***** 2005年3月6日 *****
(独り言)



 そういや過去ログに、こんなのあったっけか・・・。

>  祝・長野オリンピック開幕
> 
> 
> A:「なあ、長野オリンピックで、一番沢山メダル取るのは、どこかな?」
> 
> B:「西武」

 これのどこが面白いのかというと・・・。(ぉ



 さて。

 寄り道したりなどして、さて青春18きっぷの出番、と出そうとするとこ
れが無い。どうやら家に置いて来たらしい。今更取りに帰っては2時間程の
ロス、もうええわいとオレンジカードを取り出し「ホリデーパス」を(泣)。

 道中爆睡で記憶無し。気が付けば倉賀野を過ぎていて、すぐに高崎。跨線
橋へ上がるといつもの「たかべん」の隣で、おぎのやが駅弁売ってる。今に
始まったことではないが、敵中横断三百・・・じゃなくて、時々こうして、
たかべんのシマを荒らしてる(笑)。横軽廃止の頃からだった気がするがど
うだったか。廃止に絡んでJRの計らいもあったのか、いずれも確かなとこ
ろは知らづ。一方で上信越道の横川SAでは下り線にたかべんが入ってたり
して、相互乗り入れ、といえばそういうことに、なるんだろか?

 遡れば横軽廃止以前より高崎の駅ビルにおぎのやは店を出していたりして、
たかべん的には目の上のナントカだったカモ。かの池内淳子主演の伝説のド
ラマ「釜めし夫婦」で「同業他社」が出てくると聞いたことがあった(意地
悪な役どころとも)けれど、両者の因縁も長いのだろか・・・・・などと外
野はしょうもない邪推をする。ごめんなさい。m(_ _)m

 で、ここのおぎのやってば、釜めしに止まらず、どこからどうしているの
か、新潟やら富山やらよその駅弁屋さんのも並んでて、さながらプチ駅弁大
会の装い。今日はバッグの中身に余裕があるので、たしかD51の弁当があっ
たような・・・・・ええとどっちの店だったっけ・・・・・どうも見当たら
づ。ふむ・・・新津の雪だるま弁当、そういや食べたこと無かったな、所望。



 一昨日また関東で雪が降った。「北部山沿いでは・・・」と告げる予報に、
ええい皆まで言うなと呻きつつ、降ったら降ったでこれもまたをかし、とポ
ジティブ・シンキングでやって来たのだったが、昨日のうちに溶けたか沿線
の雪は殆ど残っておらず絵的には何も無し、妙義の山々はうっすら雪化粧、
遠目には良いけれど登るのは面倒そう・・・・・などと思案するうち、横川
着。

 「シェルパ君」は相変わらず屋根の下の定位置。試運転でもなんて、そう
易々とラックに出くわすハズも無し。

 立体交差部、敷き直された線路に被せるバラストが、まだ? いやいや先
日ここを試運転したそうだから、十分な状態にはあるのだろうケド・・・・・
「アプトの道」側も、まだ舗装されづ。枕木の並びが軽便鉄道のようだと思っ
ていたけれど、よくよく見るとそれどころでは無いような空きっぷり。うー
む見ようによってはラダーマクラギのようにも。(ぉ



 峠仲間とばったりしつつ、いざざんげ岩。麻苧滝の氷はすっかり落ちて、
春の気配濃厚ながら、なにせ雪。さすがに一昨日昨日で登る人などいなかっ
たらしく、足跡をつけながら進む。まずは最初の鎖をクリア。正面の絶壁に
は、氷・・・・・というより、剥がれ落ちたものが重なっているのカモ、こ
れ。うっすらと蛍石のような色を帯びて、ちょっと別世界。

 積もり方が半端に薄いと滑ってしょうがないのだが、多少量があるとかえっ
てグリップして歩き易い。靴も防水のを履いてきた。万全・・・・・おっと、
時々は滑る(汗)。2番目の鎖。あれは廃止後最初の冬だったか、たしか横
川に帰ってくるロクサンを迎えるべくざんげ岩へ臨むも、えらい雪に見舞わ
れてここで断念したことがあった・・・・・そんなことを思い起こしつつ、
チャラチャラと鎖を手に登る。ここで丸山が見える。やっぱり雪はもう無し。
厚手の座布団のようなツルツルの氷の塊がしぶとくまだあって、鎖にしがみ
付きながらよいこらしょと、こいつを跨ぎ越す。

 ひいこらいいながら、ざんげ岩。ここもまだまだ雪が残ってやがる。岩の
上は少しは日も当たるハズなのだが、250mの違い、なんだろか。

 さて高崎で買った「雪だるま弁当」。雪の上で食すのもなかなかオツ・・・
・・・って座れねーじゃんか(苦笑)。まずは雪だるまの容器を雪の上でぱ
ちり。これを平らげて、地上の様子をぱちぱち。「文化むら」の車両達の屋
根に雪でも残ってれば・・・・・ならば昨日来るべきだったか。立体交差そ
の他工事個所については、これといってエポックは認められづ。

 折角雪の中登って来たのに、このまま降りるのもなんとなく勿体無い・・・・・
おっそーだ、ゴロゴロ、ペタペタ、よいこらしょ・・・・・この春で「ざん
げ岩暦」も10年になる。そういやここで雪遊びなんて初めて。小枝拾って
目鼻を作り、下界を入れて、ぱちり。うむ、10周年記念。



 随分と長居してしまったが、えっちらおっちら降りて、丸山へ。下り線
(トロッコ用線路)と上り線(アプトの道)との間に続く柵、途中の農道の
踏切(?)はどうなるのかと思っていたら、門扉が造り付けられ。ナルホド。
農家の人の軽トラは通さねばならないし、柵は切りたくないだろうし、する
とこんなところか・・・・・ん、待てよ、するとだよ、かつての順光側の撮
影ポイント、自由に出入出来なくなる!? この柵通れないとなると、えら
い回り道をしなくてはならない・・・・・線路1本の向こう側へ出るには、
立体交差まで戻る必要がある?? ホントかな・・・。

 変電所跡にはまだ少し、西日が当たってる。往来する人も無く、夕暮れ前
の静かな時間が流れる・・・・・やがてここも賑わって、こんなしみじみ感
も懐かしくなるのだろうか・・・・・それよかコレ、いつまで有刺鉄線で囲っ
たままにしておくのだろう。ビアホールになるのはいつかいな(をゐ)。

 ホームには横断幕、3/22のお披露目の告知。ふむふむ。

 変電所跡を囲う有刺鉄線、よくよく見るとかつてのお立ち台をうまいこと
避けていたりする。をを。この先、65‰だったかで登ってゆく直線を超望
遠でどーんと真後から狙え・・・・・あ、手前に植樹されてら。ん゛ー。

 てくてくと「峠の湯」。こちらはこれから柵を立てるところらしいが、ホー
ム上面もいよいよ舗装がなされたようで、仕上げが進んでいる。

 あと、3週間。



(終)