被害を出している。JR西もただでさえ金がないのに、毎年イジメられている感じで可哀想。こりゃまたどこか廃線になるかな。まあ、人がいないんだから、仕方ないといえば仕方ないんだけど。

7月6日(火)

天気も悪いし、安かったんで入手した16番のジャンク貨車再生に手を付ける。持っていた70年代のプラ貨車の再生もあるのだが、一応金を払った方からということで。手を掛け過ぎても意味がないし、よく走るように仕上げなくては今こちらが思っている16番の意味がない。となると、学生時代の16番とも、メインのHOスケールの12㎜とも、全く違う模型の楽しみ方を作ろうとしているので、どう仕上げるかを考えるのはけっこう面白い。よく走って、よく見立てられる。そういう模型をどう作るか。けっこう頭の切り替えがあって楽しいし、今まで全然思いつかなかったようなアイディアも涌いてくる。こういう「頭の体操」がある模型作りも、これは結構面白いな。手練手管で同じパターンを繰り返するのも飽きちゃうしね。田園都市線の帰りは、2020系2145F。45は初めてでは。これでまた8500系が一本減ったのかな。

7月5日(月)

えちごトキめき鉄道の新観光列車、413・455系急行電車が先の週末から運転され、多数の乗客を集めて大成功。流石、Mr.地方振興の鳥塚社長、決めてきますね。鳥塚社長が得意とするのは、長い時間をかけて用意周到にコツコツ詰めて万全の布陣を敷くところ。ところが、こここそ実は今までの地方にかけていた最大のポイント。そこが大事だということを、実際のお客さんの動員で示すことで、地元でも問題意識のある方々の目を覚まさせ、やる気にさせるところがスゴい。これは、コロナからの復興ブームも加わって、また火が着きそうだな。

7月4日(日)

今日も半蔵門線内で東京メトロ18000系の習熟運転が行われていたようで、半蔵門線で往きも帰りも出会ってしまった。本日も18102F。ところで今日も天気が悪いので、模型の軽工作でもしようかと、安く手付かずの新古品を買ってあったエンドウのプラ製16番のセキ3000の手摺り等の取り付けを行う。カトーの圧入タイプでも面倒なのに、これは穴がユル過ぎて、接着剤を使用しなくては固定できないタイプ。おまけに塗装がしてあるので、瞬間接着剤やプラ用接着剤ではリスクが大き過ぎ、合成ゴム系を極少量付けて挿入という方法しか思いつかない。しかし、直径が0.6㎜ぐらい、長さが1㎜あるかないかの挿入部に、ハミ出さない量の合成ゴム系接着剤を付けるというのは、相当に神経を使う。2輛の手摺りを全部取り付けるのに、小一時間掛ってしまった。12㎜のIMONのセキのキットの手摺りでも難儀したが、プラ製量販品にこれだけ手間がかかるというのはなあ。

7月3日(土)


田園都市線に乗ろうと三軒茶屋駅の上りホームに降り立つと、反対側の下りホームは「通過」の表示。定期の回送はない時間帯なので、これは東京メトロ18000系の試運転がらみに違いないと、とっさに判断。カメラはスマホしかないが、ひとまずカメラアプリを起ち上げ準備。18102F。習熟運転なら停車するだろうが、東京メトロ区間内の試運転なら、鷺沼までの回送になってけっこう高速で通過してしまう。ひとまず賭けたが、回送で通過だった。このレベルで、フレーム内に納めるのがやっと。スマホのワリには、なんとか柱の間に正面が入っただけいいかな。実は、走行中の東京メトロ18000系を見るのはこれが初めて。まあ、記念ということで。

7月2日(金)

本日は大学の講義があったり、忙しく雨の中移動が多かった一日。田園都市線は都合二往復乗車したが、8500系が大当たり。一度目の往きが、8637F Bunkamura号。二度目の帰りが8631F。その他にももう一編成すれ違ったし(地下なので車番は不明だが、8631Fに乗っている時でBunkamura号ではないヤツだったので、もう一つ見たことは間違いない)けっこう大当たりかも。はい、撮りの方は今頑張って撮ろうね。

7月1日(木)

だらだらしているうちに、もう七月だよ。今年も半分済んじゃった。ほんとにいかんな。早く感染症指定を外せよ。さて16番の量販品はNと同じで、ごく最近に発売になったものほど、買い損ねた人が新品価格以上のプレミア付きで入札してくることが多い。まあ、元がそれほど値が張らないということもあるんだろうが、こういうのは中古店の店頭に出てくるときは、必ず理性的な価格(そうでないと、中古店が社会的に制裁されてしまう)になるので、そこまで行くのは「熱くなってるな」というオークションならではの特徴が良く出ている。時々、アオリ入札したりすることもあるが、マジで応札してくるから面白い。それで高くなったら、出品者はアシスト賞を出してくれよ。



(c)2021 FUJII Yoshihiko よろず表現屋


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