5/16。目覚めれば雨。やったぁ、やっと傘の犇くホームが撮れる、と 浜川崎へ向うも、着く頃には止んでしまい、徒労。川崎新町で交換だけでも と思うも、今日もタイミング合わづ。尻手発が全然遅れない・・・ちうか心 なしかここんとこ乗客少ないような気も。 中原に南武14年式205系定位置にも庫にも見当たらづ。死角? いず こ? 雨・・・予報から1日ずれそうな気配。明日は頼む。 5/17。昨夜寝る前に見た予報も雨。ああ1日ずれてやっと降るぅ、と 早起きすれば、窓から見える風景は乾いており・・・うう。一応行ってはみ るも、やはり降る気配無く。とりあえず構図のチェック主体。 週末に降られても通勤客が少なく期待薄。来週は晴れて来そうな流れ。雨 はひとまず諦めて、初電回送正面ギラリに賭けるか。もう朝のギャンブルも しんどいのだが・・・。 5/18。寝坊かまそうと思ってたら、雨降ってやがる。はあ、どうせ人 が少ないんだろうけど、と言いつつとりあえず出る。しかもまた例によって、 浜川崎に着く頃には止みそうなほどの小降り・・・・・もう、つくづく。そ ういえば晴れ男なのだった。己の身上を恨めしく思う。そうかというと、む しろ降って欲しくない時に良い降りっぷり。勘弁してくれよ・・・。 それでもちびちび撮って、助っ人81Hの上がりの回送も撮って、さて帰 ろうかと・・・・・ふと思い立って鶴見回りで。弁天橋の定位置には例の 205系が。101系は道路側。205系はLEDも点いて、出区しそうな 気配。鶴見線内でも習熟運転をしていると聞くが・・・。 5/19。今日こそ久しぶりに寝坊。205系の習熟運転をしているのか、 いないのか、とりあえず偵察するかと午後に出かける。事情通情報によると 3往復するらしい。川崎新町での交換の都合上、営業列車の真裏で走るしか ないから、まあスジは読み易い。いつぞや(4/24)撮り逃したスジが、 やはり最後らしく・・・あの時はあれっきり来なかった。 尻手駅に上がると、をを、いるいる。こんな間近に見るのは初めて。とり あえずパチパチと。しかしこのLED表示、ド順光だったり、窓ガラスに思 いっきり空が映り込んでたりすると、これがなかなか見難い。この「試運転」 表示が大事なのである。フツーのならこれからいっっっくらでも撮れるのだ から(笑)。 そいやこれ、プロジェクターランプなのか。青白っぽい色。クルマの世界 では一時流行った後廃れてしまったが(ウチのはそのプロジェクターなのだ が)、電車の世界では、ことにJR−Eでは(ちうかGKサン?)これがお 気に入りのようで。 ぱやーん、と今時のタイフォンを鳴らして、やがて発車。これを見送り、 八丁畷方の築堤へ移動。曇りと言いつつ日の出ていた空は、とうとう青空出 まくりに。他のネタへの流れの都合もあったのだけど、この機を逃すまじ、 とここで撮ることに。本当はもう少し後の方が光線的には良さげなのだけど、 この晴れ間がそうそう続くようにも思えなかったので・・・・・案の定とい うか事実、その後また曇ることになる。んで撮影そのものは・・・・・やっ ぱりLED表示が見えないぃ。 尻手に戻って、川崎新町へ移動。ここで205系を交換をする筈、と予め カメラを用意するも、どうも調子が出づ・・・。ドアの開閉は誤乗防止で逆 サイを、という話が伝わっていたのだけど、それはやっておらづ。絵面的に 面白いので、撮っておきたかったのだが・・・。 尻手からまた戻ってきたところをぱちり。向こうの101系とからめよう とするも、205系の到着の方が早過ぎてちと苦しく。しかし単体で撮るに あたっては「試運転」と、いかにもソレな列番までくっきり。よしよし。 ふと、浜川崎方面ホームのカーブミラー(とこの場合は呼び難い)、どう も新しくなってるような。やけに綺麗で、透明のバイザーが付いて。 本題が終わったところで、近くの公園で遊具をからめてみたり。陳腐だっ たかな。 5/22。予報の晴れマークに釣られて早起き・・・。83Hの出区〜回 送を。まずは弁天橋へ・・・・・構内踏切んとこで猫眺めたりしていると、 やがてホームに入線。さてと、と撮りにかかるも、朝日が当たらづ。日出時 刻から10分は経っていたと思うが、おかしいな・・・・・あまり構ってら れないので浅野へ移動、ここで迎え撃つ。ところが折角の晴れも、薄雲でモ ヤモヤと綿菓子のような太陽が見えるばかり。日差し感ゼロ。露出不足・・・。 家で支度して、近頃ブームらしい(謎)小田踏切へ。いきなしバスが丁度 引っ掛かってウハウハ。バス停主体では光線がもうモロ逆なので、少しでも 回り込んでくれるよう、時間の許す限りギリギリまで粘ることにする。まあ、 ここの往来のリズムを掴む時間も欲しい。 と。スーツ姿のこ氏登場(笑)。をを、やってますな。 ともあれ、結局何本(流石にフィルムではなく列車の)撮ったのか、この 踏切に張り付いてパチパチと。さあ、どうか。とりあえず思い出程度に撮れ れば・・・。 今頃になって、川崎新町〜小田踏切の地元民ルート(ホーチミンルートと 似てるななんか)を発見。誰の土地だか判んないよーな空き地(?)から、 線路沿いに細〜い獣道みたいなモンがあり・・・・・ナルホド。真っ当に行 こうとすると、線路に沿わない住宅地の道をくねくね進まなくてはならなかっ たのである。 例の205系を撮った写真が上がってきた。走行写真ではLED表示がぐ しゃぐしゃに・・・・・ナルホド難儀な。 5/23。曇りならどうだろう、とまた昨日逆光で悩んだ小田踏切へ。と ころが曇り過ぎてお手軽ズームには暗く、どうも思うに任せづ。なんだか昨 日と同じカットに固執するのもどうかと思えてきたので、ちょっと遊んでみ る。遊んでみたところで、お手軽ズーム故、歪曲収差だなんだで撮り直しに なりそうな気もしつつ。 ときに川崎新町の浜川崎方面のカーブミラー、やはり新調した模様。球面 半径を示すであろう表示が、最近撮った写真では「R3600」とかそんな ものだったのが、あらためて今日見ると「R9000」と。やはり視野より も倍率を重んじたということか。自分の顔が見えてもしょうがないのだろう し。 5/25。晴れてしまったので弁天橋で出待ち。日出がもう3分くらい早 いと大分違うと思うのだが・・・・・浅野へ移動して迎え撃つ。うう、ワタ ワタしてしまって失敗くさい。こんな晴れの日なんてまだあるのか・・・・・ 最後のチャンスを逃したのではと滅入る。 助っ人81Hの回送とも思ったがどうも気が乗らず、その上がりの回送だ け浅野で撮る。また1000mmマン。据える高さによって陽炎の入り方も 大分変わるので、このへん前に撮ったのをフィードバックしつつであーでも ないこーでもないと。 鶴見線が車両故障とのことで、どうもベタベタに乱れてる風。電車で来よ うかと思っていたところ、クルマにして正解だったようで。しかし、乱れた ダイヤの中、81H回送だけは定時で来るのだろうか・・・? そうこうす るうち、扇町方面からの鶴見行が通り、次に向こうで、大川発の鶴見行きが 本線へ出てくるのが見えた。武蔵白石まで見通せるのである。本線に出切ら ないうちに、その背後にヘッドライトが隠れていくのが見え・・・・・あ、 来ちゃったよ。マズイ。1000mmの圧縮効果はそーとーなもので、101 系は殆ど、この鶴見行のスリップ・ストリームに入ってるように、いやいや 併合したように(笑)見える。やがて鶴見行は安善を過ぎ、浅野着。この時 点ではまだ101系は最後尾車両の死角。後ろで抑止食らっているハズだが、 しかし既に近過ぎるのではないか・・・・・やがて鶴見行が発車、視界が開 ける。ああ! 案の定、もうすぐそこ。うう、陽炎の出具合を見ている余裕 も無く、とにかくカシャカシャとやっつける。 5/26。また初電回送を狙いに。朝焼けが奇麗。くぅぅ。とりあえず弁 天橋で出待ちして、数分粘るもやはり顔に当たる光線は弱々しく、はあ、と 浅野へ移動。今度こそはと落ち着いて迎え撃つ。太陽は真正面より僅かに北 側で、よくよく考えてみると線路のすぐ横に塀だの木だのがあって、なかな か顔に光線が当たってくれづ・・・。線路直上の鉄塔がただでさえ弱い日差 しをさらに減衰する・・・・・もう5分もあれば(昨日は3分と言ったが)、 光線もしっかりしてくるのだけど・・・・・チャンスはあるんだろか? 5/27。一旦は起きたのだが白む空の具合をちらと見て、なぁーんだ、 とまた寝る。目覚ましを設定し直す暇も無いうちに「落ちて」しまったもの だから、危うく遅刻しそうな目に遭う。 そのようなわけで今朝は101系を見ていなかったので、帰りに尻手に立 ち寄ってみる。カメラは持参しておらず、何か変わったことでもあれば出直 さねばならない。しかし夜の尻手はいつものそれで、丁度折り返し時間の長 い時で、101系は静かに佇んでいた。この感じが良いね・・・。 しかしどうも、ぼんやりとした不安(ちと違う)が拭い切れないので、一 旦帰宅後クルマの給油方々(近頃市電通りや産業道路でベカベカ踏んでるも のだから燃費が異常に悪い・・・)弁天橋を偵察。ふむ。101系はいつも の本線側のポジション。そして手前即ち道路側に205系。両者とも特別な 飾り付けがあるようでもなかったが、205系は顔が見えなかった。 こうして両方いる夜はこれが初めてではないし、101系の「指定席」に 205系が収まってることさえあったが、明朝、どっちが出て行ってもおか しくないよなー、というのには違いなく・・・・・何か手掛かりは・・・・・ お、見たところ205系には車内広告が入っていない様子。うむうむ。今夜 中に入れる可能性も排除できないが、今の今まで放置するだろうか、とも思 う・・・。広告無しのまま明朝入れられたら、全くお手上げだけど。いや、 広告主が黙っていまい。 5/28。少しガスってる風ながら、東の空に雲は無い様子。あー、かっ たりぃ、眠みぃ、行きたくねー・・・・・しかしそれでも鉄の端くれ、どう にか這い出して、いざ出動。はふ。 弁天橋をまた偵察。昨夜は暗くてよく見えなかったが、やはり205系に はまだ広告が入っていない。向こうで101系がもう出区準備してるから、 既に明らか。弁天橋の駅の方で出待ち。浅野方向を見れば、線路上に漂う朝 霧が逆光に美しい。やがて入線、湿気が多いためか東の空はぼわーんと軟ら かい。それで電車の顔にもかえって良く光が回るのだろうか、心なしか赤く 染まる感じが、一昨日あたりとは大分違うように思えた。 浅野に移動。弁天橋を望むと、向こうは霧に霞んでいて、いっそ停車中を 1000mmで狙えば良かったナーと、しかしその用意もしていないので、 なす術も無くそれを遠く眺めつつ、朝の空気を深呼吸。うーん。間もなくこ ちらへ向ってくるところを、ぱちり。 久しぶりに中原の助っ人81H出待ちをする。もう超望遠はやめて、フツー にホームで。次に小杉でまた下り坂を。このへん、前に撮ってた頃から2ヶ 月位経ってるような気がするけど、光線がそれだけ随分変わってる。この3ヶ 月あまり、そんな移ろいを感じる日々でも、あった。 浜川崎まで行って、ちょろちょろと。ホームのありがちカットなんぞ狙っ てみたり。 5/29。朝見ていなかったので、また帰りに尻手に立ち寄ってみる。今 日はカメラ持参。しかしいつもの尻手。しみじみしつつ、いつ「あの夜が最 後だったんだ!」な話になるか分からないので、とりあえずぱちり。コンパ クトカメラだったけれど、そういやこの一連でフラッシュ焚くのは初めてカ モ。 5/30。晴れの予報に早起き、窓の外を見ればこれが曇り。もう少し寝 たれ。もたもたしてたら助っ人81H回送もなんかどうでも良くなり、まあ それでも次の7:23発に乗ろうと尻手へ。 ホームの前の方にぽつんと脚立が。主は後ろの方へ撮りに行ってるのか・・・ ・・・と、ソレらしき人物が後ろの方から、手帳に何やら書き付けながらやっ て来た・・・ちうか、100%怪しいぞオイ(笑)。 浜川崎のベンチでウダウダ。こうしていると、失業を家人に言えずに暇潰 してるみたいだな・・・(大汗)。と、3人連れの少年達。学校どうした?、 開校記念日かい?、なんか遠い遠い日を思い起こし・・・・・1人はシグマ のダブルズームセットのオマケの緑色のショルダーバッグを提げてる。個人 的にはこれ、良いアジ出てる。ウチにもあるから今度やるか(笑)。軽くあ りがちスナップして終了。 今更ながら「jトレイン」誌を開く。ここでも煽^H載ってるなぁ・・・。 5/31。雨の予報はまたもずれ込み、毎度の事ながら晴れもしない降り もしない中途半端な曇り空に、時折薄日さえ射す。とうとう朝の浜川崎の雨 模様、撮れずじまいになるのではなかろかこれは。大分面倒臭モードしつつ、 浜川崎へ1往復。101系の確認以上の意味も無く。 気分的には、もう半ば終わってる感じ・・・。まだまだ、撮り足りないの だけど・・・・・いや、終点がいつでも、恐らく同じなんだろけど。 入梅も近いであろう。雨も降るであろう。それまで走っていて欲しいもの だけど、さてさてどうか。「Xデー」は近いのだと思う。それでもしばらく 205系と競演するのなら、まだまだ雨の風情を捉える機会もあるのだけど ・・・・・予備に閉じ込めたりせず、共通運用で回してもらって。でないと 動きが読めない・・・って甚だ手前勝手な話ながら。 でもなー、交代するにも、何かこう、節目作ってくれないと、絵面的に盛 り上がらないんだよなー・・・。(ぉぃ あ、明日から衣替えか・・・って まさか(笑)。3本目の205系編成投入、即ち完全置換えはまだまだ先と も聞く。やっぱその時までお預けかな、パァーっと行くのは。 (終われず続く)