***** 1999年7月23日 0:56:59 *****
[T:30123] Re: mata ekiben



 こんにちは、深町です。


(略:外国にも「駅弁」と呼べるものがあるのか、という談義から)


 引用長くなってしまいましたが、(_ _) そもそも各国でも「弁当」という概念
はあるわけですよね? 携帯する食事と申しましょうか・・・・・・非常食では
なくて。(^^;;;;

 すると、駅弁とは主に駅で販売されている、鉄道旅行の途中で食べることを前
提とした弁当・・・・・と私はずっと思ってて、所変われば品変わる的に各国ご
との様式があるのだろうな、と考えていたのですが(ドライだと叱咤されそうで
すが・・・(^^;;;;;)、このへん日本の古式ゆかしき(笑)「駅弁」に当てはめ、
どこまでをその「仲間」とするか、というのが、なかなか微妙なようで。(^^;;;

#「亜」駅弁という言葉の登場が、そのへんの葛藤(?)を物語ってます(笑)。

 しかしながら、誇るべき我らが日本の駅弁も、中にはコンビニ弁当と変わらぬ
機能一点張り的になってるものがあったり・・・・・私の「ここまで」のとりあ
えず最も辛口な線引きをしますと、

    包み紙が蓋と別体、或いは中身と直接触れない

ことが最低条件だったりするのです(笑)。でんでん違うお話になりそうですが
(もう出てる話でしたらゴメンナサイ!)、包み紙を難なく持ち帰れるか否か、
というのは、駅弁を嗜む(?)「様式」の上で大事な要素だったりするのです、
私の場合。(^^;;;;;;;;; 最早駅弁の本来の機能とはかけ離れた世界なのでしょ
うけれども、駅弁が駅弁であるためには、大事なことなのです!(笑) これが
欠けることは、コンビニ弁当と同化するに等しいのです。

 ・・・というのが最も「右」というか原理主義的な立場だとするなら(笑)、
その対極にある、穏健派的な感覚にあるのは、そうですね、車窓を楽しみながら
食す、おやつでもつまみでもない主食に値するものは、全て「駅弁」とみなすこ
とができる・・・・・とまぁ、こんな塩梅で。(^^;;;;


 にしても、指先についた醤油をしゃぶって、おもむろに蓋の裏のご飯を取り始
める時のしみじみ感・・・・・そろそろ私も解る歳になってまいりました(笑)。


(略)



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     深町 忠利 > ふかまちただとし
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