***** 2002年8月27日 *****
[T:41950] OY event/2002.8.24



 こんにちは、深町です。


#また長げえなおい。>己


 先週末(8/24)、JR東日本の大井工場で夏休みイベントがあっ
たので、覗きに行きました。

 いやホレ、その告知ポスターというのが、南武線は尻手駅で、浜川崎
支線の101系が佇む絵(油?)だったりで、シカーモ、「さよなら試
乗会」というのがあるというので。むむむ、これは卑怯な(苦笑)。

 どうも「さよなら」と「試乗会」とが結びつかない私ですが。(^^;;

 ともあれ、そのような具合で、イベントの類にはやや冷めている私な
がら、久しぶりに大井工場へ行くべかと。



 その前に、205系化した浜川崎線、HMがあるうちに並びくらいは
撮らにゃなあ、と、助太刀運用の回送と、フルタイム勤務の営業列車が
並ぶ川崎新町の、近くの踏切で朝ちょろっと撮ってみたり。

 んが、生憎の空模様でどうにも暗く、ちょろっと、のつもりが三脚持
ち出す羽目に・・・。ああ、面倒臭え、とか言いながらも出かけてしま
うのが、まあ鉄なアレのソレでありまして。

#560mm相当で1/60とかは厳しいぞよ。焼き上がりが大いに不
#安・・・。

 現場で待ちながら駅の方などを見てますと、そこそこに、同志諸君(笑)
の姿が。新旧交代劇の情報は知れ渡っているのでしょうから、その後の
最初の週末(お子様や学生は夏休みですが)ということもあるんでしょ
うし、大井工場行きがてら、といった向きも少なくないんでしょうねい、
きっと。



 あらためて、大井工場。大井町駅に着くと、りんかい線の工事が絡ん
でか、あと再開発もあるのか、駅と駅周辺であちこち工事中。りんかい
線は、個人的には結構期待。ただ乗り換えの便だけが気になり・・・・・
りんかい線、えらく深かったりしないでしょうね?

 工場入口には、お馴染み101系試作車。おう、久しぶりだねえ、と
挨拶代わりに、まずはぱちり。直前に貰った、会場案内のチラシ、その
反対面が例のポスターと同じ。くぅぅ。傷めないように、慎重にバッグ
へ(笑)。今回個人的にはピンポイントな用件なので、会場地図も要ら
ないのです。(^^;



 鼻を利かせてソレと思しきあたりへ進みますと、をを、やってますやっ
てます。ぷあん、とタイフォン一声、丁度出発したところ。「試乗会」
の行列は、見たところ1回待ちくらいで乗れそうな雰囲気。ふむ、これ
ならあとで乗ろうかなやっぱ。

 ともかく、電車を写真に収めよう、と乗降階段付近に陣取り、到着を
待つ・・・・・やがてゆっくりと戻って来た電車、お、HM付ですねい。
んがしかし、あまり開けた場所ではなく、物陰から物陰の間で顔を出す
僅か数秒間がそれの見えるチャンス。これは厳しい・・・。(^^;; 特別
に造ったHMだろうに、これは惜しい。

 停車した電車から、「試乗」のお客さんが次々と降りて来ます。見た
ところあまり詰め込んでない様子で、乗降口の係の人が、行列整理の係
の人へ向かって「まだまだ乗れるんだから待たせないで乗せちゃいなよ!」
と。けれどもどうも、全員着席という方針らしく? 同じ人、「みんな
立って外見たいんだから、そんなの関係ないよ」。そらそーだ(笑)。

 やがて乗降が終わって、次の便で発車。最後尾を見て「?」。運転室
の正面窓から、振られてる手が沢山見え・・・・・え?(^^;; どうやら、
後ろ側は開放してたようですね。多分子供だけだろうと思いますが・・・
・・・見えてた手も窓の下の縁に近かったし(笑)。

 2、3往復をスナップして、電車の顔が見えるのはあの一瞬しか無い
のかぁ?、と半ば途方に暮れていると、どうも乗降の合間に反対側の顔
の見える場所へ、入れてくれる様子。ならばと勇んで入れてもらうと、
ををを、反対側はまた違うHM!

 ヘタすっと見えないまま終わっちゃうじゃないの。(^^;;;



 じゃあまあ、乗っちゃおーかなー、と私も列に並び。10分ヘッド(?)
でどんどん出していて、またやや地味な車両のためか(笑)、1本見送っ
てすぐに乗れるような具合。手渡された記念券は、手製と思しきカラー
プリンター打ち出し風のもので、川崎新町〜浜川崎間の走行写真。よく
よく見ると方向幕が「浜川崎」に。ん? んん? んんんんん?

 いや、普段は「尻手←→浜川崎」だった(2段書き。例外的に1行に
詰め込んでるのが1両)んですよ。回送中もそのまんまである事が殆ど
で、「回送」と出ようものならそのスジな間ではちょっとしたニュース
になったくらい、なのです(笑)。101系は手回しなので、方向幕を
回すのもそれなりに面倒という道理ですが。

 うーみゅ。にしても「浜川崎」と出しますか。小さく解像度も高くな
い写真なので、たとい合成でもソレとは判らないんですが・・・。

#ローカル過ぎて失礼。

 で、次に乗る番になる入線で、さっきのようにパチパチ。そういや今
日のこっち側の方向幕も、「浜川崎」になってら。なにげに珍しい。

 と。

 むむむ、方向幕をくるくると回し始め。おおおおっと「矢向」(やこ
う)で止めますかい。

#輪をかけてローカルで失礼。

 極めて個人的にこれはですね、

<voice who="財津一郎">

          ひっじょぉーに、ウレシー!
</voice>

・・・と(笑)。思わずさっきにも増してパチパチ。にしてもコレ、よ
りによってなーんで矢向なんかね?(^^;;;

#反対側は「府中本町」などと。



 電車は乗降が1箇所、恐らく非常コックで扱っているのでしょうか、
乗降に使わない他のドアは、目張りするようにテープが貼り巡らされ。

 それよか、中吊り他の車内広告が、そのまんま残っており・・・・・
それがまた、何とも生々しく。死んでしまったわけではないけれど、場
所を変えながら見る、その在りし日そのままの生々しさに、ドキリとし
まして。ほんの数日前、本来の活躍場所で見た光景。あの記憶と重なり
合って、これがどうにも切なく。

 やがて発車。独特の車載発車ベルは、ドアを閉めてから鳴らしており
(本来と逆)、こっちとしてはどうも調子が狂いますな(笑)。

 「次は川崎新町」などと自動放送が。うーむ。

 工場構内を走るだけなので、かつて尻手駅を出て築堤をぐんぐん加速
した、あの感覚は無く。前も後ろも、乗務員室の仕切りには「かぶりつ
き」な皆様。(^^; 前述の通りあまり詰め込んでいないので、空いた車
内でのそれを背後より見る光景は独特の風情(笑)。普段の営業運転で
はどうしても「衆人環視の中」という意識があるもんですが、ここはイ
ベント会場、ここぞとばかりにというのはまあ、解りますが。(^^;;

 車窓を、公開展示の茶色い電車やイマドキの銀色の電車が流れて行き、
その様はタイムマシンのような趣。たしかに、そのどちらの時代にも通
じた存在ではあるわけですが、101系電車は。ツリカケ電車に取って
代わり、「こだま」形や0系の基礎にもなったと言われ、そして現代に
生きるJR電車の、始祖というべき存在・・・・・向こうの展示線から、
「先輩、ご苦労様。あとは任せてくださいな」と声が飛んで来ているよ
うにも。



 一往復の道程はすぐに終わり、下車。この電車の今後について、係の
人に訊ねる人も。たしかに営業運転は205系改に代りましたが、予備
編成まで揃っていないので、検査の都合で突如また走り出すということ
もあり得るわけですが、その先は・・・・・係の人が答えてるのを横で
聞いてたら、横浜支社からの借り物なのでよく分からない、イベント終
了後すぐ返す・・・・・ナルホド。そしてこうとも。「いよいよとなっ
たら、横浜支社さんで大々的にあるでしょう」・・・ご尤も(笑)。

#駅で配ってるパンフ「南武線散歩道」も、表紙に101系が入ってる
#今の分が捌けないことには・・・(笑)。



 勢いで最終便も乗ってしまい(余った乗車記念券を周りに配りまくっ
てましたがぁ?(苦笑))、その後は他の展示をいくつか、駆け足で見
て回り・・・。電車の吊り下げは圧巻。毎日仕事で関っている人は慣れっ
こなのでしょうけど、こちとら、こいつがこっちへゴロンと来たら一発
だわなあ、今地震来たら駄目だろなあ、とお尻の窄まる感覚と鳥肌に見
舞われてたりしておるわけでして・・・(笑)。

 そういえばこの日も、T−ML的にお馴染みの方とあちこちで「ゲリ
ラOFF」になってたんですが(笑)、何やら作業途中らしき、山手線
205系電車を前に、こいつとこいつが南武線に転属らしい、みたいな
話を聞いたり、2段窓初期車も来て欲しいけどなあ、などと思い付きの
希望を言ってみたり、まあそんなのもありつつ、あとはのんびりと、終
わるまで過ごしておりました。

 そういや、屋外展示のあたりで見かけたのですけど、、「試乗会」終
了後も同じ道を101系が行ったり来たりしてたようで、ありゃ身内で
試乗会でしょかね?(笑)



 ところで、話は南武線101系に戻っちゃいますが今、3本とも暇な
んですよね。ホレ、6連でも何でも出来るでしょおに(笑)。ひとまず
は、鉄道の日月間あたり、何かやってくれないかと勝手に期待・・・・・
南武線スタンプラリーも、2回催したきりなんですがあ。ホレ、記念イ
オカもまだじゃん(笑)。チョロQもプラレールもまだじゃん(をゐ)。
くるっぴーもブルブルも以下略・・・。



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     深町 忠利 > ふかまちただとし with T
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