***** 2004年6月19日 ***** (独り言) 梅雨の中休みってやつだそうだ。折角の晴れ間、夏本番前に運動不足解消 (になるものならば)方々、丁須まで歩こうかと(ワンパターン!)、出か けることにした。 目一杯時間を使おうと、久しぶりの、実に久しぶりの早起き。上野0513 発の高崎線・・・・・夏至の前後とあって、上野へ向かう京浜東北線に乗る 頃には既に日が昇っていたが、面白いもので同じ時間の電車でも、日が昇っ ている季節では乗客もそれなりに乗ってたりする。人間は必ずしも、時計で 動いているわけではないのか、などと思ってみたりもするのだったが、まあ 寒いと活動も鈍る道理では、あるか・・・・・しかし事実上のサマータイム は、あるのカモ。 そんな京浜東北線、どこから起き出してきたのか(他人のこた言えないが) 鉄と思しき人がチラホラ。懐かしいキヤノンA−1にドラ着けてる人が向か いに座っていて、そいつを弄くりながら、どこそこでこう撮ってから次は・・・ ・・・などと隣の連れと相談している様子。はてはて、今日は何かあるんだっ けか。 上野で高崎線に乗り換える。今回はよゆーのオンスケジュール。車内から 見る沿線は、やはりどうも鉄っ気がある・・・・・うーむ、なんだろね。謎 は解けぬままうつらうつらしつつ、熊谷。いつものアレでホリデーパスから 乗り継ぐ切符を買うつもりだったのだが、どうもかったるい。それに今日は 先に倉賀野へ寄るつもりなので、現金精算でも何百円だしと、そのままうつ らうつらと乗り続け。 倉賀野着。精算の際にダメモトで、オレカでも良いかと訊ねれば、はいど うぞとの返事。あれれ? そうなのか、そうだったのか・・・・・以前どこ かで断られたような気がしていたのだが、ああ、今までなーにやってたんだ ろ・・・・・じっと手を見る。今度からそうしよう。横川でも大丈夫かな。 早速に、例のヤードへ向かう。朝の順光で撮りたかったのだが、薄日気味 なので拘るほどのものでもないカモ・・・・・お腹が空いてどうしようもな かったので国道のコンビニで朝食を仕入れ、順光側の踏切へ直行・・・・・ ティファニーの前とは大分様子が違うが(笑)、遠く14号機を眺めながら パンでも齧るかと。 と。 踏切のそばで、EF65が3両、貨物色2両に、ああっ、F型特急色! 手前の貨物色は既にオープンカー状態、さらに台車ごとに3分割されBトレ ショーティーのようになってる・・・・・合掌。あとの2両もエアフィルター はもう抜けていて、順番を待っている。 一方ロクサン14号機はというと、前回の場所から動かず無事な様子。きっ と向こう側にEF60も一緒だろう。よく見ると職員と思しき人が、14号 のそばで見上げている。どんな語らいをしているのか・・・・・羨ましい。 ともかくロクサンをぱちぱち、国道側へ移動して、EF65達がいなくなっ て露わになった公式側を、ぱちり。次に来た時も、ここにいるだろうか・・・。 八高線のDCで高崎へ。信越線に乗り継いで横川。バス乗り場の「文化む ら」側に、いつの間にやら群馬銀行のATM機が。あれま。松井田までクル マ飛ばしてお金下ろしたのも、今は昔・・・。 片隅では結構な数の人が集まっていて、どうやら「アプトの道」のハイキ ングの様子。ん、松井田町の催すツアーって今日もあったんだっけか・・・・・ 一般の団体かな。 信越線沿いに歩いて第16中山道踏切。あれれまた通れる。水道工事は終 わって道路も埋め戻され、クルマが通ってたりする。あーれま、一旦は諦め ていたものの、こりゃ走り納めに来ねばなるまい。記撮もせねば。 線路をよくよく見てみれば、丁度立体交差になるあたり、下り線の線路が 剥がされて、マクラギが積まれてる。やはりいよいよ、始まるらしい。例の 小根山森林公園の方へ向かう道も、工事の真っ最中。覗き込むと路面は今よ り少し低くなるように見え、これは立体交差からのアプローチとからめた設 計であろうか。実際どうなるのかは、出来てのお楽しみ。 ところで、工事の看板って、請負金額が思いっきり明示されていたりする のだけれど、さてさて前回見た時もどうだったかな、他所じゃどうだっけか な・・・・・へぇ、これくらいのモンなんだー、と思いつつ、それが高いの か安いのかとんと判らぬド素人なのだったが、ガラス張りということなんだ ろかと、なんとなく印象に残り。 今日は丸山方面へは進まず、このまま登山口へ向かう。えっちらおっちら、 なーんか身体が鈍いような気がしつつ、かといってバテるでもなく妙に早く ざんげ岩着。なんだろな。ともかくまずは定点観測っと。 と。 踏切付近、上り線に重機とダンプが入っていて、どうもレール踏面まで敷 かれた砂利を掬ってる様子。考えてみれば下り線だけというのもおかしな話 なわけで、立体交差の具体的な姿は知らないものの、上下線とも線路と取り 除いて、下を掘って切り通しにしてしまってから、橋を架けるということか ・・・・・いや、あの工事看板群のどこかに「ボックスカルバート」って文 字が無かったか。 ボックスカルバート・・・・・「アプトの道」が「玉屋」の前で旧道を潜 るところ、あれもそうじゃなかったか。ふーむ・・・・・あまり味わいがど うだのと云々するのは、贅沢というものか・・・。 しばらく寛いだところで、先へ進む。毎度々々なので記すべき話も無いが、 相変わらずあの御岳手前の沢をトラバースして登るあたり、この期に及んで まーだ、ラインを迷いかける。学習能力ゼロだな。 淡々と進みつつ丁須・・・・・と行きたい所だったが、ちょっと頭痛。ま た来たか。まだ夏本番前、だからといって油断したつもりもないのだが、頭 の中で歌声が響く・・・・・ぼくのせんせえはぁ〜。 今回コンロも水タンクもコーヒーも持って来たのだったが、肝心なコッヘ ルが抜けてた。ちょっと上等の(笑)二重構造のマグカップを火にかけるわ けにもいかず、ただただ恨めしく荷物を眺める・・・。 あとは沢を下るだけで、第二不動の滝まで来ればこっちのもの。水を頭に かけまくり、ふっかーつ。この先はたーだの林道、ひょいひょい降りれば良 い。おっ、今キツネがいなかったか? 登山口へ出て、釣り堀池(?)が整備されたお陰で、ざんげ岩側の吊り橋 へ楽に行けるようになったのが嬉しい。あの、旧道とバイパスの短絡線へ出 て坂をダラダラ登るのが、下山してへろへろなのも手伝って、どうも辛かっ た。結局同じ高さへ登るのだが、碓氷梁の横の急坂の方が、一気にカタがつ いて楽に思える。 かつてはざんげ岩へも、今出てきた鍵沢の登山口の横から細い道を辿って 入って行ったのだが、私が登るようになって(‘95年〜)すぐ吊り橋が出 来て(?)、その後こちらは通っていない。そういえばと振り返ると、その 細い道はまだ健在のようで、ちゃーんと「御岳・丁須」と標識も立っている。 けれど、今やこの池の縁を歩けば済んでしまうので、最早通る人はいるのか どうか・・・。 帰り道、旧道の標識の、題16中山道踏切へ入って行く側の「横川駅」が テープで覆われていることに気付く。これが再び現れる時には、立体交差に なっているわけか・・・。 踏切に差し掛かると、山の中を歩いている間に上り線の砂利は枕木レベル まで取り除かれて、かつての面影を少しばかり、取り戻したようだった。け れどこれで終わる話ではないようで、立体交差区間の奥側の方では、何やら カチカチと作業中の様子。ひょっとしたら、レールを外す準備にかかってい るのか。今度この場所を見る時には、道床ごと途切れてしまっているかも、 しれない。 おぎのやドライブインへ寄る。土産物をチェックしていると、釜めしの空 いた釜を利用する「空釜専用漬物キット」なるものが登場しており(笑)。 やるなおぎのや。浅漬けの素と、空釜にぴったりの落し蓋様の漬物石のセッ ト。ほお。無論、自動購入モード移行・・・・・何漬けようかね。やっぱり 蕪か。(ぉ (終)