***** 1998年8月2日 16:26:35 ***** [T:20589] [Mo]Usui Mail 1998/8/2 #1 日曜の午後如何お過ごしでしょうか(笑)、ふかまちでございます。 昨日模型を見たから、というわけでもないのですが、只今横川駅を見下ろす ざんげ岩にいたりします。 ここのところ怠惰な生活を続けていたので覚悟はしていたのですが、予想以 上に身体が鈍っているらしく、登山口からほぼ1時間もかかってしまいました。 よく登っていた頃の、およそ2倍、しかも比較的軽装で、これ。少しばかりこ れにはショック。(--;;;;;; でもただのバテではなく、日射病気味のような気も・・・・・・下界でウロ ウロしているうちに、少しだるくなってきてましたし。 本当は1年ぶりに裏妙義東側一周、丁須の頭まで行こうかと思っていたので すが、下界での撮影が妙にノッてしまって時間が遅くなってしまい、しかもこ んな体調なものだから、こりゃざんげ岩で名誉の撤退になりそうで。(-o-;;; ざんげ岩といえば、私が密かに決めている「横川鉄道文化むら」の工事進捗 状況の定点観測地点でもあるのですが、予定地から国道を向いた工事事業者の 看板が立っています。施工期間は来年3月下旬まで・・・・・・あらら。 予定地には重機がいるにはいるのですが、砂利だかの四角いスペース(結構 大きい)があるだけで、まだまだ下準備、といった風です。 横川駅では、また新しいオレンジカードが発売になっていました。「碓氷ア イテム」なる新シリーズで、今回は185系(現在の新色)と茶ガマの朝の上 り一番列車の丸山の水田の水鏡と、189系「あさま」(いわゆるあさま色) の、下り列車が横川を出てカーブを切るところの正面がちのものの、2種。 駅前の「おぎのや資料館」に入ると、発売になったばかりの写真集がある他 は、自由に書き込めるノートが更新されていたくらいが、変化といえば変化で しょうか。夏休みに入って、ノートの進み具合も早くなっているようです。 ロクサンの待機線の方へ目をやると、築堤から這い上がってきた蔓草が、錆 びたレールを呑み込もうとしていました。かつて列車をエスコートするロクサ ンが出入りしていた線路も、今では成す術も無く雑草に飲まれるに任せている ような、具合です・・・。 丸山変電所跡まで、歩いてみました。途中の切り通し部分は、妙に獣臭くな っていて、これは初めての経験。段々と、元々線路の無かった時代、つまり彼 らの明らかにテリトリーだった頃に、戻りつつあるのでしょうか。錆びたレー ルの表面に、明らかに人間ではない足跡が見られたりもして。 風が少し強くて、涼しいの通り越して心臓に悪そうな・・・。天気は薄曇リ でまさに「ウスイ・ウェザー」といった感じ(碓氷の語源は「薄日」という説 がある)。遠景は霞んでしまっていて、見える筈の下り第一トンネルは白濁の 彼方、丸山変電所あたりも、かなり淡いです。勿論、何も来やしません。 その先の、1号トンネル手前のS字のそのまた少し手前のあたりに何やら施 設が建てられてて列車が走ってたら(撮影には)えっらい邪魔だよなぁみたい なことは前にも書きましたけれど、そこに、どういう物体なのか判らないなが ら、何やら細長いものが見えます。 その位置といい方向といい長さといい色合いといい、茶ガマを従えた「あさ ま」に見えて仕方ありません(苦笑)。霞の向こうでは尚更。 一瞬「あれ?」と思って、でも動かないので再び「あれ?」みたいな。(^^;; 木陰で風に当たって、大分身体も復活して来ました。やっと風が心地良く感 じられるようになったところで、もうしばらくここにいようと思います。 お、ざんげ岩には1号升程度の四角い穴が開いているのですが、この中に水 が溜まってて、なんかオタマジャクシみたいなもんが泳いでいますよ。 ざんげ岩生まれのカエル・・・・・ををを碓氷フリークには見逃せませんね!? ***** 深町 忠利 > ふかまちただとし(モ) E-Mail > cub@t3.rim.or.jp URL > http://www.t3.rim.or.jp/~cub/