「夢」を大人買い

-今月のホビー日記・2025年8月-




8月20日(水)

京阪電鉄が10月26日に行うダイヤ改正の概要を発表。メダマは特急の有料座席指定車輌「プレミアムカー」の増結。特急に使用している車輌の内3000系については、5号車もプレミアムカー化し現行の6号車と合わせて2輌連結とするもの。乗降口は2輌の中央よりにまとめ、対称的な編成とする計画。8000系のプレミアムカーについては、現行通り6号車の1輛のみとする。スーツケース置き場も新設されるところをみると、やはりインバウンド観光客の需要が大きいのだろうか。京阪にインバウンド観光客が来ているというのも、日本人観光客の動きとはちょっと違うんだろうな。

8月19日(火)

最近行く用がなかったのだが、久々に二子玉川まで行くと大井町線で立て続けに6050系(厳密には6020系6050番台か)がやってくる。運用開始したのは知っていたが、実際に見たのはこれが初めて。あの顔で5輌と短いのは、なんか妙な感じでもある。で、帰りは東横線経由にしたら、またまた「緑車」登場。今月2回目。まあ、先月は出会わなかったので帳尻合わせとも言えるが。備忘録として。

8月18日(月)

豪雨の影響で北と南で鉄道への被害が発生。JR北海道では宗谷線糠南-豊富間において路盤流出が発生したためていることから、18日から宗谷線は音威子府-稚内間が運休になっており、復旧の見込みが立っていない。JR北海道としては、これを機会に名寄以北を廃止したいところでは。一方JR九州の被害は、日豊線の鹿児島-国分間が21日から、西都城-霧島神宮間が26日から運行再開の見込み。霧島神宮-国分間は9月下旬の運行再開を目指し、26日からは代替バスを運行する。肥薩線の吉松-隼人間については被害が大きく年内復旧は難しいとの見通しで、9月1日から代替バスを運行する。で、銀座線に乗ったらレトロ車に出会う。なんか久しぶりだなあ。備忘録として。

8月17日(日)

相模鉄道で、さがみ野駅・かしわ台駅開業50周年イベントの一環としてメモリアルトレイン「あつぎ号」が運行された。これは10000系が使用され、かしわ台-相模大塚-厚木-かしわ台と運転。通常、営業運転を行なっていない相模線に入って厚木駅まで行くところがミソ。JR海老名駅では、JRの車輌との顔合わせもあった模様。けっこう目立つ線路なんで、乗ってみたかった人も多いのでは。

8月16日(土)

D51498号機の故障により快速SLぐんまは代走が登場しているが、この週末はついにGV-E197形重連で単独牽引する「SLぐんま水上」号が登場。プッシュプルではないので、12系客車は5輌編成。もう、ただ単に「客車に乗れる」だけという感じもするが、これで9月までの運行予定はこなす模様。JR線内で国鉄時代の客車に乗れるというのも、今や貴重といえば貴重なのだが。

8月15日(金)

本日は名物の「諏訪湖祭湖上花火大会」。お客さんの輸送のため臨時列車が増発されたが、例によってE233系も応援に。青梅・五日市線用の4+6連の6連のH49編成が使用された模様。普段E233系が走っている区間でもこの編成は珍しいので、送り込みとかを撮影に行った人も多かったのでは。

8月14日(木)

日本の一番長い日(ってこれ知ってるの65歳以上だな)。用事があって東横線に乗ると「緑車」がやってきた。先月は珍しく出会わなかったので久々な感じ。今月も夏ならではの用事が多くて、東横線・副都心線はあまり乗れなかったからな。で、田園都市線は5117Fだったが、Bunkamuraのアドトレインになっているのね。知らなかった。関連のステッカーとかも車内に貼ってあるので、けっこう恒久的なのかも。とはいえかつての8537Fとは違い、車外は全くのノーマルだが。備忘録として。

8月13日(水)

西武鉄道は、西武新宿線の特急「小江戸」を田無駅に秋の週末に限り臨時停車させると発表。これは沿線で大型の祭りが行われる秋の行楽シーズンにあわせたもので、9月20日(土)から10月26日(日)までの土休日は、特急「小江戸」の全列車が田無駅に停車する。西武新宿線では東京対川越の需要は限られているが、沿線から川越への需要では強みがあり、田無か上石神井かに停まって欲しいというニーズはあるので、今後のライナー需要を睨んでの社会実験という側面もあるのだろう。

8月12日(火)

本日、東北新幹線内をE3系単独でつばさ132号/137号が運行された。これは山形新幹線内での車輌故障でダイヤが乱れたことと、E8系の故障で例外的な運用が組まれていることが重なって起こった椿事。遅れていたつばさ132号に対し、併結相手のやまびこ132号は定時で出発。つばさ132号が後から追いかける運用となった。本来E3系単独の営業運転は東北新幹線内ではないので、極めて珍しい運用となった。

8月11日(祝・月)

この連休中の日曜から月曜にかけて、九州で観測史上最大級の豪雨となり、鉄道関係でも運休など大きな影響が出た。特に霧島を巡る鹿児島県では被害が大きく、土砂崩れによる線路の埋没、路盤の流出などの被害があり、日豊本線の西都城-鹿児島間、肥薩線の吉松-隼人間は復旧に時間がかかることが見込まれ、当面運休が続くことになりそう。また鹿児島本線の荒尾-玉名間でも路盤の流出があり、こちらも当面運休となっている。

8月10日(日)

昨9日両毛線で運行予定だった「SL・GVぐんま桐生」は、7月に起きたD51の故障のためEl牽引に変更して運行。このために新潟車両センター所属のEF641031を借り入れて充当。まあ、まだJR東日本としては電気機関車が残っていたので、なんとか格好をつけられた感じ。全廃しちゃったあとじゃこうはいかないな。JR貨物かJR西日本から借り入れるとかしないと。

8月9日(土)

第24回国際鉄道模型コンベンション2日目。本日は出展者モードでHOJCブースに常駐。中村さんのん長野機関区のジオラマに合わせて、長野工場仕様のD51を3輌持参。重油タンクのAタイプ、Bタイプと501号機。中村さん持参のカマと合わせ、重装備の長野のカマがウジャウジャいる長野機関区の感じは出たかな。行ったり来たりだけど、結構走ってくれたし。折角架線が張ってあるから、時代はちょっとずれるけどEF64も持って行って行ったり来たりさせたし。日曜は仕事があるので行けないため、今回ぼくのコンベンションはこれにて終了。二日間だがけっこう濃かったな。

8月8日(金)

本日より、第24回国際鉄道模型コンベンションの開幕。思えば第一回以外、初めは観客として、次に出展者として、さらに運営主体として、色々な形で関わってきた。この数回は、昨日触れたように協賛の日本鉄道模型の会としての接点と、所属クラブ関係、松本謙一さんとのクリニックというところで参加しているので、IDカードだけはいっぱいぶる下げている。本日も松本謙一さんとのクリニック「北米大陸の貨物列車よもやま話」を行います。15時からですので、ビッグサイトにいらっしゃる方は覗いてみてください。

8月7日(木)

今年は諸般の事情から、国際鉄道模型コンベンションの日程が例年より1週間早まって今週末。ということで、本日が設営日になる。「日本鉄道模型の会」は井門グループ主催になって以降も、協賛という形で密接な関係を結んでおり、毎回翌年の池袋鉄道模型芸術祭の告知をコンベンションから始めている。以前はブースを出していたこともあったが、この数年はポスターの掲出という形で参加している。そんなわけで、ポスターを貼りにビッグサイトへ。正面入口の内側両側に場所をいただいて貼り出してきた。デザインはこの通り。来年春はやりますよ。ご期待を。

8月6日(水)

今月分の「記憶の中の鉄道風景」のコンテンツの作成。今月もまたPhotoshopのAIカラー化のニューロフィルターのプラグインを利用した「蒸気機関車時代の昭和の鉄道写真をカラー化してみた」シリーズ。今月からは新シリーズで、1972年7月の北海道撮影旅行で撮ったのは同じでも、ちょっと趣向を変えて7月17日に行った苗穂機関区で撮影したカットのカラー化。山、森、空といった自然物は充分得意なのがわかったので、正反対の全く人工物ばかりの空間に挑戦させてみた。果たして出来栄えは如何に。

8月5日(火)

郡山車輌センターに回送されてその去就に注目が集まっていた、勝田車輌センター所属のE501系K752・K753編成からサハE501が抜かれて4輌編成になっていることがファンの投稿で確認された。やはりうわさ通りJR九州に譲渡するための準備と思われ、かなりリアリティーが高まってきた。まあ、国鉄時代の車輌がまだいることを考えれば、充分使い勝手があるよな。

8月4日(月)

「第17回全国高等学校鉄道模型コンテスト」が8月1~3日の3日間、新宿住友ビル三角広場で開催された。今回は183校が参加したが、モジュール部門、1畳レイアウト部門は共に2年連続で白梅学園が最優秀賞。まあ、こういうのは先生や先輩も一体となって参加できる体制のところが圧倒的に強いので、そういう環境に恵まれている学校は強いわな。それに学校としても少子化の中生徒集めにも繋がるし。まあ、昔は関わりがあったので色々な事情はよく理解しているが、学校の活性化に繋がるのであれば先生方としても本望なのでは。

8月3日(日)

/center> 昨日JR北海道留萌線・深川-石狩沼田間で、今年度末で廃止される同区間の住民向けのイベントとして、無料乗車ができる記念臨時列車がキハ54型2連で運行された。試みとしてはなかなか珍しいが、なんか住民ウケというよりは、撮り鉄とか呼ぼうという魂胆も夏休み時期だけに見え見え。でっかいヘッドマークも付けてるし。これからは「葬式鉄、いらっしゃい」のイベント続出になるのかな。そもそも石狩沼田なんて今じゃ住民いないじゃないの。昔は人がいた分、久留里線の久留里-上総亀山間よりはいいのかもしれないけど。

8月2日(土)

本日は恒例夏のFAB暑気払い祭。ではあるものの、台風一過後暑くなりすぎたのか、集まりはイマイチ。なのでいつもの開店日に集まる常連さんでまったりと。で登場した最近のFAB製品のプロパンタンク車。タキ4100、タサ5700、細かいところの違いまでよくできているけど、すまぬ。ぼくはプロパンタンカーにはほとんど馴染みがない。というより、貨客車は、1輌づつしげしげと眺めることはほとんどなく、編成として走っているところしか興味がない。当然模型でも、ストレスなくよく走るかどうかの方が、ディテールや作りよりも気になる方なので、それっぽく見えればそれでいいという1960年代の16番出身者らしいタイプだから仕方ないな。

8月1日(金)

本日、東京-伊豆急下田間でE655系による御乗用列車が運行された。天皇皇后両陛下の夏の静養に伴う私用なので御召列車ではなく、御乗用列車として特別車が連結されず一般車5輌のみでの運転となった。最近では御召列車も御乗用列車も運転頻度が少ないので、けっこう珍しい感じ。またいわゆる「露払い列車」としてはGV-E197系の3輌編成が充当された。こういう時にも出番なのね。なお、予備編成はE257系だったとのこと。




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