***** 2016年8月27日 ***** (独り言) 丸山変電所でライトアップ! どこからどう辿ってか忘れたが、「文化むら」発のそんな情報に当たっ た。既に2週間近く前の情報で、当日まで1週間、際どかった。 丁度「碓氷、ミニ夏フェス」なる催しが控えていたところだった。知る 人ぞ知る「バーニア600」氏を招いて、イラストポスターの安中市への 寄贈セレモニーや、サイン会などがあり・・・・・2週連続はなあ、とや や及び腰になっていたところへさらに雨予報、モチベーションが微妙になっ てきて前日の晩時点で見送ってしまったが、その予報が当日になって外れ てるという皮肉。あーもー。 さて。 丸山変電所のライトアップ自体、恐らく初めてではないかと思うのだが、 ただライトアップだけやるわけでなく、「峠の湯」での催しとの連動で往 復に「シェルパくん」の夜汽車を走らせて、その途上の車窓から楽しんで もらおう、という趣向であるらしい。夜汽車はシェルパくんの運転開始の 年からずっと、「ホタルの里まつり」に合わせて走らせてきたが、それ以 外での「夜汽車」も、今回初めてではなかろうか。 全体的には、これまでの「ホタルの里祭り」で培われてきたものの延長 にあるように思われたが、今回は夜汽車シェルパくんに丸山ライトアップ も加わって、グレードアップ。これまでのシェルパくんのヘッドライト頼 みと違って、最初から照明が当たってくれてれば、撮る側の都合としては 予め露出も読めて、これは有難い・・・・・先月盛大に失敗したばかりだ から(涙)。 ダイヤはホタルの里祭りのそれを踏襲・・・・・いや今回は日没前から の催しだから、夕方も2往復増便して、日中の通常ダイヤから連続して 「夜汽車」になる。ライトアップは1800から終便通過まで、日没は 1820頃。 ぶ と 1600└┐1620 1650┌┘1630 1700└┐1720 1750┌┘1730 1800└┐1820 1850┌┘1830 1900└┐1920 1950┌┘1930 2000└┐2020 2050─┘2030 #ぶ:ぶんかむら と:とうげのゆ 今日は生憎先約・・・・・というより拠所ないアレなコレでもって、頑 張っても夕方の現着、関越で事故渋滞でもあった日にゃダメかもというタ イトさ。本来なら日中あちこち見て回りたいところなのだが、こんなピン ポンダッシュのような訪問ではそんなオプションなど全く採れづ・・・・・ ちと割高感の今回。 高速乗ろうかというところで、ETCの電源が入らないことに気付き、 もしやとカーステを引っ張り出すと案の定、先日自分でコイツを換装した 際に、ETCの電源を繋ぎ直すのを忘れてたという大失態(恥)。まあで もこれで割引が利くわと気を取り直し、いつもの関越から上信越で松井田 妙義。道中雨が振ったり止んだり、横川では降ってはいないが、予報では 夜にかけて傘マークが出てる・・・。 思ったより早く着けたので、とりあえずおぎのやドライブインで物色。 これといっては特に無いながら、Wi-Fiのその名も「OGINOYA」 のAPがあって、外に通じることを確認。ほほう。 1700発の便が撮れそうだったので、まずは高速下の霧積川越しのポ イントでウォームアップのつもりで、ぱちり。これの返しを待たず、横川 にクルマを駐め、カメラバッグに三脚と脚立と引っ張り出し・・・・・あ と傘も・・・・・いざ、いざいざ。 「アプトの道」を進んで、切通しの直線にさしかかると、背後から気配 が。えっ、と振り返れば、軽トラが迫ってる! えーっ・・・・・この狭 い道で左右に逃げ場を探したが、左は「シェルパくん」線路との境界の柵、 右は草むらに側溝が隠れててちょっと踏み入れたくない感じ・・・・・草 むらは嫌なので左の柵に忍者ごっこの如く張り付いて、どうにかやり過ご す。荷台にはゴロゴロ何か積んである・・・・・ああ、ライトアップに向 かうのか。 今から? 1800に間に合うの? 変電所のそばまでやって来ると、発電機や照明を据えて、準備中だった。 場所取りせねばと勇んで来たが、照明準備に勤しむ2人程と私の他には、 誰もいない。 やれやれ、そんなもんか(笑)。 建物の妻側即ち花壇のある側をメインに入れる感じで構図を考えていた が、どうも照明は平側即ち線路側しか置かれていない。心配になってきた ので、こっち側に当てますかと訊いてみると、コードが届いたら云々と、 とややツレない感じ・・・・・これは作戦変更か。 まだまだ明るいので、他のアングルを探ってみたが、まず「まるやま」 駅の下り寄りは軽トラが邪魔でどうにもならない(苦笑)。無論コチラの 都合ですがぁ・・・・・通り過ぎて66.7‰の勾配の方から振り返り、 「まるやま」駅を出てカーブに差し掛かるシェルパくんの背後に、ライト アップされた変電所・・・・・と見えるハズが、植えられた紅葉が伸び、 また今の季節では葉っぱも茂れば蔓草も伸びてて、今一つ芳しくない。 それでもライトアップされれば、と光線的には本番前の明るさのうちに 1本撮ってみることにしたが、1800発の下りシェルパくん、ヘッドラ イトがモロにこっち向いて、ゴースト出まくりで終了・・・・・暗くなっ てからじゃ余計無理だな。 いっそ峠の湯付近から超望遠・・・・・これは以前撮った・・・・・で というのも考えたが、今回の本命と両方は無理なので、これは次の機会に。 最初の場所へ戻ると、結局妻側に照明は当たっておらづ。あああ・・・・・ ならば平側を強調するしかないかと、「アプトの道」上から、超広角で狙 うことにする。仰ぐパースを嫌って三脚を目一杯伸ばし、脚立に上がる。 返しのシェルパくんの強烈なヘッドライトも、小さく入れるだけなら大丈 夫だろう多分・・・・・果たして・・・・・うーん、どうか。 合間に建物だけ撮ろうと思っていたら、シェルパくんが過ぎると、照明 を落としてしまう(苦笑)。あうぅー。 同じアングルのまま、お次はテール流し・・・・・と、ここで2人ほど ご同輩らしきが加わった。そしてとうとう、雨が降ってきた。傘を翳しフィ ルターの雨粒を拭い、ギリギリまでカメラを庇ったが、いざ露光するとしっ かり、滴が悪さした・・・・・ああああ。こんなこともあろうかとフード は持って来ていたが、超広角の若干仰ぎ気味では、どうにもならぬ。 空の青みは殆ど無くなって真っ暗、次の往復も基本的には同じ光線。雨 粒対策は今度こそという確信もまるで持てないので、やや萎え萎えな感じ で返しを待たず撤収。色々前提も崩れたし、もう今日は乗ろう。 横川へ向って歩いていると、また軽トラが追って来た。まだライトアッ プ終わってないよね、と訝りつつまた柵に張り付いて避けていると、なか な通り過ぎない、まだ避け足りぬかとこちらも必死なところへ、「荷台で 良ければ乗って行きますか?」・・・・・ってこの体勢から両手に背中の 荷物共々攀じ登るまでを想像するまでもなく、いや、早く先行って下さい・・・。 脚立と三脚をクルマに放り込んで、「文化むら」の出札窓口へ。峠の湯 の催しはもう終わってしまってて・・・・・最終便はお迎え用・・・・・ 向こうで降りても仕方ないので、往復乗車。 さっきの返しのシェルパくんが降りてきて、乗客を吐き出し、いざ乗車。 乗客は数人程。展望車最前列で、ぱちりぱちりと・・・・・今回は丸山の ライトアップが目玉、そこに賭けてはいたがしかし・・・・・あーもーな んで夜汽車の時はいつも雨なの。向い風でびしょびしょである。 終点で降りずに折り返し。結構乗って来ていて、そんな中乗務員が乗客 にアンケートを取っていた。今回の催しやライトアップを知っていたか、 どこで知ったのか・・・・・多分、ニュースサイトだったカナ、という気 がしてきたのでそう答えたが、自信ない。気になってたところで、丸山の ライトアップ自体は今日のが初めてなのかと、訊かれついでにこちらから も問うてみると、初めてとのこと。映画のロケなどではあったかもしれな いが、他にイベントもあったようには思われないし。 「文化むら」も「峠の湯」もホームページがあって、今回も告知は出し ていた。地元の掲示板にも貼り出されていたかもしれない。けれどWeb については皆が皆定期的にチェックするわけでもないだろうし、マスコミ やニュースサイトもその都度取り上げてくれるとは限らない。比較的気に 掛けてくれてるのは地元の上毛新聞の他に、何故か(失礼!)東京新聞、 そして信濃毎日新聞あたりだが、今回については前日あたりに東京新聞の 記事を見たくらい。これもたまたまキーワードで引っ掛けていたから触れ たようなもので、タイミング的には最早殆ど不意打ち、これ見てから出か けようというのは、流石にちょっと無理がある。 #あ、やっぱり知ったのは、「碓氷、ミニ夏フェス」関連で「文化むら」 #サイトを見て、だったか? そもそも、ターゲットが安中市民なのか、市外からもどんどんいらっしゃ いなのか、そこのイメージは外野からはよく見えないのだけれど、仮に市 外も意識するのだとすれば、発信力がもう少し、欲しいトコロ。 ここに来たらやはり、SNSでわないのか。フォローさえしておけば、 タイムラインに割り込んでくるから、受身でしかもダイレクトに、情報に 接することが出来る。例えば近くの霧積温泉や峠の熊野皇大神社はフェイ スブックを活用してて、季節の話や行事のことなどが、時々入ってくる。 べつに今日の御飯とか一々流さなくてもいいから(笑)、機能的に告知も のだけでもやってくれれば、大分違ってくると、思うのだけど。 (終)