***** 1997年9月13日 8:58:22 *****
[T:12085] [uf][Mo]Usui Mail 9/13 #1



 こんにちは、ふかまちです。イベント一番乗り?


 今、「さよなら碓氷峠号」6号車18Cにおります。列車は鴻巣で
「あさま」に抜かれて発車したところです・・・・・・ああもたもた
してて今どこ走っているのやら。あ、熊谷だ。

 生憎の空模様、うーん、ざんげ岩からデゴイチ撮ろうってのは、諦
めるしかないですかねぇ。(ぉ

 しっかし、EF62−46に取り付けられてたHM、いやいやこれ
はひどいですわ。ベニヤ板のペナペナで、おまけに傾いているときて
る・・・・・・・夏休みの工作じゃねえんだからよぉ。

 それでも殺気立って撮っちゃう、同志諸君・・・。(^^;;;;

 さてさて、これから始まる電波鉄、であります。



 ところで、ここだけの話なのですが、私今日、20代最後の日、だ
ったりするのですねい。ああ、大台っす(苦笑)。うーん、記念すべ
き20代最後の日・・・・・・なのか?


 とゆわけで、懐かテクノ・ファンの皆様、お待たせいたしました。


    20代の終わりに 鉄をするなら
    碓氷峠とロクニと 12系が必要

    ボックスシートに 座ってみてごらん
    それは汽車旅か はたまた飲み会

    メールを投げて 電波を使って
    メールを投げて 電波を使って

    伝えるのは 何


    イデオロギーなくして 列車を写すなら
    雛壇の場所取りと 三脚が必要
    丸山の車窓を 眺めてみてごらん
    そこは地獄か はたまたお祭り

    メールを投げて 電波を使って
    メールを投げて 電波を使って

    伝えるのは 何


 ややっ、はっ、ややっ、はっ・・・・・・お粗末。(^^;;;



  *****
     深町 忠利  ふかまちただとし
     cub@t3.rim.or.jp



***** 1997年9月13日 11:55:17 *****
[T:12092] [uf][Mo]Usui Mail 9/13 #2



 ぢぃす、ふかまちです。


 さて今、「あさま」に乗って横川へ降りています。

 いやいやいやいや「さよなら」から見た沿線、大爆発っすよ! なんか
「今日は何か来るんですか!?」とか聞きたくなるくらいです。(ぉ

 空模様はやはり霧雨状態で、山も上の方が見えないくらい。これでざん
げ岩行ってる人、いるんでしょうかね?(^^;;;

 EF63の1エンドには、それぞれ「さよなら」のHMが取り付けられ
ています。よく見ると、微妙に内容が違うようで、写真でコレクションに
したくなります。10ユニットなので、恐らく10枚だけなのでしょう・・
・・・。

 「さよなら」が横川を出る時、D51−498のエールともいえる見送
りの汽笛が鳴りました。なんかぐっと来たです・・・・・・。

 今日はバタバタしてて、あんまり落ち着いてメールも書けないんですけ
ど、そんな具合で、さてさて「あさま」は坂本に差し掛かり、いよいよ横
川駅に到着です。果たしてどんなイベントになっているのでしょうか?



    「なつとうげ」(しのランドPUNK「まるもうけ」〜)


    バリ鉄魂燃えて はじける銀箱パワー
    この秋でおしまい絶対 撮ってみたい丸山でっっ

    車体ピカピカ 集まる視線
    運転区の 庫(くら)の前で爆発茶ガマ!!

    鉄な毎日 カメラだらけの毎日
    かるいオサイフ おもい銀箱
    たいくつマルヨ めっきりおつかれ

    今すぐ「能登」撮ろうカメラをバルブに
    切りかえてぇ 三脚だらけ最高!!

    今は鉄しまくろう!!

   ※ポイント探しどこも場所なし カムカムパワー
    脚立で登場足場がないようぢゃ パパパパパワー
    仕事ゴトゴトブッチでこのまま キメキメパワー
    玉屋スジ屋おぎのや走り屋 夏峠っっ

    撮りたいものだらけ ガゼン絶好調

    トレビア〜ン


    沿線ひとひと UV PLあちっあちっ
    陽炎の中 みんな手抜き撮影
    へろへろしちゃう〜〜

    あき缶グビグビ ヤブ蚊がチクチク
    サングラスまるで日陰無し 熱でフニャフニャ〜

   (生き地獄ですぅ〜)

    この峠とも秋でさようならしょんぼり
    いつかきっと見つけよう! とびきりの線路

    迷い子山道もたまには テケテケパワー
    気合い入れてバリッバリ!! はじまるドキドキパワー
    鉄の気持ちもハートもあふれる アイラブパワー
    度胸だめし ズーム流しで まるかじりっっ

    正面ギラギラの 単機撮れればっ
    んんーっっ Tr'es bie〜n

    ※repeat

    ポイント探しどこも場所なし カムカムパワー
    玉屋スジ屋おぎのや走り屋 夏峠っっ

    わたしは新鮮なパワフルバリ鉄

    トレビア〜ンッッ


注:横川駅構内での三脚使用は、禁止になりました・・・・・。



  *****
     深町 忠利  ふかまちただとし
     cub@t3.rim.or.jp



***** 1997年9月14日 16:32:36 *****
[T:12111] [uf]Usui Mail' 9/13 #3



 ども、ふかまち@おうち です。


 累積へろへろ清算のため、今日は大人しく寝ています。(^^;;;;

 でま、昨日のメールの続きなど、補足しておこうと思います。

 「さよなら碓氷峠号」を軽井沢で降りて折り返し「あさま」で横川へやってきた
我々。ホームの「おぎのや」さんの売り子さんが、いつになく張り切ってます。そ
ういえば皆さん、これまでのお礼とこれからの決意を記した襷をかけているんです
ね。「あさま」が去った後にちょっとお願いして、撮影させていただきました。(^^

 駅前も大盛況で、おぎのやさんの「最後の最後まで、せいいぱい頑張ります」と
いった横断幕や幟が目立ちます。ドライブインなど広く展開して、最早「横川駅の
おぎのや」さんではないのですが、「原点」を大切にしているという空気が、伝わ
ってきます・・・。

 「おぎのや」オリジナル・オレンジカードが、ありました。釜めし1億食販売記
念でテレフォンカードになっていた絵柄が2種類と、眼鏡橋のアーチ越しのヘール・
ボップ彗星の写真! これは「おぎのや」フォトコンテスト出品作だったと思うの
ですが、たしかにこれは、インパクトありました・・・・・・でもちょっと、焼き
が惜しいですね〜。でまこれ購入。



 イベント開場へはすんなり入ることが出来ました。前回まで車両の展示に使われ
ていた線路は(バス・ターミナル用と聞いているのですが)既に整地されているの
で、今回の展示車(たしか23号)は、検修庫で台車を外した状態で展示。5月の
時はただ見るだけ、7月ではフィルター等の蓋を外して機器類のお披露目、そして
今回の台検(?)と、段々「ツボ」を押さえてきた感じでしょうか?(^^

 前回では気球登場コーナーがあって、風の影響で殆ど機能していなかったのです
が、今回では高所作業車を導入して横川運転区俯瞰(?)をするというコーナーが
設けられていました。ナルホド、一歩前進しましたね! 主催者の前向きな姿勢が
窺われます。幸運なことに私、これの抽選に当たりまして、地上20mはあろうか
という鳥瞰を堪能して参りました・・・・・・・なのですが、自分の番になる直前
に、すぐ近くの良い場所にいたロクサンが出ていってしまい、いささか寂しいもの
もありました・・・・・・とほほ。



 検修庫裏手のイベント・ステージでは、例の「お宝オークション」が開かれてい
ました。司会のおねいさんの、日高のり子系の妙にマイク乗りの良い声が、響き渡
っておりました。

 ロクサン運転士の方が品物の紹介をしていたのですが、またまたこの方話し方に
長けた方で、例えばブレーカーひとつとっても「これはロクサンの運転士が、まず
最初に操作をする部分なんです」なんて説明されちゃったら、購買欲もそそられる
というもの。うーん・・・・・ウマイっすね。(^^;

 しっかし、ガラス製の「横」の区名標が¥4.5Kで落札とは・・・・・・・。
競り落としたのは、前回のオークションでこれを逃した人だそうで、その執念には
・・・・・・・いやはや。さすがにこの落札価格は予想外だったらしく、オマケが
大目だった、ような?



 一方、横川駅の駅名表(柱のそれではなく大きい方)は、¥40K・・・・・・
あれれ?(^^;;; 最近(今年?)まで国鉄仕様だった同駅の、新しいJR仕様なん
ですけど、しかし「西松井田」と「軽井沢」とが下に並んでいるものは、これで最
後なんですよね・・・。

 すると、横川駅は既に新しい駅名標になっている!? 「軽井沢」部分がすぐ剥
がせるようになっている!?・・・・・・思い起こせば鶴見線大川支線が安善分岐
に変更される前、その(クモハ12の活躍した)最終日の大川駅の駅名表が、そう
いう仕様(「安善」の上に「武蔵白石」の紙が貼られていた)になっていましたね。
で、結論から言うと、横川駅の少なくともその1枚が、例のヘール・ボップ彗星の
特大写真仕様に変わっていました・・・・・ををを。



 テントの模擬店を回っていると、八木富男氏の「碓氷線物語」という本を発見。
これ探していたんですよ。「鉄道ファン」で連載を始められた同氏ですが、私以前
この本を読んだことがあり、手元に置いておきたくて探していたのです。最近再版
されたそうで、これはラッキーでした。駅前で購入した「碓氷峠の歴史物語」と合
わせ、今日は収穫アリ、でした。(^^  今後ゆっくり、この峠の歴史を勉強してみ
ようか、と考えはじめていたところ、なのでした。



 そして忘れてはいけないのが、「横川鉄道文化むら」(仮称)。

 以前から設立の噂はありましたが、最近新聞でも報道された同施設、平成10年
10月の一部オープンを予定しているとのこと。導入施設(案)は結構な項目にな
るので割愛しますが、鉄道を軸に、碓氷峠の歴史を語り継ぐような施設として、峠
の町、横川のひとつの目玉にしていくようです。

 興味深いのは、信越本線の線路を丸山まで「鉄道利用の可能性を確保する」とい
う項目。さらにその線路から敷地内に引込線を設けていて、ここに車両を展示する
とのこと。屋外なのですが、「歴史的車両の」生態保存とのことで、これはひょっ
として、高崎運転所に保管されている、EF53(59)、EF58−172、
EF60−501、EF62−1、EF63−1、EF30・・・・・・といった
車両たちを差しているのでしょうか!? いよいよ、日の目を見るのでありましょ
うか? だとするなら、待っててよかった・・・・・・・。

 イメージとしては、青梅鉄道公園や佐久間レールパーク、或いは梅小路蒸機機関
車館(EF63の動態保存も検討中とのこと)、ってところでしょうか?

 あと600mmゲージの線路が中を一周しているのですが、資料によるとこれと
先の引込線がクロスしているんですね。平面クロスでしょうか!? これはとって
も、気になりますねぇ。(^^;;;;

 全てはこの時点では「案」らしいので、過大な期待も禁物でしょうが、とにかく、
動き出しました。横川運転区の検修庫も展示施設として残すとのことですが、他に
運転区の当直室など、運行を支えていた「現場」を是非とも、残して欲しいもので
す。そうそう「乗務員ベッドでの起床体験」もこの資料には記されてますわ。(^^

 これも縁、応援したいです。リピーター宣言、しちゃおかな。(ぉ

 碓氷へは、これからもちょくちょく足を運ぶつもりなのですが、訪れる目的がま
たひとつ、増えました。あの「ざんげ岩」からも俯瞰出来る場所ですし(笑)、そ
れが姿を現すまでの過程を、見つめていきたいと思います。



 さてまた軽井沢へ登って、上り「さよなら碓氷峠号」に乗り込む我々。沿線は相
変わらずの盛況ぶり。すげーすげーを連発しながらビールで乾杯、高崎辺りまでは
覚えているのですがぁ・・・・・・・・・・・ぐぅ。(^^;;;;;



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     深町 忠利  ふかまちただとし
     cub@t3.rim.or.jp