***** 1996年11月5日 12:43:41 *****
[T:4227] Retolo Train ( Re:tank-sha )



 こんにちは、深町%スペル超怪しい です。


(略)


 私も行ったです。はは。帰りは・・・・・・・一般道もうげげで(細い道ばっ
かなんだもんなー)、空いた頃に関越道乗って、高坂で寝てました。あああ。



 蒸機はこないだ一応撮ったし、今回はレトロ・トレインのみの撮影なのです。
近頃夜のうちに現場へ行って寝る、というのがパターンなのですが、夜中の横川
駅の前にはクルマがびっちり。みんな寝てます(笑)。待合室にもシュラフ星人
が5人ほど。あと寒い中じっと座っている人も・・・・・・・うーこりゃ大変。
丸山は、見るまでもないでしょう。

 晴れる、とは聞いていたので、碓氷湖越しに眼鏡橋を見るポイントの登り口の
近くにクルマを停めて、ぐー。

 朝起きると、もう1台のクルマが。うわ、先越されたぁ。寝ぼけ眼で支度して
いると、さらに別のクルマ。うわこれはうかうかしてられない。ポイントのキャ
パは少ないんですよ。

 上に登ると、1人だけいました。さっきのクルマの主です。「いやー、誰かこ
こでテント張ってマルヨしてるんじゃないかと思って、心配してたんですよ」と
彼(笑)。とりあえず三脚を置いていると、後から後から人が登って来て、あっ
と言う間に5、6人になってしまいました。私ここでこんなに人がいるの見たの、
始めてです、と思っているとさらに人が登って来て、結局12人位に。やれやれ。
互いに融通しながら、どうにかみんなで撮れるようには出来たのですが、たーだ、
特等席だけは空席でしたねえ。いえね、今月の「鉄道ファン」の、井田さんの見
開き写真もそこで撮られたという木なんですけどね・・・。

 双眼鏡で数えてみると、眼鏡橋の上には30人以上いたようです。その向こう
の、我々と逆サイドから眼鏡橋を見下ろすポイント(誰かが木を切ったものだか
ら、ぽっかり穴になって見える)にも、人影が7人ほど・・・・・・。

 当然ながら、丸山は大パニックだったようです。前回の運転では超派手なトラ
ブルがあって、警察と救急車が来たそうですが・・・・・・ひぃ。

 レトロの通過は昼過ぎ。私それまで喋ってばかりで殆ど写真撮ってなかったり
して。紅葉も良い具合になってきたのですが、霞がかかってイマイチ具合がよろ
しくなく・・・・・・今更他へも無理だし。でもま、本番も近くなったので支度
おば。やはり眼鏡橋の人達を強調したいのでちょー望遠をと思うところなんです
けど、ブレが恐くて300mmにしておきました。勿論ここでは編成全部なんか
入るわけ無いのですが、EF62と旧客で十分です。EF63の方は12系がく
っついてますしね。

 でま、いよいよそれはやってきて・・・・・・・おっとヘリが。ゴルフ場付近
でホバーリング。げげ低空飛行ですよ。我々はそれを「見下して」いました。送
電線よりも低い位置です。その後列車を追って刎石山を回り込んで眼鏡橋の上で
もホバーリングして、飛び去っていきました。んー、どこのスジの空撮だろう?
ビデオの皆さん、ご愁傷様でした・・・・・・。きっと地上で「落ちろ〜」コー
ルが湧き起こっていたんだろうなぁ。

(註:後に花井健朗カメラマンの空撮であることが判明)

 その後、連休中峠に入ってた「東京横軽ist倶楽部」の合方とも合流して、矢
ケ崎を偵察。うへぇ、すんげー人がいますよ。こんなにいるの見たの、ここでも
始めてです。で、我々は殆どお祭り見物モードになっていたので、また峠を下っ
て丸山でテキトーに撮って、帰ったのでありました・・・。

 なんか最近、力抜けてるです。

 ところで丸山変電所跡付近に、スピーカーが設置されたんですね。列車が接近
すると警報が鳴るんです。うへぇ。もうビデオは駄目ですねい。もうすぐ廃止に
なっちゃうのにわざわざこんなことする、てことは、そこまでしなくてはならな
い状況になってきている、ということでもありますね。ホント、考えさせられま
す。熊の平にも鉄の門が設けられたし、なんか、釜めし食べてぼーっとしていた
あの「横軽」が、どんどん遠のいて行くようです。



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     深町 忠利  ふかまちただとし