「夢」を大人買い

-今月のホビー日記・2022年9月-




9月30日(金)

明日から10月だが、10月にはいると「鉄道の日」があるので鉄道開業150周年企画が目白押し。とはいえかつての鉄道100年のようなマニアもうなるイベントは少なく、ライトなファンが乗ってきて鉄道会社が儲かるタイプの有料記念イベントばかり。まあ、これもご時勢だろうし、旧いすみ鉄道・現えちごトキめき鉄道Mr.地方活性化鳥塚社長が実現してきたように、「ローカル鉄道はテーマパーク化しなくては生き残れない」という方法論が、大手やJR各社も含めて鉄道会社の共通認識となってきたということなのだろう。それはそれで、鉄道の生き残りの手段としては大歓迎である。JR東日本千葉支社も、久留里線で「プロレス列車」を企画しているし。みんな、面白いアトラクションを考えればいいんだよ。大体、テーマパークのアトラクションは列車型しているのが多いし。

9月29日(木)

国土交通省は日比谷公園で10月8日・9日の2日間「第29回鉄道フェスティバル」を開催すると発表。主催は「鉄道の日」実行委員会で、鉄道開業150年を記念した展示も行われる。2019年は台風の影響、2020年と2021年はコロナ禍で中止されたため、4年ぶりの開催となる。今回は規模を縮小し、特設ステージ等のイベントや、商品・グッズ、弁当・飲食類等の販売ブースの出店は行わず、鉄道事業者や関連団体等を中心とした出展になるという。まあこの手の役所がらみのイベントは、やった実績を作る方が今後には重要なので、開催ということになったことは評価しておこう。

9月28日(水)

JR東日本高崎支社は、SL・EL等の牽引する観光列車に使用する旧型客車の内1輛を青15号に塗装すると発表。塗色変更されるのはスハフ42型。もともと更新車なので、青15号で使用されていたのを、SL牽引用にぶどう色2号に変更したものなので、厳密には復元ということになるのだろうか。まあ、蒸機現役末期の客車運用では、優等列車での使用がなくなった更新車を普通列車用に転用し、状態の悪い古い客車を廃車にしていたので、青15号が混じっている方が懐かしいともいえるのだが。模型の編成でもそうしているし。ところで、夕方打ち合わせ帰りに渋谷から田園都市線に乗ると、やってきたのは8637Fの急行中央林間行き。8500系の急行運用に乗るのも久しぶり。というより、ちゃんと走っているのね。おまけにかなりの混雑。満員の車内で轟音を聞くのも、もしかして最後かな。備忘録として。

9月27日(火)

今月発売のイカロス出版「蒸気機関車EX」の松本謙一さんの記事には、依頼があって写真を2カット提供しているのだが、その内1カットは実に8歳の時に撮影した「芝浦のハチロク」。実は同誌には、かつて9歳の時に撮影した山陽本線広島駅でのD52型式の写真を掲載したことがあるが(これは、ぼくが書いた回顧記事)、それをさらに上回る若年記録更新。多分これが現時点での、日本の鉄道趣味誌上に掲載された現役蒸気機関車の写真における最若撮影者の新記録だと思われるし、もはや破られることもないだろう。こういうカタチで世に出るとは、撮影した60年近く前には思いもよらぬことではあるのだが。

9月26日(月)


本当は千葉には月一で行きたいんだけど、この8月と9月は行こうと思うと猛暑だったり雨だったり、本当に外れが多かった。とはいえ2カ月以上草刈りができないと、簡単には刈り取れないヤバい状態になる。もうギリギリという状況だったが、なんとか秋晴れになって行くことができた。ということで、作業の後は、一泊でちょっと走らせる。この「敷きっぱなし」も手入れしないとなあ。米国型のHO量販品はそれでもなんだかんだ言って問題なく走るからそっちが中心なんだが、今回は時間もあるので12㎜も走らせる。こっちに置いてあるのは電車や電気機関車などパンタものが中心。今回は73系の920番台。自分でもこんなの持ってたんだなって、あらためて気が付く感じなんだが。

9月25日(日)

日本鉄道模型の会の月例理事会。来年3月の「第8回 池袋鉄道模型芸術祭」は、例年通り10月1日より書類の配布と出展応募の受付を開始します。毎回ご出展されている方も、今までは一般参加者でいらしていた方も、どうぞ奮ってご応募ください。その後は、芸術劇場のアトリエウェストで行われている、ノーブルジョーカー50周年記念イベント「十人十色」を理事皆で訪問、数日ぶりの青天もあって開場は大盛況で、いろいろ知った顔も多く楽しいひと時を過ごせた。

9月24日(土)



台風15号崩れの低気圧で愚図った天気の一日。そこでちょっと前から試してみたかった、「模型を模型らしく撮る」試みを行う。個人的には16番は模型らしく撮った方がその魅力が表現できると思っているので、ある意味鉄道模型に「見立てる楽しみ」があった1960年代の「少年の夢」が垣間見れるカットをどう撮るかというトライアルでもある。基本的には「ブツ撮り」と同じ。影が出ないように、細部にも光が届くようにライティングする商品撮影のやり方だ。まあ、これは仕事でやってることだからなあ。セットを組んで、リモート講義用に準備したありったけの照明を180゜均等に当てる。さらにワンポイントだけ、手持ちでスチル用のLED照明を当てる。あとは、商品と違い「キレイ」に写すのではなく、リアリティーのある質感を撮れるかどうか。手元に1960年代を代表する天賞堂とカツミのCタンクがあったので、この半世紀を経てやつれた感じがどこまで出かというところ。ポストプロで、ちょっと彩度は落としてある。一応なつかしい「16番の楽しさ」は出せたんじゃないかな。ところで、カツミの南薩風Cタンクは、すぐにディスコンになっちゃったんで、中高生の頃は欲しかったけど中古店もなく手に入らなかったんだよね。これは近年中古で手に入れたヤツ。修理とタッチアップはしてあるけど、なるべくオリジナルが半世紀以上伝世品だった感じを損なわないように再生した。ブラス製だけに、ディテール加工したくなっちゃうんだけど。

9月23日(金)

JR九州の西九州新幹線が本日より開業。台風が接近する生憎の天気ではあったものの、九州新幹線開業時の東日本大震災よりはまだマシか。それにしてもJR九州は自然現象に恵まれないな。まあ、その方が天変地異の多い九州らしいともいえるのだが。かなり鳴物入りでスタートした部分開業だが、まあ在来線である程度の需要があった線区なので、それの振り替え需要はあるだろうし、どこまで話題で積み増せるかというところだろうか。

9月22日(木)

JR九州は、先週九州へ上陸した「台風14号」で被害を受けた各線区の復旧予測を発表した。指宿枕崎線指宿-枕崎間、日南線青島-南郷間は9月下旬、久大本線豊後森-由布院間、肥薩線吉松-隼人間、吉都線都城-吉松間は10月上旬、に運転再開の予定。ひとまず復旧はするのね。一方日南線の南郷-志布志間については復旧にかなりの期間を要し見通しが経っていないとのこと。こっちはちょっとヤバいかも。

9月21日(水)

JR東日本が、かねてからウワサのあった「オフピーク通勤定期」に関する運賃変更を国土交通省に申請した。ピーク時間帯以外のみ有効の定期券は、現行の通勤定期料金より約10%割引。IC定期の場合は、この時間帯に乗車すると正規料金が引き落とされる。一方、一般の通勤定期は、約1.4%の値上げを申請。通学定期は現行通り。ピーク時間は、駅毎に設定するという。通勤費はほとんどの企業で経費として処理されているので、これを値下げすることで企業自身がコスト削減のためにオフピーク通勤を推進することを狙ったものであろう。バブル崩壊後出張費用の削減のために企業内の制度が大きく変わったように、これを受けて出勤時間を変える意識が進むことは充分に考えられる。まあ、値下げ・値上げの幅も含め、まずは社会実験をやってみようというところだろうか。

9月20日(火)

大井川鐵道が、C56135号機の動態復元でクラウドファンディングを開始。11月30日までの71日間で、復元経費3億円中の1億円を集めようというもの。目標額の達成にかかわらず実行する方式なので、金額集めというよりも話題作りやバズりを狙ったもののようだ。2025年の100周年記念という面も併せ持っているようで、それも合わせて大井川鐵道への注目度上昇を図るという面もうかがえる。いずれにしろ昨今の数万円の有料撮影会の人気を考えれば、金額自体も決して無謀とは言えないし、結果は興味を惹くところ。

9月19日(祝・月)

台風14号は雨台風で進行速度も遅く、これは九州や中国地方でローカル線の鉄橋が流れる危険性が心配されたが、ひとまず鉄道関係は何とか致命的な被害はないみたい。道路はかなり土砂崩れで寸断されているみたいだけど。この10年ぐらいは、台風の進路がかつての常識とは全く変わってしまったから、何がどうなるか読めないからなあ。それ以前に「日本の四季」がなくなっちゃったんだけど。

9月18日(日)

超強力な台風14号が九州上陸。新幹線、在来線とも、運休計画をすでに発表している。相当に運休になるみたいだが、触らぬ神に祟りなしということか。それより、この台風は本州に沿って北上しそうなので、このままだとまた鉄橋が流れたり土砂崩れが起こったりで、廃線になる線区がでてしまうんじゃないのかな。そっちの方が心配だ。

9月17日(土)

東京車両センターに長く留置されていたEF5861号機が、大宮車両センターに陸送された。途中の公道上のシーンが多くSNS等で公開されている。まあ、このまま整備して鉄道博物館に入るのかなというのが大方の見方。まあこれも、鉄道150周年記念ということかな。

9月16日(金)

そう言えば今月も後半に入るが、今月はまだ「緑車」に出会っていない。そろそろかなと思い、祐天寺から東横線に乗る時に念じると、見事「緑車」がやってくる。相変わらず引きが強いのう。念じて来たときは、特に気分がいい。こりゃなんか良いことがあるかな。備忘録として。

9月15日(木)

野岩鉄道は、クラウドファンディングで集めていた6050型の改修資金が、目標金額の1,500万円を達成したと発表。次の目標として、追加の改修を計画し2,300万円の目標を設定した。今回のクラウドファンディングは、老朽化した6050型を観光列車用に改修することを目的としているネクストゴールではの車内への大型モニターの設置とトイレのリニューアルを計画している。

9月14日(水)


松・謙さんのmailマガジンの話題の流れから、既発表作品ではあるものの「模型写真の極北」といわれてしまったカットがを世間にまた広まってしまったので、こちらでも再掲載。まあ、広告業界では「必ずクライアントに通る最終兵器」と言われている「子供と動物」をモチーフにしてしたものなのでナニですが、正直言ってこれはそのくらい露骨にやらないと、見た人から「鉄道模型の写真」としての共感をいただけないだろうという忖度も入ってたりするんですよね。使用した人形は、KATO/Preiserの「子供」と「犬」のストックのままですが、ある意味ストックのままのHO人形がどれだけ役者として演技してくれるかという実験をしてみたという面もあったりします。

9月13日(火)

都営地下鉄三田線用の6500形は、今年の5月から運用についているのだが、今日になって始めて現物と出会った。まあ、三田線はエコーモデルに行く用とかない限りほとんど乗らないし、東横線も頻度が高いのは渋谷から自由が丘までなので、中々チャンスが少ないのは確か。しかしやっぱり違和感バリバリだな。色も異常に目立つし。個性を主張するのはいいのだが、ちょっと安っぽい感じがするのはなあ。まあ、どうせ都営だから、すぐに汚れてボロボロになっちゃうんだろうけど。

9月12日(月)

JR九州は、23日に予定されている西九州新幹線武雄温泉-長崎間の開業に合わせ、大村車両管理室でN700S「かもめ」全4編成(Y1~Y4編成)のそろい踏みを報道関係者らに公開した。西九州新幹線は開業当初は、基本的に3編成を使用し、残り1編成が予備となる運用が行われるため、開業後は4編成が同時に揃うことは通常ではないという。まあ、開業記念の景気付けのイベントだが、全編成が揃ってしまうというのは、こういう短い路線の開業前ならでは。模型ファン的には、こういうのはウケるけどね。

9月11日(日)

JR貨物は、北海道地区における農産品の収穫に合わせ今年も9月12日から10月2日まで、例年運行しているジャガイモ専用列車を帯広貨物駅-熊谷貨物ターミナル駅間で運転すると発表。例年通りコンテナ2000個分を輸送する計画。JR貨物は北海道の農産物の輸送シェアが高く、全出荷量に対しジャガイモは約4割、タマネギは約6割を輸送している。秋冬期の輸送力増強施策として、馬鈴薯輸送専用列車を例年運行しており、今年も運行することとなった。やっぱり岩見沢-苫小牧間と東室蘭-新函館北斗の間は、JA北海道の専用線だな。

9月10日(土)


このところ天気のすっきりしない日が続いていたが、今日は久々の晴れ。中秋の名月ということもあり、秋っぽい写真を撮ろうと思い立つ。とはいえ秋がテーマとなると、ヒルマモデルクラフトのデモンストレーション用見本の16番ジオラマを改造した、晩秋のバス車庫と踏み切りのジオラマしかない。まあ、ちょっと先取りではあるが、月見の気分にはあっているかも。ということで、久々に引っ張り出して、ちょっと痛んだところを修理して撮影。変わり映えがしない構図でしか撮れないジオラマだが、もうこれも十数年前に入手したヤツだし、時効だな。ぼくにしては珍しく、スクエアフォーマットにしてみた。この方が秋っぽいかも。

9月9日(金)

7月末よりオイラン車オヤ31と共に京都鉄道博物館で展示されていたマイテ49は、展示期間終了後も梅小路の扇形庫内に留め置かれていたが、どうやらこのまま博物館の展示物として保存されることになる模様。元々弁天橋の交通科学館で展示物だったものを動態復元したものだけに、ある意味元の鞘に収まるような感じかも。どうせなら折角可動状態にあるので、SLスチーム号とかで走らせればいいのに。特別料金取れそうだしc。

9月8日(木)

JR北海道留萌線深川-留萌間のあり方を協議していた地元の深川市・秩父別町・沼田町・留萌市の沿線4市町は、石狩沼田-留萌間は2023年3月31日付けで廃止し、深川-石狩沼田間は2026年3月31日付けで廃止するというJR北海道が提案していた2段階廃止の提案を受け入れることで合意した。もともと道央地区の石炭を積出港である留萌まで運ぶ目的で敷かれた専用線的な鉄道だっただけに、人的な移動のニーズとは一致しない方向の路線であり、そもそもの目的が失われて半世紀近く経った以上、致し方ないところか。これでJR北海道が具体的に廃止を検討している路線も残るは根室線富良野-新得間。まあ、ここも時間の問題だろうが。そもそも北海道は人が住んでいないエリアがどんどん増えているからなあ。熊や鹿は乗客にはならないし(クマキャッチャーは常備されているが)。

9月7日(水)

9月もこれでやっと一週間。なんかいろいろあったんで、結構長く経ってる気がする。中国の国有鉄道会社である「中国国家鉄路集団」が2022年上半期(1~6月)決算を発表した。売上高が前年同期比271億元減の4857億元(約10兆円)、純損失は804億元(約1兆7000億円)と前年同期の507億元から拡大した。これにより6月末時点の負債総額は前年同期比3.45%増の6兆元、資産負債比率は66.81%。同期の貨物売上は2344億元で前年同期比9.6%の増加だったが、旅客売上はコロナの影響が連続し前年同期比38.3%減の965億元と低迷した。高速鉄道路線の低迷も顕著で、「中国で最も稼ぎのいい路線」であった北京-上海間の京滬高速鉄路も、同期は初めて赤字に転落したという。確かにコロナの影響もあるものの、中国の高度成長時代の頭打ちも相当に影響しているのでは。

9月6日(火)

今月分の「記憶の中の鉄道風景」のコンテンツの作成。今回もブローニーのネガカラーで撮った筑豊本線で、前回に続いて71年春の二度目の九州撮影旅行で撮影した冷水峠で撮影したカット。ブッツケ本番でミノルタ・オートコードを使いだして二日目。まだまだヨチヨチ歩きではありますが、それなりに何を撮りたいのかは早くもわかるカットになってきています。なんせ半世紀以上前の、中学を卒業してもまだ高校生になっていない時期の撮影ですのでご笑覧ください。

9月5日(月)

JR各社は共同で、全国のJR線普通・快速列車の普通車自由席が3日間乗り降り自由という「鉄道開業150年記念 秋の乗り放題パス」を発売を発表した。発売期間は2022年9月10日(土)から10月21日(金)まで、利用可能期間は10月1日(土)から10月23日(日)の間の連続する3日間。価格は3日間有効で大人7,850円 こども3,920円という破格のサービス。また特典として、JRホテルグループや駅レンタカーの割引クーポンもつくという。さらに北海道地区との連絡のため、北海道新幹線「奥津軽いまべつ~木古内」間の普通車と道南いさりび鉄道線「木古内~五稜郭」間の普通列車に片道乗車できる「秋の乗り放題パス北海道新幹線オプション券」も大人2,490円 こども1,240円で発売する。秋の観光シーズンにぶつけてきていて、休日も利用可ということは相当に攻めてるな。都区内から福島駅までで普通料金が4840円なので、この往復でも元が取れちゃうぞ。高崎でも1980円だから、二日続けて往復すれば充分安くなるし。

9月4日(日)

JR東日本が、鉄道シミュレーターをリリースすると発表。「JR EAST Train Simulator」と称し、実際に同社の運転士が訓練に使用している実写版の映像を使用したシミュレーターをベースとしているという。開発元は業務用をはじめシミュレーターでは実績のある音楽館。同社としては久々の一般ユーザー向けゲームとなる。9月20日に早期アクセス版からリリースするとのこと。しかし、商売になるとなるとJR東は本当になんでもやるなあ。

9月3日(土)

茨城県の私鉄である関東鉄道が創立100周年を迎えた。前身の鉄道会社の一つである鹿島参宮鉄道の今は廃線となった石岡-鉾田間の開通から数えて100周年というもの。記念イベントとして竜ケ崎線での記念列車の運行と竜ケ崎駅でのグッズの販売会が開かれた。前日の東急100周年とは打って変わった、関東鉄道らしいささやかな100周年イベントではあるが、茨城の地元に根差した鉄道としてはちょうどいいのかもしれない。

9月2日(金)

相模鉄道は、相鉄・東急直通線の開業に合わせて「YOKOHAMA どっちも定期」の新サービスの提供を開始すると発表。これは、有効区間に「相鉄新横浜線 西谷駅~新横浜駅」を含むIC通勤定期乗車券を持っていれば、相鉄本線横浜駅において追加運賃なしで乗降可能なるもの。特別な申請を行うことなく、自動的に利用できるところが特徴。但し、上星川-平沼橋間では下車はできず、所定の運賃を徴収されるという。相鉄線西谷以西と東急線新綱島以北を結ぶ定期を持っている人は、新横浜経由でも横浜経由でも乗り換えが可能という他社の「ドッチーモ」タイプのサービスではなく、特異点のように相鉄の横浜駅でのみ下車可能というかなりターゲットを絞ったサービス。まあ、横浜に人を寄せたいというのはわかるのだが、どれくらい効果があるのだろう。

9月1日(木)

共同通信の報道によると、JR東日本は鉄道現業部門の人員を現在の34000人から30000人程度まで減らす方針であることが明らかになった。ワンマン運行や無人化、デジタル化・自動化等による人員削減の努力は数年前から行ってきたが、削減する数字を明確にしたのは初めて。人員は成長が見込まれる不動産や流通部門に配置転換し、早期退職等は行わないとのこと。山手線の自動運転まで実験しているので、ある意味鉄道での人員削減は理屈ではわかっていたのだが、ある程度フィージビリティーが見えてきたということだろうか。






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