***** 1999年6月14日 21:30:19 *****
[T:28754] Usui Mail' 1999/6/13



 こんにちは、深町です。


 昨日はもうへろへろだったので、今回は机上メールです。(^^;;;

 [T:28708]で告知させていただきましたが、昨日は「碓氷峠鉄道文化むら」
のロクニを磨いてまいりました。節々が痛いです。(^^;;;;; お蔭様で当ML
から、新たな助っ人に加わっていただきました。まずはお礼を申し上げます。
お疲れ様でした。m(_ _)m



 GW中には公式側(だっけかな)がキレイになっていたロクニ、今回の作業
ではとりあえず、ぐるり一周、ぱっと見の大部分が、ピカピカになりました。
フィルターなどがまだなのですけど(こっちはえらい大変そうなので後回し)、
54号の現役時代の最後の頃を知る向きには、ちょっとオドロキかもしれませ
ん。v(^^;;;

#田端の人に見せてやりたい。(ぉ

 それはそれとして、既に「鉄道車両」としては生涯を終えているこのロクニ、
いわば「屍」であるこのカマを磨く意義とは・・・・・なんて難しいことを考
えてしまって自分で困った私ですが(苦笑)、現役時代の垢を落として、新た
な生活へ送り出してやるのも良いかな、みたいな。



 車体の、エアフィルターより下の面をまず磨いて、そして脚立の登場、エア
フィルターの間の縦細の部分を磨いて、次にフィルター上の肩の辺りを磨く・・・
・・・フィルターの下の縁の辺りの高さが、私の場合丁度手を上に伸ばしたと
ころ。この辺力が入り難くて、作業を続けるうちに、段々しんどくなってくる
んですね、これが。(--;;;;;;;

 一方タフで知られる(笑)MAD.W隊長、さすが作業が早いです。(_ _)

 ボロキレにコンパウンドをつけて、ごしごしと車体に擦り込んで行きます。
こうやって、表面の汚れを削ぎ落とすのですね。しゅるしゅるという感触がすっ
と軽くなるときがあって、それが汚れ落ちの合図。メイク落としの洗顔料と同
じですねい(笑)。私は使ってませんが。(^^;;;;;

 今回磨く側は、現役時代末期にダンパーからオイルが噴いていたとかで、特
に汚れが酷いのです。もう、油落としのクリーナーを吹き付けたりしてどうに
かって感じで・・・・・それでも、いずれはピカピカになります。う〜ん。(^-^)



 ごしごしやってますと、通りがかりのお客さんに「ボランティア活動ですか?」
なんて聞かれてしまいます。

 はて。うーむ。まぁ無償だからボランティアなんだろうけど・・・。

 MAD.W隊長ならどう答えるだろう?

 私は・・・・・MAD.W隊長にくっ付いて、好きでやらせてもらってるわ
けだしぃ、実際本人はこうして楽しんでるわけだしぃ・・・・・。

 で、「いえいえ趣味です」という答えになっちゃう私。(^^;;;;;;;;;;;



 近頃、碓氷で色々な出来事があったりして、このMLでも、いわゆる鉄道趣
味界について色々問われたりして・・・。

 昨日のロクニ磨きの話は、べつにそれへの回答というわけでは、ありません。
やりたいことをやっているだけ。私はいわゆる「撮り鉄」が多いのですが、写
真撮ってる時も、列車に乗りに出かける時も、ただ眺めている時も、現場へお
邪魔する時も、模型買ってる時も、そしてこうして磨いてたりする時も、気分
的には同じなんですよね。

 「だって好きなんだもん」としか言いようの無い、気分。

 好きでやってる、それでしかないし、それだけで十分。みょーな「おりこう
さんの正論」で飾る必要など、無いですわね。「鉄道マニアの地位向上」云々
なーんて調子の崇高なお題目など、虫唾が走るってもんで。

 はさておき、ピカピカになった機関車は、見ていて気分が良いものです。誰
かがこれ見て同じ気分になったなら、それもまた、嬉しいもので。



 さて次回なのですが、7月くらいに行うことになりそうです。ロクニは大方
済んだ感じで、お次はいよいよロクサンの、10号。昨日見た感じでは、こち
らもなかなか手強そうです。(^^;;;;;;;

 今度はもう少し早めに助っ人のお願いをしたいと思います。その節は、どう
ぞよろしくす。(_ _)



 そうそう、横川鉄道感謝の会の手によって、ロクサン動態保存の線路脇に、
ひまわりの種が蒔かれました。夏の盛りには、賑やかになることと思います。
撮影の邪魔だなんて言わないでくださいね。(^^;; また、丸山の花壇用に育て
られたコスモスの苗が、少し余ったのでこれまた「文化むら」敷地内に植えら
れました。秋が楽しみです。



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     深町 忠利 > ふかまちただとし
        E-Mail > cub@t3.rim.or.jp
           URL > http://www.t3.rim.or.jp/~cub/



補:どうも、何かと面白くなく思う方々がいらしたらしく、その後因縁
  付けられる羽目に。当のロクニは、かなりくたびれた姿で「文化む
  ら」へやって来ていたのだが、その塗装や表記の傷みまで我々の仕
  業と言い出す始末・・・・・事実確認には関心の無い方々のようだっ
  たが、ご厚意の「文化むら」サイドも困惑されたようで、申し訳な
  い思いをした。ともあれ、「文化むら」を取り巻くモロモロや気苦
  労を知る出来事では、あった・・・。その後公式ファンクラブの活
  動が始まり、そちらで手入れが行われることに。