***** 2006年5月21日 *****
[T:44555] Kouhaku Mail 5/13


 こんにちは、深町です。


 モタモタと書けずにおりましたが、交通博物館、見届けました。以下長くな
りますが・・・。

 最後の日の前日、5/13(土)。早く行くつもりが起きられず、秋葉原を
降りたのは9:00近く。イソイソと向かいますと、万世橋の上には傘の行列
が。それが交差点の角を折れ(さすがに駅の方へは伸びず)、石丸電気を過ぎ
・・・・・これは入場券購入済の列、予めみどりの窓口で入場券を買っておい
た私も、その後ろへ・・・・・続々と来る人達によって、最後尾は昌平橋の方
へと伸びて見えなくなってしまいました。また神田川を渡ったのかしらん・・・?

 早めの開館はもう当たり前のようになっているのか、間もなく列が進みだし
・・・・・入場規制でいきなり切られることもなく、そのまますんなりと館内
へ。駄目かと思ってた記念硬券もゲット。

 まずは真っ先に、売店を過ぎたところの記念メダル。あの、がっちゃんがっ
ちゃん名前を刻めるヤツなんですが・・・・・う、販売機ごと消えており。さ
すがに完売したようで、もう補充も無い由。しかし打刻機だけ、ぽつねん、と
置いてあり、暗に・・・というかあからさまに、事前の買い置きを示唆してま
すなぁ。

#ファン心理を心得た業者さんの知恵?

 やー、いつ終わるかと不安にかられて、最近は来る度にがっちゃんがっちゃ
んとやっていたものだから、手元ではもう、ジャラジャラと唸っておりまして
(やや誇張)・・・・・先週来た時に、打たずに1枚キープしとこか、とは思っ
たのですが、まいっか、とやめてしまい・・・・・最後の日に打刻機が無かっ
たりした場合のおまぬーさもさることながら、その場で買った日付でないとど
うも、リアリズム的にというかどうも引っ掛かるものが残るような、そんなと
ころで「まいっか」となった気はしてますが。

#実際、時々がっちゃんがっちゃんと響いてました。(^^;

 ときに、手元に古いメダルがありまして・・・・・その絵柄はというと、表
がEF65PFの「富士」。裏は24系客車。ブルトレ・ブームの真っ只中で
あります。刻まれた日付を見るまでも無く、完全に歳バレ・アイテムと化して
ますがぁ。今のC57の絵柄との間に他にもあったのか(あったような気もす
るんだがぁ・・・)、「富士」の前はどうだったのか・・・・・訪れた人々の
思い出の中では意外と大きな存在かもしれないこの記念メダル、そのあたり聊
か興味のあるところです。

 で結局、私の手元の交通博物館のメダルは、「2006・05・07」とあ
るのが最後となりました。ああ、この数日後に売り切れてたんだったな、と後々
リアルな記憶として思い出すことになるでしょう。



 さてお次は、記念弁当。なんでも毎日かけ紙が違うらしく・・・・・これま
でのこのテのアレからして、あまり多くを望むものではないのですが、まあ縁
起モノですので・・・・・告知されていた11:00より早く売り出したよう
で、早速私も並んで所望。

 休憩所の空いている席を見つけて、では早速・・・・・ところがこれが、す
ぐには食べない。まずは写真を。基本です。見回すと方々でそんな人々が(笑)。
お次はいよいよかけ紙を、そぉっと・・・・・汁モノが漏れ出したりしないよ
うに水平のまま持ち上げて覗き込み、裏のセロハンテープを・・・・・これま
た見回すと、険しい顔で美術品の修復のように取り組む人もいたりと、皆さん
モチベーション高いです。

 ようやく、中身にありつき・・・・・いやその前にもう1枚、ぱちり。自分
撮りカメラ「ワイワイワイド」で記念にぱちり。9つに区切られた中に、それ
ぞれ車輪を意識して丸く形作られたという料理。一見菓子折りのようでもあり
ますが、さてどれから行きますか・・・・・ご飯の次に、揚げ物と思って口中
へ放り込んだそれは、シュークリーム(苦笑)。

 そばで食べてる人の、関西イントネーションの会話が聞こえてきて、どうも
今朝の「ながら」で着いたらしく。わー、そんな人達が、この週末ここへ集結
してるのかしらん?



 大方のイベントを済ませた(なんだかな)ところで、展示品の間をぶらぶら
・・・もう、ただその空気に接しに、来ているようなもので。

 吹き抜けの手すりから、マレーとシゴナナの並ぶ1階フロアをぼんやり見下
ろす・・・・・意外と混んでいないことに少々拍子抜けな感じを抱きつつ、そ
れぞれが思い思いに、写真を撮ったり、どこか覗き込んだりしている様を、眺
めておりました。

 さよならキャンペーンが始まって、向こうの壁に掲げられた、交通博物館の
古い写真。その中で目を輝かせている、昭和の子供達。そしてそれを微笑んで
見守っていた大人達・・・・・ノスタルジーと言えばその通りなのですが、ちょっ
とキュン、と切ない懐かしさに、暫し浸るのでした。



 野暮用があって、今日はこれで退散。いよいよ、明日を残すのみ。



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