「夢」を大人買い

-今月のホビー日記・2022年7月-




7月31日(日)

別海町が奥行臼史跡公園の整備を発表しているが、この中で駅逓、国鉄、簡易軌道という異なる時代の交通遺産をメインとした展示とすることを発表。国鉄線・簡易軌道については線路も整備し、前者ではトロッコを、後者ではディーゼルカーの動態保存を行う構想。まあ、今年度より整備を始め、完成予定は2030年というなんとも先の長い話だが、やる気は感じられる。しかしそれ以上に、2030年まで町が続いているかどうかの方が心配だが。

7月30日(土)

西武鉄道、秩父鉄道、日本旅行は3社共同企画の旅行商品「臨時夜行急行『奥武蔵 51号』西武鉄道線周遊・秩父鉄道線周遊 西武秩父行の旅」を発売すると発表。西武4000系を使用し、9月17日(土)から18日(日)にかけて運行する。ダイヤは池袋(21:14)→豊島園→練馬→西所沢→西武球場前→所沢→飯能→横瀬→御花畑→長瀞→秩父→三峰口→西武秩父(05:55)と、複雑な経路で折り返しながら実際に一晩走るプラン。代金は1人1万6000円から24000円で、西武秩父駅前温泉祭の湯で入浴・朝食と、秩父鉄道または西武鉄道線内のフリー切符が付いているという。なんか最近はこういうのばっかりだよね。

7月29日(金)

小田急電鉄が、定期運用から引退したVSEロマンスカー50000形の貸切プランを発売開始した。新宿発で唐木田車庫を往復するAプランが142万円、新宿から大野総合車両所に立ち寄って小田原までのBプランが96万円。今年10月1日以降、来年の秋のラストランまでの間、イベント列車としての運行がない日はいつでも申し込み可能とのこと。最大定員250名ということなので、頭数を集められればそんなには高くない。とはいえ、団体料金よりは高いので、けっこういい儲けにはなる。最近はどこの鉄道会社もガメツイなあ。ところで夕方から打ち合わせに出かけると、やってきたのは最後の8500系8637F。夕方のラッシュ運用に入ってきたものと思われるが、乗れればラッキー。爆音を楽しめるのもあと半年。何回乗れるのかな。備忘録として。

7月28日(木)

JR東日本が、輸送密度が2000人未満の赤字線区である35路線66区間の収支を公表。これでJR旅客各社が全て赤字線区の収支を公表したことになる。在来線の営業キロ数の35%に相当し、赤字額の合計は年間693億円。赤字額の大きい路線は、羽越線、奥羽線等の赤字幹線系、営業係数が最も悪かったのは久留里線の久留里-上総亀山間の15546というもの。まあ、久留里線の久留里より先はそもそも人が住んでいない山の中を走っているので、これもむべなるかなというところ。こういう盲腸線はどうでもいいが、北海道と同様に、上越線の水上-越後湯沢間のように幹線系では事実上貨物が主体のところもあるので、このあたりの判断は、もはや地元の問題ではないともいえるのだが。

7月27日(水)

本日、新造グリーン車を組み込んだ中央快速線用E233系の試運転が、中央線および東海道線で行われた。分割編成の6輛に、新造されたサロ232-1とサロ233-1を組み込んだ8輛編成での運転。違うといえば違うのだが、なんか走行中の写真を見ると、帯の色が違うだけみたいで違和感はないな。まあ、省線の時代には当時の「中央急行線」にも2等車(3等級制の)が連結されていたわけなんで、先祖返りといえないこともない。でも、これピーク時間帯には満員になって乗るまで待たされるんじゃないのかな。

7月26日(火)

昨日、鉄道のローカル線の在り方を議論する国土交通省の有識者検討会が、ローカル線の運行見直しに関する提言を行った。鉄道会社もしくは自治体の求めに応じて国が協議会を設置し、輸送密度1000人未満や、ピーク時1時間当たりの乗客数が全区間で最大500人未満の区間等では、最長3年以内にバスへの転換などについて議論運行の転換を含めた結論を出すというもの。昔と違い、地方鉄道は本当に沿線に人が住んでいなくなってしまったところも多く、自治体自体が存亡の危機になっている以上、今までとは切実性が違うというところか。

7月25日(月)


7月に入ってから一度千葉に行って庭の草刈りや整備をしなくちゃと思っていたのだが、行ける日はことごとく雨になってNG。ということで、もう後がない月末になってしまった。さすがに7月中に一度行かないと悲惨なことになるので、天気が晴れるのを確かめてここしかないとばかりに千葉に行ってくる。去年のように3カ月行けなかったという程ではないし、異常気象のせいかそんなには生育が良くないので、比較的順調に作業完了。ということで今回は多少時間に余裕ができたので、12㎜の方も走らせる。12㎜ならこの大きさでも結構走らせ甲斐がある。ということで、今回は流電祭り。突っ込みどころはあるが、走ればいいのよ(ってそれでは16番と同じになっちゃうなあ)。

7月24日(日)

本日、EF6627号機が東海道線の貨物運用に入り、新鶴見から川崎貨物ターミナルまで東上した模様。撮影したファンがアップロードした写真がすでにSNS等に掲載されている。今月のアタマに関東にお目見えしたが、7月2度目の登場。今月は山陽方面にも走っているし、このところ代打運用に付くことが多いが、ある種最後のファンサービスとしての顔見世的な要素もあるのだろうか。

7月23日(土)


珍しく昨日の午後から晴天続き。陽射しも強いので、久々にフォトセッション。撮り鉄モジュールの鉄ちゃん達を主役にしたカットはまだ撮っていなかったので、チャレンジしてみる。機関士目線で撮れれば一番面白いのだが、流石にHOではそれは無理。ということでシチュエーション的にそれっぽい構図にまとめてみた。引っ張り出してきたのはDE10。動態保存蒸機が牽引する観光列車が終着駅に到着して入換中、補機のDE10が機回しで顔を出したところという設定。主役の登場を今か遅しと待ちつつ、DE10もひとまず押さえておこうという感じかな。

7月22日(金)

本日東急・相鉄連絡線の新横浜駅にてレール締結式が執り行われ、東急・相鉄の新横浜線が一つに繋がった。式典は関係者によるレール締結の後、テープカットとくす玉割り顔行われ、モーターカーが東急方に向けて走行始めを行うというもの。新横浜駅、新綱島駅ともに躯体工事は完成しており、あとは電気やインテリアの工事ということ。新横浜駅は2面3線で、南行線ホームと北行線ホームの間に降り返し用の中線が通る構造。個人的には現状の品川乗り換えよりも新横浜乗り換えの方が便利で早いので(品川駅開業前は、新横浜から横浜線-東横線経由でも、東京駅乗り換えよりは充分速かった)、2023年3月の開業が待たれるところ。

7月21日(木)

東京メトロが8月6日より有楽町線小竹向原-新木場間をワンマン運転に切り替えると発表。すでに副都心線との直通ですでにワンマン化されている和光市-小竹向原間と併せ、これで副都心線は全線がワンマン運転路線となる。基本的に車輌は副都心線と共通運用なのですでにワンマン対応ができているし、ホームドア関係も整備されているので、ATO関連機器とホームモニタ等の安全確認装置を設置さえすれば新規投資は比較的少なく対応可能な状態であり、労務対策等々の兼ね合いでこの時期になったということであろう。

7月20日(水)

昨日より、今年も8月から9月にかけてJR北海道と東急が組んで運行する「THE ROYAL EXPRESS -HOKKAIDO CRUISE TRAIN-」用の、伊豆急2100系5輛と電源車マニ50の、甲種輸送が始まった。20日は伊東から宇都宮貨物ターミナルまでの運行。昨年も7月20日から3日かけて北海道まで回送したので、今年もほぼ同じダイヤで運行するものと思われる。今年こそ、お客さんも集まってかなり盛り上がるのではないかな。

7月19日(火)

東急は創立100周年を記念して「東急グループ創立100周年記念入場券セット」を発売した。これは東急全85駅の硬券入場券(実際に使える)と、新横浜線の新駅と過去廃止された駅の入場券(これは単なる記念カード)11駅分を組み合わせたセット。鉄道150年のJR全駅とは違い、こちらは15000円と記念品としてはまあ妥当な価格。このぐらいの値段なら、けっこう売れるのではないかな。

7月18日(祝・月)

東武鉄道のC11形123号機が本日より営業運転を開始。下今市駅での下今市駅長と日光市長による出発セレモニーの後、「SL大樹1号」として出発した。ほとんど新製に近い3年に渡る復元作業を経て現役復帰というのは、日本型蒸機の動態保存の今後に対しても大きな経験になったものと思われる。江別の山田コレクションを引き継いだ井門さんのコレクションだった当時の状況も写真で見せてもらったことがあるが、どの公園の静態保存よりも状態が悪そうな(現役当時から、必ずしもコンディションは良くなかった)状況から復元したというのは、手間とコストはかかったものの大きなトライアルであったことは間違いない。「スペーシアX」もそうだが、東武は日光地区と一心同体で心中するような気合なので、今後への期待も大きい。また言うが、SL銀河のC58買わないかな。あれなら東武の保安装置を機関車に載せられるし、ターンテーブルにも載るし。客車も買い足したそう。これもSL銀河のディーゼルカーを客車に戻せば買ってもいいのでは。

7月17日(日)

渋谷区および目黒区のふるさと納税の返礼品として、旧渋谷駅の16番ジオラマが登場。これは東急グループ100周年記念として 東急の自社グッズサイト「TOKYU STYLE」で販売していたジオラマを返礼品として提供するもの。同サイトでは374,000円で販売されているが(注文販売)、ふるさと納税では125万円の寄付金額とされている。HOゲージディスプレイモデル」が登場しました。製作はカツミとのこと。まあ、カツミは目黒の企業なので、確かに地元製といえないこともない。車輛は7000系と5200系の先頭車でカツミ製だが、ジオラマはDDF製っぽいな。

7月16日(土)

現役蒸機を撮影したことのある年配ファンの間では、E2系の200系復活塗装はけっこう好評である。というか、0系時代に育った者にとっては、あの塗り方こそ「国鉄の新幹線」なのだ。しかし、国鉄を知らない若いファンからは、「似合わない」とか「らしくない」という意見が結構多い。まあ、むべなるかなとも思うのだが、国鉄時代の新幹線は「別格」だったが、JRになってからの新幹線は「当たり前」になっちゃったから、昔の新幹線のプレミアム感は若い人にはわからないんだろうな。

7月15日(金)

このところSNS等にEF6627号機の走行中の写真が良く上がっているとおもったら、12日から山陽方面で再び運用に就いてるようだ。7月12日から13日にかけては吹田-稲沢間で機関車回送列車の往復、14日は富山機関区のEF510型式の代走で吹田貨物ターミナル-岡山間を往復。下りは前日に引き続き回送のEF64 1000番台を次位に連結したので多くの「撮り」が撮影している。7月15日も岡山機関区のEF210型式の代走で、吹田貨物ターミナル-大阪貨物ターミナル間を往復したとのこと。さすがに運用に就いているのは有料撮影ってわけにいかないからなあ。でも、そのうちやるんだろうな、きっと。

7月14日(木)

一年後に運行開始予定の新型東武特急「N100系」の名称発表会が行われ、新名称は「スペーシアX」と発表された。実質的な「名前当てクイズ」という妙なキャンペーンも行われていたが、まあこんなものなのだろう。名称発表会ではスペーシアXのインテリアもモックアップで公開された。着席列車の特急版という感じで、1人用コックピットラウンジ:の200円からコックピットスイートの一室12,180円までいろいろな特別シートが設定されているのも新しい試み。小田急のロマンスカーの展望席も、プレミアム料金にすればいいのに。

7月13日(水)

昨日の日経で「ニコンが一眼レフ販売を終了」との報道があり、いろいろなところでかなりザワついた。その後、読売が「ニコンが一眼レフの国内生産を終了」という記事を出し、これに対しニコンも公式の広報で「今後もデジタル一眼レフは販売を続けます」と発表し、沈静化を図るも、今日になって共同通信が「ニコンが一眼レフの開発を終了」というニュースを配信。なんとも泥仕合の様相だが、確かにミラー付きのカメラはどうしてもレンズを通した画像を生で見る必要がある特殊用途以外ニーズがなくなっていることを考えると、、ミラー等のメカ部分は新規開発しなくても、既存機種の受光素子とファームウェア改良で充分対応できる範囲と思われ、それなら間違いではないかな。ミラーレスならレンジファインダーと同じ狭いフランジバックで、ある意味広角レンズとしては最悪なレトロフォーカスタイプではなく、周辺収差の少ないレンズが設計できる分、いい絵が取れるのも確かだし。その一点だけでμ3/4の単焦点を愛用してきたわけだし。21世紀らしいレンジファインダー機を思わせるフルサイズカメラを作って欲しいな。だったら買うぞ。どのレンズもアダプタで使えるようにできるし。Nikon DSか?

7月12日(火)

中央快速線のE233系用のグリーン車、サロ232・サロ233の1号車が総合車両製作所の本社工場で完成し、甲種輸送された。0番台ということになるのか。写真もSNSなどにいろいろアップロードされている。基本的には一連のJR東日本のダブルデッカーグリーン車の構造を踏襲している見慣れたスタイルだが、客用扉が普通車に合わせて両開扉になっており、これに関連してデッキ部やシングルフロア部の構造が異なるものと思われる。

7月11日(月)


本日は松本謙一さんと打ち合わせがあったので、江古田の松本邸に伺う。内容はもう少ししたらオープンにできるとは思うが、しばしお待ちを。レイアウト上には、松・謙さんのmailマガジン「週刊汽車道楽」を読んでいる人ならすぐわかる、女性フォトグラファーの人形が2体トンネルの間のストレートを狙うように設置されている。列車も位置も含めてその時のままのようなので、記念にスマホでワンカット。松本さんのカットは、主役の人形にフォーカスを当てて背景の列車はアウトフォーカスにしているが、こちらはスマホなのでパンフォーカスで。こちらの方がレイアウト上での雰囲気はわかるかも。

7月10日(日)

日本を代表する鉄道ミュージアムである、JR東日本の「鉄道博物館」・JR東海の「リニア・鉄道館」・JR西日本の「京都鉄道博物館」の3館は、鉄道150周年を記念誌、2022年7月末から2023年3月まで、3館連携イベント「たくさんの出会いをつくって、つないで」を開催すると発表。期間中は、各館内に3館の紹介を行うブースを相互に設置されるほか、スタンプラリー等のイベントも行われる。また、「3館館長トークショー」が持ち回りで行われ、は第1回が11月に鉄道博物館で、第2回は12月にリニア・鉄道館で、第3回は2023年1月に京都鉄道博物館で開催される。まあ「鉄ちゃん」が金になるとわかると、まあ皆さん積極的になるわ。まあ、マニアの財布が続く限りむしり取ってくださいな。それで保存が進んだり、イベントができたりするなら、意味もあるんでは。

7月9日(土)

昨日午後5時頃、JR東日本の鶴見線浅野駅の構内にヤギ2頭が侵入する事件が発生。走行中の浜川崎行き電車が緊急停車し、一時全線で運転を見合わせる事態に。このヤギは、駅に隣接する入船公園で、園内の除草を兼ねて放し飼いにされていたもの。フェンスを破って線路内に侵入し線路脇の雑草を食べていたとみられる。小田急線のアブない人に比べればのどかな「事件」だが、この前京成線の切り通しに住み着いたヤギもいたし、けっこうヤギは鉄道の線路が好きなのかも。

7月8日(金)

本日の13時半頃、小田急電鉄江ノ島線の相模大野-東林間間で、列車内に於て喧嘩が始まり、危険を感じた乗客が非常通報ボタンが押したため、電車は停止するとともに乗客を車外に退避させるという事件が発生。小田急線は全線で約1時間にわたって運転を見合わせることとなった。火曜日にも東急田園都市線でおかしな野郎が暴れる事件が発生していたが、何かこのところアブない人が多くなりすぎているような。安倍元首相の暗殺事件も発生したし、危険な世の中になっているなあ。

7月7日(木)

東京メトロが、銀座線、丸ノ内線、東西線、千代田線のダイヤ改正を2022年8月27日に実施すると発表。全体に減便中心で、昨今の通勤・通学事情に合わせて列車本数の見直しを行ったもの。そんな中では、丸ノ内線の方南町支線が全列車6輛運転になるのと、ラッシュ時の新宿折返しを減らして中野坂上以遠まで運転する(新宿より西は本数が増えることになる)のがせめてもの前向きな変化か。

7月6日(水)

今月分の「記憶の中の鉄道風景」のコンテンツの作成。前々回からブローニーのネガカラーで撮った筑豊本線シリーズということで、71年春の二度目の九州撮影旅行で撮影した折尾-中間間と筑前垣生-鞍手間のカットをお届けしました。今回はその続きということで、同じ71年の年末に行った三回目の九州撮影旅行の時に撮影した、中間-筑前垣生-鞍手間で撮影したカットです。五十歩百歩といえばそうなのですが、わずかな間にかなり撮影に慣れてきたところを見ていただければ幸いです。

7月5日(火)

昨日田園都市線に乗ろうとすると、「池尻大橋駅で車輌の窓ガラスが割れる事故があったため、上り線に十数分の遅れが発生しています」とのことでダイヤ乱れ。まあ、詰まっていた電車は走り出しているので、のろのろ運転だが列車はすぐに来る。昼過ぎの午後でラッシュでもないのに、窓ガラスが割れるというのはけっこう珍しいなと思っていたら、SNSにさっそく事の次第がアップロードされた。変な野郎が車内で暴れまわりながら窓ガラスを割りまくるというご乱行。80年代の校内暴力で荒れた学校で窓ガラスを割りまくるんじゃないんだからさ。もしかして、犯人はストレスが溜まると窓を割りたくなるその世代とか。

7月4日(月)


家の食事をしたり一杯やったりする居間には、床に4×8の米国版定尺べニア程度の空いたスペースがある。ちょうどユニトラックの550Rのエンドレスが敷ける大きさだ。16番の車輛は基本的に事務所に置いていて家にはないのだが、今はジャンク不動品と称する格安の出物だった天賞堂のプラ製16番のC57が、修理した関係で家にある。ちなみに16番量販品蒸機の「不動」の原因のかなりのものは、車輪の汚れにある。駆動系が壊れての不動は、進まないけどモーターは回るのですぐわかる。モーター自体がいかれることはほとんどない。ということで、これもベタベタになっていた車輪の汚れを落としたら修理完了。調子よく走るようになった。というわけで、このところこいつを酒のつまみで一杯やりながら走らせることが多い。16番の貨車は昔のがいろんなところに紛れ込んでいるので、探すと出てくる。また2輛発見したので、今度は4輛牽かせてワンカット。勢い余って半世紀前の高校生の頃にピノチオのバラキットとかを組んだ16番の客車を家の中から探し出す。8輛見つけたが、カプラやボルスタ、台車が壊れているのも多く、動くのは4輛。連結して走らせてみる。元々重いのに、室内やディテールを付けたので「超ヘビーウェイト客車」だが、平坦線ゆえカーブはキツいが一応走った。まじ、半世紀近く走らせていなかったので、ちゃんと動くのにはちょっとびっくり。量販品はトレインドリームのレイアウトでもフル編成を牽いたように牽引力があるわ。これは修理すれば使える。窓ガラスが取れたり、戦後の荒廃期のような状況なので写真はちょっと修理してからだな。

7月3日(日)

昨7月2日14時、かねてからの予告通り「広電宮島口駅」が新たな場所の新たな駅舎でリニューアルオープンした。今までの駅より70m海よりとなり、そこに至る軌道の付け替えも含む工事となった。駅前の関連施設の整備も進み、広島の誇る観光地「世界遺産宮島」行きのフェリーの乗り場である「宮島口旅客ターミナル」とも一体化し、乗客の流れが一層スムーズになるという。広島電鉄は広島駅のリニューアルも行っているし、けっこう攻めの経営で来ているな。まあJR四国より年間輸送人員が多いという、中国・山陰・四国エリアでは有数の鉄道会社ではあるのだが。

7月2日(土)

JR西日本が発売を発表した、サイコロで行先を決める「サイコロきっぷ」が話題を呼んでいる。ネット予約サイト「e5489」の専用ページからエントリーし、サイコロの出た目により決まる目的地まで大阪市内からJRの新幹線または特急列車の普通車指定席が往復で利用できるというもの。サイコロの出目は「白浜、餘部、東舞鶴、倉敷、芦原温泉、尾道」の6駅にレア駅「博多」を加えた計7駅。レア駅博多が出る確率は1/36とのこと。またこのきっぷは1人2回までエントリー可能となっており、2回とも同じ目が出た場合も「博多」を選ぶことができる。値段は大人1名往復で1回5,000円となっており、通常の乗車券+指定券の価格からすると、破格の安値となっている。発売は7月29日(金)~10月29日(土)。7月29日から10月末までの連続する3日間となっている。本来ない需要を生み出すという意味では、中々のアイディアかも。

7月1日(金)

仕事が一つ片付いてから遅い昼飯を食べようと東横線に乗ると、早くも1日から「緑車」に遭遇。とにかく「緑車」に関して引きが強いのは過去の確率からして確かなのだが、月アタマの1日から登場というのは、かつてなかったのでは。まあ、全部ここが備忘録にしてあるのだから、調べればわかるのだが。おまけに今日は念じていたので、これはツイている。7月はラッキーな月になるかな。一体何回出会うことになるのだろうか。





(c)2022 FUJII Yoshihiko よろず表現屋


「ホビー日記」にもどる

はじめにもどる