***** 1997年9月19日 *****
[T:12267] Oginoya on "News Station" ( Re: JOMO DENNTETU )



 こんにちは、深町です。


(略:「ニュースステーション」で「おぎのや」特集らしい)


 お蔭様で、見過ごさずにすみました。(^^

 「実はこの区間が、無くなっちゃうんです」と久米氏が始めたところで
「???」な気がしましたが、それは私がある意味不感症(?)になって
いたからかも、しれませんね・・・・・・。(^^;;;;;

 まあ昨今の(メディアも含めた)賑わいの中のひとつ、と言ってしまえ
ばそれまでなのですが、釜めしを中心に、この峠と、駅弁文化について紹
介されていました。ライバル(らしい)の「だるま弁当」擁する「たかべ
ん」も交えて、「長野行新幹線」開業後の活路についても、紹介されてい
ました。

 なんでも、JR東日本のコーポレート・カラーである緑色の「だるま」
容器のお弁当を、限定発売するそうです。一方新たに車販の決定した「釜
めし」(だるま弁当と棲み別けするのでしょうか?)は、容器をそのまま
にすることに拘り続け、砂の死重で目下販売員を特訓中(!)であるとか。
1個1.2kgとは、私知らなかったです・・・。

 余談ですが駅売りの箱(?)は、いつぞや販売員のおじさんから聞いた
ところではたしか釜めしが30個載るそうなので、よくあれ担いで線路渡
ってる光景見ますけど、単純計算で36kg以上・・・・・・・いやはや。

 釜めしのルーツについては、以前阿部@上教大さんが紹介されてて
(T:11540)先週横川のイベント会場で私も求めた「碓氷峠の歴史物語」
という本に詳しいですね。昨夜の放送でも、ここに掲載されている写真が
登場していました。この本私も読み始めてますが、元々読むのが遅いのに
加えて、歴史に疎いものだからなかなか先へ進めないという・・・・・・・
うーん。(^^;;;;;

 ここの販売員の、お名前は失念してしまったのですが(スミマセン)、
恐らく多くの人の印象に残っているであろう方、彼の「かまめーし、かま
めしいかぁっすかぁっ」とよく通る声が印象的なのですが、この方、アル
バイトからスカウトされて高校を中退して「おぎのや」で働き始めたそう
ですね。もう、この駅の「顔」といってもいいかもしれません。

 10月から横川駅の販売員は2人になってしまうそうですが、この方も、
その1人として残るのだそうです。閑散とした駅では勝手も違うでしょう
し、あの声を張り上げることも無いかもしれませんけど、また求めてみた
いと思います。



 熊の平駅前にあったという、「峠の力餅」の「玉屋」跡が登場したのは、
ちょっと驚きでした。鬱蒼とした茂みに分け入ると、流し台がぽつん。こ
れはなんとも、ぐっと来るものがあったです。訪問してみたいです。

 現在の「玉屋」さんは鉄道から離れて国道の峠道の入口で営んでます。
そこのおばちゃん(こちらも今や有名人(^^;)が登場して、力餅誕生秘話
(?)などの昔話をされてました。我々が訪ねた時にも、色々聞かせてく
れた、気さくなおばちゃんです。

 相変わらず国道は通行止め、現在のお客さんの殆どが鉄ちゃんだそうで、
10月になったらそれもさぁっといなくなってしまうと、おばちゃん我々
にこぼしてました。一躍脚光浴びてる「おぎのや」と、なんだか対照的な
気がしますね・・・・・・・。



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     深町 忠利  ふかまちただとし