***** 1999年1月23日 13:19:04 *****
[T:24773] [Mo]Usui Mail 1999/1/23



 ふかまちでございます。


 今週も来てしまいました、碓氷峠・・・・・なんなんだこのペースは。(--;;;

 今日は、例のロクサン22号を、朝日の中で撮ろうかな、と思ったのでした。
すると電車で来ては間に合わないのでクルマ、それに近々保護シート被せてしま
いそうな話なので、撮れるうちに撮らねばと思って・・・。

 スキー車をかき分けながらやって来ると、22号のシルエットが白んだ空の下
ぼんやりと浮かび上がっています。関東平野の方の空が赤く輝きだして、こちら
もカメラを出して、三脚も出して、何コマか切り撮るも、果たして撮れているか・・・・・。

 クルマで暖をとりながら朝日が当たるのを待って、再び外へ・・・・・あー寒
い・・・・・といっても今日は陽気が穏やかな方ですね。(^^;;;;



 一段落して、横川駅へ。今日はざんげ岩に登らないで、地上で「文化むら」工
事進捗チェック。

 シートに囲まれてお色直し中の運転区建物。屋上に手すりが新設(?)されて
いるのを発見。これはそのつまり・・・・・屋上を開放してくれるということな
のでしょうか? 蒸機列車「あぷとくん」の走る姿と庫を見渡せそうで、なかな
か具合がよろしいかも・・・・・とりあえずお手軽俯瞰ポイント確保?(笑)

 信越本線上り線の横に、屋根チェック用の櫓(?)が出来ていると前に書きま
したが、そのすぐ横に、今度また謎の小屋(?)が・・・・・小さな家一軒といっ
たところ。何か鉄道車両を入れるには小さいですし、建築事務所のような仮設っ
ぽい感じでもありません。これはお土産やさん? 入場口?・・・・・そろそろ
出来ててもいいものでは、ありますよね・・・。

 駅の4、5番から上り線への線路は、前回よりも多少進展したように思えます
が、まだ繋がってはいません。この分では駅にいる保存車両の展示線への移動は、
来月に持ち越しとなってしまうのでしょうか?

 展示車両といえば、ええとたしかEF58 172他が云々とおっしゃってた
方がいらしたかと思いますが(出先でLOGありませんでスミマセン)、特に新
しくやって来ている車両は見当たりません・・・・・ゴハチが来たとなると、ざ
んげ岩へ登らないとおさまらないところだったのですが(馬鹿)、やれやれ。(^^;;;;;;

 「おぎのや」本店前に、ロクサンの動輪がお目見えしました。3号機のものだっ
たようで、するとこれ・・・・・高崎駅前に「誰か買ってください」的に置かれ
てた、アレでしょうか? おぎのやが買ったんですね。



 駅前にクルマ止めて、しばし居眠り・・・・・・もうなんか、無理ききません
わ。とほほ。昨夜飲んでたというのもあるんですが。(ぉぃぉぃ

 旧道を流して、軽井沢へ・・・・・・そういえば最近プレステで「頭文字D」
が出たんですが、うひひこれで毎日碓氷旧道走れるぞいと喜び勇んでプレイして
みると、どうもなんか違う・・・・・風景からしてあの一帯の独特の稜線じゃな
いし(要求レベル高すぎだろ・・・)、ホントにこんなコースだっけかぁ?、と
いうのが実感。物語的に重要であるC=121だけは、かなりソレっぽかったで
すけど(笑)。んで結局、ヒルクライム順序で言うとコースとしては熊の平のす
ぐ上辺り(?)から、そのC=121を経て、中尾川橋梁のC=128(順序的
にその筈なれどどうも勾配なんかが違う的)を経て、だとすると下に線路を見る
C131あたりでおしまい、といったところ・・・・・眼鏡橋のC=33はもと
より、連続ヘアピンのC=133〜134も、お預けです・・・。

 というわけで、碓氷旧道の実感無いです・・・・・そういえばコース全体図見
ても、実際の地図と大分違うみたいだしなぁ・・・・・とほほ。R4に戻ろっと。(ぉ



 でま、今軽井沢にいるわけですが、そろそろまた降りて、今度は旧中山道の刎
石山の通称「覗き」から、22号を俯瞰しようかなぁと。鉄道が廃止になってか
らここに来るのは、初めてですね・・・・・ちょっと空気の「抜け」がイマイチ
っぽいのですが、まぁ撮るだけ撮ってみましょうか・・・・・旧道のC=9のと
ころから、道が入ってるんですよ。今このへん方側交互通行になってるんですが、
駐車はまぁ大丈夫かな。

 おっと、久々に草軽のL形デキ見に老人福祉センターへ行ったら、なんだかこ
の辺り人が集まって来てます・・・・・おっと中学校で小沢征爾を招いてのコン
サートが開かれるんですね。うーむ・・・。



  *****
     深町 忠利 > ふかまちただとし(モ)"W"
        E-Mail > cub@t3.rim.or.jp
           URL > http://www.t3.rim.or.jp/~cub/



***** 1999年1月23日 21:20:43 *****
[T:24783] [Mo]Usui Mail 1999/1/23 #2



 こんばんは、ふかまちです。


 旧中山道を江戸から来ると、碓氷の関所を通って、すぐ坂本宿があって、
これが上州の最後の宿場になります。この坂本を出るといよいよ碓氷峠越え。
現在の国道も、このあたりからカーブの番号が付いていきます。

 谷伝いにくねくねと進む国道と違って、旧中山道は尾根伝い。峠越えではい
きなり、刎石山にとっつきます。ちなみにその下では、碓氷新線が貫いていま
す。その先で、あの眼鏡橋のある碓氷川橋梁へ出るんですね。この旧中山道の
尾根道を登る途中、左からはの国道のクルマの音が、右側からは、あの列車の
音が時折聞こえてきたものでした・・・。

 この「刎石坂」というのは碓氷越えの一番の難所である、と案内看板にありま
した。天下の五街道でさえ、山へ入れば難儀な道。昔の人はこれを歩いていた
んですからねぇ・・・・・水戸の黄門さまってのは、とんでもなくタフだった
わけですねい(笑)。

 なお、安中スタートでここを走る(!)マラソン大会がありますからね・・・。

 そして、尾根伝いの峠道にさしかかるところでもう一度だけ、(崖の上なの
で)視野が開けて坂本宿を見渡せるところがあって、ここが通称「覗き」と呼
ばれています。横軽の列車撮影では、横川を出て丸山の直線にさしかかるカー
ブから、上信越自動車道付近、変電所跡付近・・・・・そして旧線跡と別れる
辺りまで、ずっと見通せるちょっとした定番ポイントで、ここで撮られた作品
がいくつか発表されています。



 そんな「覗き」なんですが、私はそんなに来たこと無くて、廃止後に来たの
は初めて・・・・・・ででで本題の22号機を探しますと、午後の日差しを受
けてるのがすぐ見つかりました。丁度後ろに丸山変電所跡が入って、なかなか
いい感じで撮れます・・・・・300mmで縦位置、といったところでしょう
か。参考までに。(^^;;;;;

 しかし、ここからは双方が一望にできるというのに、当の22号は、あの廃
止の日以降、この変電所跡を見ていないんですね。今いる場所から、直接は見
えないんですよ・・・・・ほらほら、馴染みの場所のすぐ近くにいるんだよ、
と教えてやりたくなります。

 ともかく、ロクサンと丸山変電所跡の、久しぶりのツーショット。

 降りてから聞いた話では、この先(多分山頂の昔茶屋があった辺り)で休憩
所が造られたとのこと。この一帯、アプト旧線から旧中山道から、どんどん整
備されています。



 夕方に再び22号の前へ。今度はまた夕闇の情景を・・・・・バックに裏妙
義を入れると、青くその特異な稜線が入って、「山男」を引き立ててくれます。
その後月明かりを入れてみたり、星を入れてみたり・・・・・慣れないコトやっ
てるので出来のほどはアヤシイもんですが、ロクサンを前に熱中しているその
状況が、なんだか嬉しくて・・・・・・ホント久々です。

 そういえば22号のそばにいる間、「同志」には出会わなかったです・・・・
・・・・まだそんなに情報も行き渡っていないのでしょうが、終始一人占めと
いうのも、えらい久しぶりで。(^^;;;;;;

 そんなややはしゃぎ気味な私をよそに、当の22号は月明かりの下で、ぼん
やりと時の流れに身をまかせているようでした。

 ノクターン、聴きたくなっちゃったかな。(^^;;;;;;

#クルマに置いてなかったぁ。(--;;;;



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