***** 1390 sun3965 CUB 93/05/16 19:42 みどりや 103 昨日、閉店セール中のみどりやに行ってきました。 んねー(首をかしげながら)>MZ 四谷三丁目にあるこのお店、6月いっぱいで閉店してしまうのだそうです。そこ で今、在庫一掃セール中、という訳です。 みどりやといえば、かつては自社ブランドのNゲージも発売していたというお店。 東急8500や小田急9000などの全金モデルをご記憶の方もいらっしゃるので はないのでしょうか(それはかなりのキャリアですね!)? 中に入ると、結構な数のお客さんがいました。何年か前に入ったことがあるので すが、こんなことはなかったですよ。ぉぃぉぃ 私はN派なので、そっち方面ばかり見ていたのですけど、まず目に入ったのが、 「しなのマイクロ」シリーズ! クモユ143や、117系、阪急6300などが あったのですが、「しなのマイクロ」と「マイクロエース」の他に、「マイクロク ス」という名の時期があったんですねえ・・・。知らなかった。 で、MZ氏は小田急9000系を求めたのですが、みどりやの主人は、いかに自 社製品の走りが悪かったかを、笑いながら、昔話を聞かせるように話してくれまし た。なんでも、ギアが欠ける(!)なんてこともあったそうです。 ああ、こんなお店が無くなってしまうとは・・・・もっと早く(ずっと前から) 通っておけば良かったです。 小物では、中村精密(のちにナカセイ)の、客車キット用の室内灯、アトラスの 線路関係(そういえば、昔は関水金属と提携していたんですよね)やポイントスイ ッチだの何だの・・・・・ところでテスターの先みたいなのがあったんですけど、 分かります? あれはポイント操作板(CTCみたいなの)を作っておき、その上 の分岐部分に電極を出して(ネジか何かで)おいて、ポイント操作する際には、そ のテスターの先みたいなので、電極をちょん、ちょん、と触れるんですね。すると ポイントのコイルに通電してポイントが切り替わる・・・・そういう時代があった んですよ。 あとはあずさ模型のナンバープレートに・・・・もういいですか。(^^; で、思わず手が伸びたのが、学研のリレーラー。あ、学研がNを出していたの、 皆さんご存じですか? EF57とか、55系気動車とか、それに倒産してしまっ たエーダイの製品を引き継いだり・・・。 このリレーラーを持って、他に何か無いものかと、店の奥さんにたずねます。 「あのー、しなのマイクロの、レールクリーニングカーは、ありますか?」 「え!?・・・・・・・・無いわねえ。」 「じゃあ、エンドウのキハ35は残っています? Nなんですけど」 「ずっと残っていたんですけどねぇ。セールが始まったら一度に売れちゃったわ ね。」 「あはは・・・・・じ、じゃ、乗工社の、EF63改造キットはありますか?」 「おとーさん、あったかしら?・・・・・・・無いって。・・・・リレーラーだ けでもいいわよ(笑)」 「ううう・・・雑誌って、レール・ガイはありますか?」 「あそこにあるだけねぇ・・・・まだ整理できていなくて・・・」 「そ、そうですか・・・・じゃあ、このEF81下さい・・・」 う、ウケ狙いで言ったんじゃないですからね。 で、結局、リレーラーとEF81で、それぞれ4割引。 ( 3,800 + 50 ) × 0.6 = 2,310(円) というわけで、思ったよリ安い買い物になりました。 EF81というと、小学生の時分、友達が持っていました。しかしその走行性能、 とりわけカーブでひっくり返りやすい(重心が高かった?)ことや、中間台車がす ぐに脱線してしまうことなどから、私の関水製PFと比べては、結構バカにしたも のでした(^^;。当時、まだまだ関水とトミーとの差は無視出来ず、DE10あたり からではないでしょうか、私がトミーを見直したのは。 これを買ったこと、あいつには黙ってよぉーっと。 さて、帰ってEF81を出してみます。ステンレス製のスカートの時代の製品で、 モールドの甘さなんかもいい味出しています。窓には黒いプラスチックがはめ込ま れています。あ、勿論Mカプラーですよ。で、レイルマガジンを引っ張り出し、 「鉄道模型考古学」のEF81編を見てみます。あとの号の訂正記事と合わせて見 てみると、どうやらこれは初代の製品のようです。 ふーむ。これは純粋にコレクションにしよう・・・。 と・・・。 ああっ!? 台車の集電シューのひとつが、車輪の外側に、ぽろり。 なななななななななななんだぁっ!? ドライバーで台車をバラし、難なく直すことは出来たのですが、一体、何年間こ んな状態で・・・!? うううううむ。 なんか、「鉄」しちゃったなあ・・・・・(しみじみ) CUB