「夢」を大人買い

-今月のホビー日記・2024年9月-




9月30日(月)

南海電気鉄道が完全子会社の泉北高速鉄道を吸収合併するとを発表。泉北高速鉄道は南海電鉄が2014年に大阪府等から旧大阪府都市開発の株式譲渡を受けて発足したもの。2022年4には完全子会社化した。鉄道事業をめぐる社会・経済環境は将来的に厳しいものがあり、グループ経営の効率改善により競争力を確保すべく取り組む事業改革の一環として行う。両社の合併契約は本日9月30日に締結され、合併予定日は2025年4月1日となる。同日行われる京成と新京成の合併と京成グループ再編といい、都市型の民鉄各社も、生き残りのためには改革待ったなしというところか。

9月29日(日)

29日に中野電車区で「foreverさよなら中野電車区〜JR東日本最後の電車区撮影会〜」が行われた。これは10月1日より中野電車区が駅や車掌も含めた「中野統括センター・中野南乗務ユニット」と改組され、JR東日本から「電車区」という現場がなくなることを記念したもの。E231系0番代で中央・総武緩行線に残っている三鷹車両センターのB27編成が留置され、記念ヘッドマーク等を取り付けて撮影会を行なったもの。中野電車区は国鉄時代にすでに配置車輌はなくなっていたが、乗務員区として残っていたもの。実家の近くで子供の頃に慣れ親しんだが、配置がなくなってからも組織としては残っていたとはびっくり。単に留置線があるだけで中野駅の構内になったのかと思っていた。

9月28日(土)

JR貨物での調査から発覚した車輪の車軸への圧入にかかわる不正事件は、その後の調査で極めて多くの鉄道会社やグループ内下請け会社でも発生していたことが判明。端的にいえばこの「事件」とは各社で行なっていた圧入作業が、JIS規格で定められている車輪の穴と車軸の直径との差に対する圧入力と圧力変化規格から外れていたというもの。国鉄時代にはJISのような外的な規定より、現場で積み重ねた長年の経験に基づくノウハウの方が優先していたのは間違いないので、そもそもJISの規定があるということすら、国鉄時代からのベテランの職員は知らなかっただろうし、それがJRになってからも「長年の経験値」として伝承されてしまったものだろう。蒸気機関車の運転なんて機関士の数だけ流儀があり、リバーと加減弁の使い方の癖で誰が乗っているかわかるのがかつての国鉄だったからなあ。

9月27日(金)

JR東日本が、9月19日に発生した東北新幹線走行中の「はやぶさ」「こまち」の連結部が外れた事故について調査結果と今後の対策を発表。当該列車のE6系先頭車を調査したところ、通常の分割併合作業に関わる回路等には異常はなかったが、異常発生時に強制分割を行うスイッチの端子付近で金属切屑が発見されたた。この金属片が何らかの事情でスイッチを短絡させ、連結器の強制分割が作動したと判明。同機能を持つ全96編成において、スイッチの端子付近を点検したところ、E6系全23編成のうち10編成で金属片が発見され、これを除去した。これに加え暫定対策として、併結運転を行う全96編成について、当該スイッチを回路から切り離して無効化する。そもそも走行中に強制分離スイッチが働かないフェイルセイフ設計になっていなかったところに問題があり、抜本的に仕組みを見直す。これは、設計と製造過程の問題だな。結構重大だぞ。

9月26日(木)

西武鉄道は、小田急電鉄から譲渡された「サステナ車輌」の外装デザインと車輌形式が決定したと発表。車輌形式は元の小田急時代を受け継ぐ8000系。ちょうど西武では欠番台になっていただけに、うまくハマったカタチ。すると東急9000は「新・9000系」になるのか。それより元の9000系が10編成ないので、東急らしく9020系とか。こっちも楽しみだ。デザインは白ベースに、30000系を思わせる青と緑のグラデーションを腰板と幕板に貼付したもの。西武らしくサステナビリティーを感じさせるものという基準。確かに30000系と共通性が感じられるということは、系列ごとに全然色が変わってきたこのところの西武としてはユーザーフレンドリーかも。

9月25日(水)

副都心線に乗ろうと渋谷駅のホームに行くと、なにやら怪しい黄帯の電車が回送で発車待ちをしている。近付いてみると西武の6000系であることはわかるのだが、何で黄色なんだろうとしらべてみると、9月29日から運行開始される「西武有楽町線40周年記念号」の試運転ということが判明。しかし、妙に黄帯が似合って205系みたいだなあ。そのまま直通で用事のあった西武池袋線に乗ったが、今回も「茶車」と「清瀬駅100年記念復活塗装車」にはちゃんと出会った。こっちもかなりの確率だなあ。備忘録として。

9月24日(火)

元京王5000系の富士急行線1001号編成が、12月15日で運行終了とのアナウンス。まあ、富士急に入ってからでもすでに30年が経っているのだから、もう年貢の納め時だろう。1001号の日と称して、10月1日より最終運行までイベントを行うとのこと。京王5000系は妙に人気があるのだが、ぼくは旧式な小型車が多かった京王線に突如として登場した当時のことを子供ながらに覚えているので、なんか無理してる違和感があってあんまり好きじゃないんだよな。特に今も銚子電鉄の3000系として残っている狭幅の初期車とか。とはいえ、記念に1001号編成の写真を。

9月23日(休・月)

東北地方を中心とする大雨の影響により、羽越本線の村上-間島間で道床流出が発生。本日より特急および快速は新潟-酒田を運休。普通列車は新潟・新津-村上間と間島-酒田間での折り返し運転となる。復旧には相当な日時かかかると予想され、貨物列車に関しては大規模な迂回運転が見られるものと思われる。

9月22日(祝・日)

JR東日本東北本部が、本22日と明23日の二日間にわたって仙台車両センターで「ED75交流電気機関車を4両並べた撮影会」を開催。各日とも二部制で計4回行われる。757・758・759・767の各号機が参加。開催場所は、仙台車両センター。屋外にED75形4両を並べ、撮影会を実施。「あけぼの」「ゆうづる」「北斗星」「エルム」などのヘッドマークを掲出。各部とも定員20人で、参加費は、75,700〜76,700円。しかし、並べるだけで300万円。その他当然新幹線等でやってくる分の増収もあるので、おいしい商売だなあ。

9月21日(土)

ということで、またまたジオラマ写真でのAI生成の利用のテスト。「あそこの立体交差」ジオラマは、非常にAI生成と相性がいいのはすでにトライしたので実証済み。これは上の千歳線の上り線もちゃんと線路が敷いてあって列車を載せられるのだが、いかんせん車輌が載ると極端に圧縮してデフォルメいることがあらわになってしまう。そこで左右をAI君に拡大してもらえば、それなりにバランスの取れた景色になるのではないかと思いチャレンジ。実験というよりは、ある程度結果を期待しての実用化へのトライといった方がいいだろう。結果はご覧の通り。定尺ベニア1枚分ぐらいありそうな、どデカいジオラマになった。これではとても運搬できそうにないが、ジオラマ写真として見ると、違和感も減りいい感じに仕上がっている。こういう目的なら、充分実用になりそう。実は、デザインの仕事でバックを広げるのに使ってたりもするし。

9月20日(金)

車軸圧入時のデータ改竄は、その後JR東日本およびメトロ車両(東京メトロ・東葉高速鉄道・埼玉高速鉄道の整備を担当)と京王重機整備(東京都交通局の整備を担当)という地下鉄関連2社でも発覚。JR東海とJR西日本でも、データの改竄こそなかったものの、規定外の圧力で作業を行なった事例が発見された。まあこれはもう、古くから現場の「しきたり」でやってきたことが、コンプライアンスとか厳しくなってバレてしまったという、現場中心の日本の製造業ではよくある話だろう。「現場ネコ」ではないが、本来は規定があっても現場の習慣でうやむやにして作業しちゃうというのは、古くからよく聞いた話だし、昭和の時代には「規則より俺の勘」みたいな職人も多かったし。

9月19日(木)

本日午前8時すぎ東北新幹線の古川-仙台間で、315km/hで走行中の上り「はやぶさ・こまち6号」の連結部分が外れ分離する事故が発生。列車は非常ブレーキによりそのまま停車した。車輌には脱線も損傷もなかったため仙台駅まで徐行で移動し、「はやぶさ」には約200人「こまち」には約120人の乗客が乗車していたが無事だった。この影響で、東北新幹線は約5時間に渡って全線で運転見合わせとなり、約45000人が影響を受けた。連結部分には多重の安全装置がついているはずなので、何らかの理由でフェイルセーフが働かず分離したものと思われ、どういう理由で分離事故が発生したのかは徹底した解明が望まれる。

9月18日(水)

豊肥線の輸送力強化を目指し、熊本県とJR九州の協議が具体化している。TSMCの菊陽町進出に伴い、熊本-肥後大津間の利用者が3倍近くまで急増し、今後も一層の増加が想定されるため。線路の容量を増し、増発を可能とするために、駅間の距離が長い区間の複線化と、交換施設の設置により朝夕のラッシュ時の運行本数を確保することを狙う。TSMCの進出を機に、熊本では時ならぬバブルが発生しているが、その余波が鉄道にまで及んだという感じ。県は政府からの財政支援を活用し、豊肥線の輸送力強化を実現を目指す。

9月17日(火)

JR東日本新潟支社は、列車荷物輸送「はこビュン」を利用し、新潟産新米コシヒカリを新潟駅から東京駅まで上越新幹線「とき」で輸送し、銀座・新潟情報館「THE NIIGATA」およびで首都圏新潟産直市での販売を行うと発表。実質的なサービスよりパブリシティー的な扱いではあるが、米不足による値上がりが問題になっているおりでもあり、新幹線による荷物輸送サービスの知名度を上げる意味では効果的であろう。

9月16日(祝・月)

湿度こそ高いものの、雲が多くて陽射しが弱いのでここぞとばかりに出掛ける用事をこなす。久々に目黒線に乗ると、やってきたのは3123Fの新幹線タイアップラッピング車。これは初めてだ、運がいい。しかしこのラッピング、「白車」4105Fとは違って上半分しかない。これじゃダメだよ、「偽白車」と呼ぶことにしよう。で、帰りは東横線経由だが「黄車・ヒカリエ号」4110Fにも出会う。なかなか引きのいい日だなあ。でも、結局蒸し暑くて歩き回るのは大変だったのだが。

9月15日(日)

10月からの中央快速線でのグリーン車組込12輌編成運用開始に合わせ、先頃定期運用を離脱した209系1000番台。昨日と本日、拝島の電留線に2編成を並べて撮影会が行われ、最後の花道となった。しかしこのイベントでも参加費用15000円で完売しちゃうんだからな。まあ、昔の鉄道ファンとは違うスタイルの「鉄道好き」が育ってきて、21世紀のマイルドオタクらしく、「金を使うことが趣味」という感じで捉えているんだろうな。とはいえ、185系のように保存車が金を生むワケで、結果的に延命措置になるという意味では悪くはないが。

9月14日(土)

西武鉄道が「DORAEMON-GO!」の運行終了を発表。最終運行日は、9月20日となる。のっけから目撃したし、結構新宿線系統に乗るとよく出会ったいた。西武線アプリ(これは「緑車」もわかるほどマニアック)で所在はわかるのだが、あえて見ずに出会うのが面白かった。まあ、普通のラッピングと違って権利関係が絡んでいるから契約が切れたら終わりにしないといかんわな。最終日は、小平-拝島間一往復とのこと。実際には19日が最終運行ということか。楽しませてもらいました。

9月13日(金)

13日の金曜日。JR貨物の修理データ改ざん不正事件は輪西車両所で圧倒的に多く発生していたことから、昔からの北海道体質の宿痾ではないかという見方もされていたが、案の定JR北海道でも同種の改ざんが発生していたことが判明。でもまあ、北海道の人にルールを守らせようという方が難しいよな。ルール守らない熊と常に対峙してきたわけだし。旧狩勝峠も速度規制をかけていたとはいえ本線に150Rがあって、そこを規定外スラックをつけて、D51をそれも補機付きで定期で走らせてたんだもんな。で、JR北海道の24年度第一四半期の決算が発表。なんと、札幌圏がインバウンドのおかげで黒字に。というか、これも数字の付け方でどうにでもなる部分があるので、道央圏だけのコンパクトな私鉄になることで生き残ろうという作戦の一環かと勘繰ってしまうなあ。

9月12日(木)

JR貨物の輪西・川崎・広島の各車両所で車輪と車軸の取り付け作業において行われたデータ改ざんに関し、10日深夜に新たな未確認記録8000件が発覚。この対象となる300輌を発見するべく、全貨物列車の運行を停止して不正が行われた可能性がある貨車を調査し切り離す作業を行なった。その後、安全の確認ができた貨物列車から順次運行を再開したが、全国の貨物列車の運行が大きく乱れる甚大な影響があった。そもそもデータ改ざん自体も、今年7月24日に起きた新山口駅での車軸折損による脱線事故の原因調査から発覚したもの。ある種、国鉄時代からの貨物部門の体質的なものも根っこにはあるのではないか。ところで午後に京王線に乗ったら、京王の「緑車」高尾山号がやってきた。出会うのは結構乗っているが、乗るのは結構久しぶりかも。備忘録として。

9月11日(水)

久々にジオラマ写真への生成AIの利用実験シリーズ。今回は笹川流れ風の海岸のシーン。これは真鶴の有名な海鮮料理店の前の海岸を眺めてたら、「これをバックにすれば、笹川流れ風のカットが撮れるんじゃないか」とひらめいて、「はじめにバックの写真ありき」で構成したカット。土崎工場仕様の戦時型D51を出してきて、それで先入観を植え付けようというギミック。実際の海岸の広さがあるので実写では下のカットが限度なのだが、この海岸をAIで広げてそれっぽさを増そうという魂胆。AdobeのAI君は水平に左右に広がる景色にはめっぽう強いことはすでにわかっているので、どんなものを出してくるのかという中身の方が今回の見どころ。線路と路盤は得意技でキレイに繋げてきているが、海の中に岩礁を出してきた。これはなかなかポイントが高い。こういう岩の崖が直に海に落ち込んでいるところは岩礁があるというのを学習しているようだ。たしかに、これがあると笹川流れっぽさは増すし。

9月10日(火)

JR東日本は中央快速線・青梅線でのグリーン車の営業を2025年春から開始すると発表。サービス開始に先立ち、10月13日以降順次グリーン車連結の12輌編成の列車を増備してゆく。10月13日以降サービス開始までの間は、今まで通りの10輌編成とグリーン車を連結した12輌編成が並存することになるが、この期間は「グリーン車お試し期間」として、グリーン車が普通車扱いとなり、グリーン料金不要で乗車可能になる。ところで来春のダイヤ改正以降、高尾-大月間はどうなるのだろうか。富士山方面へのインバウンド客の多さを考えると、大月直通の中央線快速を増やしインバウンド客をグリーン車に誘導するとともに、甲府方面への列車を大月接続にしてしまった方が合理的な感じもするのだが果たして。

9月9日(月)

小田急電鉄はこの9月より「新型ロマンスカー」の設計に着手したと発表。50000形VSEの後継と位置付ける車輌で、未更新の30000形EXEを代替する。運行開始は2028年度をめざす。製造は今回も日本車輛で、内外装デザインは株式会社COA(コア)一級建築士事務所が担当。進行状況は特設サイトも設置して発信していく予定。20m車になるのは間違いないところだが、この感じだとGSEのように展望席が付くのだろうかが気になるところ。

9月8日(日)

日本最東端の駅として知られる東根室駅が廃止されることになった。根室本線は東側をぐるりと回って根室市内に回り込み根室駅が終端となる。そのため途上にある東根室駅が東端ということになってしまっていた。東根室駅が廃止されると、根室駅は64年ぶりに東端駅になる勘定。廃止理由はこの駅の利用者のほとんどだった根室高校への通学生が通学経路を新設されたバス路線に変更したため。元々高校までは距離があったため、これは致し方ないだろう。住人がいなくなってしまうのが深刻な北海道では、他の交通機関に代替されるというのはまだ幸せな方だろう。

9月7日(土)


ぶり返した残暑で外に出たくないので、先月ハードオフで見つけたジャンクのHO EMD BL2を再生。ギクシャクした動きは車輪の汚れなので、これはひとまず買ってきた時のテスト時に磨いておいた。取れたり折れたりしているステップや手すりはそれっぽく作って取り付け。雑なウェザリングがしてあったので、これはさらにハードなウェザリングを掛けることで誤魔化す。元がライフライクの量産品なので、雰囲気が出て走ればまあいいか。元をよく知らないだけに気楽なもの。しかし、このドッグノーズっぽさを残したフードディーゼルに進化する途中のような形態は、実用性という意味ではデッキがあるというだけでドッグノーズとそれほど変わらないかもしれないが、半流線型という感じでなかなか愛嬌があって面白い。実物が59輌しか製造されなかったわりに、保存機が多かったり模型でも何度も製品化されたりしているのもわかる気がする。

9月6日(金)

JR東日本は中央快速線の12輌編成化・グリーン車導入に向けホーム工事を行ってきたが、その進捗を受けて中野-武蔵小金井間の各駅で9月8日(日)から乗車位置の変更を実施する。延長したホームを活用する形で駅によっては最大で2輌分停車位置が移動する駅もあり、ホーム上の動線がかなり変化することも考えられるそれも含めて、停車駅が少なく乗客ラッシュもない日曜からスタートということになったのだろう。

9月5日(木)

8月31日の豪雨で発生した土砂崩れで普通となっていた石勝線が、予定より1日早く本日より復旧。これで台風10号がらみの被害による鉄道の運休はひとまず解消した。タマネギ・ジャガイモの輸送にも間に合いそう。しかし、JR北海道にしては頑張ったなあ。でも、こういう突貫工事の時って熊対策どうやっているのかな。やはり保線作業中に列車が通過する時みたいに、「熊番」がいて注意を促すのかな。それとも、格別工事の騒音が出るようにして追っ払うとか。

9月4日(水)

今月分の「記憶の中の鉄道風景」のコンテンツの作成。今月もまたPhotoshopのAIカラー化のニューロフィルターのプラグインを利用した「蒸気機関車時代の昭和の鉄道写真をカラー化してみた」シリーズ。今月は先月の続きで、1972年7月の北海道撮影旅行で撮った室蘭本線栗山-栗丘間でのカットのカラー化第二弾。雨の中での撮影をどうカラー化するか。今回のは元になったモノクロ版も、同時に撮ったカラーポジもこのシリーズで発表しているので、見比べが興味を惹く。雨中の撮影なのでカラーポジの露出が厳しく、カラー化の方が自然なカットもあったりして。で、本日は天気がいいワリにそれほど暑くないので、久々に都心に用事をこなしに行く。銀座線で帰ってきたが、やってきたのはレトロ車40F。久しぶり、というか銀座線が久しぶりだよな。備忘録として。

9月3日(火)

久々に1/87 12mmの蒸気機関車の仕掛りジャンクを落札。この数年はそもそも仕掛りジャンクの出物が少なくて1年に1輌ペースでしか落札できず、それを自転車操業で池袋の芸術祭に出品するという感じが続いていた。1/87 12mmは20世紀の間はキット中心の販売だったが、今世紀に入ってModels IMONが本格参入してからは、特定番号完成品が製品の中心になっちゃったことも影響しているのだろう。とはいえ、来年は芸術祭は東京芸術劇場の改修工事で開催できないので、一つストックができた感じだな。ゆっくり時間掛けて作ることとしようか。

9月2日(月)

計画運休/降水量制限超過/土砂崩れと理由は様々だったが、4日間に渡って鉄道網を大きく麻痺させた台風10号の被害も一段落。本日には北海道の石勝線を除く各線とも平常ダイヤに復帰して、始発から運転。まあ、異常な降水量だったが、今回は洪水で鉄橋が流出みたいな事故は起きず、一番被害が大きかったのも小田急小田原線の路盤流出ぐらいだったので、雨さえおさまれば回復は速かった。まあ、JR関係者は陰では「赤字線の鉄橋が流れてくれれば、廃線しやすくなって助かるのだが」とか思ってるんだろうな。

9月1日(日)

8月29日以来、大雨の影響で三島駅と名古屋駅の間で運転をとりやめていた東海道新幹線は、本日18時過ぎから東京と新大阪の間の全線で運転を再開した。全て臨時列車で、「のぞみ」と「こだま」をそれぞれ1時間に上下2本程度運転する予定。計画運休というより、実際に静岡地区では運転中止基準を超えた降雨量が続いたためなので、致し方ないところ。運転休止期間中は北陸新幹線経由の移動もかなり行われた模様で、代替効果が立証された形。






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