高齢者に「特に慎重な投与を要する薬物」 日本老年医学会が10年ぶりに改訂

日本老年医学会が2015年11月4日、「高齢者の安全な薬物療法指針」を10年ぶりに改訂し「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015」として主要部分をHPに公開した。領域毎の指針を含むガイドライン全体は、冊子として12月に発行される予定。(発売:メジカルビュー社)。

高齢者は高血圧、糖尿病、不眠などの持病を持ち、数種類の薬を長期間服用している。その一方で代謝機能が低下して不要な成分を排出する能力が落ち、副作用が出やすくなる。 今回の改定では2015年4月に指針案を公表し、その後寄せられた意見を踏まえて「特に慎重な投与を要する薬物」と「開始を考慮すべき薬物」のリストが決定された。

 日本老年医学界のHP
 
 高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015-総論部分のHP
  ・「特に慎重な投与を要する薬物」のリストは22ページから
  ・「開始を考慮すべき薬物」のリスト28ページから

指針案の段階では「特に慎重な投与を要する薬物」のリストの名称は、「中止を考慮すべき薬」だったが、在宅医や患者家族からの意見が寄せられたためこの名称になった経緯がある。
代表的な薬の一般名も掲載されているので、該当するかなと思われる方は是非一度HPをご覧頂きたい。
●指針の主な対象者は75歳以上。但し75歳未満でも、体力が著しく低下した高齢者は含まれる。
●基本的に1カ月以上の長期処方を問題にしている。

但し、患者さんが自己判断で薬をやめると、急激に悪化する危険もあるので、自分や家族が使っている薬に疑問を感じたら、必ず主治医や薬剤師に相談する、ことが大事です。

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