「夢」を大人買い

-今月のホビー日記・2022年10月-




10月31日(月)

JR東日本が、大雨の被害で運転を見合わている五能線の不通区間の運転再開予定について発表。岩館-深浦間は、当初の見通しよりちょっと早まり12月前半には運転再開とのこと。その一方で深浦-鰺ケ沢間については、「修補が必要な橋脚の安定性を試験で確認しながら、随時、施工計画を策定・修正・推進していく」と、まだ具体的な見通しが立っていない状況。果たしてやる気はあるんだろうか。

10月30日(日)

大宮の鉄道博物館で、新たに収蔵品となったEF5861号機の除幕式が行われた。エントランスを入ってすぐのところに鎮座し、高崎線側からも窓越しに見える位置だし、ある意味鉄博の「顔」としてかなり意識した展示になっている。これで鉄博はEF58が61号機・89号機と2輛。京都がC62を集めまくったのと好対照かも。でも、個人的な記憶としては61号機って、東海道線の荷物列車なんだよな。模型でもModelsIMONの「普段仕様」を持ってるし(3台しか製作しなかったので、予約し損ねたがラッキーにも中古で出てきて入手できた。PEMPのお召し仕様もあるのだが)。

10月29日(土)

天気も良いので帰りは養老渓谷とか千葉の山がちなところをドライブして帰ってくる。久々にいすみ鉄道や小湊鐵道の沿線を走る。そういえば上総中野-養老渓谷間のゴルフ場の入口のところの山武杉の林とか、昔12㎜のモジュールのモチーフにするんで取材したっけ。小湊鉄道自体、出戻り始めの頃にはロケハンしながらよく撮影したな。とかなんとか、もはや20年以上前の前世紀の思い出になってしまった。まあ、景色はあまり変わっていないといえば変わっていないのだが。

10月28日(金)


毎月一回は千葉に片付けに行くと誓いを立てたのだが、10月は天気が災いして中々タイミングが合わなかった。ギリギリのところでこの金・土ならば時間が取れたし、天気もいい。ということで、千葉に行ってきた。一月のインターバルだと庭の草刈りがそれほど手間ではないので、家の中の掃除も結構できる。いろいろ遊びも結構できる。今回は、どこで買ったのかも忘れてしまった、ボンバルディアのLRTを見つけたので、これを持って行って走らす。ヨーロッパにはメーターゲージのトラムもけっこうあるので、これはHOmの12㎜。日本でもサブロクの路面はあるし、こういうLRTタイプの車輛も多くなってきたので、そんなに違和感はない。ナローのコッペルみたいなものかな。

10月27日(木)

JR東日本が運行する485系ベースのリゾート列車「華」と「リゾートやまどり」の引退を発表。「華」が今月30日、「リゾートやまどり」が12月一杯でそれぞれ営業運転終了となる。国鉄時代を代表する485系特急電車の流れを汲む車輛としては最後のもので、これで国鉄型の末裔がまた一つ消えることになる。とはいえ商売熱心なJR東日本だけに、お別れ列車の運転や、有料撮影会の実施など、葬式鉄を煽ってこれから稼ぎまくるんだろうな。

10月26日(水)

京急が11月26日のダイヤ改正の概要を発表。快特のうち都営地下鉄線に直通する列車(三崎口および羽田空港発)を特急として停車駅の増加、横浜方面のエアポート急行の削減などが骨子。速達性より接続をよくすることで、全体としての列車数を削減して実需にあわせるすることを狙ったもの。京王のこの前のダイヤ改正もそうだったけど、まあ最近の傾向にそったものということができるだろう。

10月25日(火)

JR九州が、「SL人吉号」などで活躍していた同社の動態保存蒸機機関車58654号機の運行を、2023年度一杯で終了すると発表。財務状況からするとコストがかかり過ぎるのが理由ということのようだが、確かに収益性のいい観光列車を沢山運行している状況から考えると、ワリの合わない観光列車ということになってしまうのだろう。同機は動態復元・運行開始後にボイラも台枠も新製しているので、状態は悪くないはずである(台枠を日車で新製してしまったので新車扱いとなり、本来ならば樺太庁からの編入機のラスト88677号機に続く、88678号機としなくてはいけない)。東武鉄道がすでに狙ってるんじゃないかな。大井川鐡道も欲しいとは思うが先立つものがなさそうだし。あとはアチハで預かって、各鉄道の要請で貸し出すとか。

10月24日(月)


急に天気が悪くて寒い一日になったので、少し前に引っ張り出してきていた、高校生の時に作った16番の旧型客車を補修することにした。ピノチオのバラキットと宮沢の未塗装車体をベースに、床下などを中心に当時としてはディテール加工したもの。一応カタチになっていることと動かせる車輛もあることは確認していたのだが、そのままになっていた。8輛あるが、その内2輛は再生作業が必要な状態なので、残る6輛を補修することに。オハフ61が3輛、オハ61、スハフ42、オハニ61が各1輛。 が塗装はボロボロだが、これはこれで半世紀の「年季」を示すものなので、この6輛についてはタッチアップもいらなそうなので手は加えない。窓ガラスが剥がれているものを張り直し(元の塩ビの窓を再使用)、カプラーと貫通幌が取れているものが多かったので取り付け、枕梁が広がって車輪が落ちてしまう台車は修理。その頃のピボット軸受なので、調整したところで走行抵抗はパないのは仕方ないところ。ひとまずここまでやってから、ユニトラックの550Rで試走。とにかく自重が重いし、軸受は摩擦音を出しまくるしで、牽引力地獄。天プラのC57は、引き出しで空転しまくり。客車が直線区間にかかっていると、空転しながらでもなんとか走り出す。一旦走りだせば、重みで慣性が付くのか、けっこう調子よく走ってくれた。牽引力の評価が高いカンタムD51なら、ちゃんと引き出してくれる。しかし、こうやって見ると屋根の「天然ウェザリング」がスゴいな。半世紀の勲章。

10月23日(日)

西武鉄道が、今年度も30000系38101F「DORAEMON-GO!」を、期間限定で池袋線系統で運行すると発表。同編成は南入曽車輛基地の配置で通常新宿線系統で運行しているが、昨年に引き続き池袋線系統でも運行するもの。運行自体がイベント的要素(西武アプリの列車位置表示では電車のアバターではなく、ドラえもんが出てくる。それにしても西武アプリは他社の電車にも関わらず、「緑車」「ヒカリエ号」には、専用のそれぞれ緑と黄色のアバターを作って表示しているぐらいマニアックだからなぁ)を持っているので、池袋線・豊島線・狭山線・秩父線と幅広く運用する模様。「DORAEMON-GO!」の池袋線での運行期間は12月中旬までの予定。

10月22日(土)

大田区と東急電鉄が「新空港線」の整備主体となる第三セクター会社の設立を発表。社名は「羽田エアポートライン株式会社」。2022年10月14日に設立されていた。今後は同社を中心に「新空港線」の事業化を進める。まずは矢口渡-京急蒲田間を整備し、東急多摩川線と京急蒲田駅の連絡を図るとのこと。まあ、京急蒲田へのアクセスというところまでならそれほど問題はないし、多摩川線も車輛運用を池上線と共通化しているものの、運行形態は独立しているので、多摩川線の終点を京急蒲田にしたところで影響は少ない。線路も繋がっているので、東横線・目黒線等と共通の車輛管理にすれば済むし。

10月21日(金)

東急東横線のQシート車輛を連結した編成が、来週の24日(月)から営業運行に入ると発表。もちろん一般のロングシート・モードでの使用だが、けっこう話題性はあるので、沿線へのパブリシティー効果を期待できる。かなり目立つ赤い車輛なので、いつ出会うか楽しみだ。4編成といわれる所定数が出揃ってしまってはダメだが、1編成の間は「緑車」「ヒカリエ号」とならんで、やってきたら運がいい車輛だな。

10月20日(木)

東急新横浜線の試運転が、東急の車輛を使用して始まっている模様。すでにいくつか目撃報告が出ている。まあ営業開始まで半年を切っているので、乗務員の習熟等を考えるとそろそろ始まってもおかしくない。相鉄新横浜線の試運転も今週目撃されているので、次は直通運転の試運転か。日吉でいつ相鉄車輛を目撃できるか楽しみだ。

10月19日(水)

さて久々の16番の地面付き撮影だったが、16番に関してはそれなりに撮り方のポリシーがある。それは「模型としての良い写真」を撮るようにするということ。地面や景色が入っても、「見立て」のイメージが広がるかどうかが自分にとっては16番の意味。それが活きるためには、変に媚びずに車輛もジオラマも含めて模型写真としての王道を撮りたい。ファインではそこにある「世界の一部」を写す発想になるのとは明らかに違うし、それがあるからこそ両立するのだと思う。個人的にはプロポーションを大事にしたファインスケールも好きだし、山崎喜陽さん以来の16番の「夢の世界」の魅力もよくわかっている。それを何とか写真の画像の上で表現したい。ということで、徹底的にブツ撮りの照明。リモート講義用にLED照明を購入したので、それを加えてかなり凝ったライティングができる。これで4灯使っているが、このサイズの被写体ならほぼ影は潰せる。一瞬シーン全体をホンモノに思わせるのがファインスケール、「模型が現実に登場した」と思わせるのが16番の、それぞれ写真のあるべき姿だと思っているのだが。これからは山崎さんが16番のレイアウトに託した夢を21世紀の今に実現したような写真も撮れたらとは思っているので、いろいろトライしてみたい。

10月18日(火)


ということで、16番用のお立ち台で試写。何を出してこようかと思ったが、ほぼ半世紀前の高校生の時に当時出たばかりの宮沢のC57をベースに改造して作り、大学生の時に動輪等下回りをアダチのパーツに交換・加工し、00年代に修復したC55をテストベンチに。自分で手を加えたり作ったした16番の車輛に関しては全部保存してあるが。動態の動力車は現状ではこのC55と同じく宮沢ベースのC57 4次型の2輛のみ。けっこういろんなところに出しているので、見たことのある人もいるのでは。まあ、突っ込みどころは満載だが、なんせ半世紀前の模型なので、その時代の基準で見ていただきたい。というか、その時代の空気も含めて保存しているワケで。ところで、遅ればせながらやっと鉄道150周年記念・黒いラッピングの山手線の「ネットフリックス号」を見れた。備忘録として。

10月17日(月)

ま、諸般の事情もあり16番の模型の写真を撮らなくてはいけなくなったのだが、どうせなら新製品紹介記事みたいなブツ撮り(実は16番はブツ撮りの方が格好良い写真になる)じゃなくて、なんか地面に載せてあげたい。ということで、16.5㎜のお立ち台を作ることに。流石に一から作るほどの気力はないので、16番用のジオラマのジャンクを入手して、それをベースに再生・改造することに。ジオラマの再生は結構やっているので、ある種トンマナの方向性が全然違うものではない限り、それをベースに自分のスタイルで再生はできる。ということで、途中のターフが乾く間に買い出しに行ったり時間を有効活用して、珍しく16.5㎜の日本風お立ち台が完成。東アジア的景色ということでは、HOの中国型のお立ち台としても使えるかな。しかし、HOと16番で草の背丈が結構違ってくるんで(遠近法のトリックの出し方が違う)ちょっとテクニックが変わる。おまけに中国型のHOにも使えるようにするとなるとなかなか難しいところもあるが面白かった。

10月16日(日)

東武鉄道が創立125周年を記念し、11月23日に「SL大樹」を新藤原駅まで運転すると発表。鬼怒川温泉-新藤原間の営業運転は今回が初めて。これは「SL大樹5号」と「SL大樹6号」をツアー列車として運行し、新藤原まで運転するもの。新藤原駅は配線的には機回りはできるが、DE10も付いてプッシュプルで運行する模様。もっとも、C11自体は会津鉄道まで持って行ったことがあるので、実車で走るというところがミソか。なお、11月16日と17日に鬼怒川温泉~新藤原間で試運転を行う予定。こっちの方が狙い目かも。ぼくも、レギュラー運行になってからは乗りには行ったが、試運転時に撮影にいったもんな。

10月15日(土)

鉄道150周年イベントは、各地で各様に行われたが、それぞれけっこうな動員があったようでなにより。まあ、コロナ疲れに飽き飽きして、そろそろ何か行きたい感が強まっていたことは確かだし、そこにちょうどいい天気が合わさったようなところもあったが、観光復活の呼び水になっていいのでは。インバウンドも円安の効果もあってか、一気に復活してきている感じがるので、これからいい感じになればいいな。

10月14日(金)

鉄道150周年の「鉄道の日」。まあ鉄道100年の時と比べていろいろ言う声はあるが、鉄道が社会のインフラの基本中の基本で、小説に歌謡曲に映画にテーマとして取り上げられ、国民誰もが思い入れがあったその時代とは、比べるべきもない状況なので、それを言い出したら老人のノスタルジアになってしまう。とはいえ、鉄道各社は鉄道150周年記念イベントを実施し、それがそれなりの動員や収益に繋がっているんだから、150周年の意味はあったと捉えるべきだろう。「Mr.地域振興」の鳥塚社長の戦略ではないが、アトラクションとして客が呼べれば鉄道が地域に存在する意義は充分あるワケだから。

10月13日(木)

JR九州が、リニューアルした「ななつ星」を記者発表した。14室あった客室は10室に減らされより豪華なものとなるとともに、サロンや茶室、バーラウンジなど新たなサービス空間も設置された。運行開始からほぼ10年、二回目の運行の時に博多駅に見に行ったのもなつかしい。新ツアーは10月15日から運行開始だが、それに先立ちパブリシティーとして公開されたもの。ツアーの価格も一段とアップされているというが、インバウンド受け入れ再開のおりでもあり、グレードアップでリピーターを取り込むという戦略はなかなか鋭く刺さるマーケティングといえよう。JR九州は自然災害など厳しい目にも会っているが、なかなかしぶとくビジネスチャンスを掴んでいるので、これからどう動くのかは目を離せないところだ。

10月12日(水)

本日午前8時過ぎに、中央線武蔵小金井駅で人身事故が発生し、ラッシュ時に1時間以上に渡って運転見合わせとなる事態に。実はその前に西武新宿線花小金井駅でも人身事故が発生し西武新宿線系統が運転を見合わせていたため、国分寺駅は大混乱。久々の重大グモ事件となってしまった。北多摩地区は比較的鉄道密度が高いので便利は便利なのだが、ダブルで運休となると都心に出る術が極端になくなってしまう。国分寺からだと南北のバスが限られるだけに、青梅街道駅まで出て新小平まで歩いて武蔵野線で北へ逃れて西武池袋線、もしくは東武東上線、南周りで南武線から京王線ぐらいしかなくなる。まさに、二発が命中した不幸中の不幸というところだろうか。

10月11日(火)

流石にJR東日本が制作した「鉄道開業150年 記念映像」は一度見ておいたほうがいいだろうということで、鉄道の日が来る前に見てみた。12分ちょっとの尺の前半が日本の鉄道の歴史、後半がさまざまな鉄道をめぐるシーンという構成。歴史は端折り過ぎ。国鉄の歴史、スチル写真中心になるのは仕方ないが、単に時系列的なファクトの羅列というよりは、各時代の節目ごとに時代を示すキーワードを設定し、それを映像化したほうが良かったのではないか。後半は鉄道会社のプロモーション映像としては無難なところ。JR各社と民鉄、公営鉄道各社が協賛しているので、全社の映像や画像を何らかの形で本編に登場させているので、かなり細かいカット割りになっていて、これで全体をまとめるのが一番苦労したところであろう。

10月10日(祝・月)

連休の3日目。雨は上がったがあまりすっきりしない天気。今日はイベントの人出はどんな具合だろうか。ところで、今日も東横線に乗ろうとすると「緑車」がやってくる。連日出会うのも今までには何回か経験したが、結構久しぶりかも。とはいえ、かなり引きが強いのも確かだ。実は相性の良い特定編成がいるのかもしれないが、昔の旧型国電の編成と違い、同じ形式は同じ仕様なので(西武や東武は途中で仕様を変えるが、東急やJRは細部はさておきほとんど変えない)気が付かないだけかもしれない。

10月9日(日)


この週末は、鉄道150年がらみのイベントが目白押し。日比谷公園では全国の鉄道事業者などが主催する「第29回 鉄道フェスティバル」が開催された。都心に行く用事があったのでちょっと覗いてみたが、物販無しの鉄道事業者のブースだけでの開催のワリには、子供連れを含めて結構な人出。雨が降り出しそうな天気ではあったものの、そこそこ人が集まっているといえるだろう。日比谷からは、都営6500形の初乗車。外観はかなりのインパクトだが、内装は最近の通勤車の標準といえるスタイルであまり個性無し。まあ地下鉄なので合理的に割り切って作ったと言えないこともない。その後の東横線では「緑車」がやってくる。今月も上旬にクリア。なかなか引きがよろしい。備忘録として。

10月8日(土)

8月の大雨被害の影響で一部不通となっていたJR奥羽線は、鷹ノ巣-大館間の復旧工事が完了し、昨7日から全区間での運転を再開。これでやっと裏縦貫の貨物も走れる状況が復活した。次は五能線の深浦-岩館間が年内運転再開の予定。その一方で、津軽線蟹田-三厩間と五能線鯵ケ沢-岩館間は復旧の見通しが立っていない。JR東日本はこれを機会にヤメたいところなんだろうけど。ここも上下分離で復旧かな。

10月7日(金)

鉄道150周年記念の一環として、京都鉄道博物館の収蔵品となったマイテ49を利用した「特別なSLスチーム号」が運行開始。展望車への乗車は事前予約が必要で1500円。席数が限られているとはいえ何度も走るし、これ結構な収入源になるよなあ。確かにトロッコの[SLスチーム号」だと大きなお友達だけで乗るのはちょっとナニだが、これなら乗ってみたい人もおおいのでは。単に展示するだけでなく収益にも貢献するとなれば、これは多客期にはまた登場するものと見た。

10月6日(木)

鉄道150周年を記念する式典が、天皇・皇后両陛下臨席の元、政治家や鉄道関係者が出席し東京ステーションホテルで開かれた。JR東日本が中心となった実行委員会の主催。8日9日10日が連休なので、ここが記念イベントの中心となっており、その前に式典を開くということで14日の鉄道の日ではなく、本日になったのだろう。まあこの50年で、鉄道が国のインフラの基盤から、いくつもある基本インフラの一つになってしまったので、その変化を考えれば業界内部の式典になっても仕方ないというところだろうか。

10月5日(水)

今月分の「記憶の中の鉄道風景」のコンテンツの作成。前回までは71年春の二度目の九州撮影旅行で撮影した冷水峠で撮影したカットでしたが、今回はその流れで71年冬の三度目の九州撮影旅行の時のブローニーのネガカラーで撮った筑豊本線冷水峠のカット。とはいえ、この時は冷水峠では同じ列車を2カット撮っただけなので、その後に筑豊本線で撮影したブローニーのネガカラーのカットと合わせて。なんか、余りカットを集めただけという感じもしますが。。

10月4日(火)

西武新宿線に乗ると、「DORAEMON-GO!」38101Fが久々に登場。随分久しぶりな感じ。新宿線に戻ってきてからも、もうずいぶん経っているし。しかし、近くで見るとだいぶ色褪せてきた上に汚れも目立ってちょっと寂しい感じも。まあ、微妙にデリケートな色だから、仕方ないところもあるし、もう2年以上になるからな。その後中央線に乗ると、これまた久しぶりの209系1000番台。なかなか引きが強い一日。備忘録として。

10月3日(月)

新宿西口の小田急百貨店本館が昨日で閉店。高層の複合ビルに生まれ変わる。開業したのが小学校6年生の時だし、新宿を通って私立の小学校に通っていたので、非常によく覚えている。そもそも百貨店という業態自体が時代に合わなくなってきているので、東急百貨店の東横店同様、このタイミングでの撤退は正解だと思うが、なんかそういうランドマークがなくなるのって不思議な気分だな。しかし、小田急線の新宿駅の改良はやるんだろうか。それも気になるところではある。

10月2日(日)


池袋鉄道模型芸術祭だけが孤高の炎を守った2021年とはうって変わって、鉄道150周年の今年は鉄道関係・趣味関係のイベントが復活して目白押し。軽便祭も3年ぶりのリアル開催と相成った。最近ではオタク関係のイベント会場としてすっかり定着した人形町の綿業会館。この日ばかりは、人形町の駅から爺達の行列がいやが上にも目を引く(まあ、自分もその一員なんだが)。これぞ軽便祭の証。今年は3フロアで開催。混雑を避けてちょっと遅めに行ったのだが、業者フロアはそれでもかなりの混雑。その一方で出展者フロアは、スペースも比較的余裕を持って配置していたので、ワリとゆっくり楽しめる。ぼくはナローはやらないけど出展者には親しい人が多いので、挨拶して立話してというのがここに来る目的ともいえる。およそ会えそうな人にはひとわたり会えたし、まあ楽しく過ごせた一時であった。

10月1日(土)

本日、11年ぶりに只見線が全通のはずだったのが、事件発生。下りの一番列車が復活区間に入る前の塔寺-会津坂本間で故障し、運転打ち切りということに。一番列車を目当てにした「乗り鉄」も多く乗っていただろうし、「撮り鉄」もお立ち台で待っていたものと思われるが、一日三往復の内の一本がすっ飛んでしまうというとんだ展開に。こりゃ、運転再開初日から、とんだミソがついてしまった。JR東日本としては上下分離方式とはいえあまりやる気のない路線なだけに、ヤラセ疑惑も湧いてしまいそう。最近のJR東日本は信用がないからなぁ。






(c)2022 FUJII Yoshihiko よろず表現屋


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