「夢」を大人買い
-今月のホビー日記・2026年8月-
8月23日(日)
本日は「第26回国際鉄道模型コンベンション」の3日目で最終日。午前中は日本鉄道模型の会の理事会だったので、それが終わってから会場に向かう。会場に着いたのは昼頃だったが、まだまだ長蛇の待ち行列。ホールの構造から入り口がすぐ階段なので、危険防止のためゲート入場者数を抑え気味にしたこともあるが、とにかく来場者・出展者・運営者としてコンベンションにずっと関わってきた身としてもかつて見たことのないような人出になった。昨日よりさらに多い。結果的に南館への長い廊下が功を奏した感じ。結局15時ごろまで行列は続き、本日も缶バッジは完売で代用入場IDの登場。3日合計で来場者は3万人を超えたことになる。さて修理調整してきた北海道型D51を走らせる。調子良く走るようになったが、勾配や段差で止まったり引っかかったりする。これまた中村さんが、密閉キャブを避けて曲げたドローバーの曲げが大きすぎて、段差によりテンダのピンから抜けそうになることが原因と発見。ここからがスゴい。中村さんの「ちょっと直していいですか」という提案には、もちろんOK。しかし噂には聞いていたが、中村さんの分解・組み立ての速さたるや驚き。下回りを外し、ドローバーを外して修正し、再び組み立てるまで10分もかからない。心眼というか、ビスを何の迷いもなく一発で嵌めて締める早業。一本にかかる時間はわずか1〜2秒。流石、電光石火の男「ライトニング中村」。こんなマネはとてもできないわ。やはり諏訪の人は精密作業が得意なのだろうか。これを目前で見れただけでも大いなる収穫。で修正したドローバーはガッチリ機炭間を繋ぐので、エンジン部の重量がテンダにもかかり、不正振動も治るようになった。ということでばっちり快走。ありがとうございました。
8月22日(土)
本日は「第26回国際鉄道模型コンベンション」の2日目。ものすごい人出で、今までより広い南館の南1・2ホールが人で埋め尽くされた上に、昼頃まで入場券を求める待ち行列が続いていた。テレビ番組等でのパブリシティーもあったというが、家族連れが例年以上に多いところをみると子連れは保護者も入場無料というのも効いているようだ。人では1万人を超し、準備した缶バッジが尽きて代用入場IDが登場。親しい中村さん・松川さんのクリニック講演を聞いた後は、HOJCのブースに詰める。ハンドキャリーなので、持っていったのは北海道型のD51標準型3輌と40輌の貨物列車、73系3輌編成。これでトートバッグ2つなので両手で持てる。春の鉄芸祭に出した再生D51は走りがイマイチだったので重連で走らせたのだが、中村さんの診断でテンダーモーターのジョイントの噛み合わせが悪いのでそこを修正すればいいと判断。これは持って帰って修理して明日出直そう。
8月21日(金)
本日より「第26回国際鉄道模型コンベンション」が開幕。今回は東館が改装中ということもあり、南館の南1・2ホールでの開催。西1ホールより2割増、それ以前の東1ホールからすると4割増という大スペース。そこを埋め尽くすほど出展者も増え、企業ブースに関してはお断りしたところもあるという。本日は松本謙一さん・平井憲太郎さんと共に、クリニック「50畳レイアウトの50年」を行う。ということで、そちらの準備のみで車輌は持参せず。クリニックは満員大盛況。基本的に中綴じ時代の「とれいん」の愛読者だったと思しき皆さんが中心の構成だったので、かなりマニアックな話にも食いついてきていただき盛り上がった。所属クラブ関係は夜の飲み会のみ。明日は車輌を持ってこよう。
8月20日(木)
明日21日(金)より、今年も東京ビッグサイトで「第25回国際鉄道模型コンベンション」が実施されます。本日は設営日ということで作業をしに行ってきたが、今年は東館の工事の関係もあり南館の1・2ホールぶち抜きでの開催。会場も今までの3〜4割増という感じの広さで、中を回るのだけでも疲れそう。さて明日は15時より教室3において、クリニック「50畳レイアウトの50年」を、実際に半世紀に渡ってレイアウトの建設作業を行ってきた松本謙一さん平井憲太郎さんとぼくとの3人で行います。D&GRW鉄道建設の道のりに関するエピソードだけでなく、この間のレイアウト・シーナリー製作技法や材料の変化、それらを活かす極意など、多義にわたってこの50年間を振り返る予定です。会場にいらっしゃる皆様は、ぜひご参加いただきたく存じます。
8月19日(水)
JR各社がお盆期間(2026年8月7~16日)の鉄道利用状況を発表。今年は台風・大雨等の影響を受けたものの、各線とも前年と同程度または前年を上回る利用状況を記録した。東海道新幹線は利用者数415万人で前年比101%、山陽新幹線は93万人で100%。JR東日本管内では、東北新幹線が215万人で102%、上越新幹線が利用者数141万人で104%、北陸新幹線が81万人で104%とのこと。インバウンドも含めて客足は順調というところか。
8月18日(火)
練馬方面に行く用事があったので副都心線ホームで待って念じていると、通じたのかやってきたのは「白車」。とはいえ、副都心線からの直通って西武線方面と東上線方面がけっこう固まっていたりするので、直通が来ればいいが下り方向はめぐり合わせが悪いとかなり小竹向原で待たされたりする。今日は和光市方面ばかりが続く時間帯で、小竹向原での緩急接続まであったりして、思いの外時間がかかってしまった。上りはウマい具合に小竹向原で接続するダイヤが多いのだが。備忘録として。
8月17日(月)
去る週末から、復活200系色の鉄道・運輸機構所属のE2系9000番台H66編成による高速走行試験が開始された。これは青函トンネル前後の新幹線・在来線併用区間での260km/h営業運転に向けたデータを収集するためのもので、新函館北斗と新青森の間で往復運転される。今後11月に向けて順次速度を上げ、最終的には260km/hまで持っていくという。このカラーのE2系が見れるのもあと少しか。で、今日は東横線に乗ると新「絵車」4103F「GREEN×EXPO号」がやってきた。結構会うな。備忘録として。
8月16日(日)
7月28日の熊本地震で被災し八代駅停車中に横転したEF510308号機が、復旧作業により昨日復線した。とはいえ八代駅に続く路線は、JR九州も肥後おれんじ鉄道も復旧のメドが立っていない状態なので、ひとまずは八代駅から動かせない状態が続いてしまうわけなのだが、破損状況もよくわからないので今後いったいどういう状況になるのだろうか。いずれにしろ、どちらかに繋がってからだな。
8月15日(土)
池袋の用事の後ちょっと時間が作れたので、件のイベント「西武鉄道博覧会2026〜昭和から令和を走り鉄分補給〜」を見に行ってきた。時期も時期だし、お子様向けのアトラクションも多く広くファミリーにも受け入れられる構成になっているが、その内容は西武らしくマニアック。子供達に大人気の居並ぶ「電車のお面」も、サイズこそ現車の2/5ぐらいと子供が入ってピッタリのサイズになっているものの、選ばれたプロトタイプは一緒に来ているお父さんお爺さん向けの旧型車ばかりだし。351とかから出てるし(個人的には311がみたいが)。歴史展示資料もかなり充実している。安比奈線のタブレットと保安装置、多摩川線のスタフの実物が展示されているが、スタフ式閉塞という言葉は知っていてもスタフの実物見たことがある人は、現役蒸機を撮影したことのある人以上の歳だろうし(鉄博に所蔵はされているとは思うが、展示されているのを見たことはない)。昭和39年の池袋線・新宿線の詳細地図と全駅駅舎の当時と今の比較写真は、当時を知っている人にはかなり見応えがあって面白い。小手指も入曽もこの時点では武蔵野の里山状態で、新たに車輌基地を建設するのも難しくなかったことがよくわかる。18日までだが、昔の西武線を覚えている人は行って損はない。帰りがけには西武のラッピング車、40000系40156F「SAMURAI BLUE トレイン」に出会う。これは初めて。西武アプリをチェックしたが、これは通常の40000系のアイコンだった。備忘録として。
8月14日(金)
本日より西武鉄道所沢駅東口の「くすのきホール」で、「西武鉄道博覧会2026〜昭和から令和を走り鉄分補給〜」なるイベントが開催。西武鉄道が今年気合を入れている「昭和100年」記念の一環で、昭和の昔の西武鉄道を偲ぶ当時の資料が大挙展示されているとのこと。また西武お馴染みの「お顔モックアップ」も新作を含めて12種類展示と気合が入っている。まあ、西武アプリの列車位置情報のマニアックなアイコン(他社の車輌である「緑車」も特別なアイコンがある)ことを考えれば、「お顔」へのこだわりもわかるのだが。その一方で来年度より運行が始まる「トキイロ」(これだけだと「時色」ではなく「朱鷺色」と呼んでしまいそうだが、基本がオレンジから赤のグラデーションなので間違いではない)関係の展示もあるようだ。昭和の西武なんて黒歴史なんでよく晒すなと思うが、いまでも「サステナ車両」とか同じように払い下げ車輌を活用しているし、それが誇れる伝統なのかも。行ってみたい気もするが、18日までなので行ける時間があるか。池袋に行く用がある日はあるので、そこで時間を作れればなあ。
8月13日(木)
首都圏で怒涛の大雨。東京でもピーカンの青空とゲリラ豪雨が交互にやってくる南洋のような天気だったが、千葉では線状降水帯が発生し。レベル5の警報がでる水害に。JR、京成他千葉県内の鉄道は軒並み運休。とはいえ大河の氾濫ではなく、降雨が排水に追いつかないタイプの都市型洪水だったので、雨雲が去って雨が上がれば時間と共に水は引くし、鉄橋が流されるような水害も起きない。迷惑した人は多いものの、一晩経てば、インフラはほぼ平常に復帰(運用の都合で運休等はあるが)お騒がせな大雨だった。
8月12日(水)
去る週末の8日から9日にかけて、2日間に渡って走る東海道新幹線の特別列車「東海道ルミエールエクスプレス」がを運行された。走行時間より岐阜羽島駅に停車中している時間の方が長いダイヤだが、夜出て朝着く列車は新幹線初。ツアー旅行商品として発売されたので企画品の観光列車という色合いが強く、売出し即完売であった。窓際席(A・E席)だけの販売で、乗客は男性6割女性約4割で女性専用車を設定した。長時間停車する岐阜羽島駅ではスタッフによる出迎えもあり、ドア開放タイムにはホーム上の自動販売機や喫煙所が利用可能であった。乗客には概ね好評であり、関係者は第2弾の展開を前向きに検討していきたいとのこと。
8月11日(火)
昨日、昨年10月に梶ヶ谷駅で発生した衝突事故の当該車のうち、2020系2135Fの先頭の2輌である2135号車と2235号車が長津田工場に回送された模様。この2輌はいずれにしろひとまず廃車名目で、車体躯体は廃棄だろう。とはいえ新製車体と発生品を組み合わせて修理計画より先に2020系2編成を新製配備する計画が発表されていたが、残りの事故編成の車輌がどうなるのか気になるところだ。東急は同番号の新製車を作っていれかえるのも、旧車を新編成に組み込んで番号を変えてしまうのも、どちらもお手のものだからなあ。
8月10日(月)
今日はまた強烈に引きが強い。まだ上旬なのに早くも「緑車」登場。これで今月はすでに「色車」は全部出会ったことに。それだけでなく東横線往復で往きも帰りも「黄車」に出会ったし(これもすでに今月二度目、先月もよく会ったが)、東横線の新「絵車」4103F「GREEN×EXPO号」もやってきた。目黒線との並行区間まで乗ったが、目黒線用の「GREEN×EXPO号」3123Fにはまだ出会えず。いつ見れるのだろうか楽しみだ。備忘録として。
8月9日(日)
昨日は夕方から松本謙一さん、平井憲太郎さんと、3人でやる国際鉄道模型コンベンションのクリニック「50畳レイアウトの50年」の打ち合わせ。単にD&GRW鉄道の50年間を振り返るというだけでなく、常に時代毎のレイアウトに関する新しい手法や材料、製品を取り入れて建設してきただけに、この半世紀のレイアウト制作の変化という視点からも話題を追うような構成で進めることに。写真は最初期に作った岩壁だが、昭和40年代のTMS記事的な岩壁の作り方からスタートして、時期により手法がどんどん変わっていくことで、岩の質感も多様なものとなっているところは当日ご紹介する。21日(金)15時から教室3ですのでよろしく。で、環七をクルマで走っていると、京王線との立体交差のところで「京王緑車」高尾山トレイン8713Fと出会う。こういう一瞬の出会いが一番印象的かも。備忘録として。
8月8日(土)
令和8年8月8日ということで、鉄道各社一斉にゾロ目日付の切符を記念販売。記念切符にしたり、わざわざ硬券にダッチングマシンで刻印したもののセットにしたり、それぞれ単に通常の切符とはことなる「商品」作りでに売上増にいそしむ魂胆。まあそれだけライトな一般の鉄道好きで買う人がいるということだな。ゾロ目切符は振り返ると平成2年2月2日が最初だったなあ。昭和がインフレ年数になっちゃったので、一桁年数が新鮮だった頃だ。12-12-12までは毎年繰り返すんだろうが。
8月7日(金)
西武鉄道が新宿線の新特急「トキイロ」の停車駅を発表。現行の「小江戸」号の停車駅に加えて、田無と新所沢が新たな停車駅として設定されることになった。西武新宿線の沿線から本川越方面の需要もそれなりにあるので、急行・準急の逆で上石神井か田無かには止めてくるとは思っていたが、これで本川越から特急に乗れるという人も多くなるだろう。下井草や井荻と本川越の間は現状では急行や準急を使うしかなく、これはこの区間ではほとんど各駅停車なので、いかにも時間がかかりすぎるのだ。逆に新所沢は都心との間でのライナー需要を見込むものと思われる。
8月6日(木)
ディテール加工したブラス製16番のD52がオークションに出ていて、量産品の中古程度の格安値段だったので面白がって応札したらあっさり落札できてしまった。作りから見て、ディテール加工が好きな趣味人の作によるものと思われる。リサイクルショップからの出品だったので、多分当人が亡くなって家人がまとめて処分したのでこの値段になったのだろう。ベースはカツミだがシュパーブではなくSLシリーズ。パーツもほぼニワのロストだし、パイピング等の処理法からしても70年代後半の16番蒸機のディテール加工がブームになった頃のものであろう。その頃は実物蒸機が全廃されぼくも模型で特定番号機を作るのに趣味の要を移しており、当時のぼくの作風とも近いのでなかなか親しみが湧く。塗装が比較的いい状態で残っていたので、壊れたり脱落したりしたパーツの補修とタッチアップをして、比較的イージーに修復できた。しかし、レンズ面まで一体のロストの前照灯に銀色の塗料を挿すなんて、ほとんど半世紀ぶりだよな。なつかしいというか、これこそ16番というか。
8月5日(水)
今月分の「記憶の中の鉄道風景」のコンテンツの作成。今回もまたPhotoshopのAIカラー化のニューロフィルターのプラグインを利用した「蒸気機関車時代の昭和の鉄道写真をカラー化してみた」シリーズの続きで、旭川機関区で撮影したカットシリーズの4回目。カラー化を楽しむというだけでなく、機関区で撮影したカットは、車輛というより機関区の雰囲気を模型用資料として撮影したものもけっこうあり、そういうカットはどこにも発表してなかったりするので、自分でも半世紀ぶりの発見があったりしてけっこう楽しめます。
8月4日(火)
本日も東横線に乗ったが、やってきたのは「黄車」。先月も「色車」はかなりの頻度で出会ったが、今月も中々のペース。多分逆に色無しの普通のヤツでもほとんど出会わない編成もあるのだろうが、トレインスポッターではないので番号に興味を持たないからそれが何番のヤツなのかは全然わからないんだが。切符の蒐集も興味ないけど。そういう緻密に集めて整理する類の趣味とは縁遠いんだろうな。どんなホビーでもそういう「部門」はあるんだけどね。
8月3日(月)
本日は田園都市線に乗ると、来たのはまたもや2133F「GREEN×EXPO号」。結構よく会うなあ。ところで目黒線用の「GREEN×EXPO号」3123Fは今日から運行開始とのこと。こっちはいつ会えるのかな。で東横線に乗り換えて行った帰りは「白車」がやってきた。東横線・副都心線系統は今月初乗車なので、今月はまずは白から。備忘録として。
8月2日(日)
国土交通省が発表した2025年度の鉄道混雑率調査結果を見ると、なぜか新潟市周辺のJR線が結構な混雑率を示している。白新線の144%を筆頭に、白新線が混雑率142%、信越本線が混雑率141%と軒並み朝ラッシュ140%台をマーク。東京の鉄道路線で言う都営新宿線や京王本線並みの混雑率だ。もちろん新潟市は政令指定都市だし、都市圏としては周辺の都市を含めて結構な人口はあるものの、この混雑の原因は絶対的な乗客数の多さよりも輸送力の小さによるところが大きそうだ。JR東だからなあ、やりそうだし。
8月1日(土)
元東京臨海高速鉄道70-000形の譲渡により誕生したJR九州の307系が、いよいよ改造を終わって出場。小倉から西唐津まで、JR九州のDD200の牽引で輸送された。一部工場内での姿で伝えられていたように、JR九州のポイントサービスのキャラクタ「キューポちゃん」のラッピング仕様となっており、そういう意味では307系の標準のデザインがどうなるのかは、今後の出場車のお楽しみというところだろうか。
(c)2026 FUJII Yoshihiko よろず表現屋
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