「夢」を大人買い

-今月のホビー日記・2023年3月-




3月31日(金)

留萌線留萌-石狩沼田間の廃止で葬式鉄がにぎやかなJR北海道は、根室線の富良野-新得間に関し鉄道事業廃止届出書を提出したと発表。かねより行われていた沿線自治体との協議が合意したのをうけたもの。廃止予定日は2024年4月1日。廃止区間のうち東鹿越-新得間は2016年8月の台風で被害を受けて以来、休止状態にあったもの。そもそも住民はいないし、交通インフラとしては石勝線ができて以来、主要なものではなくなっていた以上、仕方がないところか。

3月30日(木)

東京メトロはゴールデンウィークから銀座線のダイヤを改正し、昼間帯の列車を増発する。コロナ禍以降のインバウンド観光客の減少により乗客が減っていたものが、復活し混雑が目立ってきたことに対応したもの。5分間隔から4分間隔に改め、毎時3本増やす。確かに、ちょっと待たされる感じが目立ったし、そもそも銀座線は列車あたりの輸送力が低いのですぐ混雑するし、敏速な対応は好ましい。

3月29日(水)


所用があって東中野に行く。東中野はオヤジが健在で実家があった頃までは、よく行っていたので、切通に桜が咲くシーズンにはいつもカメラを持って行き実家の裏にある歩道橋で撮影したものだ。ふと、満開だろうなと思い、ちょっと時間を取って様子を見る。桜も菜の花も、かなりきれいに咲いている。山手通りの陸橋からは、フェンスが邪魔をしてカメラでは撮れないが、スマホなら手を伸ばせば撮れるのではないか。そう思って試してみるとなるほど撮れるではないか。夕刻なので光線が辛いが、一応記録にはなった。スマホなら、ここでも撮れる。が、スマホで列車を撮るのって、結構大変なんだよね。

3月28日(火)

東京メトロが2023年度の事業計画を発表。基本的には既存の施策の延長上でそれほど目新しいものはないが、それに紛れて一点だけ「銀座線・丸ノ内線の750V化」なんてのが謳われている。なんか聞いたことなかったんですが。ということは、1000系・2000系は昇圧対応の準備がされているのかな。急に決める話ではないし、やるなら十年とかかけて対応しなくてはならないタイプの課題なので、すでにかなり進んでいるのだろうとは思うのだが。

3月27日(月)

東急電鉄、JR四国、JR西日本、JR貨物の4社は、四国の瀬戸内海沿岸エリアで「THE ROYAL EXPRESS」を利用したクルーズトレインを運行すると発表。2024年の1月~3月に6回実施し、岡山を出発、高松・松山方面へ3泊4日ツアーを提供するもの。岡山-高松間はJR西日本の電気機関車、四国内の区間はJR貨物の電気機関車が牽引する。基本的に電化区間のみの運行で、「THE ROYAL EXPRESS」はJR方式のATS-P Sを積んでいるので、JRの直流電化区間なら自力で走れると思うのだが、発表された資料によると機関車牽引で電源車による電源供給を行う模様。北海道に続く運行だが、必ずしも事業として帳尻があっているとは思えない企画だけに、四国へも拡大するというのはなかなか複雑な事情が垣間見られて面白い。

3月26日(日)

明日から福岡市地下鉄七隈線が開業するのに先立ち、本日七隈線博多駅において七隈線延伸開業式と列車発車式が行われた。月曜から開業というのも珍しいが、当日朝の一番列車ではなく、前日に式典が行われるというのも珍しい。一斉ダイヤ改正日に行ってニュースとして埋もれてしまうのを防ぐためとは思われるが、他線区との乗り入れがないからできるワザでもある。建設中の陥没事故等いろいろなトラブルもあったが、これで西鉄福岡市内線が廃止になって以来最短距離で結ぶ鉄道がなかった福岡-博多間が再びレールで結ばれることとなり、市内の交通混雑の緩和にも役立つであろう。

3月25日(土)

東急電鉄は、2028年度を目標に田園都市線と大井町線に東京メトロと同一の無線式列車制御システム(CBTCシステム)を導入する。東京メトロは、2024年度に丸ノ内線、2026年度に日比谷線にメトロ方式のCBTCシステムを導入する予定であり、これに続いて2028年度に半蔵門線に導入するのと合わせたもの。CBTCシステムは、いわばトラムの「目視」を機械が自動で行うものであり、運行効率としては最も優れているのは間違いない。東京メトロとJR東日本は同一方式を導入する方向であり、これが事実上の標準システムとなるのであろう。すると、かつての人間による閉塞管理と同じで、電気方式と軌間が同じなら、どの車輛もどこでも走れるという蒸機時代のようなことが可能になるのか。

3月24日(金)

西武鉄道が4月22日から23日にかけて、「正丸トンネル」撮影会を開催と発表。すわ「正丸信号場の見学会か」と、西武鉄道の信号場を追いかけている身としては「かぶりつきでなく生で車止めが撮れる」と色めき立ったが、何のことはない、4000系と101系の有料撮影会であった。まあ、それにしてもお金になるのか各社撮影会企画をよく考えるわ。でも、お客もよく出すよね。新しいタイプの鉄道マニアの嗜好にピッタリフィットしているということなんだろうけど。昭和のマニアには理解しにくいなあ。で、東横線に乗ると「ヒカリエ号」がやってきた。出会いは今月2回目。備忘録として。

3月23日(木)

31日に廃止を控えたJR北海道留萌本線の石狩沼田-留萌間は、「葬式鉄」のラッシュとなり別れを惜しむ地元の人達とも相俟って、さながらラッシュの様相という。まあ最近は廃止となるとこういうブームになってしまうのだが、この区間は連続ドラマの舞台となり観光地化した恵比島駅もあるので、コロナ自粛明けとなった春の観光シーズンとも重なり、観光客もかなり集まっている模様。通常は単行での運行が、20日から全列車2輌編成での運行となり、最終日は4輌に増車するという。まあ、閉店セールみたいなものだが、Mr.地域振興の鳥塚社長ではないが、仕掛けさえウマく作ればテーマパーク的に客はやってくることを証明しているともいえるのでは。

3月22日(水)


靖国神社の標準木の満開宣言。個別の株で見れば、満開のからまだ三分咲きぐらいのまでいろいろあるが、いずれにしろこの週末までが花見の最盛期。忙しい中なのだが、明日から天気が崩れるので、今年の桜を撮るなら今日しかない。散歩がてら中目黒まで蛇崩川の暗渠で散歩を楽しむ。しかし中目黒の目黒川沿いは最近は余りの人出で、とても撮影できない。それ以前に桜の枝が伸びすぎて、電車が全く見えない状況。ということで撮るのは今年もまた、祐天寺方の蛇崩川をオーバークロスするところ。いつも同じ構図ではつまらないので、今年は高台の住宅街(10年ぐらい前に殺人事件があって有名になった)から降りてくる道から撮影。ちょっと雰囲気が違うかな。でもまあ、今年のノルマは果たした感じかも。

3月21日(祝・火)

18日から多くの鉄道会社が料金改定しているが、それと同時にICカード料金の割引方法をかなり変更してきているので、差し引かれる料金を見てちょっとびっくり。東急線は値上げだけではなく、近距離の割引がなくなったので、126円区間が140円に、154円区間が180円になってしまった。1~3km区間で約1割、4~7㎞の区間で約2割の値上げに相当する。現行の料金は各社とも使う路線は結構覚えていたので、これはまた覚え直さなくては。

3月20日(月)

18日に東急・相鉄新横浜線が開業した。東急関連の新線・新駅はこの20年ほどはすべて開業日に訪ねているが、流石に今回は「池袋鉄道模型芸術祭」の会期中とあって行けない。次善の策として、今日時間が取れたので乗ってきた。とはいえ新線区間はことごとく地下なので、車窓の景色を楽しむというわけでもなく、ただ「乗った」というだけなのだが。西谷まで往復して新横浜で降りた。しかし学芸大学-新横浜でも、スグに直通が来れば22分というのはなかなか強烈なインパクト。新横浜-品川が11分、品川-渋谷が13分かかる一方、渋谷-新横浜でも最速25分程度なので中目黒辺りが分岐点となりそう。往きは目黒線から直通の相鉄21102F,帰りは東横線直通の東急4112FのQシート車。中々良いのが来たなあ。

3月19日(日)


「第8回 池袋鉄道模型芸術祭」の二日目。一転した快晴で、朝から青空が広がる。池袋の人出はかなり多く、隣の西口公園で同時開催の「池袋西口商人まつり」も大いに賑わっている。昼飯時は、周りの飲食店はどこも長蛇の列。羅須さんの蒸機も休むことなくフル稼働でお客さんを捌いていた。一日いい天気が続いて人出が絶えることはなく、こちらも多くの来訪者で賑わった。結果はなんと2日間で1876人動員という、3月開催になってからの新記録となった。昨年度を超えようと、気合で立てた予算もクリアしてしまった。これもみんなお客様のおかげです。ありがとうございました。ところで、行きの副都心線では「ヒカリエ号」に出会う。これも吉兆か。備忘録として。

3月18日(土)


本日から「第8回 池袋鉄道模型芸術祭」が開幕。朝から雨脚が強く、気温も寒いのでお客さんはかなり少ないのではないかと心配されたが、オープン直後の午前中からかなりのお客さんがやってくる。いつも土曜の午前は出展者の関係者みたいな方しか来ないのだが、一般のお客さんも多く、今までの土曜の午前よりは人の集まりが良い。このペースは一日続き、土曜としては充分に良い来訪者数となった。相鉄線沿線から、開通したばかりの東急・相鉄新横浜線でやってきたお客さんもいた。昨年は二日とも休日の連休で、天気も快晴だったのでその動員記録を破るのは厳しいかもしれないが、けっこうな数字は行けそうな感じ。やはり「自粛明け」最初の週末だけのことはあるか。明日は春らしい日和になりそうなので、期待しよう。

3月17日(金)


いよいよ「第8回 池袋鉄道模型芸術祭」も本番の日を迎えた。本日は設営日。回を重ねて出展者の方々も常連さんが主体になったので、準備作業もお手の物。最初の頃と比べるとびっくりするくらいスピーディーにセッティングが進むし、トラブルも起きにくくなった。主催者としては当日作業も多いが、出展者としては今回は機関車一輌のみ。ジオラマを出さないので、ハンドキャリーでも問題ない程度の荷物。本日は非常時の対応としてクルマで来たが、最終日は電車を使って徒歩で来よう。夕方から雨が降り出し、明日は一日雨で寒い予報。客足が心配だが、こればかりはどうしようもない。

3月16日(木)

その昔、昭和の国鉄の時代には43・10のように、ダイヤ改正やそれに伴う運賃値上げは年度や半期の節目にあわせて4月1日、10月1日というのが相場だったが、今や3月第二週の土曜日というのが一般的。今年も東急・相鉄新横浜線の開業のある3月18日が各社のダイヤ改正と運賃値上げの日だ。第二週の中でも18日はちょうどギリギリの下限だったので気付いてしまったのだが、これって通勤にしろ通学にしろ、ほとんどの定期が最初に4月発行から継続しているので、2週間の期間前発行が値上げ前にできないところに収めようという発想なのね。確かに4月発行分が新料金なら、相当なカロリーアップ。おまけに通勤は定期現物支給の会社も多いから、事前に解約して買い直しということにもならない。ましてや通学も新しい学生証が発行されてからでないと買えないし。まあ、商売という意味ではウマいわな。

3月15日(水)

東武鉄道のN100系「スペーシアX」が、先頃甲種輸送されたと思ったら、すでに南栗橋車両管区の中で試運転を開始している模様。東武が乗り入れている東京メトロの車内でも、トレインビジョンを使ったティーザー広告がオンエアされているし、東武車には中吊りが一杯掲出されているし、これから7月の運転開始に向けて盛り上げようという気合が伝わってくる。運転開始が近付くと、また訓練運転を兼ねて報道関係者や地元住民の試乗会とかやってバズを狙うんだろうな。「大樹」の時も試乗会の列車撮りに行ったけど、けっこうファンも沿線に集まるし。

3月14日(火)

JR東海は、3月18日のダイヤ改正から早朝に新横浜駅始発の臨時列車「のぞみ491号」を新設する。これは東急・相鉄との共同キャンペーンをやっていることからもわかるように、東急と相鉄の新横浜線開業に合わせて、両鉄道沿線からの乗客を直接新横浜駅に呼び込もうという布石。中でもメリットの大きい日帰り出張の乗客を狙ったモノ。確かに品川駅がなかった頃は、渋谷寄りの世田谷でも帰りは東京駅経由では余りに遅くなるので、新横浜で降りて横浜線・東横線経由で学芸大学または祐天寺で降りて帰っていたぐらいだから、かなりメリットがあると思われる。同列車のダイヤは新横浜6:03発、名古屋7:18着、新大阪8:06着と、ほぼ2時間の乗車で大阪まで行けてしまう。登場時の「のぞみ」のように、先行列車が何もない強みから最高速が出せることもあるが、これはメリットが大きそうだ。

3月13日(月)

「密」でないスペースでの自粛解禁(なんか自己矛盾な表現)初日。街中での感じは、場所にもよるがマスクなしが2割前後か。日中の空いた電車の車内だと、ちょっと減って1~2割といったところか。マスク無しの男女比は、6:4ぐらいの感じで男性が多い。花粉の最盛期であることを考えると、自粛がなくてもマスク着用者が一年で一番多い時期なので、マスクに飽き飽きしていた人がけっこういたということだな。様子見て外そうという人はもっと多いので、今週末ぐらいまでにはマスク着用はだいぶ減るのでは。こっちはもちろんマスク無し。先週から顎マスクで鼻・口は出してたし。

3月12日(日)


今週は暖かい晴天の日が続いたので、塗装も順調に進んだ。ということで、完成を記念して形式写真の撮影。珊瑚は「12番」なので、実物通りにディテールやパイピングを付けられない箇所も多く、16番同様デフォルメが必要になるのを逆手に取って、特徴を誇張して「漫画の似顔絵」みたいにする必要がある。そういう意味ではリアルではないのだが、けっこうそれらしい雰囲気は出たのかな。それにしても、最近は蒸機は「年一作」になっちゃってる。歳だなあ。で昼に東横線に乗るんで、「来い」と念じたら「緑車」が来た。念じて来るのは気分がいい。リーチを掛けて、ドラの方を自模ったみたいな感じ。ハネ満。備忘録として。

3月11日(土)

朝、接着剤で付けるパーツの作業をはじめたら、けっこう気合が入ってきたので一気にフィニッシュまで持って行く。こういうのは気乗りが大事なので、行けそうになったら勢いでやってしまった方が正解。ということで、本番一週間前にして完成。やはり早くから始めると、塗装も余裕を持って作業できるし、結果的に失敗も少なくなるしいいことづくめ。あと一週間切ってから塗装とかだと、けっこうミスが出るんだよね。実は元がジャンクなのでウェイトが欠品(珊瑚でも探さないとあるかどうかわからない状況)だったのだが、芸術祭は静態展示なのでひとまずこれで行こう。

3月10日(金)

九州のカマといえばランボードの端の白帯だが、歳と共に面相筆で白を差すのもけっこう難儀になってきた。何かいい方法を編み出そうと思いいろいろ調べてみると、最近では1㎜とか0.5㎜とかのカラーテープが販売されているのを発見。アメリカ型では、ランボードの白線は(もともとアメリカ発祥だし)ラインのデカルがあってそれを貼り込んで表現するのが一般的。それにヒントを得て、極細カラーテープの白で表現しようというアイディア。やってみるとなかなかの効果。特に1/87だと、ランボードの段差の下側が0.5tぐらいのが多いので、スゴくシャープになって丁度いい。中央部はテープの粘着力で充分だが、端のところは接着剤を併用するのが良さそうだ。

3月9日(木)

目黒通りを走っていると、都立大学の東横線の陸橋のところで「ヒカリエ号」に出会う。クルマを運転中に走行している「ヒカリエ号」と遭遇したのは、かつて西武池袋線で一度あったと思うが、東急線内では初めてだな。出会って乗るのもいいが、こういう風にひょっこり対面するのも中々楽しい。備忘録として。

3月8日(水)

今日も昨日以上にいい天気。ここぞとばかりに、塗装作業の続きを進める。午前中はすでに塗装が仕上がった本体とテンダの下回りを組みながら、上回りの塗装の残りを行う。この並行作業はけっこう能率的だ。次の重ね吹きまでの間というのはなんとも手持無沙汰になってしまうのだが、ほどほど切れ目の良いところまで組みの作業をしていると、いい具合に乾燥しているので時間の無駄がない。そんな感じで今日も4回、都合8回重ね塗りして、下地が見えなくなった。これにて塗装は終了。下回りも内側のパーツはウェザリングしながら組んだので、上回りと繋がるウェザリングとネオリューブ塗りは残っているものの、工作としてはこれで完成。午後は用事をしてからメイキャップを開始。色刺しのエナメルの乾燥時間とかもあるので毎日少しづつやるが、それが乾けばあとは接着する部品を取り付けて、ウェザリングするぐらいなので、今年は時間的余裕をかなり残して作ることができた。

3月7日(火)

春の陽気になっていい天気。これは一気に塗装を開始するいいチャンス。ということで、上塗りの開始。トビカ・トップガードは新品のうちは結構塗膜が薄くていいのだが、古くなるとぼてぼてっとダマになりやすい。2年前に買ったのが残っているが、ちょっと危険なので新品を購入。容量が大きいから、ちょっともったいないかも。黒染下地は、結構強力。薄く4回重ねてフィニッシュ。塗膜も極薄だ。上回りも4回塗ったが、こちらはまだ下地が見えるところがあるので、明日続きだな。

3月6日(月)

今回はまだ時間的に余裕があるので、塗装もいつものようにあわただしくやるのではなく、毎日少しづつ進めていくやり方が取れる。本当は塗装は薄く少しづつ完全に乾燥させながら何回も重ねるのが望ましいので、時間が取れるというのはいいことだ。ということで、本日は下地。上回りは普通にプライマーの下塗りだが、下回りはより強固にということで、井門社長方式の「黒染」を下塗りとして利用するやり方を採用した。塗装時と乾燥時の支えとなる「足」を取り付け、プライマーの下塗りは天気が回復した午後に実施。本日はここまで。ひとまず予定通りの進み方だ。

3月5日(日)

3月に入ったので、一休みも終わりで塗装・仕上げステップの作業開始。まずはブラスクリーンで下地仕上げから。キサゲの掛け過ぎで半田が弱くなっているところも発見されたので、その修正とかかけながらの作業になったので、思いの外時間がかかってしまった。午後深くなると雨の予報だったので余りゆっくりできなかったが、ひとまずその前になんとか終了。まあ、まだ時間の余裕はあるので、天気を睨みながらプライマーの下塗と本塗装とをじっくり進めていこう。今回は九州カマなので、仕上げはトビカ・トップガードだな。あれは微妙に九州の鉄肌っぽい色が出るんだよね。

3月4日(土)

東急各駅の路線案内図と時刻表が、3月18日以降のものに付け替えられ、現行のものはその上に張り紙されている状態になっている。それをみると路線記号は「SH」、ラインカラーは紫となっている。新横浜が「SH01」、なんか昔のdocomoのシャープ製のガラ携みたい。ラインカラーの紫は東急の路線図にも載っている半蔵門線と紛らわしいが、東急のコーポレートカラーの赤と相鉄のコーポレートカラーが青を合わせた発想なのであろう。

3月3日(金)

昨2日の22時頃JR東日本川越線の指扇-南古谷間で、単線の同一区間に両方向から列車が進入するという事故が発生。各列車はATSが作動し、約600mの距離まで接近して停車した。線路閉鎖した上で1列車づつ移動させなくてはならないので、約200人の乗客は運転再開まで約3時間ほど車内に閉じ込められていた。人的なミスを除くとほとんど聞かれないタイプの事故だが、両駅の出発信号機とも進行を表示していたことが確認されており、安全保安装置が適切に作動しなかったと見て、原因を調査中である。

3月2日(木)

今月分の「記憶の中の鉄道風景」のコンテンツの作成。前回に続いて72年夏の最初の北海道撮影旅行で撮った、函館本線函館口でのカットの5回目。これでやっと35mmのメインカメラの分が完結です。とはいえ、まだ35㎜のサブカメラとブローニーのカラーポジが残っています。この調子で進めると、一体いつまで大沼が続くのでしょうか。とにかくお付き合いの程、よろしくお願いします。

3月1日(水)


一年でもある意味一番忙しい3月の幕開け。芸術祭関係でかなり時間を取られてしまうのだが、今年は比較的順調に準備が進んでいるので、直前に慌ただしくなることはなさそう。それより当日の天気だな。天気さえよければ確実にお客様に来ていただけるのは、去年の実績が示しているところ。こればかりは運もあるのだが、期待したいところだ。てなわけで、今日は昨日に続いて未塗装完成状態のC5766号機。今度は正面・公式側から。しかし、珊瑚のC57もこれ何台目だよ。






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