「前立腺がん」の骨転移に新薬「ゾーフィゴ」、今年6月から保険適用


男性ホルモンの分泌を抑える治療(手術療法やホルモン療法)を実施しても病状が悪化する前立腺がんのことを「去勢抵抗性前立腺がん(CRPC)」といいます。

もともと前立腺がんは、男性ホルモンによって増殖する性質があります。この性質を逆に利用して、男性ホルモンの分泌や働きを抑えることにより、がん細胞の増殖を抑制する治療法がホルモン療法です。

ホルモン療法は有効性が高く、遠隔転移を有する前立腺がんの第一選択の治療法として広く行われていますが、ホルモン療法を続けるうちに効果がなくなり、再び病状が悪化することがあります。この状態が「去勢抵抗性前立腺がん(CRPC)」です。

CRPCの治療には、抗がん剤の「タキソテール」、ホルモン剤「イクスタンジ」「ザイティガ」などが使われています。
骨転移には「ゾメタ」「ランマーク」などがありますが、痛みや骨折予防などの効果しかありませんでした。

バイエル社 「ゾーフィゴ」は骨転移に特化した薬です。
放射性物質のラジウムが含まれていて、強力なアルファ線を放出し、癌細胞を叩きます。
ラジウムはカルシウムに似ているので、骨の代謝が活発な「がんが転移した骨」に取り込まれ、そこでアルファ線を放出してがん細胞を叩きます。
アルファ線の飛ぶ距離は0.1mmと短いので正常細胞への影響は少ないのです。

詳しくは、バイエル社のゾーフィゴHPでご覧ください。

健康ニュース #29、#43、#49、#57、#64、#69、#95、もご覧ください。前立腺癌治療の情報が得られます。

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