***** 2011年10月23日 ***** (独り言) 「RMライブラリー」で「国鉄アプト式電気機関車(上)」というのが 出てて。以前にもこのシリーズで碓氷峠を扱ったものが出ていたが、今度 はアプト式・・・・・って国鉄のとなれば自動的にここに限定される。個 人的には大井川鐵道のそれも取り上げて欲しかったところだが別の回にも あったことだし、今回はEC40やED40の、山を降りたその後につい ても追っていて、これはまたをかしからずや。 さて、GW以来半年も開いてしまったが、歩きに行こうかと、思ったわ けで。「文化むら」の工事は一段落したようだったけれど、横川駅の方は どうなったのかも、気になるところで。 暗いうちに家を出て、例によって途中の記憶が途切れ途切れな感じで電 車乗り継いで、横川着。 駅舎とホームの屋根の工事があった筈だが、1番線のホームには足場ら しきものがあって、改札付近には今の屋根の下に仮設の屋根のようなもの があり。2、3番も後から進める筈と思ったが、跨線橋から軽井沢寄りは 既新しい屋根に変わってる。これはGW時点で旧い方を壊していたと思う が、来年1月一杯までの工期で、他の全部の屋根を造り直すらしい。 で、ホーム自体は車止の裏側が繋がって、頭端式になってしまった。ス ロープで降りる形かと思ったら、コの字型部分を嵩上げしてある。すると 跨線橋の運命は?・・・・・頭端部分も通路としては広くないし、これは バリアフリー化の為に設けたのかもしれづ。すると跨線橋はこのまま残る のではなかろうか。壊すにも費用がかかるし、屋根の工事が先では二度手 間になるし。 駅舎を出ると、リフォームはすっかり終わっていて。前回の訪問でもそ の片鱗は見えていたが、煉瓦のアーチがあしらってあったり、オリジナル の面影と和洋折衷というか結構謎なテイストのディテール・・・・・合板 のプリントのような(?)木目調の駅名の看板と、全体的には洒落た、と いうか小奇麗になっていて。うーん、前の枯れた感じも捨て難かっただけ に、ちと軽くなったかな・・・。 その正面入り口の横に、ロクサンの動輪。以前はおぎのや本店の前とい うか横というか、駅を出た正面にそれが鎮座していたが、駅舎側に場所を 作って移してある。錆、そのまんまなのね・・・・・でかつてロクサンの 動輪が置いてあった場所には「ようこそ安中市へ!」な看板。安中・・・・・ たしかにそうではあるのだけれど、信越線から降りてきて真正面に迎える 看板としては、大分手前から安中市に入ってることだし、横川、ないし碓 氷というわけには、いかなんだか。 開園前の「文化むら」を柵越しに覗く。「シェルパくん」の機関車が不 調でGWの途中から運休してしまっていたが、今はピンチヒッターの機関 車を借りて丸山までの区間運転を実施中。 見慣れぬ黄色い機関車、これはこれで映えそうな気もする。HMもちゃー んと付けてる。「MJK」とエンブレムがあり、後で調べると「松山重車 両工業」というところらしい。同社のホームページで型式を見てみようと 思ったが、カスタム主体なのだろうけど似てそうで結構違ってたりで、よ く判らづ。 おぎのやドライブインをちょいと覗いて、いざ、ざんげ岩。 今日は小春日和というかなんというか結構暖かくて、朝は肌寒いカモと 思いつつ「夏服」で来てしまったが、風も無いわで汗ダラダラ。聊か寝不 足ながら体調は悪くなかったか、なんだかんだいって40分足らずで現着。 一息つくと「シェルパくん」の初便が発車、これを望遠で追う。やっぱ り黄色、映えますな。客車とのマッチングもあるけれど・・・・・留置線 のロクサン、立体交差、丸山の直線、そして上信越道とのからみ、変電所 とのからみ・・・・・と追って行く。 合間に駅周辺や「文化むら」もぱちりぱちり、そして返しも狙って、手 持無沙汰になったところで、下山。 今日は国道を軽井沢まで歩こうかと、それを目的に来たのだったが、な んだか身体が重くなってきた。風邪の前ぶれ?・・・・・気力が萎えて行 く中、せめて眼鏡橋、せめて峠の湯、と駆り立てるのだったが、とにかく まず丸山までは、と歩いて行って、変電所前で腰かけたら、根が生えた (苦笑)。 うーむどうしたもんか。 今から軽井沢まで歩いても、日が暮れそうだな・・・・・気分がもう時 間切れである。ウダウダしつつ変電所の裏で写真撮ってたらレンズが故障 したようでエラーでシャッター落ちず、代わりにモチベーションが落ちま くり。 あーもう。 そうこうするうちに、昼休みを挟んで「シェルパくん」の午後の便の時 間である。せめてそれだけはと、これをどうにか収めて、本日退散。あー 何しに来たんだか・・・・・まあ、こんな日もあるか。 (終)