まずはANAのハンガーのところの、実機展示会場へ。場所柄だろうが、入口で名前を書き、ビジターのバッジを付ける。記念品のクリアファイルを頂く ・・・・・と。YS、ガルフストリーム、サーブ、ボンバルディアの各機のイラストとメーカーのマークが。それと「飛行検査」なる冊子。 飛行検査の解説のイラストがどうもYS。そのうちこれがCG画像にでも差し替わる頃には、YSも退いているかもしれない・・・。
中へと進むと、いきなり大きな垂直尾翼のお出迎え。航空局飛行検査機、JA8720。奥まで進めば、海保ヘリ「わかわし」の向こうに「ブルーイレブン」JA8701。 こちらは展示機というより、たまたま近くにいましたといった感じ。出動態勢だけは解けない、といったところか。3つの車輪それぞれに、 ビニールカバーがかかってるのが、なんだか面白く。あまりまじまじと見たことの無い機体だけれど、今の新塗装になってから、うみまる君がいたりとなかなか賑やか。 前の方が渋かったよな・・・。
そして振り返ると、遠くトリトンブルーの2機。天空橋で見た時から、ちょっと移動したかもしれない。右舷をこちらに見せて、手前にJA8772、 鼻先を見せるのはJA8761であろう。今にも降り出しそうな空模様、露出的に苦しいが、時折吹き付ける風に耐えながら、手ブレ補正ISサマサマでどうにか切る。 向こうを定期運用の旅客機が横切って行く・・・。
さて、俄作りの露店。1/200のダイキャスト、航空局新旧塗装の2種類が先行発売と。しかも2割強の割引¥3Kポッキリ外税無し。むむむむむ! その安さに魅かれてそれぞれ所望。なんでも今回金型が変わっている由。たしかに主翼の取り付けが違う。エンジンナセルの辺りも違うようである。 航空局塗装のサイドのラインとの干渉避けるのがきっかけだったそうだが、そこは国交省の強みか、などと邪推はさておき、たしかに脇腹の辺りの継ぎ目が、 気にはなっていた。そんなものと思っていたが、そうか、変えてきたか・・・・・まだまだ展開するということか??(ぉ オリンピック航空に期待。 ときに、旧塗装の方はあの量産1号機JA8610。この近くにいるんだがなあ。
使用済みのエンルート・チャートを頂く。エリア的には鹿児島から南西諸島、うーむむ暗示的な。(ぉ 余白に「JA8711」と書き込んであって、 それをまた塗りつぶしてある。JA8711で飛ぶのに使ったんだろか。・・・横ちょに業務用のママチャリ、「JA008G」なんて振ってある。 また洒落っ気があるなぁ、と写真など撮っていると、よくぞ気付いてくれましたとばかりに、係の人が解説してくださった(笑)。007Gまで、 実機でリザーブしているのだそうで、それに続けた由。知らなかったのだが今はクルマのナンバーよろしく、好きな文字が選べるという。 そのうち「5861」やら「8195」やら狙う輩が出て来るのだろう。(ぉぃ
飛行検査機JA8720の前に数人の人だかり。どうやら中に入れてくれるらしい。一緒にそこで待つことにすると、やがて中へ招かれ。いきなしコクピットである! 恐る恐る座らせてもらう。電バスの「なると」はグラスコクピット化されたシミュレータだったが、今度はホンモノ。操縦桿に手を添えるも、 おっかなくてどこも触れない。あとで思えばラダーペダルの存在さえ忘れてた。そのくせ窓から身を乗り出して、ワイワイワイドでぱちり(笑)。これだけは忘れづ。 コパイ席のお兄さんは現場の人らしく、パチパチスイッチを入れては、エンジン停止(火災だっけ!?)の警告音なんぞ聞かせてくれる。 座席はANK機みたく交換しているのかと問うてみるも、聊か要領得づ。一方でやたらとSAAB2000の自慢話をしてくれる。340Bなんぞメじゃないと(笑)。 仕事が好きで好きで仕方が無いといった風で、聞いている方も気持ちが良い。
これまた気付かなかったのだが、JA8720はラバーブーツが無い。そういえばなんとなく違和感があったのだが、ヒーター仕込みの初期型と。 ドアは後ろへスライドするタイプだから、そのあたりちょっと微妙。キャビンを覗くと、機器が降ろされた後なのか、スチール・フレームがでんでんとある。 奥に座席があって気になったが、そこまで入るのは叶わづ。窓はシャッター式ブラインドでなく、それぞれにカーテンが。なんとなく新幹線ぽい。 前方の壁にはしっかり、「安全のしおり」がパネルに入って掛かってる。旅客機でもないのにちょっと意外。なんだか洒落っぽい気さえするが、法で決まっているのかな。
しばらくウハウハした後、トリトンブルーの2機を別のアングルから撮り、これで本当に見納めなのかなと引きずる物を伴いつつ、航空保安大学校。 学祭である。こちらからエプロンが見えないかという野望を抱いていたのは一昨年あたりに書いた気がするが、実際に入ってみると、そんな甘くは無かった。 ここは航空管制の学校だから、そもそも専門的な世界、教材を色々と説明してくださるが、その前に勉強しないと・・・。外のテントで焼きそばとビールが。 おや地震か、とかありつつここいらへんでお昼にする。こんな肌寒い陽気ではビールも売れないらしく、頼んでもいないのにお代わりを注いでくれる(笑)。
ビッグバードへ移動。HASM(羽田航空宇宙科学館推進会議)の展示会場を覗く。ご時世なのかこちらもほぼYS一色。入るなりプロペラスピナーが目に入る。 その脇に、ブレード1枚と、その切り身。ほぼ1枚分まるまるだそう。そういや全日空商事から届くのはいつなんだろね、などと思ったりしつつ進むと、 プロXソフトに、1/200ダイキャストの数々・・・・・うへぇ、こんなに買っちゃったんだ。(ぉ さらに特別制作のソフト。YSや航研機のデータベース。 かなり濃いぃ写真などに刮目。聞けば航研機はGHQの命令で羽田に埋められたという。旧ターミナル付近らしい。知らなんだ。HASMの存在を知る前より、 沖合い展開で空き地となる旧空港の辺りは、博物館にもってこいではないかと思っていた身としては、署名など。
にしても、今日はYS的に濃いぃ1日であった。その後階下の土産物店など巡回。1/100のJAC色に、いつの間にかルリーが入っているのを認ム。うーむむむ・・・。