「夢」を大人買い

-今月のホビー日記・2024年5月-





5月31日(金)

JR東日本千葉支社は、9月1日から京葉線・内房線・外房線で列車ダイヤを一部変更すると発表。春の改正で地元自治体から批判が多かった事実上の通勤時間帯の快速の廃止を撤回する。朝の時間帯は、京葉線へ直通する朝の上り列車2本(内房線・外房線から1本ずつ)を各駅停車から快速に変更。都合、朝の上り快速は4本となる。夜間の時間帯は現在下り快速は運転されていないが、20時台に内房線・外房線直通の各1本と、京葉線内2本の計4本の快速を設定する。日中時間帯における快速の運転時間帯も拡大する。平日の下り快速は現行の10~15時台に12本から9~15時台に14本(2本増)、平日の上り快速は現行の10~15時台に12本から9~15時台に13本(1本増)、土休日の下り快速は現行の10~15時台に24本から9~16時台に28本(4本増)、土休日の上り快速は現行の10~15時台に23本から9~16時台に27本(4本増)の運転となる。

5月30日(木)

京成電鉄、京浜急行電鉄、新京成電鉄、西武鉄道、東京モノレール、東武鉄道、JR東日本、北総鉄道の8社がは29日、2026年度末以降に現在使用している磁気乗車券を、QRコードを使用した乗車券に順次置換えると発表。出改札機器の構造やメンテナンスが楽になるだけでなく、磁気乗車券固有のリサイクルコストの高さも緩和されるという。また、今までの磁気乗車券では処理できなかった複雑なサービスもシステム的に対応可能で、今後のサービスの高度化にもつながるという。

5月29日(水)

JR九州が7月1日より運賃の価格変動制を本格導入すると発表。これは九州新幹線の「九州ネット早特7」として行っていた実証実験の成果を取り入れて実施するもの。今後は九州新幹線博多-熊本間にレギュラー商品の割引きっぷ「九州ネット早特7」として発売する。出発日の1カ月前から7日前までに「JR九州インターネット列車予約」で予約することで購入する。通常価格は大人5,230円・小児2,610円のところ、実証実験期間と同じ大人3,400~4,200円・小児1,700~2,100円で発売する。まあ、空気を運ぶことを考えれば乗車効率を上げた方がいいのが定期運行の交通機関なので、ギリギリ収益のJR九州としては当然の選択であろう。

5月28日(火)

JR西日本が、6月5日より113系2両編成1本を「福知山色」塗装に変更して運転開始すると発表。これはリバイバル塗装の「懐鉄ナツテツ」シリーズ第4弾。の追加企画として、福知山を中心に、山陰本線、舞鶴線、京都丹後鉄道線などで運行する。しかし「福知山色」って、国鉄末期に4年間程度行われていた塗色のようだが、全くローカルで鉄道ファンでもよく知らない人は結構いるのでは。黄5号と青20号って、なんか余ってる塗料を組み合わせたような感じだし。国鉄末期からJR初期には実験的なのも含めて、有象無象のいろんなのが出てきたからなあ。

5月27日(月)

運転会の後につきものなのが、運転会用車輛の調整・整備。運転会の時しか登場しない車輛は、カプラーが取れたり、車輪が外れたりといったトラブルが起こりがち。そのまましまってしまうと次に使う時に泣くので、やはりしまう前に直しておくのがベスト。特にぼくの場合16番はほぼ運転会専用なので、ここでやっておかないと。編成に組めなかった何輛かを修理しておく。ついでに運搬用の箱も整備して出し入れが楽に行えるようにした。これで次は気分よく使えそうだ。

5月26日(日)

蒸機現役時代の撮影旅行中に知り合って以来半世紀のご縁になる長谷川さんのご招待で、彼が所属していた大学自体の鉄研のOB会の運転会にお邪魔する。何度か伺ったことがあるが、今回は北海道の貨物列車を持参。まずは運転会ではおなじみの、フレートライナーフル編成。こいつをD51が単機で牽引するシーンは、北海道で実際に撮影して感激した。トレインドリームの勾配でも牽けていたので、問題なくクリア。次はセキを連ねた石炭列車。これもフル編成分持っているのだが、ヤードの有効長がわからなかったので30輌に短縮して持参。一次型にて牽引。実物通りかなり整備不良の車輛も混じっていたが、わりと調子よく走った。長谷川さん作の安達のD61でも、引出し時に多少空転するものの(かえってリアルかも)難なく牽引できた。有効長はまだ残っていたので、今度はフル編成を登場させたい。最後は半世紀前の16番を整備したものから最近のものまでいろいろ取り混ぜての車扱の二軸貨車列車。これまた別の標準形D51にて。実はあと旅客の普通列車も持って行ったのだが、こちらは時間切れにて登場なし。やはり、運転会は長編成ならではだな。ありがとうございました。帰ってきてからは、調子の悪い車輛の修理。16番はぼくの場合運転会専用なんで、通常はほとんど箱に入ったまま。こういうときしか問題を認識して修理するチャンスはない。問題があった車輛も、入れる箱も修理してバッチリOK。

5月25日(土)

昨年6月の豪雨で被災し、現在も長門市-小串間運転見合わせ中の山陰本線の内、一部区間での運転再開についてJR西日本が発表。最も被害が大きかった粟野川橋梁を除く長門市-人丸間と滝部-小串間で、6月22日から一部列車の運転を再開。朝夕の通学時間帯を中心に運行し、小串からは下関まで直通で運転する。残る人丸-滝部間については、橋梁工事に1年半程度の工期が見込まれるため、なお復旧までには時間がかかる模様。

5月24日(金)

JR西日本が三菱電機やトヨタ自動車と共同で、燃料電池車輌の試作に向けた研究を行っていることを発表。すでに試作車FV-E991系「HYBARI」で試験中のJR東日本に続く計画。燃料電池システムや水素貯蔵システムに汎用性の高い標準品を使用するとともに、電気式気動車と電気系システムを共通化することで、よりローコストで実用的な車輌を実現することを目指す。2024年度中に仕様検討に着手し、2030年代早期の営業運転開始を予定している。キャッシュフローの潤沢なJR東日本とは違い、慎ましいシステムの実現を目指しているところが、妙にJR西日本の懐具合を感じさせて泣けてくるな。

5月23日(木)

鉄道友の会がブルーリボン賞・ローレル賞を発表。って、まだやってるんだね。まあ知り合いにまだ会員の人もいるので、組織としてはあることはわかっているのだが、限界集落化が進んでいることも確か。とはいえ、鉄道会社側がそれなりに支えてくれるのなら続くということなのだろうか。ブルーリボン賞のスペーシアX、ローレル賞の宇都宮ライトレールHU300は、23年度の話題という意味では妥当なところか。大阪メトロ400系は関西らしく「コワモテのハッタリ」が効いたのか。逆に、一般の鉄道好きの人からすると、どうでもいい世界に入っちゃっていることも確かだが。鉄道友の会が意味があったのって、昭和40年代までだよね。

5月22日(水)

東横線に乗ると「緑車」に出会う。今月もまた会えたが、下旬まで引っ張っられたのでだいぶ待たされた感じ。すると今度は「ヒカリエ号」とすれ違う。これは引きがいいぞ。これならもしかするとと思い、帰りは一本待って10輛編成の急行渋谷行きに賭ける。10輛の渋谷行き急行運用は4000系なので、確率は1/15。するとなにやら白っぽいモノが蠢いてくる。むむっこれは、と思うとやってきたのは見事に「白車」。渋谷で折返し時に隣の5番線ホームに行って撮影。これならホームドアも気にせずに撮れる。運用開始から一週間、グランドスラムでの初見参・初乗車と相成った。これは相当にラッキー。今週はいいことがありそう。備忘録として。

5月21日(火)

JR東日本は東海道線の大船-藤沢間に整備予定の村岡新駅(仮)に関する工事の施行協定を、神奈川県、藤沢市、鎌倉市と20日に締結した。同駅は、JR東日本管内の東海道線では107年ぶりの新駅となる。工事費用は155億円と想定され、神奈川県30%、藤沢市・鎌倉市各27.5%、JR東日本15%の費用負担となる。今秋から工事に着手し、2032年頃の開業を目指す。結構先の話にはなるが、この地域で行われている土地区画整理事業の進展とも深く関わっているので、一体的なスタートアップを目指すものと思われる。

5月20日(月)

京成電鉄が5年ぶりの新形式3200形を、2024年度中に1編成(6輌)導入すると発表した。営業運転開始は2025年度。3100形をベースとしており、パース画によるとドア部分に張り合わせが見えることからステンレス車と思われる。2輌単位で編成輌数をフレキシブルに変更できるところが特徴で、その特性を活かすべく、正面貫通扉を中央に配置し、連結時に通り抜け可能な貫通路を確保する。正面に貫通路がある電車も、関東の大手民鉄では久々という感じだ。また最新の制御方式で省エネ機能を高めるとともに、、故障対応の迅速化等による安全性・安定性の向上、メンテナンスの省力化を図っている。

5月19日(日)

本日、小田急8000系の8261F6輌が、新松田から川崎貨物駅まで甲種輸送された。西武鉄道に譲渡される「サステナ車輌」の第一弾と思われ、この後新秋津まで運ばれるものと思われる。計画は広く知られるところだが、いよいよ具体的に車輌の譲渡が始まるとなると、俄然興味が湧く。塗色はどうなるのかとか、どこまで仕様変更があるのかとか、今後衆目を集めることは間違いない。

5月18日(土)

本日午前9時半過ぎ、JR東日本の上越新幹線の熊谷-本庄早稲田駅間で、架線に農業用ビニールが絡まっているのが発見され、北陸新幹線の東京-長野間、上越新幹線の東京-越後湯沢間で約2時間に渡って運転を見合わせた。16日にはJR中央線阿佐ヶ谷駅で、緩行線上り線の架線に風で飛ばされた布団がひっかかり、全線で約30分間運転を見合わせ、「布団が吹っ飛んだ」というギャグがSNS上で飛び交ったばかり。まあ、風で飛んできたものは、完全にシールドで覆っているわけではない以上不可抗力なのだが、続けてはJR東日本も災難かも。

5月17日(金)

JR東日本は中央本線・大糸線新宿-白馬間の夜行特急「アルプス」と、大糸線の松本-白馬間の特急「はくば」を夏の臨時列車として運転する。「アルプス」は7月12日、8月9日、9月13・20日に運行。新宿発23時58分・白馬着6時22分の下りのみの運転で、E257系を使用。「はくば」は7月6日から9月29日まで土休日を中心に運転し。E353系の付属両編成を使用。する。時刻は「はくば1号」が松本9時48分発・白馬10時56分着、「はくば2号」白馬13時10分発・松本14時43分着。「アルプス」「はくば」という愛称も懐かしいが、夜行の登山客向け列車の復活というのもある意味懐かしい。ところで、金曜は講義を行うので今朝大学に出勤すべく埼京線に乗ると、なんと定時運行。朝の時間帯に遅延なしって、今期初めてかも。

5月16日(木)

14日から3日連続で、JR東日本のGV-E197形式が重連(?)で12系客車5輌を牽引する試運転が、上越線の高崎-水上間で行われた。国鉄から引き継いだややこしい動力車操縦者運転免許証の体系の関係で、機関車ではなく電車または気動車としなくてはならないという「政治的」な理由で、除雪キヤと同じように気動車になっているだけで(基本的に体系を引き継いでいないJR貨物は電気と内燃機の区分だけなので、M250系と電気関車の免許は同一)基本的に機関車なので、一般の車輌を牽引する姿はそれなりに様になっているようだ。

5月15日(水)

昨日より東急東横線の新幹線ラッピング車輛4105Fが運用に就いた模様。懸念されていた幕板もラッピングされ、晴れて「白車」として登場。で、今日は副都心線に乗ると、「白車」は見られなかったものの、「ヒカリエ号」には出会う。今月は月半ばにして初めて。備忘録として。さて「白車」、いつ出会えるのか楽しみだ。

5月14日(火)

Photoshopの生成AI機能をジオラマ写真に使ってみたらどうなるか、ふと思い立ってちょっと実験してみた。既出の比較的効果が出そうなカットを題材に左右と上下に拡張。元の画像からまずは左右に拡張。結果が二番目の画像。これは基本的に空と茂みだけなので、影の付け方を除けばワリと結果が読める。実際、無難にまとめてきている。次にその写真をさらに上下に拡大。結果は三番目の画像。これは実は下側が難しい。元のカットでは川面がほとんど見えていないのだが、ちゃんと川と認識してそれっぽく広げてきた。空、森、水面については、ちゃんと認識してそれらしく拡張することが検証できた。これは小さいジオラマを撮影する場合に結構役に立ちそう。ただウマくこなさせるためには、この作例のようにAI君が得意なものを「額縁」にする必要がありそう。で、西武新宿線に乗ったら「DORAEMON-GO」、京王線に乗ったら「高尾緑車」が来たし、世田谷線では「猫車」に乗れた。なかなか収穫多し。備忘録として。

5月13日(月)

この週末にJR西日本は「神戸~大阪鉄道開業150周年」記念式典を神戸駅で開催するとともに、神戸から大阪まで記念列車を運行した。神戸-大阪間は、新橋-横浜間開通の2年後の1874(明治7)年に開通。同時に西宮・三ノ宮両駅も開業した。新橋-横浜間の開通は鉄道記念日としてもよく知られているが、神戸-大阪間は、そのちょっと後ということはわかっていても、かつてはそれほど注目されなかったが、やはりJR西日本という別会社になった以上は、そのルーツとして大事にしたいということだろうか。

5月12日(日)

すでにアナウンスされていたJR東海・西日本とタイアップした東急東横線の新幹線ラッピング車輌。10輌編成の4000形ということまではわかっていたが、実車がついに登場し、4105Fということが判明。写真もSNS等に上がりだしている。ラッピングは腰板と正面の縁取りのみで、幕板の部分は本来のピンクの帯が残っているので、ちょっと変な感じ。どうせなら全部白でラッピングして「白車」にした方が良かったのに。でもそれだと、小田急か東武かという感じになっちゃうかも。

5月11日(土)

東京メトロ東西線は、南砂町駅の線路・ホーム増設工事のため、本日と明12日の2日間東陽町-西葛西間の運転を終日見合わせる。中野方は東陽町にて折り返し、西船橋方は葛西にて折り返し。西葛西-葛西間は折り返し運転で対応し、東葉高速線との直通運転は中止。なお西葛西-葛西間ではスタフ閉塞で運行している模様。工事的には上り線を新ホームに移す第一期の線路付け替え。最初の計画が発表されてから随分経ったけど、まだここまでという感じも。

5月10日(金)

京王電鉄は10日、2026年度初めに新型車輌「2000系」を導入すると発表。車輌のデザインは、内外とも円をモチーフとした優しさと安心を感じさせるラウンド型とする。また、編成内に車いすやベビーカーの利用者が使いやすい「大型フリースペース」を設置し子ども向けの大型窓をしつらえる。旧型車両の7000系を置き換え、4編成の40輌を配備する。フリースペースは西武40000系のパートナーゾーンに近い構造だし、パース画を見る限りA-Trainに見えるので、日立製となるのではなかろうか。

5月9日(木)

西武鉄道が2024年度設備投資計画を発表した。ファン的な注目ポイントは3つ。40000系で8輌編成を新たに3編成導入する。40000系ということはメトロ線乗り入れだし、8輌ということは副都心線限定であろう。各停や準急(一部急行)では、乗り入れの東急車やメトロ車の8輌編成を使う運用もあったが、ダイヤ改正で副都心線方面のこの運用を増やす意図か。話題の「サステナ車両」ては、2024年度中に小田急電鉄8000系の1編成6輌を導入し運行開始する。また、新車導入により新宿線有料着席サービスの刷新を行い、2026年度中の運行開始を目指すとのこと。10000系の特急小江戸号を置き換える方針。確かに、現状の停車駅よりは、田無・上石神井にも停まる快速急行的な運用にすれば、日中の乗車率も高まることが予想できるし、30分に1本ぐらい走らせれば乗客からも便利になりそう。これは期待できるかも。

5月8日(水)

昨日午前6時15分頃、JR九州 豊肥線 立野-赤水間で線路に牛2頭が入り込み、肥後大津発豊後竹田駅行きの普通列車が約1時間運行不能になるという事故が発生。飼い主がやってきて牛を移動させて運行を再開した。牛は、警笛を鳴らしたり、列車が近づいたりしても線路から動かなかったという。この影響で、普通列車計3本が1時間程度遅延した。まさに牛歩戦術。何をされてものらりくらりと無抵抗主義で抵抗する立憲民主党みたいだな。春の椿事。

5月7日(火)

JR東海が、ゴールデンウィーク中の東海道新幹線の利用状況の速報を発表。期間合計の利用者数は385万人で、一番利用者が多かった日は、下りが3日で25万人上りが6日で29万人とのこと。対前年比はのぞみ号が101%、ひかり号が106%、こだま号が101%。全体では102%。ひかり号に増加が目立つのは、のぞみ号の全席指定席化が影響しているものと思われる。対2018年度の比率では、のぞみとひかりが100%、こだまが93%とのことで、こと観光客に関しては完全に復活していることがわかる。

5月6日(休・月)

今年は天気の巡りや予定の忙しさの関係で、千葉にまだ一度も行っていない。まあ真冬は雑草も生えないのでなんとかなるが、春になってしまったのでここで一度行って整備しないとヤバいことになる。GW中は千葉の道路が一年で一番混む時期なので避けたかったのだが仕方がない。連休最終日は曇りのようなので、混雑も多少和らぐだろうし、天気も持ちそうだったので決行を決定。とはいえ、通常の日曜ぐらいは混雑するだろうと早めに出たが、アクアラインもなんと全く渋滞無し。おかげで一日で予定を全部こなせた。その分、常設お座敷は線路磨いてテストランさせたのみ。でもまあ、これからはある程度頻繁に来るので、まずは動くようにしておけばその後の改良はなんとかなる。

5月5日(祝・日)

常磐線に乗ろうとしたら、赤電カラーのK451編成がやってきた。見かけたことはあったが、乗ったのは初めて。付属編成のみ赤電カラーで、基本編成は一般色。記念にその連結面のところを。東京でも山手線の西側の路線は結構乗る頻度が高いのだが、東側の路線はよほど用事がある時しか乗らないので、ちょうど来るというのはまさに偶然。運が良かった。

5月4日(祝・土)

JR西日本山口線の「SLやまぐち号」が、昨3日より運転開始。D51200号機は、ちょうど2年前の5月3日に炭水車の台車に亀裂が発見されて以来、2年ぶりの復活となった。天気にも恵まれたゴールデンウィークからということで、なかなかキャッチーな復活劇となった感じ。200号機も相当に金をかけて更新したのだから、それなりに活躍してもらわないとね。

5月3日(祝・金)

東急世田谷線は地元なので、乗車駅によっては京王線・小田急線方面からの帰りに使うことも多いし、そもそも世田谷区民、世田谷エリアに本社のある企業(どちらも当てはまる)だと、区役所だ税務署だ法務局だとどうしてもお世話になることになる。この世田谷線、00年代ぐらいまでは結構撮影スポットが多かったのだが、そもそも私有地に線路が囲まれている部分が多いので、ビルが建ってしまったり、塀で囲われてしまったり、撮影不能になってしまったところも多い。昨今の若手撮り鉄が得意な「望遠での正面狙い」ならまだ何ヶ所かあるが、一般的な走行中の車輌全景を撮れるところが非常に少ない。この前用事で乗っている時に車窓から「ここならイケるんじゃないか」と思えたところがあったので、帰りに行ってみた。ちょうど「猫車」がやってきた。カメラは持っていなかったのでスマホでの撮影だが、線路脇が公道で柵も低く、カーブと手前の架線柱の関係から、ウマい具合に引っかからない。ということで、これは使えるな。道路からなので、当分は安泰だろう。興味ある人は、自分で探してみること。

5月2日(木)

今月分の「記憶の中の鉄道風景」のコンテンツの作成。今月もまたPhotoshopのAIカラー化のニューロフィルターのプラグインを利用した「蒸気機関車時代の昭和の鉄道写真をカラー化してみた」シリーズ。今月は1973年4月7日に訪れた日田彦山線でのモノクロカットが題材です。新しい試みとして、<無意味に望遠 その12 -1973年4月7日->の構成を、そのままカラー化してみました。前回は4:3にトリミング、今回は3:2のノートリミングですが、PhotoshopのAIカラー化でどこがどう変化するのか、対比しながらご覧いただけます。

5月1日(水)

昨30日にて、広島のスカイレール(正式には「広島短距離交通瀬野線」)が廃止になった。広島市のニュータウン「スカイレールタウンみどり坂」への交通手段として設置された、モノレールとロープウェイを組み合わせたユニークな交通機関(法律上は軌道線扱い)だったが、ユニーク過ぎてメンテナンスが不可能になり25年にして廃止ということに。その後はEVバスにより代替とのこと。それなら最初からバスでよかったんじゃないのと思うんだが。






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