***** 2004年10月5日 0:25:08 ***** [T:44028] Usui Mail 2004/10/2 こんにちは、深町です。 先日「レールのあった街」なるDVDを求めまして。2000年暮にBS 朝日で放映されたものだそうなのですが、このDVDの第1巻に信越本線と あるものだから、もう逃げられません(苦笑)。 勿論横軽が舞台。新旧2つの廃線跡の残る同線ですが、アプト時代から新 線の最終日、そしてその後・・・・・と、貴重な映像と共に綴られます。 放映された2000年暮、製作時期は勿論その前ということになりますが、 廃止から3年、この年2年目に入った「文化むら」はD51「なめくじ」他 がやって来て早くもバージョンアップ、「アプトの道」や「峠の湯」は翌年 のオープンに向けて工事中、他には碓氷新線跡を活用しての観光鉄道構想に 対し軽井沢側から(ここに来て!)ラブコールがあったり、暮に4両編成(!) で宮原〜横川間(!)というユニークな189系「あさま」が走ったり、そ んな世紀末の年でした。 2000年時点での視点は、2004年から見るそれとまた色々と違って 来そうな気もしますが、ある意味そこにもリアリズムが潜んでいるようで、 これもまたいとをかし。 ある意味お約束の古い映像がなかなか。他の記録映画などで見たものもあ ろうかとは思いますが、しかしこれ、特典映像と称する、本編に入っていな い部分(勿論量的にはそっちの方が多い)も含んだ、素材に近い状態の映像 が楽しめるという趣向。アプト時代の映像といっても、大概は本線を力走す るカットが中心になってしまいますが、ここではもっと地味な・・・・・換 言すれば、濃いぃ映像が拝めます。そのスジ的には、むしろ本編を食ってる かもしれませんこれ(笑)。 DVDというと、NHKでまさに廃止直前の1997年に放映された「消 えた鉄道を歩く」というシリーズの「碓氷峠と美しい村」編、この回だけ、 やがて「消えた鉄道」となる路線でそれがまた切ないのでしたが、今や懐か しい「棄景」状態の丸山変電所跡、そこをさっと過ぎって行くロクサン・・・・・ その儚さをしっとりと見せる作品だったように記憶しています。以前VHS で出ていたのですけど、これもDVD化しませんかねい・・・。 さて。 10/2(土)にまた横川へ参りまして。その前に久しぶりに倉賀野でロ クサン14号機を・・・・・隣のEF65共々、変わってないようで? 上 野5:13発の電車に乗って来て、現着はもう7時を回ってましたが、1エ ンド側を照らす光線に、まだまだ朝の色見が残るあたり、季節の移ろいを感 じましたです。 そして横川。「旧中山道ウォーキング」という催しがあるらしく、駅前に はちょっと気分出してか関所のような柵と、受付のテントが。うーむむ中山 道はそのうちまた歩きたいのですけど、今日はちょっと無理。 「文化むら」を覗き込みますと、過日ブルトレ色(?)に塗られた方の DL・・・というかモーターカー、そのデッキ(?)に手すりらしきものが。 ちゃんと溶接で組まれていて、板状の、丁度車掌車のような風情。色はとび 色・・・・・いやこれは錆止めですね(笑)。 そういえば今月は鉄道の日月間。イベントに向けた準備かしらん? 第16中山道踏切跡、立体交差化工事の現場へやってきました。路盤を掘 り下げた切通しはほぼ形になっており、一部コンクリートになってるのは 1ヶ月前([T:43965])から変わっていないようでしたが、他は土・・・・・ 金網が敷かれた上に、コンクリートかと思いきや土と何かを混ぜたものを盛っ たようで、どうも緑を活かすような雰囲気。斜面の途中で段になっている所 は、木を植えるのかしらん? で、道路が下を潜り、線路の橋が架かる部分は、今鉄筋を組んでいるとこ ろ。傍らでは、コンクリートを流し込む型でしょうか、板材やらで何か造っ てるようでした。看板によれば工期は10/31と変わらずのようですが、 あと4週間のうちに、形になるのでしょう・・・。 いつものように、ざんげ岩から定点観測(ここからちょっとだけ浅間山も 見えるのですが生憎雲がかかり)の後、丸山はコスモスが。ピークは過ぎた ようですが、今年の分ねと、ぱちり。 そのまま「アプトの道」をずんずん進み、坂本「峠の湯」。後ろのトロッ コ列車の駅の工事は、素人目ながら、掘り返すところから段々形を整える感 じへ移って来ている印象。そろそろウワモノに取り掛かるカモ? いつもの巡回はそんな具合で、横川へ降りてきて「おぎのや」ドライブイ ンへ。プラレールのコーナーが、お土産コーナーへ移動。今そこで広げいる プラレールと、「トミカ峠やまみちドライブ」セットも含めて、買い揃える といくらになるか、書いてあります。(^^;; ついでに同じ物が(全部じゃ ないけど)商品棚に並んでおり・・・・・やってみようって人、果たしてい るんでしょか。((^^; レイアウトを覗き込むと、走るのはロクサン3重連!? これが2本ぐる ぐる。ハテ「あさま」ばっかりに飽きちゃったかなー?・・・・・にしても 3重連・・・・・1両はロクニに見立てて単機回送なのか? いやいや台検 や全検明けの、試運転の運用カモしれん・・・・・シブい、それはシブ過ぎ る! #多分思い込み1000‰・・・。 ##横ちょのヤードで旧客が座屈してたのも、なにげに横軽ネタ?(ぉぃ ところで「おぎのや」売り子プラキッズ、まだまだ大丈夫のようです。v(^^; プラレールといえば、トミーでツアーがあるそうで。 http://www.tomy.co.jp/plarail/info/images/04_09_karuizawa/040924_karuizawa2.jpg 快速碓氷号で横川へ来て遊んで軽井沢泊。翌日は軽井沢で遊んで「あさま」 で帰る・・・・・いつも鈍行乗り継ぎの私からすると、夢のような大名旅行(涙) ですが、プラレールのプレゼント(ってフツーに売ってるモノですがぁ)と、 他に何かスペシャルなオプションなど、あるのかしらん? プラレール、ご 宿泊先でさっそく遊ぶことができます、ってあのね・・・(笑)。 ときに。 デアゴスティーニの「日本のうた こころの歌」という、隔週刊でCDの 付いて来る本がありますけれども、実は密かにこれ、創刊当初からチェック してまして。「紅葉」が入ってやしないか・・・・・ずっとそれを、待って いたのですよ。 5、6年前でしたっけか、あの詞の紅葉は碓氷峠のそれであったと判明し たと。作詞者の子供(?)の証言だったかと思いますが、しかも列車から見 てのものであったらしく。 無論、アプト時代。 最大のハイライトでありそうな眼鏡橋では、ちょっと色が地味だったりす るし「秋の夕日に」は照るどころかとうに陰ってしまうので(笑)、さては 熊ノ平駅で待ち合わせの間に眺めたものか、などと勝手に想像してる私です (そういえば[T:25372])。まあ他のトンネルの合間に垣間見える紅葉だった かもしれないし、勿論イメージを膨らませてあるのかもしれませんが、とも あれ、紅葉を楽しみながらの峠越えが、元ではあったようで。 ・・・って、あらためて調べたら熊ノ平のようですね、やっぱり。 ちなみに横川あたりでは夕方、この旋律の鐘の音が響きます。 で、やはり季節モノだし秋まで待たなければならないかとは思ってました が、つひに来ました、10/12発売号(21号)。「紅葉」、入ってます。 さてさて、どんな解説になってますやら・・・。 ***** 深町 忠利 > ふかまちただとし E-Mail > cub@t3.rim.or.jp URL > http://www.t3.rim.or.jp/~cub/