***** 3474 sun3965 CUB 96/01/05 22:48 ‘95「峠」納め、でした 70 えー、昨年の話なのですが、大晦日に「峠納め」に行ってまいりました。 碓氷峠に出掛けるようになって早3年。‘95年は色々な人に出会う機会があっ て、写真よりもそっちの方が印象的な一年でした。 何故に大晦日なんかに、なのですが、沿線にゴルフ場がありまして、そこのコー スからのアングルで撮ってみたかったんですね。大晦日と元日はクローズだという ので(その他は無休だって!)、さすがに元日はなあと大晦日にした次第。 時刻表を見ると、おお、「妙高」が走るじゃないですか。さらに欲張って30日 の夜に発つことにしました。勿論、回送ではない下り「妙高」も撮るんですよ。 帰省ラッシュのきの字も感じられない関越・上信越道をひた走り、横川着。地元 の高校生の同志からの情報では雪がちらついているとこのことでしたが、それも上 がって、しかし寒いこと寒いこと。撮影意欲も冷えていくようです。 程無くして「能登」到着。それを撮ってすぐクルマに逃げかえり、しばらく後に いよいよ「妙高」が到着。こちらはちょっとだけ気合が入ります。今回は友人と2 人だったのですが、さすがに他には誰もいなかったですね(笑)。 いやいや終わったねと言っていると、お、やってますねえ、「おぎのや」。次か ら次とスキーバスもやって来ます。へーえ高速を通るとは限らないんですね。我々 もそこで暖を取ろうと思ったのですが、その前にとコンビニへ行っている間に閉ま ってしまいました。れれれ・・・・・・どうやら時間限定だったようで。 その後丸山の上信越道下で夜明かし。目が覚めると、上り始発がやって来ました。 185系の、「信州リレー号」だったスジですね。撮る気力は無かったです(近頃 軟弱でいかん)。 しばらくぼーっとして、8時開店の「おぎのや」でお約束の「釜めし」を仕入れ、 いざゴルフ場へ。許可を頂いて、うっすら雪化粧のコースを歩きます。しかし初め て入る場所ということもあって、これといったポイントを探すのに結局一回りして しまいました。光線の状態の良い午前中の大半をロケハンに費やしてしまったのは、 なんとももったいない・・・・・・・・。 それでも、白いフェアウエイとロクサンをあしらってみたり、下り第一隋道とそ の脇をまわる上り線とその奥に霧積ダムなんていう奥行きのある風景をまとめてみ たりと、これはこれはなかなかに良いのでした。そしてお決まりの釜めし。 そして正午過ぎ、さっき未明に撮った「妙高」の回送です。そう、三重連。これ を狙う人は多いだろうな、いやいやでも大晦日だぜと色々考えましたが、やはり、 ちらりほらりといたようですね、同志諸君が。また我々が夜明かしした所の、その 奥にももう1台クルマがあるのが朝になって分かった時は笑いました。 さすがに大晦日とあっておとなしく早く帰ることにして、我々は昼過ぎにゴルフ 場を後にしたのでした。今度はプレーをする人を入れてみたいけど、うーん、撮ら せて貰えるかなあ。ボールが当たったら痛いだろうなあ。痛いで済めばまだマシか。 午前中残っていた雪の照り返しで、顔がちょいとひりひり。ああ、焼けてるぞ。 これで‘95の碓氷峠シリーズはおしまい、数えてみたら19回行っていたんです ね。ひゅう。今年はきっと20回超えるだろうなあ。 新幹線開業後の去就が注目されていましたが、結局「廃止」が本決まりになって しまった横軽。新幹線開業まではもう2年を切っており、そろそろ「パニック」の 予感がしてきましたね。まだまだ消化仕切れていないネタもあるし、と同時に押し 寄せる同志諸君をどう撮ろうかなどというネタを温めてもいて、焦り半分楽しみ半 分というなんとものほほんな私、なのでありました。ああ今年の「軽井沢氷まつり」 は行こうっと。 CUB