***** 1998年6月6日 14:50:48 *****
[T:28538] [Mo]Usui Mail 1999/6/6



     警 告

     旧丸山変電所建物及び屋外展示車両
     (EF63・あさま9両編成)等に
     損傷を与えた者は関係法令に基づき、
     厳正に対処いたします。

     平成11年6月1日

     松井田町・松井田町教育委員会
     (財)碓氷峠交流記念財団

     (下略)


 丸山変電所跡へ通じる道の途中に、新たな看板が設けられてま
した。


 こんにちは、ふかまち@丸山です。


 結局、事件以来まだここを訪ねていなくて、今日になってよう
やっと、来ました。

 ざっくざっく、通い慣れたはずの砂利道を、心なしかいつもよ
り歩きにくく感じながら進むと、陽炎の向こうにロクサンの姿が
見え始めました。

 意外なことに、いつも通りの姿がそこにありました。先客が一
人、しゃがんで写真を撮っています。

 しかし、そんな風に見えながらも、その実、内には傷を負って
いるわけで・・・・・近付いて行くと、2両目の11号の1エン
ド側の貫通扉がベニヤ板に変わっています。溶接で切って盗られ
た跡の応急処置ですね。相方の12号のテールランプに、その哀
れな姿が映り込んでます・・・・・これをぱちり。

#同じネタ使い回すなよ。(-o-)



 一人で来て良かったです。誰とも会話をしたくない気分だから。

 被害状況等については、マスコミやインターネット上でも情報
が発せられていることですし、そのへんは割愛します・・・・・・
変電所跡の建物の前まで来ました。先程と同じ看板が立っていま
す。暑い中、巡回の警察官も来ているようで。

 事件の今後の推移がどうであろうと、余計なコストがかかりだ
しています。「文化むら」をはじめとする一連の事業に注ぐべき
体力が、こんなところで浪費されています・・・・・しかしあえ
て厳しいことを言うならば、予想される事態へ不明であったが故
に、或いは予想された事態への対策を怠ったが故に、今の状況が
あるとも言えるわけで。誰が良いの悪いのの話ではなく「自衛」
の観点からして。

 犯人への半ばヒステリックな抗議より、被害にあった側の自衛
対策をむしろ問題にしてしまう私は、ドライ過ぎるのでしょうか?
無責任なのでしょうか?

 私は、未来のことを考えたいです。

 思うに、厳しい現実にさらされたところで、「文化むら」をは
じめとする一連の事業は、ようやく現実的なスタート地点に立っ
た、のかもしれません。夢物語を具現化してきたその次は、それ
を現実社会の中で育て確実に定着させていくことが肝要。

 育てる、守る、そして「鍛える」こと・・・・・どうやってそ
うするのか、私達はその知恵を絞り出せる筈だと思うんですけど
ね。「”負けない”碓氷峠鉄道文化むら」であるための知恵を。

 ともかく、第1ラウンド終了。巻き返しのチャンスはまだまだ、
ある筈です。やられっぱなしはもう沢山。堂々巡りももう沢山。



 コスモス畑、残りのスペースにも苗が植えきってあります、今
年は豪華フル咲きが期待されます。まだ昨日の「小さな旅」を観
ていないのですけど、こういう地道な活動があることを、少しで
も多く知って欲しいです。決してその周囲が、寄ってたかって食
い散らかすような連中ばかりではない、ということを・・・。



#これを投げるのは軽井沢へ上がってからになります。



  *****
     深町 忠利 > ふかまちただとし(モ)"W"
        E-Mail > cub@t3.rim.or.jp
           URL > http://www.t3.rim.or.jp/~cub/



***** 1999年6月6日 17:22:36 *****
[T:28541] [Mo]Usui Mail 1999/6/6 #2



 どもふかまち@草津・水上6号です。


 丸山を後にして、次に訪れたのは坂本の「くつろぎの里」。ここ
にいるロクサン22号も、なんだか気になるので覗いてみたような
具合なのですが、幸いこちらは異常なしのようでした。

 ただ、敷地に入り込む人がいるらしく、それへの断り書き看板が。
変わったところと言えばそんなところ・・・・・・おっと、車体の
磨き出しが結構進んでますねぇ。22号は、検査切れギリギリで廃
止の日を迎えたのだそうで、順序的には、茶ガマになった4両の次
あたりに入る筈だった、とか。なので大分汚れていたのですが、コ
ンパウンドでそれを少しずつ落としているのです。



 でまた横川へ下って、丁度出るところだったバスに乗車。今日は
旧道経由とのこと・・・・・ををこれは初めて。らっきぃ〜。v(^^;;;

 発車するなり、旧道は184のカーブであること、その度右に左
に振られることなどを、運転手さんが説明します。結構くねくねし
て狭い道なので、このバスではちょっと大変そう。坂本宿を通り抜
けて、いよいよ最初のカーブ。4つ目あたりから道も狭くなり、本
格的な碓氷越えに。


 んもう、ほとんどのカーブの手前で、対向車へ自らの存在を知ら
せるホーンを鳴らしっぱなし。

    ぱ〜ら〜ら〜ぱ〜ら〜ら・・・・・ヴァン! ヴァンヴァン!

・・・・・というのは犬山橋でクルマを蹴散らすパノラマカーです
けど(笑)、ノリ的に結構近いカモ。(^^;;;;;;;

#対向車無し! 出口まで思いっきり振って行けるわよ、マコっ!(ぉ

 でも時々、間に合わずに対向車が突っ込んで来ることもあって、
ぶつかりはしないものの内輪差分の幅が塞がれて、その度に往生し
ます。もう、相手が下がってくれるのを待つしかないとゆー。

 そんなこんなしながらも、軽井沢には定時着。なかなか、やって
くれますね。(^^;;;;;;;;;; けれど毎度毎度これでは大変。(--;;;



 軽井沢の2号も、相変わらず。柵に閉じ込む・・・・・この方が
安全なんでしょうね、やっぱ・・・・。

 そのまま新幹線のホームへ降りて、程なくやってきた「あさま」
で峠を下ります。発車直後の軽井沢の去り際、加速するE2系車内
から、たたずむ2号を一瞥。坂を一気にかけ下って、安中榛名着。

 降りちゃいました。(^^;;;;;;;

 次の「あさま」まで1時間ほど。駅を観察すれども、特に以前
と変わった様子も無し・・・・・いや、安中春名を盛り立ててい
こうという趣旨の、最優秀だかの標語(?)がでーんとかかって
ました。

#どんな文句だったか忘れちゃった。(^^;;;;;;

 でも依然として「もののけ駅」状態です(笑)。将来は宅地開
発するらしいのですけど。



 ほとんど碓氷メールで無くなってきてますが、高崎で今度は
185系新特急「草津・水上6号」に乗り換えました。新幹線ばっ
かりなのも芸が無いので在来線特急を・・・・・こっちの方が
「旅」な気分があったりするのですよね。それに今回の「ウィー
クエンドフリー」のような乗車券での利用なら、サービスがどう
したとかぶーぶー言うことも無いし(笑)。

 しかしここの区間で特急乗るの、189系「あさま」以来です
わ・・・。

 列車は浦和に着きました。さっき通りかかった大宮工場の解体
線には、PFが2両・・・・・合掌。

 なかなか濃い土日だったカモ。(^^;; それももうすぐおしまい、
いい加減おとなしく帰らないと。明日からまたシゴトですし。(--;;;



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     深町 忠利 > ふかまちただとし(モ)"W"
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