***** 2014年6月29日 ***** (独り言) たまたまながらで見てた「ガイアの夜明け」で、使い捨て紙食器メーカー の繰り出す高級志向のブランド、「WASARA」が紹介されてた。 へえ、と思っていると、突然「おぎのや」が登場・・・・・あっ、昨年 グッドデザイン賞を受賞したという、あの紙釜か! どうやらこれの開発 も「WASARA」であったらしい。これを使った釜めしが近日登場のよ うな話だったと思ったら、とうに使われていたとわ。 しかも・・・・・えっ、そこ羽田空港!? なんと空弁。 調べてみると、昨年の春頃「大空の釜めし」の名で売り出されていたら しい。しかも「山の幸」「海の幸」の2種類・・・・・その間幾度も羽田 を訪れたというに、これは不覚。まあせいぜいヒコーキ見に行くだけで、 グッズ物色したりおやつくらいは買うとしても、弁当食べようとは思わな いものなあ。 ともあれ早速、五月晴れを突いて羽田へ超プチツーリング。 で、あった。ただし「山」の方しかない。訊いてみると既に一度リニュー アルされており(ネットで散見された地味目なパッケージはその初期型と 思われる)、その際「山」だけになったらしい。ともかくそれを所望して、 送迎デッキへ。 しかしヒコーキ見ながら峠の釜めしを食べることに、なろうとわ。 ケーキのそれのように紙箱を開けると、いたいた。一見お持ち帰り用の 牛丼に見えなくもないが、全体のプロポーションはまさにあの釜、蓋には 下駄の歯のような持ち手の造形に「おぎのや」の浮き彫り文字(こちらは 凸文字で通常の益子焼の方は凹文字)と、なかなか細かい。 蓋を開ける。なるほど釜めし・・・・・だが、具は少々アレンジされて いるようで、金平や山菜類が少なく椎茸は見当たらず、一方かぼちゃの天 ぷらや薩摩芋があったりする。鶏肉がメインを占めた印象で、あと杏とう ずらの卵は、外せない線だったかしっかりある。具の隙間からご飯が見え てる点も大きな違いだが(笑)、しかし器自体の深さもあって、全体のボ リュームはしっかりある。 箱をよく見ると、製造は羽田空港内を所在地とする業者さんで、おぎの やは「監修」らしい。あくまで「大空の釜めし」なのだから、「峠の釜め し」の派生モデルと理解すべきか。 先の「ガイア〜」では横川のドライブインでの販売風景も出てきてた。 なんだそっちでも売ってたのか、全然見たことなかったがこれもいずれは ・・・・・ヒコーキ見ながらパクつきつつ、既にソッチを考えてる。 (終)