***** 2009年5月2日 *****
(独り言)



 オープン10周年を迎えた「碓氷峠鉄道文化むら」。それを彩るように、
つい数日前に入場者累計200万人を超えた。

 正確な日付は公式ホームページで記されていないようなので判らないが、
振り返れば100万人を迎えたのは、2003年11月末のこと。開園か
ら4年と7ヵ月。そして次の100万人を迎えるまでには、5年と5ヵ月
・・・・・開園直後が特に賑わうであろうことを思えば、コンスタントに
来場者を迎え続けてきたと言え、当初の見通しなどは外野の人間には判ら
ないながら、少なくとも傍目には、安定した集客というのは、間違いなさ
そうで。

 この間には園内の充実に加え、「アプトの道」や「峠の湯」、それに
「シェルパくん」の登場など次々とバージョンアップが施され、それもま
た集客に貢献しているのだろうけれど、「アプトの道」は近く熊ノ平まで
延び、童謡「紅葉」に因んだ植樹プロジェクトも進行中だそうで、その次
は、その次は、と色々期待も膨らんでくる。



 さて、先々週気になったロクサンの11号機。御召風に銀色が差してあ
る・・・・・GWになんちゃって御召な飾り付けをするらしい、という噂
は噂のまま、依然、公式(?)な告知が無いようなんだな・・・。

 しかし僅かながら状況証拠はあるし、ここはひとつ、ギャンブルに出て
みようか・・・・・空振りなら空振りで、ツーリングにしときゃいい・・・
・・・とま、バイクでトロトロと走り出し。

 長年・・・・・ともう言ってもいいだろう・・・・・の関越通いから、
この季節ならこう、この曜日ならこう、という流動の傾向が感覚として染
み付いてる部分があったが、例の「どこまでもセンエン」でもって、最早
この読みは不可能になっており・・・・・0500前に新座通過しないと
マズイかなー、と危惧しつつモタついてしまったら案の定、完全に出遅れ。
いるわいるわ。

 所沢から花園まで至る渋滞に耐えに耐え、忍びに忍び、朝からヘろへろ
で松井田妙義。まずは眼鏡橋へ、そして峠道の走りを楽しみ。矢ヶ崎も変
わったところなく、軽井沢駅も特に・・・・・しな鉄で169系のサボを
発売中。うーむむ、まあこのへんはお好きな人に・・・・・バイクには嵩
張り過ぎる(笑)。

 ときにJR側の改札横のおぎのやコーナー、2月に来た時は何やら改装
中だったが、これがNEWDAYSに化けており。そう来たかあ・・・・・
しっかりSuicaも使える。



 バイパスから下って、さて、最初に寄るのを忘れてしまった、ロクサン
11号機・・・・・ぬお、見事に御召状態ぢゃーないかあ! 1エンド側
に取り付けられた旗竿、徽章と、折り目の残る真新しい日章旗。ピーカン
の空の下、新緑のざんげ岩を背景に、鮮やかに輝いてる。くぅぅぅぅ。

 そういえばこの飾りは、どこのもので、どこで使ったものなのだろう?
そういやこれ、今回が初めてなんだろか?・・・・・ん、御召の任の時の
ロクサン、旗掲げたっけ・・・?

 体験運転ですぐ走るようなので、立体交差へ先回り、五輪岩バックで、
ぱちり。「シェルパくん」が1往復する間に2往復するので、そんな具合
でこちらも行ったり来たり。んー、すごく似合ってる。

 さて、ざんげ岩かな・・・。

 やはり、俯瞰しておかないと駄目だよなあ・・・・・妙な強迫観念でもっ
て、バイクのブーツのままえっちら、おっちらと登る。

 先客あり。ほほう、やはりこういう日には・・・・・と思えば、なん
ちゃって御召のことはご存知無かったようで、湘南色の115系狙いと、
ある意味シブい。写真のお仕事をされてるそうで、鉄道よりも専ら風景な
ので詳しくは知らない、と仰るのだけれども、どこそこの訓練運転が云々、
等と続きこちらが圧されまくり(笑)。近く五能線を題材に派手に展開さ
れるとかで、いずれどこかでお目にかかることに、なるだろか。

 それはそうと、築堤の「旅は国鉄で」とある別名「国鉄遺跡」が、まだ
ちゃーんと、あるんですな。すっかり朽ちて(?)しまったのかと思って
たら、クッキリ見える時期に登ったのが久しぶりだったのかもしれない。
折良くやって来た湘南色115系とからめて、ぱちり。



 暫く過ごした後、この間味をしめた横川SAを再訪。なんちゃってキハ
57のボックス・・・・・厳密には端の2人席・・・・・で、釜めしを食
す。時計を見れば1500、まだ早い気もしたが、帰りも混雑が読めない
しCD−ROM作らにゃならんし(笑)で、退散。メキシコの方で大騒ぎ
な中、疲れて免疫力落とすのもナニだし・・・。(ぉ



(終)