「夢」を大人買い

-今月のホビー日記・2022年3月-




3月31日(水)

東急東横線の元住吉検車区で、東急・相鉄新横浜線の開通による相互乗り入れのPRのために、東横線・目黒線に乗り入れる相模鉄道・東京地下鉄・東京都交通局・埼玉高速鉄道・東武鉄道・西武鉄道と東急電鉄の7社局の車輛が一堂に会する報道向け記者発表イベントが実施された。登場したのは、埼玉高速鉄道2000系、東京都交通局6500形、東京メトロ9000系、東急電鉄3020系、相模鉄道20000系、東武鉄道50070型、西武鉄道40000系。このうち相鉄の車輛だけはまだ線路が繋がっていないので甲種輸送せざるを得ないため、相鉄がこのイベントというか東急への乗り入れに掛けている熱意が感じられる。

3月30日(火)

「セノハチ」は幹線の難所として、常に補機専用機関車が活躍していたが、その最後を務めていたEF67型式最後の1輛105号機が29日にラストランを行い運行を終了した。後継のEF210型式300番台は、一般の本務機運用も補機運用もこなすため、長年続いてきた補機専用機関車の伝統もこれで終焉。蒸機時代も、一般の運用とは異なる戦時型をそのまま残したD52型式が、瀬野機関区で補機専用の運用をしていた特異的な区間だっただけに、ある意味時代の変化を象徴しているのだが、こういうのには「葬式鉄」はあまり騒がないのね。なんでだろう。

3月29日(火)

2024年春の北陸新幹線敦賀延伸に伴う、福井県内の北陸本線の経営分離により設立される第三セクターの社名が「ハピラインふくい」に決定。福井の福でハピということなのだが、それじゃラブホ検索アプリの「ハピホテ」みたいだな。しかし、これでJR西日本は交流電化区間を一掃できてラッキーなんだろうな。ある意味、逆に敦賀は近畿圏で、その先は北陸という差別感が一層強まるのかな。福井市って、ホントに何もないからなあ。行ってみてイメージダウンで失望したのって、ギリシャと福井市が双璧だからなぁ。

3月28日(月)

東武の本線に乗ったら、200系の1800リバイバル塗装の編成に205・209の両方とも出会ってしまった。二編成しかなくて、明らかに別の運用に就いているのを見たので、どっちがどっちの編成かこそわからないものの間違いはない。中々ラッキーと言えよう。しかし、「りょうもう号」は3月の改正から500系が運用に入る「リバティりょうもう号」が多くなっているが、流石にこれは混んでいる。最近では見ない二人並びのシートもけっこうある。まん防明けで人出が多くなったこともあるが、席数が半分になれば、そりゃ混んでくるわな。

3月27日(日)

JR九州は、2022年4月23日に小倉総合車両センターに団体客専用の見学施設「小倉工場鉄道ランド」をオープンすると発表。水戸岡鋭治氏のミュージアムや小倉工場の歴史の展示 を行い、センター内の施設や整備途中の車両も見学する特別ツアーにより見学可能とのこと。まあ、なんのことはない、最近のJRではおなじみの有料ツアー対応ということのようだ。しかし、JRのみならず民鉄も含めて、「鉄」の財布を狙う戦略はどんどん露骨になるなあ。

3月26日(土)

JR東日本は2022年3月12日のダイヤ改正を期に、高崎車両センター高崎支所の名称を「ぐんま車両センター」へと変更した。国鉄時代の高崎第一機関区に端を発する高崎車両センター高崎支所だが、今回は名称の変更だけで、旧新前橋電車区の高崎車両センターの支所という位置付けは変わらない。機関車の区名札は「群」、客車・気動車などの所属標記は「高クン」と変更される。なんか、見慣れない感じだな。

3月25日(金)


天気も良く、一気に春めいた一日。桜もだいぶほころんで四分咲きから五分咲きぐらいになってきたので、恒例の花見散歩に行く。家から中目黒まで2キロほどだが、蛇崩川の暗渠沿いにずっと桜並木があるので結構楽しめる。00年代はまだ目黒川自体が穴場で結構楽しめたのだが、今や花見のメッカになってしまったのでとても行けない。その頃はまだ枝ぶりもそこそこで桜越しに電車が拝めたのだが、今や全く見えない程に繁茂している。逆もまた真なりで、電車から花は見れても、川面は全く見えなくなった。ということで、毎年同じ場所だが、今や中目黒周辺ではここしか撮れない桜と電車のからみ。メトロ17000系というのが、今年らしくていいかな。

3月24日(木)

豊島園跡地に建設中のテーマパーク「スタジオツアー東京‐メイキングオブハリー・ポッター」にあわせて池袋駅と豊島園駅のリニューアルを実施すると西武鉄道が発表。池袋駅は1・2番ホームロンドンの「キングスクロス駅」風に改修。レンガの壁を作って9・3/4番線を再現する。折角櫛形ホームなので絶対やるべきとファンの間では冗談半分に言われていただけに、なかなかのやる気を感じさせる。これならいっそのこと、豊島園行きはホグワーツエクスプレス風にすべき。って、きっとラッピングでやるんだろうけど。どうせなら折角英国製の4号・5号機関車が保存されているので、これを出してくるといいのでは。豊島園駅なら、線路も空いているだろうし。

3月23日(水)

明24日より常磐線が全線復旧。ただしまだ徐行区間があることから、原ノ町以北は臨時ダイヤとなり、特急ひたちは新幹線代替ということも含めてこの区間を快速として運転、いわき発着の特急ひたちの一部も仙台まで快速として延長運転する。これで東北本線での新幹線リレー列車と、常磐線の直通列車でひとまず鉄道での仙台までの足が確保されることになる。

3月22日(火)

地震の影響で那須塩原-盛岡間の運転を見合わせていた東北新幹線は、本日から運転区間が伸び、不通区間は郡山-一関間に縮小された。全線の復旧は4月20日頃とのこと。被害の大きい区間では高架線の橋脚の損傷とかもあるので、ある程度の日数がかかるのも仕方ないだろう。最後は福島-仙台間になるのかな。ところで、被災して脱線したE5系の方は、なんとJR北海道のH5系なのね。それにしてもJR北海道はご難続き。オウンゴールというか、自社に原因があるトラブルだけではなく、運にも見放されたということか。

3月21日(祝・月)


やはり「実物の蒸気機関車」はインパクトが大きい。今回はマスコミの取材こそなかったものの、SNS等でのバズ拡散は相当なもの。ぼくがアップロードしたTweetも、「いいね」「リツイート」ともに今までの記録を圧倒的に更新してしまった。そのせいもあって、朝早くから運転体験の予約に長い列ができ、あっさり完売、満員御礼となっていた。「池袋西口としま商人まつり」主催の豊島区商店街連合会さんも、これには大喜び。また来年も、同時開催で羅須地人鉄道協会さんを招聘することになりそう。本日は朝方がちょっと寒かったこともあり、来場者数は847人。昨日には及ばなかったものの、なかなかの数字。二日間併せての動員数は、1803人と第1回(開催時期が違うので単純比較はできないが)以来の来場者数となった。ご来場の皆様、どうもありがとうございました。また来年もよろしくお願いいたします。

3月20日(日)


いよいよ「第7回池袋鉄道模型芸術祭」の開幕。一日目とはいえ、いつもの土曜日とは違い、開幕と同時に怒涛の人波が押し寄せる。初夏のような温かい日和だし、連休に加えて22日にはまん防解除という自粛疲れの反動もあるのか、相乗効果も極めて大きいようだ。お客様の滞留時間も結構長く、じっくりと見て楽しんだり、出展者とのコミュニケーションを図ったりする来場者も多い。おかげさまで、本日の来場者は出展者を含めて956人。千人の大台に近付く、歴代でもベスト3に入る一日来場者数を記録することができた。写真は、久々の出典となる松・謙さんの米山鉄道。賑わう会場でも、それなりに落ち着いてじっくり味わうこともできる。

3月19日(土)


今年も「池袋鉄道模型芸術祭」のシーズンがやってきた。今年は鉄道150年。まだ鉄道が日本の社会的インフラの動脈だった鉄道100年の時と違い、今や鉄道の存在意義は都市部の通勤・通学と都市圏間の高速移動にしかなくなったので、かつてのような社会的な盛り上がりは難しいだろうが、せめて趣味界では盛大に祝いたいところ。そんな中では、鉄道150年の切先を切るイベントとなったので、是非盛り上がって欲しい。今回は初めての連休開催である上に、同時期に隣接する池袋西口公園で行われる「池袋西口としま商人まつり」と連動し、そちらの方のアトラクションとして羅須地人鉄道協会による保存蒸機機関車の運転も行われるので、久々の賑わいも期待できる。ということで本日夕刻、人々の圧倒的な視線を浴びながら、成田からレーシングカー用のキャリアに載って7号機が到着。この注目度なら、明日からも大いに期待できるだろう。

3月18日(金)

地震の影響で運転を見合わせていた在来線は、東北本線の福島-仙台間では一部列車の運転見合わせや徐行による遅延があるものの本日の始発からひとまず復旧。常磐線は広野-山下間がなお終日運転見合せとなっている。とはいえJR東日本は常磐線経由で東京-仙台間に新幹線代替の臨時特急を走らせることを発表しており、今週中には復旧するものと思われる。

3月17日(木)

昨3月16日23時36分、福島県沖を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生、宮城県・福島県では震度6強の揺れを観測した。これにより、福島駅と宮城県白石(しろいし)市の白石蔵王駅との間を走行中であった「やまびこ223号」が脱線する事故が発生。緊急停車してからの振動で脱線したものと推定されており、逸脱防止ガイドの効果により転覆が防がれたもの。その後の調査により架線柱や高架橋脚にもかなりの被害が出ており、福島-仙台間の復旧には相当の時間がかかる模様。

3月16日(水)

JR東日本が、鉄道150周年記念のイベントの一環として、東京支社技術訓練センター「ななかまど」にて、「線路で働く車」の乗車体験会・鉄道設備見学会を4月2日に開催すると発表。4月2日の13時30分から16時30分までの開催となるが、東京支社技術訓練センターの施設公開は約10年ぶり。各種保線機械の見学や、保線作業の体験などが盛り込まれている。しかし、そこは流石のJR東。今回も特別ツアー企画での有料見学会とのこと。完全に味を占めているな。とはいえ、普段一般人が入れないところであれば、有料というのも悪くはないかもしれない。

3月15日(火)

本日は夕方から渋谷へ向かおうとすると、やってきたのは8500系8631F。夕方ラッシュ時の運用に入ってきたようだ。もしかすると12日のダイヤ改正でもう出てこなくなるのかなという予感もしていたので、まだ現役で走っていることが確認できてよかった。果たしてこれが8500系最後の乗車となるのだろうか。

3月14日(月)

池袋鉄道模型芸術祭の松本謙一さんのブース「これがレイアウト」で上映するビデオの新バージョンの編集。もともと2019年の国際鉄道模型コンベンションでの上映のために作ったモノだが、その後の2年間で随分と製作が進んだので、新たに加わった部分を中心に新撮影を行い、それを追加して編集するもの。さらにジョン・アレン氏の作ったG&D鉄道の8号機と9号機がレイアウト上を快走するシーンも、別途チャーリー・ゲッツ氏に送った映像があるのでそれも追加した。かなり尺数も長くなり、いろいろなシーンが入ったので一度見たことのある人もけっこう新鮮では。詳しくは池袋の会場で。

3月13日(日)

3月11日を以て吉松駅が無人駅になったというニュース。まあ、もともと鉄道の分岐点として栄えた街だし、それも宮崎方面から福岡方面への貨物輸送が中心だった路線だから、車扱貨物が廃止されて鉄道の需要が減ってしまえば、決して人口があるエリアではないので仕方がないところか。おまけに今は肥薩線の山線・川線が運転していないし。

3月12日(土)

ダイヤ改正の日。珍しく目黒線に乗ると、駅のホームドアにも、列車表示器にも、6輛・8輛の文字が。あまり使わない線なので詳しくないのだが、これってもしかして今日からなのかな。東横線でも17000系の8輛編成に非常に良く出くわすし。15編成中13編成まで出揃っているのね。7000系も、残るは2編成。こっちも風前の灯だな。

3月11日(金)

3月12日のダイヤ改正の前日。今回は減便や終電繰上げ初電繰り下げなど利用実態に合わせた運行間隔の変更が中心で、人気列車や車輌そのものがなくなるというのがあまりないので、ラストデイといっても葬式鉄はイマイチ盛り上がらないかも。小田急VSEの定期列車からの引退はあるが、これから当分さよなら臨時列車で登場するので、葬式鉄はそっちの方で騒ぐんだろうし。関東だと宇都宮ローカルと相模線の205系がE131系のワンマンに置き換えられるが、もともとそんなに華があるわけではないし、「撮り」でいうと京王線の「準特急」区分がなくなるので、その姿を撮るというのもあるが、今は字幕じゃなくLED表示だからイマイチ御利益が薄いし。

3月10日(木)

3月8日から4月3日まで、東武東上線に成増駅が「なりもす駅」となる。成増はモスバーガー1号店があり創業の地。モスバーガー創業50周年記念のイベントとして、東武鉄道とのタイアップにより実現した企画。ホーム駅名表6ヶ所12面、南口の駅名看板1ヶ所が「なりもす」に変更される。同時にモスバーガー成増店4月末までの約2ヶ月間「モスバーガー なりもす店」と名称変更するとのこと。これに加えて同期間東上線ではモスバーガーのアドトレイン「東武東上線モス号」を運行。2022年3月12日(モスバーガー開業日「モスの日」)から、東武東上線17駅の窓口で「モスバーガー50周年記念乗車券」も発売するという念の入れよう。誰が記念切符を買うのかな。まあ、一定数のモスバーガーファンがいるから、そっちの方で「モスグッズ」として買うんだろうな。

3月9日(水)

ということで、乗工社の北海道型D51はレトロフィット部分のタッチアップをして、ウェザリングをして、ひとまずこれで出すというところまできた。もともとも乗工社の設計の「シュパーブに毛が生えたぐらいのディテーリングだが、プロポーションがいいからそれで見せる」という意気込みが好きなので、ごてごてしないような最小限の加工にした。基本的に北海道型は、あんまりディテールを付けずにウェザリングでらしくした方が感じが出るとおもっているので、これはまあ一つの実験。見た感じは、半世紀前の北海道に撮影に行った時の思い出に近付いたかな。

3月8日(火)

天気が悪く寒い一日。あまり外を歩き回りたくなかったので、池袋鉄道模型芸術祭に出展するジオラマに載せる車輛の仕上げに取り掛かる。例の「あそこの立体交差」のジオラマを持って行くので、「あそこ」に縁のある車輛と思い、乗工社の北海道型D51の完成品をModelsIMONのD51と並べても一応おかしくない程度にまとめることにした。この北海道型D51、いろいろオリジナルパーツを起こしているなど(一部は今でもModelsIMONから販売している)それなりに気合を見せているところもある一方、既存パーツの流用で北海道ではありえなかったり、このパーツは付いていて欲しいのに、というところも結構ある。それを今のパーツを使ってサクッと軽改造してしまおうというもの。パーツは準備してあったので、レトロフィットで外して付けるだけだが、一通りカタチになった。あとは補修塗装だけ。これも余裕で間に合いそうだ。

3月7日(月)


コロナ騒動が始まってから、予定のない休日には「乗ったことのない鉄道路線に乗りに行く」というのをやってきたが、思い立ってから手軽に行けるところはほとんど潰してしまったので、段々「算段を立てて日帰り」しなくてはいけないところばかりになってきた。こちらは自営なので、休日は仕事のない平日を当てている。ということで、本日は朝から一日がかりで上信電鉄に乗ってきた。ここも基本的にクルマで訪問するエリアなので、全く乗ったことがない鉄道。終日2輛編成が行ったり来たりしているが、沿線にけっこう高校があるので、下校時刻は2輛がかなりのラッシュになる(ちょうどぶち当たってしまった)。というか、それに合わせたダイヤにしてあるようで、学生でラッシュになる列車はワンマンではなく車掌担当の運転士(妙な表現)が乗務しているし、混雑時間はパートの駅員を配置するなどきめ細かい対応をしている、さらにパターンダイヤではなく時間帯により微妙に交換駅を変えて、人の流れに対応したダイヤにしているようだ。それにしても急カーブでカントがキツい曲線が多いので、乗っていて妙な感じ。これが上信流なんだろう。それでいて直線区間はけっこう飛ばしてダイヤ回復を図ったりする。ところで山名駅は珍しい右側通行の配線。一線スルーではなく、スプリングポイントが右定位。昔の右側運転台と何か関係があるのかな。

3月6日(日)


いよいよ第七回池袋鉄道模型芸術祭の開催まで2週間となりました。ことしは春分の日が月曜になるので、例年のような土日ではなく20日(日)と21日(祝・月)とでの、フル休日開催となりました。今年は鉄道150周年の記念すべき年。その中でも例年開催されいている鉄道関係イベントの中では切先を切っての開催となります。これを機会に、今年の鉄道趣味界を盛り上げるイベントとしていきたいと思っております。出展者の皆様も気合を入れた作品を準備されているようですし、春めいてきた陽気と共にこの二年間の沈滞ムードを吹き飛ばすきっかけとなれば幸いです。同日程で池袋西口公園では「池袋西口としま商人まつり」が行われ、そのアトラクションとして、ひさびさに羅須地人鉄道協会の皆さんが実物の蒸気機関車(7号機)を走らせます。今年を楽しい年にするきっかけとしても、是非池袋をお訪ねください。

3月5日(土)

結構遅く春一番が吹いた土曜日。伊豆急行は新たに導入した旧JR東209系である3000系のデザインと愛称を発表。ラッピングはハワイ語で「ウミガメ」を意味する「ホヌ」柄。全体を赤と青の二色とし、海側を赤・山側を青、正面は伊東側を青・下田側を赤色とした。開業以来の伊豆急のキーワードである「ハワイ」のイメージを生かし、「アロハ電車」と命名するとのこと。赤と青は、確かにハワイに行く航空会社のコーポレートカラーを思い浮かべてよいのだが、それだと時節柄「ホヌ」は青い方のA380を連想して縁起が悪いのではないのかな。

3月4日(金)

昨日取り上げた「JR6 社全駅(4,368駅)入場兼セット」もその一角なのだが、JR各社が発表した「鉄道150周年記念イベント」をみると、「鉄道150周年を祝う」というよりは、鉄道150年に便乗してライトな鉄道好きから金を巻き上げるイベントという感じがしてならない。本当に鉄道が好きなファンからすると、ほとんど興味が湧かないようなものばかり。まあ、周年事業も社会貢献というよりは便乗商法なので、それでも客が付いてくれる分にはかまわないのだが、なんか寂しいなあ。そもそも鉄道が大都市圏近郊の通勤通学と大都市圏間連絡の新幹線以外、主要な社会インフラじゃなくなっちゃったからなんだろうけど。周年イベントは、儲ける手段より、みんなで祝う手段であって欲しいな。

3月3日(木)

JR旅客6社は共同企画として、鉄道開業150年を記念した「JR6 社全駅(4,368駅)入場兼セット」を発売すると発表。2022年10月14日の日付の入った硬券で、JR各社ごとにバインダーに納められている。セット価格は70万円で250セット発売。140円×5000駅分の値段なので、約4400駅ということはそう法外な価格ではないともいえる。これは鉄道マニアというよりは、切手やコイン等の収集家、それもプレミアム狙いの層がターゲットだろうな。個人的には全く興味のない領域。ところで、本日は早くも渋谷駅で「ヒカリエ号」に出会う。そういや月が変わったんだよね。で、今月も一回目。備忘録として。

3月2日(水)

東北線の東鷲宮-栗橋間にある古利根川橋梁を9年かかって架け替えると発表。中川の河川改良工事に伴って、大々的な河川敷と堤防の改良工事があり、それに伴う架け替えのため長期に渡るもの。川幅も倍以上に広がるとあって、大きくバイパスした仮線を敷いて移行し、川の工事が終わってから一緒に工事を行う新橋梁に戻す計画。まあダム建設などと同様、この手の工事は県の治水工事の予算の一部として行われ、鉄道会社が負担するわけではないので、どうしても大々的になりがちだけどね。

3月1日(火)

今月分の「記憶の中の鉄道風景」のコンテンツの作成。今回は前回からの続きで今度も1972年夏の最初の北海道撮影旅行時の室蘭本線栗山-栗丘間で撮影したカラーポジの第2回。雨が強く降っている最中に撮ったカットなので、流石にカメラ3台は使用できず、カラーも三脚が立てられるカットのみ。どうしてもありきたりの構図になってしまうが、とにかく室蘭本線は「記録」と割り切っていたので、それでもひたすら撮りまくった感じ。まあ、お付き合いくださいな。




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