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3115 sun3965 CUB     95/01/09 21:26 2泊3日の日帰りで、梅小路へ          73
 
 青春18きっぷも、あと2枚。
 
 さて、この2枚を使って、今度は梅小路へ行って来たのです。正月は特別な飾り
付けをするので、それを見る方々、また冬の低い日差しは扇形庫の奥まで差し込ん
で、撮影にも好都合、と。
 
 金曜日の夜、大垣夜行に乗り込むべく、また品川駅のホームで並んだのですが、
まーたまた入線1時間前にやって来て、ボックスには2人といった楽勝パターン。
冬休み最後の週末だから、と思ったんですけどね。
 
 これはオマケですが、品川で待っている間に「ゆう」と「フルフル」を見たです。
「ゆう」って、正面の真ん中の部分が、ちょっとした和食店の看板のようですね。
ただ「ゆう」という字体は、なんとなく銀座系のようにも思われますです。
 
 そして「フルフル」、いやいや間近で見たら、なかなかに真っ当なイラストでは
ないですか。結構お金かけた(良い仕事してくれるところに依頼した)かな、とい
う印象ですね。しかしこれ、「冬期限定」ですよねどう見ても。春になったら再び
元の色に戻されてしまうのでしょうか? そして来年は? うーん、なんだか小田
急の、近頃とんとお目にかからない「フラワートレイン」を思い出しました。
 
 
 
 さて名古屋で一度降りて、駅近くのコンビニで朝食を仕入れ、再び列車に乗って
米原へ。あれれ? 以前は大垣で一旦乗換えたよな気が・・・・・・・? 記憶違
いかな。まとにかく、米原へ。関ヶ原付近は、さすがに雪景色でしたよ。おおお。
 
 米原から新快速で一気に京都。「はるか」を見てから、梅小路まで歩きます。
 
 しめ飾りと日の丸でおめかしした蒸機達がずらりと並ぶ扇形庫。おお、C62−1
がいますよ。そうだそうだ、そうでしたね。んで、C11とC55とは、今年「還
暦」なのだそうで、その由のヘッドマークが掲げられています。C53が、相変わ
らず奥に引っ込んでいるのが、ちと寂しいところ。
 
 さて、この日の公開運転は、D51−200。おお、これが動くのは初めて見ま
すよ。んで、その公開運転、大きな変化があったのでした。
 
 というのはですね、なんと客扱いをするようになったんですよ! 勿論、本来の
「営業運転」とは違うのですが、これまでの線路が敷き直されていて、山陰本線を
くぐって、梅小路公園(建設中)の中の方へと入って行ってます。そこを、2輌の
トロッコ(?)を従えた蒸機が往復して来る、というもの。乗車料は、¥100だ
ったか¥200だったかでしたね、確か。うーん、梅小路機関車館設立以来、初め
ての試みではないですか? こういうの。商売っ気が出て来たか。(ぉ
 
 この、山陰線をくぐるところのS字カーブがなかなかで、既に「お立ち台」も決
まっているようで、運転時刻には数人の「同志」達(笑)がそこに立つのでした。
 
 また、扇形庫の中には「スーパーくろしお」の運転台シミュレーターがあったり
なんかして、ここも、ちょびちょびと変化を始めたようです。まだ手探りのような
感じなのですが、しかしここの大きな魅力としての「素朴さ」が失われてしまって
はちと寂しいよな、と。交通科学博物館があるんだから、梅小路には梅小路の「味」
を保っていて欲しいものです。ここの手作り的な雰囲気が、良いんですよ。
 
 ところで扇形庫内で展覧会みたいなのがあったのですが、その中に、見覚えのあ
るタッチの色紙がありまして、よく見たら「レイルマガジン」によく投稿している
人なのでした。わーお。そいや京都在住? 墨でへろへろって描く人です。
 
 
 
 昼過ぎの2回目の運転を見た後、梅小路をあとにした私は大阪へ。御堂筋なんぞ
をぶらぶらして、夜、再び大垣。勿論上りの夜行で帰るんですよ。
 
 これまた楽勝で席を取り、寝不足からか途中の記憶も殆ど無く、気が付いたら大
森を通過するところ。ありゃりゃりゃ。寝過ごしちゃいましたよ。仕方ないので品
川で東海道の下り始発で折り返すことに。臨時ホームの10番線。おお、一昨日の
夜に並んだところではないの。関係無いけど。
 
 で、ようやく川崎に降り立ち、家路につく私なのでした。
 
 
 
                          CUB