***** 2010年7月3日 ***** (独り言) ホタルの季節。 シーズンVIを迎えたシェルパくんと、そして今年もやって来た「ホタル の里まつり」。以上昨年のコピペ(笑)。 1週間まえになってようやく、今年のダイヤが「文化むら」ホームページ に出た。その前に地元の人は知っていたようだから、どこかに出ていたのか もしれない。 で、今年は土曜日のみの運転なのだな・・・・・それだけチャンスが減る のは厳しいが、かえって腹を括れるようなところもあり。 ダイヤは今年も3往復。 ぶ と 1830─┐1845 1905┌┘1850 1910└┐1925 1945┌┘1930 1950└┐2005 2100─┘2045 #ぶ:ぶんかむら と:とうげのゆ 因みに昨年(2009)はこう。 ぶ と 1800─┐1815 1835┌┘1820 1845└┐1900 1925┌┘1910 1935└┐1950 2055─┘2040 昨年と変わら・・・と思いきや、2往復目までのピストン輸送が、さらに タイト化した模様。きっちり5分折り返しで、遅れのバッファーが取りにく くなるが、昨年の実績を踏まえてか。始発は30分繰り下がり、2往復目の 発車時点で既に日没、となった。最後の折り返しがちょっと短いか。 さて。 前日はアクシデントで帰りが遅くなり、そんなつもりではなかったからロ クに準備もしておらずワタワタと、タモリ倶楽部が始まる頃に床に入り、起 きたのは3時過ぎ。はぁぁ・・・。 ややブルーな気分でクルマに乗り込み、またまた大橋JCTでぐるぐる回っ てから、時期柄そんなに混むこともない関越道を北上、松井田妙義で降りる。 今宵のロケハンなどしつつ、「ホタルの里まつり」の黒幕張った会場を横 目にそのまま旧道を進み、眼鏡橋で一服。誰もいないのをいいことにでーん と斜めにクルマ駐めて、ぱちり。これまでどんだけ撮ってんだか。 ブイブイもといスイスイと旧道を上り、軽井沢を過ぎ・・・・・「軽井沢」 を名乗るのも言ったモン勝ちじゃねーかといったあたり(笑)まで来たとこ ろで、一部で看板が話題らしいカフェで朝食。あー、今日は一日長そうだ。 今日は夕方までドライブ。鬼押し出しから草津方面へ抜け、あれ程騒がれ たのに今はどうなのな八ッ場ダムの「やんば館」に立ち寄り。記録をひっく り返すと2004年の暮れに訪ねてるから、5年半ぶり・・・・・もうそん なかい。 展示は変わり映えしないと思ったが、吾妻線の切り替えが今年度末である らしいことをチェック。これが知りたかった。樽沢トンネルは八ッ場ダム堤 体のすぐ下流側なのだな。前回現地に立って溺れるような気分を書いた気が するが、違うんだよ。 でその樽沢トンネルで、ぱちり。葉っぱが茂って見えん(苦笑)。そーだ 前は冬だったもんな・・・・・これらが落ちるの待ったら、もう切替直前で 大混雑、カモ・・・。 榛名を越えて・・・・・山道でカーナビ転げ落ちたので(笑)カインズで 両面テープ調達しつつ・・・・・高崎市内へ入りいつもの書店で郷土本漁り。 と。 『「上毛かるた」で見つける 群馬のすがた』 A4版でMOOKぽい厚さ紙質、それで¥380ナリとリーズナブルであ るあたり、副読本だとか、教材用なのかもしれぬ。中は「上毛かるた」の1 枚1枚について、その意味するところや由来などが解説されており。どれど れ、う、はどこだ、う、は・・・・・「(う)碓氷峠の関所跡」。文化むら もちょっと出てる。お、「(や)耶馬溪しのぐ吾妻今日峡」に樽沢トンネル が。 そろそろ夕方、戻らねば・・・・・ようやく本題である。 今年はどこにしようかと思案していたが、雲行きはと言うと、日中は降ら なかったがここに来て雨。iモードで情報取ると雷雨とかそんな気配は無さ そうに見えたが、この6シーズンで条件的にはマシな方と言え・・・・・条 件次第では俯瞰も含めこれまでの分でどれか撮り直そうかという考えも無く はないのだったが、いざとなるとヒルは嫌だとか夜の川は怖いとか雷雨は厄 介だとか、すっかりヘタレになっており。あー。 で結局、「峠の湯」の横ちょの、「アプトの道」が本線をアンダーパスす るあたりで、狙ってみることにする。超〜望遠ですよ、ちょぉ〜ぼーえん。 臨時の駐車場にクルマを入れ、先に場所取りされておるまいなと一応下見 して・・・・・尤もこのネタで誰かと競合したことなどこれまで無かったが ・・・・・先に「ホタルの里まつり」会場をちょっと覗く。まだ明るくてホ タルどころではないが、模擬店は既に繁盛の様相、さてさて、アレはどこな のだ、アレは・・・。 無い。 鱒&鮎の塩焼きが、無い。前は売り切れ早仕舞いかと思っていたが、この 時点で無いということは、出てないのか・・・・・残念。しかし何か食べた いので、「峠の湯」の前で売ってたイカ焼きを所望。おっと箸がおぎのやだ。 あらためて機材を持ち出して、さっきの場所に据える。ズームのテレ端 400mmに2倍のテレコン、APS−Cサイズのデジカメだから、ライカ 判相当1200mm程度のお話となる。この夕暮れに、手ブレ補正でどうの こうので対処出来る次元ではないがそこはそれ、どっしり5kg級の三脚に、 1秒も開ければ振動は収束して、それなりに撮れてしまうのだなこれが。 んが。 リモートスイッチ忘れた・・・・・あー、あぁぁ・・・。 頭はすっかりコレで固まってたから、今更他に変更するにも応用が利かづ ・・・・・どうだ、どうする、もう腹括るか。 恐る恐る手押しで切ってみる。んー、微妙だが運任せで突破だもう。 1830、初便が発車。日没には30分ほどあるが、空模様のためもあっ て大分蒼く沈んで来ている。試し撮りを繰り返し、どうだ、どうだかな・・・。 あ。 丸山変電所前のカーブの辺りに人影が。それはいいのだが、白い傘広げて、 やけに目立つんですがぁ・・・・・これも運に任せるしかあるまい。 やがてカーブの向こうが、ぼお、と明るくなり・・・・・傘は閉じたナ ・・・・・大分焦らされたところで、今年も3灯のライトが現れた。かしっ ・・・しゃっ、かしっ・・・しゃっ、かしっ・・・しゃっ、かしっ・・・ しゃっ。 傍らを過ぎるのを見送り、早速結果を見てみる。さてさてどうだ?・・・・・ あやー、ライトが揺れるかあ。そうだ暗い部分は最初の振動など殆ど写らな いが、ライトは、なあ・・・・・それでも神憑り的にどうにか収まっている コマがあり、なんとか報われた心地。 これの返しを後追いで撮り、光線状態的に本命視してた2往復目の往路便 に臨むのだったが、既に暗過ぎてライトがきつく、こりゃ駄目だと途中で撮 影中止。この返しで、「66.7‰」の勾配標がライトに浮かぶのを期待し たが、こちらは完全に腕負け。はあ。 最後の便は、「とうげのゆ」駅でバルブすることにした。その前に到着を 線路端で光跡にし、さてと駅へ向かうと、折り返しに40分ある筈なのに、 妙に人がいて忙しない様子。 「これから臨時便を出しまーす!」 へ? 待ってよー、とバルブする前で、汽笛一斉、列車は出て行ってしまった。 そっかー、最後の往復の待ち時間、コイツを入れるバッファーにも、なって たわけか。2往復目までは40分ヘッドの運行だったが、最後の折り返し時 間の40分を5分伸ばせば、そこに1往復ねじ込める理屈。ナルホド。 こんな調子で明日も走っちゃったり、するんじゃあるまいナ。今日帰っちゃ うんだけど。 そして最終便をバルブして本日店仕舞い。やれやれ、雨も程々で助かった。 これにて一通りのメニュー終了、横川SAで夕食を。土産物をチェックし ていると、お、店内にデーンと鎮座するキハ57 26の、根付やら、クリッ プスタンドやらのグッズが。模った紙箱のクッキーはあったと思うが、ふー む・・・・・これを扱っているのはこのSAだけ、なんだろか。今日はド ライブインを覗いてないが、5月の横川と佐久では、少なくとも見なかった。 そのうちBトレくらい出さないものか(笑)。 来た道を戻り、大橋JCTもこの間歩いた逆周りを・・・・・「シェルパ くん」の夜汽車も土曜日だけとなり、これで年に一度の車中泊も無くなるの かと少し寂しく思いつつ、家に着いて車庫に入れ、ふう、あぁー・・・。 ハッ。 なんか明るいんですけど? 結局今年も車中泊・・・。 (終)