***** 1999年7月22日 *****
[T:30112] Re: YOKOKARU AGAIN?



 こんにちは、深町です。


 例によってフラグ立ちました。(^^;;;;;;


(略:信濃毎日新聞に横軽復活についての話が載っていて、昨年の
   この区間の輸送実績が18,000人(後に108,000、
   が正しいと判明)だった、といった話を受けて)


 ををを!

 たしかに、横軽バスが運転本数を上方修正する必要に迫られたり、
JRバス(・・・のどこでしたっけ?)サイドで観光路線化を検討と
か、「意外や意外」な話は時々このMLでも登場してましたけれども、
いよいよリアリティのある手応え、ということになってきたのでしょ
うか?

 数字は昨年の実績ということですから、当然「碓氷峠鉄道文化むら」
もオープンしていないわけで、廃線後の余韻もまだ残る時期に訪れる
人が少なくなかったことを差し引いても、「予想外」が一時のことで
はないカモ、と考えるのも自然の成り行きかと思います。

 「碓氷峠鉄道文化むら」オープンの今年は、さらに実績が伸びてい
ることでしょうし・・・・・たしか年間10万人を見込んでいた同
「文化むら」だったと思うのですが、既にオープン3ヶ月でそれを達
してしまいました。勿論オープン直後の勢いも多々あるとはいえ・・・
・・・様々な意味で力を蓄えるには、今が絶好かもしれませんねい。


 横軽廃止前に示された、交通量等の様々な見通しがどれだけ当って
いたかというのもあまり意味の無いこと(予測の確度の検証にはなる
でしょうけど)でしょうが、旧信越本線を軽く考え過ぎていたのでは
ないか、新幹線利用を当り前に捉え過ぎていたのではないか、とかちょっ
と思ってみたり。

#尤も粉飾予測(?)とまでいかなくとも、発表者の立場によって幾
#分かのバイアスがかかるのは世の常なのですが・・・。

 横軽廃止によって「影響の出る人数」・・・正確には「新幹線へ誘
導できない人数」だと思うのですけど、ともかく200人/日と示さ
れていた(と思う)それに対し、年間(ですよね?)18000人の
実績はちょっとアレレ?、な気もしつつ、予想外(に多かった?)と
いうのだから予想外なのでしょう。(^^;;;;

#18000人/年? 18000人/月? 180000人/年?


(註:正しくは「1年間で108,000人以上」)


 鉄道の復活に関しては、一口に「復活を!」といっても様々な立場
の物言いがあって、そもそもJRが廃止にした事自体を否定しあくま
で原状復帰を至上とするもの、JRでなくとも何らかの形で公共交通
として鉄道を残せないかというもの、観光鉄道として細々やって行け
ないものだろうかというもの・・・・・運転形態についても、あくま
でEF63とJRの電車とする向きから、登山電車ではどうか、トロッ
コ列車ならどうか、とまぁ、色々ありますよね。

#鉄道跡を道路化しろという意見も。いっそトロリーバスとか。(^^;;

 でま、この区間についての廃止を考えるとき、JRを責めるのはちょっ
と違うんでない?、とか思ってたりする私なのですが、EF63に固
執するのもなんかオカシイし、観光主体で規模的にも小ぢんまりとし
た鉄道とするのが、とりあえず現実的なところなのかも、しれません
ね・・・。


 あの風景を再び列車が走ったら、また素敵ですねい・・・。



  *****
     深町 忠利 > ふかまちただとし with T
        E-Mail > cub@t3.rim.or.jp
           URL > http://www.t3.rim.or.jp/~cub/



***** 1999年7月22日 *****
[T:30114] Re: YOKOKARU AGAIN?



 こんにちは、深町です。


 オマケです。(^^;;;


(略)


 これ、でしょか? これ、ですね?

http://www.shinmai.co.jp/news/1999/07/21/009.htm



 よく見ると、年間で108,000人、じゃーないですか! 1ケタ
多いですよ!(^^;;;;;;

 ともかく、廃止前の予測の、200人/日を大きく超える実績ですね!

#200×365=73,000(人/年)


 こりはびっくり。(((゜o゜;;;;

 ふふ〜ん。v(^-^;;



  *****
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***** 1999年7月22日 *****
(独り言)



http://www.shinmai.co.jp/news/1999/07/21/009.htm

 当該記事(コラム)を読んで、楽観は禁物と思いつつも、私自身かの地
で「(廃止前に)思ってたよりは、良い感じ」という空気を感じたりして
はいたから、ひょっとしたらひょっとして? という期待感は、私にもあっ
たりはする。浮き足立ち気味なのはここにもいるのだ(笑)。

 ロクサンを持ち出せというのは、現状を踏まえればかなり厳しい、いや
ナンセンスだとさえ思う。既に旧式、老朽化もしているようだし、一方自
力で登り降りできる旅客車両の設計は、今の技術でなら容易い筈。まして
や必要とされる輸送力も小さいだろうし、経営母体によってはそうそう贅
沢も出来ないと思う。線路はあれども電化線として電力の供給もままなら
ないのが、実際でもあるし。廃止直後の未明から、送電カットの工事が始
まっていたのを、思い出す・・・。

 「文化むら」内を走るロクサン、あの電力は750Vで賄っていると聞
くけれども、その足取りの、なんとも弱々しいこと・・・・・・実際再び
横軽の鉄道を蘇らせるとして、具体的に何が必要になってくるのか私には
まるで分らないし、きっとそう簡単ではないのだと思う。けれど、「始め
られないこともないだろう」とだけは、思っているような・・・。

 バスと違ってランニング・コストもかかるだろうけれど、融通も利かな
いだろうけれど、もし、実現性があると当事者が判断するのであれば、応
援して行きたいと思う。「奇跡」かどうかは分からないけれど、そんな
「事件」に参加したいと思う。


 で、このコラムの中に、

> 資金的には例えば、全国の鉄道ファンに呼び掛けて“市民株主”に
> なってもらう方法だってあり得る

・・・という一節がある。具体的な話ではないが、面白いアイディアだと
思った。「横軽復活」のお題目を唱える者は少なくないみたいだけれども、
そこへ「本気でそう考えてるの?」と突き付けられてるような、気もする
けど・・・。


 はともかく、ファンが投資する鉄道・・・・・なんだか面白そうじゃな
いの。(^-^)



−終−