「夢」を大人買い

-今月のホビー日記・2024年4月-




4月30日(火)

昨日より連休中は青函トンネル内で、新幹線の260km/h運転を実施。貨物のダイヤをずらして、トンネル内でのすれ違いが起こらないようにして実現したもの。とはいえ、短縮できた時間は5分ということで、費用対効果という意味ではいかほどのモノなんだろうか。しかし、すれ違い時の速度と影響って、ちゃんと実験をしていないと思うんだが。160km/h制限って、在来線だった頃の速度を引っ張ってるだけでしょ。200km/hぐらいなら問題ないと思うんだが。実際にやってみて問題なければ、そこまで速度上げてもいいんじゃないの。

4月29日(祝・月)

28日21時頃より29日8時頃まで、河川改修工事に伴う古利根川橋梁の架け替えのため、JR東日本宇都宮線は久喜-古河間が運休となった。このため下り方面からは古河折り返し、上り方面からは、上野東京ラインが久喜折り返し、湘南新宿ラインが白岡折り返しで運行され、運休区間は代行バスが運行された。車輌側で久喜行き・白岡行きは表示できないため、方向幕は「普通」で運行されたとのこと。ROMが入っていて何でも表示できるわけじゃないんだ。

4月28日(日)

京成電鉄は、関東鉄道を株式交換により完全子会社化とすると。両者は古くから関係が深く、現在でも京成電鉄は関東鉄道の株式の6割を保有し、連結子会社としている。将来的な経営環境変化への機動的対応と限られた経営資源の効率的運を図るべく、より一体化した経営戦略の元で意思決定を行えるようにするもの。昨年11月のより協議を行い、このほど株式交換による完全子会社化の実施を決定した。京成と関東鉄道の株式交換契約の効力発生日は9月1日を予定。オリエンタルランド絡みで、京成自身が株主から戦略的対応を求められていることに対する流れの一つか。

4月27日(土)

ぼくはクルマでも鉄道車輌でも、フランスの大型工業製品のデザインにはどうにもついていけない。「ためにする」無意味なデザイン要素がかならず入っていて、ぼくには蛇足と感じてしまうからだ。そんな中で141Rはそもそもアメリカ製ということもあって無駄が少なく(フランスで付けた大きなデフぐらいか)、フランスの機関車の中では好きである。だけでなく、大きくも小さくもないちょうどいいサイズの米国機という意味で、けっこう気に入っていたりもする。これもしかして、ミカィ・解放・建設形とかなりディメンションが近いんじゃないか、とふと気が付く。そこでHOスケールの模型で並べてみた。動輪径以外はほぼ同じクラスのライトミカドではないか。やはりこのクラスが一番バランスいいんだなあと、改めて実感。ところで本日西武新宿線に乗ると、「DORAEMON-GO」に出会う。なかなか引きが強いな。備忘録として。

4月26日(金)

秩父鉄道がパレオエクスプレスの牽引機C58363号機に、製造80周年記念として林氏のK-9タイプの小工デフを製作し取り付けると発表。C58オリジナルの除煙板を元に製作した前方に欠き取りのあるタイプで、秩父鉄道ではこれをCH-2タイプと称している。お披露目は5月18日に広瀬川原車両基地で行われる「わくわく鉄道フェスタ2024」。5月18日から6月一杯は、このデフを装着して走行する予定。

4月25日(木)

東急電鉄は東横線で運行している有料座席指定サービス「Q SEAT」の実施内容を5月7日から変更すると発表。現在1編成で2輌行っているサービスを1輌のみとする一方、運行する列車は2本増発し1日7本の運行とするもの。これは編成中の「Q SEAT」車を減らすのではなく、1輌はクロスシートに転換せずロングシートのまま運行することで対応する。まあ東横線内はベッドタウンからの通勤通学だけでなく都市間連絡の需要も多いので、着席サービスのニーズが見込みにくいとは思っていたので順当な対応か。本来なら相鉄線乗り入れの湘南台行きに充当するのが、一番ニーズを汲み取れる運用だと思うのだが。で夕刻、クルマで京王線のガードをくぐったら、京王の緑車「高尾山号」に遭遇。こういうのうれしいんだよね。備忘録として。

4月24日(水)

JR東日本が原宿駅舎跡地開発プランを発表。線路上に人工地盤を築いて、その上に4階建ての商業施設を建設する。また同エリアのモニュメントとして、保存してある部材を利用し旧駅舎を復元する。旧駅舎を復元するべく部材を保存していることは、話としては聞き及んでいたが、実際に公式にアナウンスされるのはこれが初めてでは。5月末頃に着工し2026年度冬の開業を予定している。

4月23日(火)

今週末の26日に運行開始するJR九州の新たな観光列車「かんぱち・いちろく」の、車輌公開イベントが22日に大分駅で行われた。新たな列車といっても、基本は「いさぶろう・しんぺい」で使用されていたキハ47形を再改造し、キハ125を改造した車輌を増結したものなので、結構エコなD&Sトレインでもある。同列車は久大本線経由で博多から別府を結んで運行される。列車名の由来は「いさぶろう・しんぺい」と同様に、久大本線敷設に尽力した麻生 観八、衞藤 一六両氏の名前に由来する。24日には博多駅でもお披露目会が行われる。

4月22日(月)

JR東日本は昨21日(日)より、「上沼垂色」に塗り替えたE653系の運行を開始。これは新潟駅開業120周年と羽越線全線開通100周年を記念したもの。今後一般の運用に混じって特急「しらゆき」及び特急「いなほ」に充当される。これに先立ち20日(土)には「上沼垂色」E653系の撮影会が行われ、その席では485系等に取り付けられていた正面の「特急シンボルマーク」を取り付けて登場した。大方の予想を裏切り、正面のブラックアウトした部分も白で塗装してきたので、意外とシンボルマークもサマになっているのが面白い。心なしか、東武かどこか民鉄の有料特急みたいな感じだなあ。

4月21日(日)

現在工事が進行中の北海道新幹線新函館北斗-札幌間に関して、鉄道運輸建設機構と国土交通省は予定していた2030年度末までの開業を断念し、当面開業時期未定で延期することとなった。羊蹄トンネルや渡島トンネルの難工事や人手不足による工期の遅れなどが重なり、予定通りの開業は困難と判断したもの。時間が経てば経つほど、北海道を巡る社会・経済的な環境も変化してまた問題が発生することも考えられる。とはいえ、ひとまず揉めている開業後の並行在来線問題を検討する時間的余裕ができたことは確かだ。で、夜新宿で飲み会があって副都心線で帰る途中、またも「緑車」に出会う。今月3回目。流石にこれは引きが強いな。ラッキー。備忘録として。

4月20日(土)

北陸新幹線敦賀開業から1ヶ月経ち、地元経済への影響が発表された。福井県を訪れた観光客は昨年の同時期より約3割増加。特に関東方面からの観光客は7割増と、新線効果が充分に発揮された結果となった。県内の主要観光施設も平均3割を超す来訪者の増加があり、コロナ禍以前の2019年をも凌ぐ数字となっている。確かに、福井は「行きにくく、何もないので」知られていたし、ぼく自身本州内で最後に足を踏み入れた県だったりするので、電車一本ですぐ行けるようになった変化は大きいのだろう。

4月19日(金)

池袋鉄道模型芸術祭に出展した「前・上」の9600形式も、ナンバープレートも出来上がってきたし、台枠も予備のに交換して動くようになったし、いろいろすったもんだもあったけどこれにてひとまず完成。ということで、形式写真を撮影した。こちらでは、12mmの車輌図鑑のところに掲載したのとは微妙に別カットでお届け。この数年は蒸気機関車というと、芸術祭がらみで作るだけになってしまったので、また今年もこの一台になってしまうのだろうか。とにかく12mmの蒸機の仕掛りジャンクがほとんど出てこなくなったからなあ。こいつもかなり欠品パーツが多かったからなあ。珊瑚の9600だったから、手持ちの部品とサンゴパーツの強力でなんとかなったけど。世の中の仕掛りが一掃されちゃったんじゃないかと思うくらい。このあたりはタマ次第なんだよね。

4月18日(木)

JR東海が東海道新幹線に個室の特別室を導入することを発表。これは、グリーン車よりも更に上質な設備・サービスを提供することを目的としたもので、業務用室として使用しているスペースを改造して使用し、1編成に2部屋設置する予定。2026年度からの営業開始を目指し、料金やアコモデーションについては今後検討すると共に、山陽新幹線部分での営業についてJR西日本とも協議する。インバウンドの富裕層なども充分ターゲットに入ってくるものと思われる。

4月17日(水)

咋日17時20分頃東京駅到着した東海道新幹線こだま730号で、乗客が車内に蛇がいるのを発見し、駅員に通報した。このため係員が車内を確認し、体長40センチほどの蛇を6号車で発見し捕獲した。このため折返しの運用であるひかり653号には、車輌交換して別の編成を使用したため17分の遅れが発生した。蛇が車内にいた理由は不明で、蛇はJR東海で保管中という。野良犬が電車の中に乗ってきたのと、鳩が飛び込んでしまったのは見たことがあるが、蛇は珍しいかも。

4月16日(火)

東武鉄道がかねてより噂されていたアーバンパークライン用の新車輌80000系の概要を発表。60000系を5輌編成化することで捻出した車輌を組み込むことがすでに発表されていたので、同系のA-Trainベースの車輌であることは容易に想像できたが、やはりFRP製の正面と塗り分けが違う程度で、基本的には同じ系列。室内にはベビーカーと共に乗車しやすい「たのしーと」を設置する点が新しい。しかし東武といえば西武と並んで「編成は偶数輌」を基本にしてきた鉄道だが、70000系に続いて80000系も奇数輌数での新製となった。まあ、分割併合する時代じゃないので、最適輌数の固定編成にするということだな。しかし25編成導入というのは東武としては思い切った投資だなあ。

4月15日(月)

週末の13日(土)と14日(日)に、秩父鉄道がJR東日本から借り入れた旧型客車によるSL「パレオエクスプレス」を熊谷-三峰口間で運行した。これは蒸気機関車C58363号機が、この2月19日で製造80周年を迎えたことを記念するもの。「パレオエクスプレス」運行当初から11年間は借り入れた旧型客車で運行しており、25年ぶりの復活となる。今回の車輌のうちスハフ322357は、当初のパレオエクスプレスでも使用されていたため、ある意味里帰りともいえる。来る20日(土)・21日(日)にも運行される。

4月14日(日)

このコーナーでは毎年4月の恒例となっている「どこでも花見」を使ったジオラマフォト。例年は実際の桜のシーズンが終わってからなのだが、今年は東京でもまだ少し桜が残っている。昭和の頃は確か東京でも4月に花見だったし、全国では東京より早く開花・満開となるところもあったのだが。それが珍しくなるのだから、ずいぶん気候も変わったものだ。ということで今年も撮影。このところ天気がいいので、撮影には絶好。観光列車のお立ち台のジオラマを使って、人出の多い雰囲気を狙ってみた。機関車はちょうど手近にあったので。しかし「どこでも花見」は2004年の3月に初登場。これで20年目だ。エバーグリーンの叩き売りで買ってきたDDF製の桜の木が元なのだが、よく持っているなあ。まあ、一年で一日しか使わないんだけど。

4月13日(土)
大阪・関西万博の開催まで1年となった本日より、万博の公式ロゴマークと公式キャラクターの「ミャクミャク」をラッピングした新幹線の運行が開始。ラッピングした新幹線が運行されるのは、東海道・山陽新幹線の東京-博多でJR東海とJR西日本のN700S系が1編成づつ、山陽・九州新幹線の新大阪-鹿児島中央間でJR西日本の8輌編成のN700系1編成、北陸新幹線の東京-敦賀駅間でJR西日本のW7系が1編成の計4編成。万博終了まで運行する予定。

4月12日(金)
JRグループ6社は、精神障害者割引制度を来年4月より導入すると発表。各自治体で発行する精神障害者保健福祉手帳のうち、旅客鉄道株式会社旅客運賃減額欄に第1種または第2種の記載のあるものを所持する人を対象に、運賃を割り引くもの。本人とその介護者(1名)に対し、乗車料金を5割割り引くもの。まあ、子供同等という意味では頷けないこともないが、これでいろんなトラブルが一気に増えそうだな。それより介護者付きなら介護者が無料という方が、安全上はいいのでは。

4月11日(木)

東横線に乗るので渋谷駅で念じたら「緑車」が来た。今月2回目、それも3日と置かずに2回乗車というのはかなりの確率。やっぱり引きはいいな。その後西武池袋線に乗ると、こんどは「茶車」とも出会う。これもかなり相性がいい。このところ、西武池袋線に乗る時は必ず出会っているからなあ。23年度には40050系が4編成増備され、それによる玉突きで6000系は池袋線での地上運用化と新宿線への転出が起こり、結果西武線内で6000系を非常によく見るようになった。その分2000系は低年式車を中心にかなり勢力を減らしているようだ。備忘録として。

4月10日(水)

JR西日本が「SLやまぐち号」の運転計画を発表。今年度は2年ぶりにD51200号機が復活して、5月から11月の週末と祝日を中心に運転する予定。動態保存もコストがかかるので、段々減ってゆく傾向にあるが、JR西日本は動態保存に対してかなりの投資をしているので今後も頑張っていただきたいものだ。

4月9日(火)

本日はまた春の嵐で荒れた天気。雨風が強くて低気圧が通過するま出られないので、これ幸いと芸術祭に出展した9600形式の下回りの整備をする。要は元の台枠が凝りすぎた機構で、塗装したらウマくイコライジングしなくなってしまったので、丁度予備で持っていた大枠と交換して通常の構造に戻そうというもの。すでに台枠は塗装してあるので組み立てればいいのだが、バルブギア等も結構加工してあったので、すっぽり納まるかどうか懸念もある。ひとまず組み立ててみる分には一応動くので一安心。モーターを取り付けて通電すると、珊瑚の96ならこんなモンだろうという程度には動いたので、これで良しとする。ナンバーの付け替えとかウェザリングの追加とかは、また今度だな。

4月8日(月)

毎年桜のシーズンには、桜を絡めた鉄道写真を撮っている。今年は桜のシーズンが遅れた上に、天気の悪い日が続いたのでどうしたものかと思ったが、目黒川の桜の枝が伐採され、去年までは川から線路が見えなくなっていたものが、数年ぶりに見れるようになったので、これはぜひ撮っておきたいところ。昨日は晴れだったが、あまりの人出でとても撮れない。本日はスッキリしない天気だが、散り方をみていると今日しかない。ということで中目黒に向かう。真横で撮れる橋の上は立ち止まれないので、線路際から狙うことに。東岸の木は葉桜になってしまっているものが多いが、西岸の木にはまだ花が残っているので丁度いい。とはいえ雨が降り出してきてしまったので、最低限とって打ち止め。帰りの東横線は「緑車」がやってくる。「緑車」を撮りたかった気もするが、まあ乗れたからいいか。備忘録として。

4月7日(日)

東武鉄道は、SL大樹号に使用されるSLのうち、C11123号機が東武用ATS装置を車内に搭載したと発表。これにより123号機はATS機器を搭載していた車掌車を連結せず、機関車だけで運行可能となる。実際に運用につくのは4月13日(土)から。まあ123号機は自前の車輌なので、借り物の207号機とは違って、自分の都合で改造し放題ということなのだろう。325号機も今は自前になっているはずなので、順次改造するのかな。

4月6日(土)

本日は降ったり止んだりの予報。実際朝は雨がパラパラ降っていた。昼間は出かける用事があったのだが、午後二で帰ってくると晴れて薄陽が射してきた。芸術祭に出した前上のキューロクは、仕掛り元のオーナーが凝りすぎでフレームを3点支持に改造していたのだが、クリアランスがクリティカルすぎて、塗装したらガクガクしか動かなくなってしまった。これはぼくの技術ではどうしようもない。幸い、珊瑚のキューロクのジャンク5台半から北海道型の9600形式を5台作るプロジェクトの時に部品取り用に使ったエンジン部の台枠が残っていた。これを使って通常の下回りにしようと、ブラスクリーンで洗浄して塗装の準備をしていた。よし、これを塗るぞとばかりに、残された2時間強を使って、プライマ塗ってあと本体と同じトビカトップガードを3回ぐらい吹けた。やっと発注していたナンバープレートも届いたことだし、本来の姿に完成させよう。

4月5日(金)

ちょっと思うところあって、コレクションとして持っているカツミの古いシュパーブラインの16番D51を引っ張り出してきて整備する。動くかどうか確かめようと思って、ワニ口クリップで電源繋いで電圧を掛けたら、ベキっと音がしてモーターがウィーンと空回りをはじめた。ダイカスト製のギアボックスがトルクに負けて割れてしまったのだ。パーツの具合からして69年~70年ロットの最終製品だと思うので、55年前の模型。かつて16番の安達製バラキットを組んでいた学生時代の記憶によると、アダチのパーツはシュパーブ時代と完全互換性があったので、その構造を引きずっている以上今のパーツでも大丈夫だろうと判断。ModelsIMONの在庫をみると渋谷店にギアボックスの在庫があったので、早速買ってくる。組付けると動輪のギアと新品のウォームも全てが純正パーツのようにピタリと合う。まさに何も変わってないし、半世紀以上同じ規格でやっているというのもある意味スゴい(進歩がないとも言うが)。ついでにあのヤバいボスとビニールジョイントもシリコンチューブにできた。でもイジってみると16番ってやはりデカくて楽だと思う(確かに安達蒸機の幅は1/80よりデカいし)。それはそれとしても、1960年代の16番。「ショーティーじゃないプラレール」としての面目躍如。一番16番らしくて楽しめた時代じゃなかったのかなぁ(それでコレクションが残ってるんだけど)。

4月4日(木)

今月分の「記憶の中の鉄道風景」のコンテンツの作成。今月もまたPhotoshopのAIカラー化のニューロフィルターのプラグインを利用した「蒸気機関車時代の昭和の鉄道写真をカラー化してみた」シリーズ。今月は1973年4月5・7日に訪れた田川線でのモノクロカットを題材にした。この頃になるとカラーポジメインで撮影していてモノクロはサブなので、あまりりカットがなく、使えそうなものはてんこ盛りで全部出しです。お楽しみください。

4月3日(水)

本日13時過ぎ頃、東京メトロ丸ノ内線で変電所での感電事故が原因の停電が発生し、3時間余りに渡って運行を停止する事故が発生。ちょうどその時丸ノ内線に乗っていて、新宿三丁目駅に到着したところ。車内は非常灯のみが点灯し、液晶ディスプレイも半分が消灯してしまう。はじめは車輌側の故障かと思ったが、すぐに変電所の事故という案内が入ったし、そのまま副都心線に乗り換えて次の目的地へ。そのあとも結構面白くて、東武東上線内で「ヒカリエ号」に出会うは、西武新宿線に乗るとL-train「ライオンズ号」に新宿線の20104Fに出会うだけでなく池袋線の20105Fも所沢で見れたし、もちろん「DORAEMON-GO」にも出会う。とにかく色々盛りだくさんで見れた一日。備忘録として。

4月2日(火)

東京都が廃止された上野動物園のモノレールに代わる乗り物の概要を発表。パイプを使った2本のレールを上下横の3方向から押さえるジェットコースター等のアトラクションに使われる機構を利用し、2輛編成で60人乗りの新交通システムのような車体で運用する。まあモノレール自体、そもそも公道を跨ぐので当時の法規では鉄軌道にしなくてはならなかったという由縁があったわけで、動く歩道や横行エレベータでも問題なくなった今ではよりアトラクションっぽいモノの方が動物園には似つかわしいだろう。でも1輛30人ってマイクロバスよりデカいサイズだし。

4月1日(月)

昨3月31日をもって、JR北海道根室本線の富良野-新得間が廃止された。厳密に言えば東鹿越-新得間は2016年8月31日の台風の被害で不通になりすでに10年近く営業を行っていないため、鉄道としては富良野-東鹿越間の列車営業の終了ということになる。例によって「葬式鉄」が集まり、最終日は活況になったようだ。実質的には石勝線が開通した時点で路線としての使命はほぼ失っていた分(北海道の交通インフラは、各地と札幌、各地と内地を結ぶものであって、各地間の需要は極めて少ない)、よく半世紀近く残っていたものだ。







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