健康日本21」は、2000年から厚生省(現・厚生労働省)により実施されている国の総合的な健康政策です。


「栄養・食生活」「たばこ」「糖尿病」「がん」「アルコール」などの9分野で課題を選定し、達成すべき数値目標を定めています。
2008年に一部を改正、2013年度からは全面改正された「健康日本21(第二次)」となり、これに基づいたさまざまな健康政策、施策、活動が行われています。
「健康日本21」で検索すれば賛同、批判さまざまなものがたくさん出てきます。

そのベースとなる「報告書」はこちらです。(4MほどのPDFファイルです)
中味はなかなか面白いものですので一読をお勧めします。
とくに「へえ、そうなんだ〜」と思ったものを紹介しておきます。

●24ページ 健康寿命と平均寿命(h22年ベース)
    平均寿命 健康寿命 不健康な期間   
男性   79.55    70.42    9.1年
女性   86.30    73.62    12.5年

健康寿命と言うのは日常生活に支障のない健康状態を言います。
男と女は平均寿命は7年も違いますが、健康寿命は3年しか違わないのです。

●33ぺージ 「がん」の累積死亡率と累積罹患率
           累積死亡率   累積罹患率
男性 80才まで    16%       37%          
生涯            26        54

女性 80才まで      9        25     
生涯            16        41

この数値は日本人は二人のうち一人は癌にかかるということを示しています。
もっと簡単に言えば、(統計的には)一生のうちに夫婦はどちらかが「がん」になるということです。
ということは、「がん」になって当たり前ということですから気が楽になりますね。
がんになっても「おれはなんて運が悪いんだ〜」 と思うことはないわけで、ある意味老化・老衰と同じと考えればいいのでしょうか。
ただ、ほおっておけば5割の確率で癌になっちゃうわけですから、なんとか反対側の半分の方に入る努力も必要でしょう。

遺伝子診断というものがあります。
例えば「あなたが将来癌になる確率は35%です」と言われたら、悲観しますか?
「そんなこと当たり前でしょ、だって国が発表している癌の生涯累積罹患率54%ですよ」というふうに考えますか?
一般論(全体論)と特定の疾患との違いも考えなければいけませんが、
お医者さんも言っていますが発症確率(罹患確率)というものをもう少し我々も考える必要がありそうです。


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