***** 2004年12月22日 0:09:58 ***** [T:44114] A trip to Nagoya & Gifu こんにちは、深町です。 どれに返したものか迷った挙句、とりあえず浦島自己レスから・・・。 [T:43596]〜 (略:札幌市電の話) cub> > > その昔、VWバハバグみたいな(って分かり難くてスミマセン、小田急 cub> > > 初代SEみたいな?)寄り目の電車とか、いましたよね。てっきり今もい cub> > > ると思ってた無知な私です・・・。 (略:そこへ名鉄870形を紹介され) cub> あっ、その人です!! (略) cub> 私は特に廃止ハンター(笑)でもないのでアレなんですが、(^^; 折 cub> 角なので一度、会っておきたいような気も・・・。今や臨時大垣夜行も cub> 無く、思いつきで飛び乗ることもままならづ・・・・・何か他に理由考 cub> えましょう。名古屋で先代南極観測船「ふじ」でも見るか(笑)。 ちょっと経ってしまいましたが、12/11〜12の週末、参りましたよ。 18きっぷで最終到達点を梅小路に定め、岐阜で1泊。1日目は「ながら」 明けで名古屋をウロウロ、といった旅程を組んでみました。早く着く余裕で、 先に名古屋空港見ておくかー、などとミーハーなオプションもからめつつ。 #ところで「せんとれや」ってどんな意味の名古屋弁?(ぉ そこへ、(略)さんのリニア上陸の報([T:44109])。これは奇遇、大江埠頭 ってどこなんかなー、あれれ「ふじ」のいる所のすぐ対岸じゃん。 こりゃ行くっきゃねーぞ。o(--; 12/11、「ながら」で名古屋着。まずは名古屋空港への西春へ行く前 に、早速「トランパス」買うかと、折角なので「あおなみ線」のところで購 入(笑)。いつ買ったのかも忘れた使いかけの「さよなら黄電記念」ユリカ を今回持参、まずこっちから方付けないと・・・。 名古屋空港の次は大江埠頭・・・・・久々に元祖パノラマカーに乗れたり してウハウハしつつ、さて最寄駅は・・・・・東名古屋港駅が近そうなので すが、出勤アワーを過ぎると午後まで便が無い。うーむ鶴見線大川支線状態。 しょうがないので大江で降りて歩・・・・・あ、西春をトランパスで入場し てた! 大江は未対応。やられた。出場証明貰って、渋々現金払い。トホホ。 気を取り直してくてくと埠頭へ・・・・・傍らの名鉄築港線に沿う怪しげ な高架。鉄道、じゃ無い?・・・・・ああっ、これがHSSTでしたか! まるで土地勘が無いものだから、これまでMLで話題に出てもピンと来なかっ たのですが、なんか話が繋がってきましたよ。既に一部は途切れ、解体工事 も進んでますね・・・。 久々に、リニアの廃線跡を見ました。(^^; ひたすら道を真っ直ぐ進み、東名古屋港駅も過ぎ、突き当たり。堤防のよ うなものがあって向こうの埠頭の様子は窺えませんが、ここらは大丈夫かなー と適当な足場を探して覗いてみると、おお、いましたいました。青いビニー ルシートにすっぽり覆われてますが、そのシルエットはたしかに、ダブルカ スプ形の先頭車。台車が無いのでその部分はスカスカ、既にトレーラーに載 せられて、そこを出るのを待っています。くぅぅ、お久しぶり! そういやさっき名古屋空港ターミナルから見えてた三菱重工の工場で、お 色直しなのでしたっけか。 で、こうなると欲が出て、他のアングルから見えないかと・・・・・北側 を回り込んでみましたが、惜しくも見えづ。そこに小学校があって、その校 舎からはバッチリ見えそうなんだけどなー・・・。 ウロウロするうちに、1時間に1本らしい名古屋港行きのバスの時間を過 ぎてしまい、開き直って歩いて行くことに。川を渡る橋に差し掛かると、お お、水門越しに遠く、あの特徴的なシルエットが。300mmでも厳しいけ ど、ぱちり。対岸へ渡って、水門の傍からぱちり。日清製粉裏の運河から、 ぱちり・・・・・リニアは鼻先を陸へ向けているので、この辺まで来ると、 鼻先は向こうを向いていて、それと言わないと判らない感じなんですがぁ。(^^; で、ここに怪しげな可動橋が・・・・・ってこれも既出([T:44089])の ようで、ここでまた話が繋がってきました。(^^;; 名古屋港(ガーデン埠頭)側からも見えるかなと思いきや、何やら工事し てて岸壁まで行けづ。当初こちらから見れば良いかなとも思ってたのですが、 危ういところでした。ポートビルからどうにか俯瞰(?)・・・。 ときに名古屋港、初めてじゃないのですわ。前に訪れたのは、あのオリン ピックの代わりに開かれた(ぉ「名古屋デザイン博」。当時方々で地方博と いうものが催されていましたが、時はバブル絶頂期、世は世紀末的退廃を醸 しまくり、マーラーが流行ったりしましたなあ・・・・・そういや名古屋城 会場(?)じゃガウディかましてましたっけか。 南極観測船「ふじ」は、その時既にここにいたらしいのですが、何故か記 憶に無く、言われてみればそんな気もするようなしないような・・・・・と いった具合。いかん。鯱の形の遊覧船はしっかり覚えてんですがぁ。(^^; でま会場にはJR東海の展示館もありまして、モックアップの中の座席で 短編ビデオを見せられるという趣向。鉄郎とメーテルがこの超高速鉄道に乗 り込むという筋書きでしたか。窓の外には蒸機列車が見え、鉄郎のお爺さん だか曾お爺さんだかの頃は、ああいう列車に乗っていたの、とメーテル。昔 の人は大変だったんだ、みたいなノリでその後歴代の東海道の列車が紹介さ れてたような。 で。 仰け反ったのは、メーテルの帽子に、オレンジ色の「JR」マーク!・・・・・ 魂を売り渡したか、とその時思ったものでした(ホント)。当時はJR各社、 民営化直後で何かと国鉄からの反動が大きかったような気もします。 ともあれまた、博覧会に帰ってくるのですね、今度は現物になって。 さて午後は岐阜へ移動、本題だったハズの、元札幌市電の寄り目の「バハ バグ」くんなのですが、市ノ坪で庫の中にいるのを発見。どうしかもんかなー と思案していると、運用に入っている編成がやって来ました。ラッキー! ところで今回、「ワンデーフリーぎふ」なる切符のお世話になりました。 「均一料金」区間内であれば乗り放題、3回乗ってちょっと足りないという のがなかなかニクイ料金設定ですが、この肝心の均一料金区間、券面にも無 ければオマケの路線図があるでもなし、駅や電停にも明示されていないよう だし・・・・・料金表を見てそれと判断したり、駅の人などに訊ねたり。各 務原線部分の扱いも、最初よく解りませんでした。バスの適用範囲はますま す不明・・・。遠来の者にはちと、おっかなびっくりの1枚。 で、一度捉まえればシメたもので、あとはストーキング(をゐ)あるのみ。 他の諸々の電車達も交えて、追加料金払って新関、関を覗き、いくつかの幸 運にも助けられたようで夜の電停でまたバハバグくんに遭遇、バルブ撮影か まして、結構楽勝じゃーん、とこの日は終了。均一区間外での撮影はハナか ら諦めてます・・・タブレットも。 翌日(12/12)は市ノ坪で朝焼けバルブから始めて、続々と仕事へ出 て行く電車達を見送り。北一色で朝の光線が顔に当たるのを狙うも雲に邪魔 されたりしつつ、この日も「ワンデーフリーぎふ」なものでついでに忠節覗 いて、そして岐阜を後にしました。この日は揖斐線側に結構ギャラリーが集 まってたようなのですが、臨時列車でもあったのでしょうか? しかし遅きに失しまくりですが、面白い路線ですね。(^^; 色々なキャラ クターの電車達が魅力的で。特に名鉄生え抜きと道産子の連接車軍団と、転 換クロスの馬面くんが、お気に入りでしょかねい・・・・・駆け込みで通う 程のバイタリティも無く、彼らにはもうこれっきり会うことも無いかもしれ ませんが、束の間の戯れの記憶を、いくらかでも刻み込み・・・。 ついでながら梅小路。90周年を迎え、扇形庫は重文指定とちょっとエポッ クな今年なのでしたが、館内はすっかりクリスマスの装い。「スチーム号」 の8630のテンダー側面にも大きな看板が掲げられ、腕木式信号機にもイ ルミネーションがあしらられ。日没の早い日を選んで来たのでしたが、生憎 の天気もここでは夕暮れを早めてくれて、17時の閉館まで、チカチカと光 る様を楽しんでおりました。あー、帰りも18きっぷ・・・。 ***** 深町 忠利 > ふかまちただとし E-Mail > cub@t3.rim.or.jp URL > http://www.t3.rim.or.jp/~cub/ オマケ: 名古屋空港で「愛・地球博」のグッズを売っており、ちょいと覗いてみる とピンバッジ、あのトヨタのIMTSのがある。これと他にいくつか所望。 レジのお嬢さん、「袋に目印付けておきました」と気が利くのは良かった が、よく見ると思いっきり「リニモ」と書いてあり・・・。